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福岡おすすめ観光スポット10選!定番人気スポットや穴場の見どころを紹介
九州の玄関口として栄える福岡は、アジアとの交流で育まれた独自の文化と、豊かな自然が調和する魅力的な観光地です。博多・天神エリアには最新のショッピングスポットやエンターテインメント施設が集まり、太宰府天満宮や福岡城跡などの歴史的建造物も点在します。また、糸島エリアでは美しい海岸線と新鮮な海の幸を楽しめ、柳川の川下りや門司港レトロなど、情緒豊かな観光名所も充実しています。さらに、四季折々の花々が咲く海の中道海浜公園や、100億ドルの夜景で知られる皿倉山など、自然を活かした観光スポットも魅力です36。そこで今回はそんな福岡のおすすめ観光スポットをご紹介します。
2024年11月01日更新
福岡には魅力的な観光スポットがたくさん!
福岡は、都市の快適さと自然の美しさが融合し、訪れる人々を魅了する観光地です。福岡市内には最先端の商業施設と歴史ある建造物が共存しており、少し足を伸ばせば美しい海岸線や緑豊かな山々が広がります。また、新鮮な海産物や地元農産物を使った郷土料理が味わえるグルメの街としても知られ、特に夜の屋台街は旅行者に人気です。福岡空港が市内中心部に位置しているため、主要観光スポットへのアクセスも非常に便利で、限られた旅行時間でも効率よく楽しめます。歴史的な神社仏閣から現代アートが楽しめる美術館、ショッピングモールまで、幅広い年齢層が楽しめる多彩な観光スポットが揃っており、国内外からの観光客を引きつけ続けています。福岡で、都市と自然の魅力が調和した特別な体験をぜひお楽しみください。福岡のおすすめ人気観光スポット10選
学問の神様と梅の絶景に出会える「太宰府天満宮」
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太宰府天満宮は、学問の神様として知られる菅原道真公を祀り、福岡を代表する観光スポットとして国内外から多くの参拝者が訪れます。境内には約200種6000本の梅の木が植えられており、特に1月下旬から3月上旬には美しい梅の花が咲き誇り、華やかな景色が広がります。見どころとしては、道真公ゆかりの飛梅、樹齢1000年を超える伝説の白梅や、知恵を授かると言われる御神牛の像が点在し、参拝客に親しまれています。また、道真公の遺品や現代アートが展示される宝物殿も必見です。参道では名物の梅ヶ枝餅や、隈研吾氏設計のスターバックスも楽しめます。アクセスは西鉄「太宰府駅」から徒歩約5分と便利で、学問成就や合格祈願だけでなく、季節ごとに異なる風情を楽しめる魅力が詰まった観光スポットです。234mの展望台から福岡の絶景パノラマを「福岡タワー」
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福岡タワーは全長234mを誇る日本一の海浜タワーで、福岡市の象徴的なランドマークとして多くの人々に親しまれています。地上123mの展望室からは、福岡市街地から博多湾まで広がる360度のパノラマビューが楽しめ、昼間の明るい景色、夕暮れの美しい空、そして「夜景100選」に選ばれたロマンチックな夜景など、時間帯によって異なる絶景が魅力です。展望室にはVR双眼鏡もあり、まるで空中を散歩しているような体験ができ、訪れる人々を楽しませます。さらに、タワーは季節ごとにイルミネーションが施され、夜には一層華やかな雰囲気に包まれます。アクセスも良く、西鉄バス「福岡タワー」または「福岡タワー南口」下車ですぐ。料金は大人800円、小・中学生500円、4歳以上200円で、展望施設としてだけでなく、「恋人の聖地」として認定されているため、カップルにも人気のデートスポットとなっています。四季折々の自然が楽しめる都会のオアシス「大濠公園」
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大濠公園は、福岡市中心部に位置する約40ヘクタールの広大な水景公園で、都会のオアシスとして市民や観光客に愛されています。中心には約2kmの周遊池が広がり、かつて福岡城の外濠として利用されていた歴史を持つこの場所では、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。春には桜やチューリップが咲き誇り、花見スポットとして賑わい、夏にはひまわり畑や涼しげな水辺が訪れる人々を癒します。秋には紅葉が池に映り込み、鮮やかな景色を楽しめ、冬にはイルミネーションが施され、幻想的な夜景が広がります。ジョギングやウォーキングに適した遊歩道や、ボートハウスでのレンタルボート、日本庭園や福岡市美術館での文化体験も充実しており、自然と都市が調和した空間で福岡の季節ごとの魅力を堪能できるスポットです。博多の食文化を体験できる屋台横丁「長浜屋台」
