悠久のナイルと神秘の古代エジプト文明の宝庫「エジプト」。首都カイロからナイル川を遡れば、ギザのピラミッド、古代テーベの都ルクソール、「建築王」ラムセス2世が築い…
地球の神秘を感じるアフリカの圧巻すぎる10のおすすめ絶景スポット
地の果てを連想される広大な大自然や動物達の息遣いが聞こえてくるサファリ、古くからの町並みや歴史的な建造物など多くの魅力に溢れている「アフリカ」。かつては謎めいた未知の場所として “暗黒大陸” と呼ばれたこともあったアフリカですが、今では、さまざまな体験ができる観光地として、世界中から人々が訪れます。今回は、そんなアフリカで一度は訪れたい絶景スポットをご紹介いたします。
2023年02月20日更新
#1 エジプトを代表する風景「ピラミッド」(エジプト)
古王国時代に絶大な権力をもったクフ王、カフラー王、メンカウラー王の3人の王が造ったエジプト、ギザにある「ピラミッド」。完璧な四角錐の美しさは、現代の建築技術をもってしても困難を極めるもので、古代文明の叡智に驚かされます。スフィンクスの後ろにギザの3つのピラミッドが美しく並び、この姿はエジプトを代表する風景となっています。#2 チュニジアで最も美しい街「シディ・ブ・サイド」 (チュニジア)
チュニジアの首都チュニスよりほど近い位置にある丘の上にたたずむ街「シディ・ブ・サイド 」。青と白に統一された美しい街並みは「チュニジアで一番美しい街」と言われており、毎年多くの観光客が訪れる観光スポットとなっています。個人の別荘や、邸宅を改装したブティックホテルなどとして利用されている建物が多く、窓枠やアラブ風の扉は青で統一されており、壁は白一色に塗られ、ブーゲンビリアの花がビビッドに映えます。
#3 幻想的な青の街「シャウエン」(モロッコ)
モロッコ北部の山間に佇む小さな街「シャウエン」。シャウエンの旧市街は、家の壁も道の階段も、水色から深い青色まで、多彩な青で染められています。青に染められた理由は、その昔スペインから追われシャウエンに住みついたユダヤ人によるものと言われており、ユダヤ教にとって青が神聖な色であったことから、家や道をつくる際に青色で染めていったのだそうです。
#4 世界最大の砂漠「サハラ砂漠」(モロッコ)
アフリカ大陸の北部一帯に広がる世界最大の砂漠「サハラ砂漠」。その面積はアメリカ合衆国とほぼ同じとも言われており、その大きさが伺えます。低温砂漠である南極大陸を除けば、サハラ砂漠は砂漠としては世界最大です。モロッコのサハラ砂漠は、オレンジ色のさらさらの砂が、風に吹かれて作り出す砂紋がどこまでも続きます。
#5 世界三大瀑布・最大落差を誇る滝「ヴィクトリアの滝」(ジンバブエ)
ナイアガラの滝、イグアスの滝と並んで「世界三大瀑布」に数えられるザンビアとジンバブエの国境にある「ヴィクトリアの滝」。滝から落ちる水量は三大瀑布の中でも随一と言われていて、雨季には噴煙と見紛うほどの水煙が垂直に800m~1,000mほども立ち上がります。落下する膨大な水が空気を巻き込み時速150kmにも達するため、滝壺付近では風速20mもの風も吹いています。
#6 世界最古の砂漠「ナミブ砂漠」(ナミビア)
山のように高いオレンジ色の砂丘がいくつも連なり、地球とはかけ離れた姿が目の前に広がる砂漠「ナミブ砂漠」。ナミブ砂漠は、南アフリカのドラケンスバーグ山脈からオレンジ川に流れ出て、そこから海岸に運ばれた砂が、海上の強風によって内陸まで飛ばされ、約8000万年前に形成された世界最古の砂漠といわれています。
砂丘の頂上から見下ろす景色は、まるで異世界の砂の惑星のようです。
#7 ピンク色の湖「ラック・ローズ」(セネガル)
西アフリカのセネガル共和国ダカール州に位置する、約3 km²の赤い水を湛えた潟湖「ラック・ローズ」。正式名称はレトバ湖だが、バラ色の湖という意味の「lac Rose」という通称で広く知られています。海水より10倍塩分濃度の高く、湖で繁殖するドナリエラ・サリナと呼ばれる緑藻が光合成色素のカロテノイドを大量に畜産し、それによって湖がオレンジがかったピンク色になっています。
#8 アフリカ・サファリの代表格「ンゴロンゴロ自然保護区」(タンザニア)
世界最大級のクレーターでありタンザニアでも1、2位を争う人気のサファリスポット「ンゴロンゴロ自然保護区」。保護区内にはライオンやヌー、シマウマなどのメジャーな動物が集まる草原地帯や、フラミンゴが集まる湖、クロサイが集まる湿原など、さまざまな環境があり、多種多様な動物たちが生息しています。またンゴロンゴロ自然保護区への道のりにはマサイ族が放牧生活をしており、マサイ族の村に訪問してその生活や文化にふれる体験もすることができます。
#9 天国のモデルになった島「モーリシャス島」(モーリシャス共和国)
「インド洋の貴婦人」と呼ばれ、世界でもトップクラスのリゾート地といわれる、モーリシャス共和国にある「モーリシャス島」。世界的に人気が高いこの場所は、その呼び名の通り“貴婦人”を 思わせるような美しく魅力的な景色が満載です。トム・ソーヤの冒険で有名なアメリカ人作家マーク・トゥエインが『神はモーリシャスを最初に創り、そしてモーリシャスを真似て天国を創った』という言葉を残すほど、モーリシャス島には美しい世界が広がっています。
#10 神秘の巨木に暮れる絶景「バオバブ並木」(マダガスカル)
マダガスカルの西部にある町、ムルンダヴァの近くに巨大なバオバブの木が立ち並んでいる道「バオバブ並木」。未舗装道路にバオバブが悠然と立ち並ぶ姿は圧巻で、星の王子さまでも描かれた不思議な巨木を、心ゆくまで楽しめる場所となっています。
夕日や朝日に照らされている景観は神秘的で美しくまさに絶景という名にふさわしい景観が広がっています。