エジプトは、その壮大な歴史と文化遺産、ピラミッドやスフィンクスなどの世界的に有名な観光名所で知られています。しかし、エジプト観光を最大限に楽しむためには、最適な…
古代遺跡と壮大な歴史をたどるエジプトであなたが訪れるべき10のおすすめ観光スポット
悠久のナイルと神秘の古代エジプト文明の宝庫「エジプト」。首都カイロからナイル川を遡れば、ギザのピラミッド、古代テーベの都ルクソール、「建築王」ラムセス2世が築いたアブシンベル神殿など、数々の遺跡群が5000年の時を刻み続けています。そこで今回はそんなエジプトのおすすめ観光スポットをご紹介いたします。
2024年06月25日更新
エジプトの魅力は?
古代文明の遺産:エジプトは古代エジプト文明の中心地であり、ピラミッドやスフィンクスなどの壮大な建造物が残っています。これらは古代の巧妙な技術や信念を象徴しており、多くの人々を魅了しています。ナイル川:ナイル川はエジプトの生命線とも言える存在で、美しい風景と豊かな自然を提供しています。ナイル川クルーズを楽しむことで、リラックスした時間を過ごすことができます。
ダイビングとシュノーケリング:エジプトには美しい海洋生物やサンゴ礁が広がる紅海があり、ダイビングやシュノーケリングの愛好家にとって魅力的なスポットです。色鮮やかな魚や珊瑚の世界を探索することができます。
文化的な宝石:エジプトは文化的にも豊かな国です。古代エジプトの神殿や遺跡、カイロの博物館などを訪れることで、エジプトの歴史や文化に触れることができます。
デザートサファリ:エジプトには美しい砂漠地帯があります。白砂漠やシナイ砂漠などのデザートサファリに参加すると、壮大な風景や星空を楽しむことができます。
これらはエジプトの魅力の一部ですが、多くの人々がエジプトを訪れる理由となっています。
エジプトのおすすめめ時期・シーズンは?
エジプトを訪れるおすすめの時期は、主に秋から春にかけての季節です。具体的なシーズンは以下の通りです:秋(10月から11月):気温が穏やかで、日中は暖かく、夜は涼しいです。ナイル川クルーズや観光地の探索に適しています。
冬(12月から2月):日中は暖かく、夜は涼しいです。過ごしやすい気候であり、観光名所の混雑も比較的少ないです。
春(3月から4月):昼間は暖かく、夜は快適な気候です。花が咲き乱れ、緑豊かな景色を楽しむことができます。
これらの季節は、エジプトの古代遺跡やナイル川クルーズを楽しむには最適な時期です。ただし、夏季(特に6月から8月)は非常に暑くなることがありますので、高温に弱い方は注意が必要です。
エジプトを訪れる際は、気候やイベント、観光名所の混雑具合などを考慮しながら計画を立てることをおすすめします。
エジプトであなたが訪れるべき10の観光スポット
ギザのピラミッド
エジプト・ギザ台地にある巨大なピラミッド群「ギザのピラミッド」。クフ王、カフラー王、メンカウラー王の3つのピラミッドを総称してギザの三大ピラミッドと呼ばれています。エジプト古王朝時代に建設されたこともあり、文献が乏しいことから今でも多くの謎に包まれています。まさに古代エジプトの象徴であり、人類の歴史を解明する上で重要な役割を担っています。ムハンマドアリモスク
エジプトの首都カイロの中心部よりやや南側、高台にある城塞シタデルの中にあるモスク「ムハンマドアリモスク」。トルコ・イスタンブールのモスクを模倣して造られており、52メートルの巨大なドームに84メートルの2本のミナレットと、天を突くような姿で圧倒的な存在感を漂わせています。白砂漠
カイロから南西へ約365kmに位置するバハレイヤ・オアシス。そこからさらに約170km離れたファラフラ・オアシスとの間に存在しているのが「白砂漠」。白さの理由は、太古の昔の海底堆積物による石灰石が原因で、地表に隆起したのち、長い年月風雨にさらされ浸食されて、今日の白砂漠が誕生したと考えられています。アブシンベル神殿