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長浜屋台は、福岡市博多区の長浜地区に2023年6月にオープンした新しい屋台街で、博多の食文化を存分に体験できる注目のスポットです。9軒の個性豊かな屋台が集まり、明太子専門店、”ガチ中華”、野球をテーマにしたユニークな店舗など、各店の個性が光る多彩なラインナップが揃っています。ここでは、長浜ラーメン、焼き鳥、もつ鍋などの博多名物をはじめ、創作料理も楽しむことができ、夜遅くまで営業しているため深夜のグルメスポットとしても人気です。地元客と観光客が気軽に交流できる活気あふれる雰囲気も魅力で、福岡の伝統的な屋台文化を現代風にアレンジした新たな観光名所として、訪日外国人観光客にも注目されています。33mの清涼な水しぶきに癒される「白糸の滝」
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福岡県糸島市にある「白糸の滝」は、九州でも人気の高い滝の一つで、標高900メートルの羽金山から流れ落ちる美しい滝です。高さ約24メートルから流れる水が、白い絹糸のように見えることから名付けられました。特に夏には涼を求めて多くの観光客が訪れ、滝周辺ではヤマメ釣りや川遊びが楽しめます。また、近くには6月から7月にかけてホタルが飛び交うスポットもあり、幻想的な風景が広がります。四季折々の自然が魅力の白糸の滝は、福岡観光に欠かせない癒しのスポットです。22種類の藤が咲き誇る春の絶景スポット「河内藤園」
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河内藤園は、福岡県北九州市に位置する春の絶景スポットで、約3,000坪の広大な敷地に22種類の藤が咲き誇ります。4月下旬から5月中旬が見頃で、特に圧巻なのは約1,000坪の大藤棚と、長さ80mと110mの2種類の藤のトンネル。薄紫、白、ピンクなど多彩な色の藤が織りなすグラデーションが美しく、見応えがあります。樹齢120年を超える「河内藤園はじまりの木」は園の象徴で、アメリカCNNの「日本の最も美しい場所31選」にも選ばれる名所です。福岡市内から車で約1時間半とアクセスも良いですが、見頃の時期は予約チケット制になるため事前確認が必要です。また、秋には約700本の紅葉も見事で、創設者の夢を受け継ぎ50年以上にわたって家族で育てられた河内藤園は、四季折々の魅力を堪能できる観光スポットです。運河と噴水が織りなす都市空間「キャナルシティ博多」
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キャナルシティ博多は、福岡市の中心部に位置する複合商業施設で、「都市の劇場」をコンセプトに、約180mの運河を中心に設計された独特の空間が広がります。200以上のショップやレストラン、映画館、劇場、ホテルが集まり、エンターテイメント性豊かな都市空間を形成しています。サンプラザステージで毎時開催される噴水ショー「ダンシングウォーター」や、夜間の3Dプロジェクションマッピングと噴水が融合した「キャナルアクアパノラマ」は訪れる人々を魅了し、見どころ満載です。施設内には、世界的アーティストのナムジュン・パイクによるビデオアート作品も展示され、視覚的な楽しみも加わります。また、5つの特徴的なゾーン(キャナル、クリスタルキャニオン、サンプラザステージ、シーコート、スターコート)が多彩な体験を提供し、単なるショッピングモールを超えた福岡の新しいランドマークとして国内外から多くの観光客が訪れています。夕陽に輝く夫婦岩のパワースポット「桜井二見ヶ浦」
