ポルトガル旅行のお土産おすすめランキング10選!定番人気のお菓子や食べ物、コスメ・雑貨など紹介

ポルトガル旅行の思い出を彩るお土産選びは、旅の楽しみの一つです。この美しい国には、伝統と現代が融合した魅力的なお土産が数多く存在します。エッグタルトやポートワインといった食べ物や飲み物から、アズレージョ柄の雑貨、コルク製品、そして自然派コスメまで、選択肢は豊富です。カラフルな街並みを反映するかのように、ポルトガルのお土産もまた色鮮やかで個性的。家族や友人へのギフトはもちろん、自分へのご褒美としても最適です。この記事では、ポルトガルを訪れる際に押さえておきたい定番から隠れた逸品まで、おすすめのお土産を10選でご紹介します。あなたの旅をさらに特別なものにする、心に残るお土産選びのヒントをお届けします。

2024年07月22日更新


ポルトガルのお土産の値段相場

ポルトガルのお土産の値段相場は、商品の種類や購入場所によって幅があります。一般的に、お土産の平均価格は約2,686円程度とされています。人気の食品お土産では、パステル・デ・ナタが1個あたり1-2ユーロ(約170-340円)、ポートワインが10-30ユーロ(約1,700-5,100円)、缶詰が2-5ユーロ(約340-850円)程度で購入できます。雑貨類では、装飾タイル「アズレージョ」のマグネットが3-5ユーロ(約510-850円)、ガロ(幸運を呼ぶ雄鶏)の置物が5-20ユーロ(約850-3,400円)程度で販売されています。予算や好みに応じて、様々な価格帯のお土産を見つけることができるでしょう。

ポルトガルのお土産の選び方

ポルトガルのお土産を選ぶ際は、現地の文化や伝統を反映した品を選ぶことがおすすめです。食品では、パステル・デ・ナタやポートワイン、イワシの缶詰などが定番で人気があります。雑貨類では、アズレージョ柄のグッズやガロ(幸運を呼ぶ雄鶏)の置物、コルク製品などがポルトガルらしさを感じられる選択肢です。また、クラウス・ポルトの石鹸などのコスメ製品も人気があります。予算に応じて、スーパーでのお手頃な商品から専門店の高級品まで幅広く選べます。お土産を選ぶ際は、自分用や贈答用など用途に合わせて、ポルトガルの魅力が詰まった品を探してみるとよいでしょう。

ポルトガルのお土産おすすめ10選

ポルトガルのシンボル!「ガログッズ」

ポルトガルを代表するシンボルとして知られる「ガロ」(Galo)は、幸運と真実を象徴する雄鶏のマスコットです。カラフルなペイントが施された様々な大きさのガロの置物は、ポルトガルのお土産屋さんで必ず見かける定番アイテムとなっています。コインサイズの小さなものから存在感のある大きなものまで、多様なサイズが揃っており、お気に入りの一羽を選ぶ楽しみがあります。実用的なグッズとしては、栓抜きやマグネット付きのガロも人気です。ガログッズの価格帯は、小さな置物で5-20ユーロ(約850-3,400円)程度となっており、予算や好みに応じて選べます。ポルトガルの文化や伝統を象徴するガログッズは、旅の思い出や幸運のお守りとして、自分用や贈り物にも最適なお土産といえるでしょう。

美しい伝統工芸品「アズレージョ」

アズレージョ(azulejo)は、ポルトガルを代表する伝統的な装飾タイルで、5世紀以上にわたり生産され続けてきた文化的象徴です。イスラム文化の影響を受けて15世紀にスペインを経由してポルトガルに伝わり、アラビア語の「الزليج」(磨かれた石の意)に由来するとされています。当初は富裕層の建築を飾る芸術でしたが、18世紀半ばのリスボン大地震後、大量生産が可能になったことで一般市民も楽しめる大衆芸術へと変遷しました。現在では、教会や宮殿から一般家庭、駅舎に至るまで、ポルトガルの街中でアズレージョを目にすることができ、壁や床、天井の装飾に使用されています。お土産としては、アズレージョ柄のマグネットが3-5ユーロ(約510-850円)程度で販売されており、ポルトガルの伝統と美しさを手軽に持ち帰ることができます。

