沖縄県は、美しい海や独自の文化、そして美味しいグルメなど多彩な魅力があることから、多くの人々に親しまれています。しかし、沖縄旅行にはどれくらいの費用が必要なのか…
沖縄おすすめ観光スポット10選!定番人気スポットや穴場の見どころを紹介
沖縄は、透き通る青い海や白い砂浜、美しい自然が広がる日本屈指のリゾート地です。歴史や文化、グルメ、アクティビティといった多彩な魅力が詰まっており、訪れる人々を虜にします。首里城や美ら海水族館などの定番観光地から、地元の人だけが知るような隠れた名所まで、沖縄本島には心に残るスポットが満載です。家族旅行や友人との旅、カップルのデートまで、さまざまなシーンで楽しめるのも沖縄ならではの魅力。そんな沖縄を最大限に満喫するためには、見どころをしっかりと押さえておくことが大切です。そこで今回は沖縄本島のおすすめ観光スポットをご紹介します。
2024年11月28日更新
沖縄には魅力的な観光スポットがたくさん!
沖縄は、透き通る青い海と白い砂浜が広がる、日本を代表するリゾート地。その自然美はもちろん、琉球王国時代の歴史や文化が息づく特別な場所です。温暖な気候で年間を通じて観光が楽しめるのも魅力のひとつで、10月中旬頃まで海水浴を満喫できます。観光スポットとしては、琉球の歴史と文化に触れられる世界遺産「首里城」や「斎場御嶽」が定番。美ら海水族館では沖縄の海の生物を間近で観察でき、万座毛では絶景を楽しめます。また、やちむんや琉球ガラスといった伝統工芸品の制作体験もおすすめです。さらに、琉球料理や沖縄そば、泡盛といった独自の食文化も旅の楽しみを彩ります。
沖縄には、歴史・文化・自然・グルメを一度に楽しめるスポットが豊富。今回の記事では、その中から特におすすめの観光地を厳選してご紹介します!
沖縄のおすすめ人気観光スポット10選
エメラルドグリーンの海に架かる絶景橋「古宇利大橋」
出典;PIXTA
古宇利大橋は、沖縄本島北部の屋我地島と古宇利島を結ぶ全長1,960mの橋で、2005年に開通しました。エメラルドグリーンの海上を真っすぐに伸びるその姿は、まるで海の上を走っているかのような爽快感を味わえる絶景スポットとして多くの観光客を魅了しています。橋の両側には360度のパノラマビューが広がり、どこまでも続く青い海と空のコントラストは、思わず息を呑む美しさです。橋の手前にある展望所からは、古宇利島までの壮大な景色を一望でき、フォトジェニックな瞬間を収めるのに最適な場所です。
また、レンタサイクルを活用すれば、潮風を感じながらのサイクリングも楽しめます。美ら海水族館からも比較的近く、観光ルートに組み込みやすいのも魅力の一つです。沖縄観光で絶景を堪能したいなら、ぜひ古宇利大橋を訪れてみてください!
コバルトブルーの海へと続く神秘の道「ニライカナイ橋」
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沖縄県南城市に位置するニライカナイ橋は、全長660m、高さ80mの壮大な橋。橋の名前は、沖縄の伝説に登場する海の彼方に広がる理想郷「ニライカナイ」に由来し、その名の通りコバルトブルーの海へと続く幻想的な景観を提供します。橋を走ると、トンネルを抜けた瞬間に広がる海と空の絶景は、思わず息を呑むほどの美しさです。橋からは、知念岬や神の島・久高島を一望できる展望台もあり、沖縄ならではの大パノラマを楽しむことができます。周辺には、世界遺産の斎場御嶽や知念岬公園といった観光名所が点在しており、歴史や自然に触れる旅の拠点としても最適です。
南城市の人気ドライブコースに位置するニライカナイ橋は、沖縄の自然と文化を感じられるスポットとして訪れる価値があります。絶景とともに、沖縄の伝説の世界に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
断崖絶壁から望む透明な海の絶景「万座毛」
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沖縄本島中部、恩納村に位置する万座毛は、高さ約20mの断崖絶壁から透明度の高いコバルトブルーの海を一望できる、沖縄屈指の絶景スポットです。その名前は、18世紀初頭に琉球王・尚敬がこの地を訪れ、「万人を座するに足る毛(野原)」と称えたことに由来しています。象の鼻のような形をした琉球石灰岩の奇岩は、訪れる人々を魅了する万座毛の象徴。断崖の上に広がる石灰岩植物群落は沖縄県の天然記念物に指定されており、自然の豊かさを感じられる場所です。
さらに、2020年にオープンした新施設では、地域特産品の販売や沖縄料理を楽しむことができ、観光客にとって快適な滞在をサポートします。また、万座毛は夕暮れ時の景色が特に美しく、ロマンチックなサンセットスポットとしても人気です。