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桜井二見ヶ浦は、福岡県糸島市に位置する絶景スポットで、「夕日の二見ヶ浦」として知られ、訪れる人々に感動を与える美しい景観を誇ります。海岸から約150m沖に浮かぶ夫婦岩と、その手前に建つ白い鳥居が特徴的で、右側の男岩(高さ11.8m)と左側の女岩(高さ11.2m)は、30m長、約1トンの大注連縄で結ばれており、縁結びや夫婦円満の象徴としても人気です。特に夏至頃には、夫婦岩の間に夕日が沈む様子が見られ、幻想的な光景が広がります。この景観は「日本の渚100選」「日本の夕日100選」にも選出されており、パワースポットとしても注目を集めています。また、近隣にはおしゃれなカフェやレストランが点在し、美しい景色を眺めながらの食事も楽しめます。古くから櫻井神社の社地として神聖視されてきた桜井二見ヶ浦は、自然の美しさと歴史的な意義を併せ持つ福岡を代表する観光名所です。約350種の海の生き物に出会える「マリンワールド海の中道」
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マリンワールド海の中道は、福岡市東区に位置する九州を代表する水族館で、約350種類・3万点の海洋生物が展示され、九州の海をテーマに多彩な水槽で生き物たちの生態を観察できます。見どころには、迫力満点の大型のサメや回遊魚の群れを展示する外洋大水槽、ダイナミックなパフォーマンスが楽しめるイルカとアシカのショー、ダイバーが水中解説を行う「ダイバー魚ッチング」があり、ラッコやスナメリ、ペンギンなどの可愛らしい生き物たちも人気です。2024年3月には、新エリア「アイランドステージ」と「ペンギンビーチ」がオープンし、動物たちとの距離がさらに近くなりました。また、夜間営業の「夜のすいぞくかん」では、暗くなった水槽内の生き物たちの様子を楽しめる特別な体験も提供されており、家族連れからカップルまで幅広い層に人気のスポットです。九州の海の魅力を存分に感じられるこの水族館で、特別なひとときをお過ごしください。情緒あふれる水郷の街並みを川下りで「柳川」
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柳川の川下りは、江戸時代から続く伝統的な観光体験で、どんこ舟と呼ばれる小舟に乗って約60分間、掘割を巡るコースです。船頭の巧みな竿さばきと軽妙な案内により、水郷の風情ある景色を堪能できます。見どころとしては、明治時代に建てられた赤レンガの並倉や、かつての城下町の面影を残す白壁の街並みがあり、情緒あふれる景観が広がります。季節限定で楽しめる「灯り舟」(夏)や「こたつ舟」(冬)も人気で、四季折々の風景を味わうことができます。また、周辺には国の名勝に指定された庭園を持つ柳川藩主立花家別邸「御花」や、柳川出身の詩人・北原白秋の生家と資料館である北原白秋記念館があり、歴史と文化に触れる観光が可能です。川下りの後は、名物の「うなぎのせいろ蒸し」を味わうのもおすすめで、季節の移り変わりと豊かな文化遺産が融合した柳川は、福岡観光の隠れた名所として人気を集めています。福岡観光のベストシーズンは?
福岡観光のベストシーズンは、気候が穏やかで観光に最適な春(3月から5月)と秋(9月から11月)です。春には、3月下旬から4月上旬にかけて桜の開花が見頃を迎え、太宰府天満宮や舞鶴公園で美しい桜が楽しめます。また、4月下旬から5月中旬には河内藤園の藤が咲き誇り、圧巻の景色が訪れる人々を魅了します。秋には10月下旬から11月中旬にかけて紅葉が見頃となり、秋月城跡や小倉城などが美しい秋の彩りに包まれます。この時期は天候も安定しており、快適に観光を楽しめる季節です。春の福岡城さくらまつり(3月下旬〜4月上旬)や、秋の放生会(9月中旬)などのイベントも見逃せません。ただし、ゴールデンウィークやシルバーウィークの連休は混雑と料金の高騰が予想されるため、これらを避けて旅行を計画するとより快適に楽しめます。福岡観光のモデルコース
時間 | スポット名 | 楽しむこと |
---|---|---|
9:00 | 大濠公園 | 湖畔の美しい景色を散策し、リラックスした朝のひと時を楽しむ |
10:30 | 福岡城跡 | 歴史的な城跡と四季折々の風景を見学 |
12:00 | 天神エリア | ショッピングや地元グルメを堪能。博多うどんやラーメンランチがおすすめ |
13:30 | キャナルシティ博多 | 独特の建築とショッピング、噴水ショーを楽しむ |
15:00 | 東長寺 | 巨大な木造大仏や地下の「地獄巡り」体験 |
16:30 | 櫛田神社 | 博多祇園山笠の展示やおみくじで福岡の伝統文化に触れる |
18:00 | 中洲屋台街 | 福岡の夜を象徴する屋台で、もつ鍋やラーメンなど地元グルメを楽しむ |