古代エジプト神殿建築の最高傑作といわれている神殿「アブシンベル神殿」。アブシンベル大神殿は、ナイル川にせり出した岩山を掘削して造られた岩窟神殿で、神殿正面には高さ約22mもあるラムセス2世の座像が4体並び、足元には彼の母や王妃、息子、娘などの小さな立像があります。またアブシンベル神殿は、「世界遺産」という概念を生み出すきっかけとなった遺跡としても有名です。カルナック神殿
エジプトの南部、ルクソールにある空気の神をまつった神殿「カルナック神殿」。カルナック神殿はルクソール市内のナイル川東岸に位置しており、歴代のファラオが篤い信仰を寄せて寄進を続け、この結果増改築が重ねられて規模が拡張され、巨大な古代宗教の複合施設となっています。東西540m、南北600mの周壁に囲まれた壮大な神域を持ち、世界最大の神殿と言われています。ルクソール神殿
エジプトのナイル川の東岸の町ルクソールにある神殿複合体で、紀元前1400年頃に建てられた神殿「ルクソール神殿」。「南のハーレム」という別名を持ち、年に1度、ナイル川の増水期に、アメン神が妻ムト女神と過ごすために訪れる「オペト祭」のために造られました。新王国時代にカルナック神殿の副神殿として建てられましたが、副神殿とは思えないほど壮大な神殿となっています。王家の谷
ナイル川中流のルクソール付近、エジプト新王国時代の歴代ファラオの墳墓が集中している谷「王家の谷」。王家の谷には、その発見が世界中を驚かせたツタンカーメン王墓をはじめ、ラムセス4世、トトメス3世など、全部で63の墓が発見されており、保存状態のよい壁画なども見ることができます。シャルム・エル・シェイク
シナイ半島の砂漠と紅海との間にあるエジプトのリゾート地「シャルム・エル・シェイク」。シャルム・エル・シェイクは、栄養豊富な紅海に面し、熱帯魚やイルカ・マンタなどが多く生息していて、世界的にも人気のダイビングスポットとしても知られています。シナイ半島に位置するこの街は、ここ数十年の間に観光名所として人気が急上昇し、高級リゾートやおしゃれなナイトライフも誕生しています。ダハブ
エジプト東部のシナイ半島東部に位置し、リゾート地として人気の村「ダハブ」。物価も安く、居心地も良いので、バックパッカーの沈没地としても有名です。 ダハブは紅海に囲まれたシナイ半島南部のアカバ湾に位置し、透明度が高い美しい海として世界中からダイバーが押し寄せています。サンゴ礁の広がる海には、全長128mのイギリス船が沈む沈潜スポットや、800mの深さの大穴が開いているブルーホールなど、多くのダイビングスポットがあり飽きることがありません。カイロ
エジプトの中心であり主要の観光地である首都「カイロ」。カイロはナイル川沿いの古代都市メンフィスの遺跡に近いバビロン城跡に築かれ、数世紀にわたりアフリカ最大の都市として栄えてきました。ファラオのピラミッドや初期キリスト教の修道院と教会、サラ・エル・ディンの シタデル、マムルーク朝、オスマントルコ時代のモスク、5000年の文化が凝縮されています。最後に
エジプトの魅力を堪能する旅は、古代文明の息吹を感じることから、広がる美しい自然の風景まで、多くの驚きと感動が待っています。ピラミッドや神殿の壮大な姿、ナイル川の静寂な流れ、白砂漠の奇岩、そしてエジプト人の温かい歓迎。この神秘的な国の一端を訪れると、自分自身が時間と空間を超えた冒険の旅に出かけているような感覚に陥ります。エジプトはその多様性と魅力によって、心を魅了し続けています。歴史や文化、自然との調和が見事に融合し、未来と過去が交差するエジプトの大地。そこに足を踏み入れることで、自分自身が小さな一部であることを感じながらも、大いなる宇宙の一瞬に立ち会っているような気持ちになるのです。
エジプトの旅は、人々の心に深く刻まれるでしょう。その魅力は忘れられないものとなり、いつまでも心の中に輝き続けることでしょう。エジプトへの旅を通じて、新たな発見と感動に満ちた人生の一ページを刻んでください。さあ、エジプトへの冒険の旅が始まります。さまざまな驚きが、あなたを待っています。