自然と歴史、そして現代の利便性が融合した万座毛。沖縄観光では外せないスポットの一つとして、ぜひ訪れてみてください。
沖縄本島最後の夕日スポット「残波岬」
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沖縄本島中部、読谷村に位置する残波岬は、約30mの断崖絶壁が2kmにわたって続く雄大な景観と、白亜の灯台が特徴の絶景スポットです。その名の通り、沖縄本島で最後に夕日が沈む場所として知られ、美しいサンセットを眺めるために多くの観光客が訪れます。晴れた日には慶良間諸島を望むこともでき、昼夜を問わず壮大な景色を楽しめます。残波岬灯台は高さ約31mと県内で最も高い参観灯台で、上からは360度のパノラマビューが広がり、岬の景色を一望できます。また、隣接する「残波岬いこいの広場」には日本一大きな「残波大獅子」があり、家族連れにもおすすめの施設が充実しています。
さらに、海岸線には自然のままの豊かな生態系を持つイノー(礁湖)が広がり、フィッシングスポットとしても人気です。断崖絶壁での釣りはスリル満点で、釣り好きの人々を惹きつけています。
夕暮れ時の幻想的な景色から自然探訪、家族向けのレジャーまで、残波岬は幅広い魅力を持つ観光地です。沖縄旅行の際は、ぜひその絶景を体験してください。
壮大な青い海と絶壁が織りなす絶景「辺戸岬」
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沖縄本島の最北端に位置する辺戸岬は、太平洋と東シナ海が交わる壮大な景観を楽しめる絶景スポットです。高さ約50mの断崖絶壁からは、透明度の高い青い海が広がり、晴れた日には鹿児島県の与論島や沖永良部島まで見渡すことができます。沖縄の自然の力強さと美しさを体感できる場所です。岬一帯には遊歩道が整備されており、バリアフリーにも対応しているため、幅広い世代が安心して訪れることができます。2019年にオープンした観光案内所「HEAD LINE」には展望デッキが設置され、180度を超えるパノラマビューが楽しめます。石灰岩の山々と広がる大海原が織りなす景色は、訪れる人を魅了します。
また、辺戸岬はサンセットスポットとしても人気で、断崖絶壁に打ち寄せる荒波と沈む夕日のコントラストは圧巻。その景色は旅の思い出を彩るにふさわしいものです。さらに、かつて本土復帰を願い「のろし」をあげた歴史的な場所でもあり、祖国復帰闘争記念碑が建てられています。自然だけでなく、沖縄の歴史も感じられるスポットです。
壮大な自然と歴史が融合する辺戸岬。沖縄本島を訪れる際には、ぜひその息を呑む景観を体感してみてください。
那覇空港10分!海と空の複合リゾート「瀬長島ウミカジテラス」
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那覇空港から車でわずか約15分の場所に位置する瀬長島ウミカジテラスは、2015年にオープンした複合リゾート施設です。エメラルドグリーンの海に面した斜面に真っ白な建物が立ち並ぶその姿は、まるで地中海のリゾート地のような雰囲気を漂わせ、観光客に人気のスポットとなっています。施設内には47の個性豊かな店舗があり、沖縄グルメや地元食材を使ったレストラン、カフェ、お土産ショップが充実。テラス席では海を眺めながら食事やカフェを楽しむことができ、夕暮れ時にはサンセットビューが絶景です。また、那覇空港の滑走路を一望できる絶好のロケーションで、飛行機の離発着を間近に観察できるのも魅力のひとつです。
隣接する琉球温泉瀬長島ホテルの「龍神の湯」では、露天風呂から飛行機を眺めながら入浴するという特別な体験も可能。さらに、瀬長ビーチでの散策や夜のプロジェクションマッピングなど、多彩な楽しみ方が用意されています。
沖縄の美しい景色と豊かな文化を体感できる瀬長島ウミカジテラスは、那覇周辺の観光には欠かせないスポット。リゾート気分を満喫しながら、沖縄の魅力を存分に味わってみてはいかがでしょうか。
カラフルな夕景が魅力のリゾート空間「美浜アメリカンビレッジ」
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沖縄本島中部、北谷町に位置する美浜アメリカンビレッジは、異国情緒あふれるリゾートタウン。カラフルな建物やウォールアートが立ち並ぶ街並みは、昼夜問わず写真映えするスポットとして人気です。特に夕暮れ時、西に沈む夕日が街を幻想的な光景に染め上げ、多くの観光客を魅了します。デポアイランドのボードウォークからは、美しいサンセットを眺められる絶好のロケーション。夜になるとネオンサインが輝き、街はにぎやかでポップな雰囲気に包まれます。約190もの店舗が立ち並び、ショッピングや沖縄グルメ、エンターテイメントなど、一日中楽しめるアクティビティが豊富です。