自然素材の魅力「コルクグッズ」

コルクは、ポルトガルの代表的な自然素材として知られ、その独特の特性と環境への配慮から、様々な製品に活用されています。コルクはコルク樫の樹皮から採取され、軽量で弾力性があり、断熱性や防音性に優れています。さらに、耐水性や抗菌性も備えており、多機能な素材として注目を集めています。環境面では、コルク樫は樹皮を剥がしても生き続け、通常の樹木以上に二酸化炭素を吸収するため、地球温暖化対策にも貢献します。ポルトガルのお土産としては、コルク製のバッグ、財布、アクセサリー、インテリア小物などが人気です。これらのコルクグッズは、自然の温かみと独特の質感を楽しめるだけでなく、サステナブルな選択肢としても魅力的です。

繊細な職人技「フィリグラーナ」

フィリグラーナは、ポルトガルの伝統的な金細工技術で、非常に細い金や銀の線を使って繊細で美しい模様を作り出す職人技です。この技術は何世紀も前から受け継がれ、ポルトガルでは女の子のお守りとして愛されてきました。フィリグラーナの特徴は、1グラムの金を2,800メートル、銀を1,800メートルもの細い線にできる高度な技術にあります。しかし、近年の工業化や若者の職人離れにより、この貴重な技術の存続が危ぶまれています。フィリグラーナは、ポルトガル北部の町ヴィアナ・ド・カステロを中心に生産されており、繊細な螺旋模様が特徴的な美しいジュエリーとして知られています。

ユニークなデザインが魅力「イワシグッズ」

ポルトガルのユニークなお土産として、イワシをモチーフにしたグッズが人気を集めています。イワシは、ポルトガルの食文化と密接に結びついており、その形状や色合いを活かしたデザイン性の高い商品が多く販売されています。例えば、イワシの形をしたピンバッジは、シンプルながら洗練されたデザインで、服やバッグのアクセントとして使えます。また、イワシをモチーフにした雑貨類も豊富で、キーホルダーやマグネット、Tシャツなど、様々なアイテムが展開されています。これらのイワシグッズは、ポルトガルの文化や伝統を反映しつつ、現代的なデザインセンスを融合させた魅力的なお土産となっています。価格帯も比較的手頃で、旅の思い出や日常使いのアイテムとして人気があります。

手作りの温かみ「ポルトガル陶器」

ポルトガル陶器は、手作りの温かみと地中海の明るく鮮やかな色使いが特徴的な伝統工芸品です。熟練の職人が1点1点丁寧に仕上げる陶器は、華やかで元気の出るようなインテリアにぴったりです。代表的なブランドの一つ、ボルダロ・ピニェイロ(BORDALLO PINHEIRO)は、赤土から作られた温かい風合いと手書きの素朴なイラストが特徴で、ポルトガル料理との相性も抜群です。近年では、伝統を大切にしつつも最新技術を取り入れ、リサイクル素材を利用したコレクションなど、環境に配慮した商品開発も進められています。電子レンジや食器洗浄機、オーブンにも対応する丈夫な製品が多く、実用性も兼ね備えています。ポルトガル陶器は、日常使いから特別な日まで、食卓に彩りと温かみを添える魅力的なお土産といえるでしょう。

美味しさが詰まった「イワシの缶詰」

ポルトガルの伝統的な食品として知られる「イワシの缶詰」は、美味しさと栄養価の高さから人気のお土産となっています。ポルトガルでは昔からイワシは日本人になじみの深い魚として親しまれており、缶詰の歴史も古く、日本初の缶詰は海外品をまねたイワシの油漬け、つまり「オイルサーディン」だったという説もあります。ポルトガルのイワシ缶詰は、水煮やオイルサーディンタイプ、蒲焼きなど多様な味付けがあり、そのままおつまみとして楽しんだり、パスタの具材やサラダのトッピングとしても活用できます。特に、オイルサーディンタイプは白ワインやスパークリングワインとの相性が良く、バゲットなどのパンにのせて食べるのがおすすめです。価格は2-5ユーロ(約340-850円)程度で、手軽に本場の味を楽しめる魅力的なお土産といえるでしょう。

