地の果てを連想される広大な大自然や動物達の息遣いが聞こえてくるサファリ、古くからの町並みや歴史的な建造物など多くの魅力に溢れている「アフリカ」。かつては謎めいた…
モロッコで訪れるべき10のおすすめ観光スポット!ヨーロッパとイスラム文化の融合
アフリカ大陸の中で最もヨーロッパに近く、イスラム喧騒感とおしゃれなフランスの雰囲気の両方を合わせ持つエキゾチズム満載な国「モロッコ」。北は大西洋、南はサハラ砂漠、そして4,000メートル級の雪山など多彩な自然にも恵まれモロッコはたくさんの魅力に溢れています。そこで今回は、そんなモロッコにあるおすすめの観光スポットをご紹介します。
2024年06月25日更新
モロッコの魅力とは?
モロッコは、アフリカ大陸の北西部に位置し、多様な文化と美しい景色が魅力の国です。モロッコの中でも最も有名な観光地の1つがマラケシュで、その美しいメディナは、世界遺産に登録されています。また、青い街シャウエンや、海に面したリゾート地アガディールなど、多くの魅力的な都市や地域があります。
モロッコは、アラブ、ベルベル、そしてフランスなどの影響を受けたユニークな文化を持っており、それが見られる建築物や伝統衣装、美術品などが見どころの1つです。
また、美しい砂漠の風景や、地中海の美しい海岸線、ハイキングに最適なアトラス山脈など、自然の美しさも豊富です。
そして、モロッコの食文化も見逃せません。タジンと呼ばれる伝統的な料理や、モロッコの紅茶など、美味しい料理や飲み物が豊富にあります。
これらの魅力的な要素から、モロッコは多くの観光客に人気があります。
モロッコ旅行の観光モデルコースは?
モロッコ旅行の観光モデルコースとしては、以下のようなものがあります。1日目:カサブランカ
カサブランカはモロッコ最大の都市であり、玄関口として多くの観光客が訪れます。市内を散策したり、モスクやショッピングセンターなどを訪れることができます。
2日目:マラケシュ
マラケシュはモロッコの観光名所であり、美しいメディナ(旧市街)が有名です。市内観光を楽しんだり、伝統的なタジン料理を食べたり、美術品を購入したりすることができます。
3日目:エッサウィラ
エッサウィラは、モロッコの海岸線に位置する美しい町です。市内の歴史的建造物を見学するだけでなく、美しいビーチでリラックスすることもできます。
4日目:フェズ
フェズは、モロッコ最古の都市の1つであり、美しいメディナがあります。市内観光を楽しんだり、伝統的な工芸品を見たり、料理を味わったりすることができます。
5日目:チェフシャウエン
チェフシャウエンは、青い街として有名な美しい町です。市内を散策して、青く塗られた家々や美しい庭園を楽しんだり、伝統的な工芸品を購入したりすることができます。
6日目:カサブランカ
最終日はカサブランカに戻り、市内観光を楽しんだり、最後のショッピングを楽しんだりすることができます。
このように、モロッコ旅行では、カサブランカ、マラケシュ、エッサウィラ、フェズ、チェフシャウエンなど、多くの美しい都市や町を訪れることができます。また、美しい景色や美味しい料理も楽しむことができるため、旅行を思い出深いものにすることができます。
モロッコでおすすめの観光スポット10選
ここからはモロッコを訪れたい際におすすめの観光スポットをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。モロッコの青い街「シャウエン」
モロッコの北部に位置し「青の街」として知られている「シェウエン」。シャウエンの旧市街は、家の壁も道の階段も、水色から深い青色まで、多彩な青で染められています。
その理由として最も有力なのが、その昔スペインから追われシャウエンに住みついたユダヤ人によるもの、という説。ユダヤ教にとって青が神聖な色であったことから、家や道をつくる際に青色で染めていったのだそうです。
世界一の迷宮都市「フェズ」
モロッコ中北部のなだらかな起伏の丘に、9世紀初頭に開かれたイスラム王朝の古い都「フェズ」。フェズは、「世界一の迷宮都市」とも呼ばれており、旧市街には建物がひしめき、人がすれ違うのがやっとの狭い路地が無秩序に延びています。
世界遺産にも登録される街中には、現地の職人や観光案内人、荷物を運ぶロバなどが往来し、異国情緒満載なのも特徴的です。
神の国「マラケシュ」
モロッコののほぼ中央、サハラ砂漠の西方に位置する街「マラケシュ」。マラケシュとはベルベル語で”神の国”を意味します。今もヤシの木が多くオアシス都市の面影を残す旧市街には活気溢れる市場や精緻を極めた装飾が施された神学校、人々が集い熱気渦巻くジャマ・エル・フナ広場など見応えのある観光地が多くあります。
ベルベル人が造った要塞型の村「アイト・ベン・ハッドゥ」
モロッコ中部のアトラス山脈山中、ワルザザートの街近郊にある集落遺跡「アイト・ベン・ハッドゥ」。アイット・ベン・ハドゥの集落は、17世紀に先住民のベルベル人によって築かれ、部族間の争いや盗賊の略奪などから守るため、四方に銃眼のある塔を備えた、カスバと呼ばれる堅固な建物を密集させて城壁とし、村全体が要塞になっています。迷路のような集落の中をさまよい歩き、眼下に360度の雄大な景観が広がる丘の頂に立てば、まるで映画のワンシーンに迷い込んだ心地がします。
世界最大の砂漠「サハラ砂漠」
北アフリカにある永遠に続いているかのようなオレンジ色の広大な砂漠「サハラ砂漠」。アフリカ大陸のおよそ3分の1を占める広大な砂漠で、その面積はアメリカ合衆国とほぼ同じとも言われており、その大きさが伺えます。低温砂漠である南極大陸を除けば、サハラ砂漠は砂漠としては世界最大で、モロッコのサハラ砂漠は、オレンジ色のさらさらの砂が、風に吹かれて作り出す砂紋がどこまでも続きます。