隣接する北谷公園サンセットビーチでは、海水浴やBBQが楽しめるほか、リゾートホテルでは屋上のインフィニティプールから街の夜景を堪能する贅沢なひとときも可能です。
ショッピングからグルメ、エンターテイメントまで多彩な楽しみ方が揃う美浜アメリカンビレッジは、沖縄旅行で外せないスポットのひとつ。異国の街に迷い込んだような雰囲気の中で、沖縄の新たな魅力を発見してみてください。
白砂と透明な海に癒される楽園「瀬底島」
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瀬底島は、沖縄本島北部の本部半島から瀬底大橋を渡ってアクセスできる小さな離島です。全長約800mの瀬底ビーチは、沖縄本島でも屈指の透明度を誇る美しい海と真っ白な砂浜が広がり、島内随一の人気スポットとして多くの観光客を魅了しています。瀬底ビーチでは、パラセーリングやバナナボート、シュノーケリングなどの多彩なマリンアクティビティが楽しめるため、アクティブに過ごしたい方にぴったり。また、瀬底大橋のたもとに位置するアンチ浜は浅瀬が広がる天然ビーチで、小さなお子様連れでも安心して遊ぶことができます。
さらに、2020年にオープンしたヒルトン沖縄瀬底リゾートでは、やちむん体験やヨガなどの体験プログラムが充実し、リゾートならではのゆったりとした時間を満喫できます。島内は車で10分ほどで一周できるコンパクトさも魅力で、美ら海水族館や備瀬のフクギ並木といった本島北部の観光スポットへのアクセスも良好です。
瀬底島は、マリンスポーツやリゾート体験、周辺観光を楽しむのに最適な場所。沖縄の自然を存分に味わいながら、充実したひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
マリンアクティビティ天国!絶景ビーチの島「伊計島」
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伊計島は、沖縄本島中部の東海岸に位置し、海中道路を渡るとたどり着ける美しい離島です。透明度の高いコバルトブルーの海と白い砂浜が広がり、沖縄の自然を満喫できる人気スポットとして多くの観光客に愛されています。島内の伊計ビーチでは、シュノーケリングやグラスボート、バナナボート、マリンジェットといった多彩なアクティビティが体験可能。また、パラセーリングでは高度60mや80mから伊計島全体を見渡せる絶景を楽しむことができます。シーカヤックやSUP(サップ)など、静かな海を活かしたアクティビティも人気で、透明度抜群の水面の上をゆったりと進むのは格別です。
さらに、フライボードやホバーボードといった最新のマリンスポーツも体験できるほか、ビーチではBBQも楽しめます。事前予約をすれば、必要な道具や食材をすべて用意してもらえるため、手軽にアウトドアを満喫できます。
伊計島は、アクティブな楽しみだけでなく、人口300名以下という小さな島ならではののんびりとした雰囲気も大きな魅力です。ゆったりと流れる時間の中で、都会の喧騒を忘れさせてくれる癒しの旅が叶います。
美しい海と豊かな自然、アクティビティを満喫できる伊計島で、心に残る特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
透明度抜群!シュノーケリング天国「水納島」
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沖縄本島北部の本部半島から高速船でわずか約15分、透明度抜群の海に囲まれた小さな離島・水納島は、その美しい海の色から「ミンナブルー」の愛称で親しまれています。島の形がクロワッサンに似ていることから「クロワッサンアイランド」とも呼ばれ、白砂のビーチと澄んだ青い海が訪れる人々を魅了します。水納ビーチでは、初心者でも安心して楽しめるシュノーケリングツアーが大人気。運が良ければウミガメや色とりどりの熱帯魚に出会うこともでき、海の生き物との出会いが旅を彩ります。冬季は特に透明度が高く、観光客も少ないため、混雑を避けたい人には穴場シーズンです。
ビーチにはシャワーやトイレなどの設備が整い、マリンスポーツ用品のレンタルも可能。バナナボートやジェットスキーなど、シュノーケリング以外のマリンアクティビティも充実しており、家族連れやカップルにもおすすめです。また、水納島は日帰りでも十分楽しめますが、宿泊すれば昼間とは違う静かで落ち着いた島の雰囲気を味わうことができます。
透き通る海と豊かな自然、快適な設備が揃った水納島は、沖縄旅行でぜひ訪れたいスポットのひとつです。美しい「ミンナブルー」に囲まれた特別なひとときを体感してみてはいかがでしょうか。
沖縄観光のベストシーズンは?