ポルトガル料理のアクセント「ピリピリソース」

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ピリピリソースは、ポルトガル料理に深みと辛味を加える魔法のような調味料です。大航海時代にアフリカからポルトガルに伝わったこのソースは、単に辛いだけでなく、フルーツビネガーの酸味とガーリックがアクセントとなって食欲をそそります。唐辛子、パプリカ、ニンニクなどを原料とし、肉や魚料理、サラダ、パスタ、ピザなど様々な料理にかけるだけで病みつきになる味わいを演出します。ポルトガルのレストランでは、シンプルに塩で味付けされた料理にピリピリソースを添えて提供されることが多く、料理の味を引き立てる重要な役割を果たしています。お土産として持ち帰れば、日本の食卓にもポルトガルの風味を簡単に取り入れることができるでしょう。

高級感漂う「ポルトワイン」

ポートワインは、ポルトガルの宝石とも呼ばれる高級酒精強化ワインです。ポルトガル北部のドウロ地方で生産され、独特の製法により甘みとコクが特徴的です。アルコール度数は19~22度と高めで、食後酒やデザートワインとして世界中で愛されています。
ポートワインには、ルビー、トウニー、ヴィンテージなど様々なタイプがあり、それぞれ異なる味わいを楽しめます。高級ポートワインは長期熟成が可能で、黒系果実とスパイスの凝縮した香りが特徴です。お土産としては、3,000円前後の手頃な価格帯のものから、高級品まで幅広く選べます。
ポートワインは、そのまま楽しむだけでなく、料理に使用したり、カクテルのベースとしても活用できる多様性も魅力です。ポルトガル旅行の思い出として、また贈り物としても喜ばれる高級感漂うお土産といえるでしょう。

甘くて美味しい「ジンジーニャ」

ジンジーニャ(Ginjinha)は、ポルトガルの伝統的なリキュールで、さくらんぼを原料とした甘くて強い味わいが特徴です。このお酒は、ポルトガル旅行の思い出に最適なお土産の一つとして人気があります。ジンジーニャは通常、小さなグラスで提供され、さくらんぼの実が入っていることが多いです。お土産としては、小さなボトルセットや、チョコレートカップに注いで飲む特別なセットなども販売されており、旅の思い出を楽しむことができます。また、自宅で楽しむためのボトル販売もあり、500mlサイズが一般的です。ジンジーニャは、ポルトガルの食文化を象徴する飲み物の一つであり、その独特の味わいと文化的な背景から、旅行者にとって魅力的なお土産となっています。

ポルトガルのお土産はどこで買える?

ポルトガルのお土産は、様々な場所で購入することができます。リスボンやポルトなどの主要都市では、観光客向けのお土産店が多く集まる地域があり、幅広い品揃えを楽しめます。例えば、リスボンのバイシャ地区やシアード地区には、伝統的な商品から現代的なアイテムまで、多様なお土産を扱う店舗が立ち並んでいます。
 
また、スーパーマーケットは、缶詰やワイン、お菓子などの食品系お土産を手頃な価格で購入できる場所として人気があります。地元の人々も利用する市場(メルカド)では、新鮮な食材や地域特産品を見つけることができ、より本格的なポルトガルの味を探すことができます。
 
高級品や特別なアイテムを探している場合は、専門店やデパートがおすすめです。例えば、伝統的な陶器やコルク製品、フィリグラーナのジュエリーなどは、専門店で質の高い商品を見つけることができるでしょう。
 
空港の免税店も、最後の買い物の機会として利用できます。ここでは、ポルトワインやその他のお土産品を、税金なしで購入することができます。ただし、品揃えや価格は街中の店舗と比べると限定的な場合があるので、主要なお土産は事前に購入しておくことをおすすめします。

ポルトガル旅行に行ったらお土産を買って帰ろう!

ポルトガルは、豊かな歴史と文化を反映した魅力的なお土産の宝庫です。伝統的な食品から手工芸品まで、幅広い選択肢があり、旅の思い出を彩る素晴らしいアイテムを見つけることができます。パステル・デ・ナタやポートワインといった定番の味覚から、アズレージョやガログッズなどの伝統工芸品、さらにはイワシの缶詰やピリピリソースのような現地の食文化を体現する品々まで、多様なお土産が揃っています。これらのお土産は、ポルトガルの魅力を凝縮しており、自分用はもちろん、大切な人への贈り物としても喜ばれるでしょう。ポルトガル旅行の際は、これらの特色あるお土産を通じて、この国の豊かな文化と伝統を持ち帰ることができます。

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