沖縄観光のベストシーズンは目的によって異なりますが、一般的には過ごしやすく観光しやすい4月~6月と10月~11月が人気です。4月~6月は気温が20~25℃と快適で、梅雨入り前後でも海水浴が楽しめる穏やかな気候が魅力。7月~9月は夏のハイシーズンで、透明度抜群の海でマリンアクティビティが最も盛んですが、混雑しやすいため早めの準備が必要です。10月~11月は台風シーズンが終わり、海水浴がまだ可能で観光客も少なく、落ち着いた旅行が楽しめます。冬季の12月~3月はホエールウォッチングが見どころで、比較的温暖な気候の中で静かな沖縄を満喫できます。旅行費用を抑えたい場合は5月中旬~6月中旬や10月~11月のオフシーズンがおすすめ。年間を通して楽しめる沖縄には、どの季節にもその時期ならではの魅力があり、自分の目的に合ったタイミングで訪れることで特別な体験ができるでしょう。沖縄観光のモデルコース
時間 | スポット名 | 楽しむこと |
---|---|---|
08:00 – 09:00 | 古宇利大橋(古宇利島) | 絶景ドライブと古宇利島の美しい海を眺める |
09:30 – 11:30 | 美ら海水族館 | ジンベエザメやマンタをはじめ、沖縄の海の生物を楽しむ |
12:00 – 13:00 | オリオンビール直営店(ランチ) | 沖縄名物料理と地元ビールを堪能する |
13:30 – 15:00 | 備瀬のフクギ並木 | フクギ並木を散歩し、ゆったりとした時間を楽しむ |
15:30 – 16:30 | 首里城公園 | 沖縄の歴史と文化を学びつつ、美しい景観を満喫 |
17:00 – 18:30 | 国際通り | ショッピングやお土産選び、沖縄グルメを楽しむ |
19:00 – 20:30 | 海カフェ(北谷町) | 夕日を眺めながら、リラックスタイムを過ごす |
沖縄観光は雨の日どうする?
沖縄では、雨の日でも多彩な観光スポットやアクティビティを満喫することができます。たとえば、沖縄美ら海水族館やDMMかりゆし水族館では、屋内で海の生き物たちを間近に観察でき、大人から子どもまで楽しめる人気の施設です。また、琉球村やおきなわワールドといった施設では、沖縄の伝統文化や歴史を体験しながら学べる屋内プログラムが充実しています。さらに、雨の日ならではの楽しみ方として、ケイビング(洞窟探検)やバギー体験といったアウトドアアクティビティもおすすめ。これらは雨の影響を受けにくく、冒険感あふれる体験ができます。また、シュノーケリングや体験ダイビングも、多少の雨なら催行されることが多く、普段とは異なる海中景観を楽しむ絶好のチャンスです。
屋内でじっくり楽しむなら、琉球ガラス作りや染め物などの伝統工芸体験もおすすめ。雨を気にせず、沖縄ならではのものづくりを体験できるアクティビティは、旅の思い出としても最適です。
雨の日の沖縄観光では、これらのスポットやアクティビティを組み合わせることで、天候に左右されず充実した時間を過ごすことができます。天気に合わせたプランで、沖縄の魅力を存分に楽しんでください!