トルコのアナトリア中央部に位置する見渡す限りに広がる奇妙な形の岩が印象的な「カッパドキア」。カッパドキアは、トルコ屈指の観光スポットとして絶大な人気を集めていま…
トルコ旅行のお土産おすすめランキング15選!定番人気のお菓子や食べ物、コスメ・雑貨など紹介
トルコは、その豊かな歴史と文化、多彩な風景、美しい建築物で訪れる者を魅了します。旅行者にとって、思い出を形にするお土産選びは旅の楽しみの一つです。本記事では、トルコならではの特産品や工芸品、そして人気の高いお土産を紹介します。家族や友人へのプレゼント、自分用の記念品としてぴったりのアイテムを見つけるお手伝いをします。トルコの魅力を感じられるお土産選びのヒントをお楽しみください。
2024年10月02日更新
トルコのお土産の値段相場
トルコのお土産の値段相場は、商品によって幅があります。トルコランプは500〜2,000円程度で手軽に購入できます。 一方、本格的なトルコ絨毯は10万円〜100万円の高額なものもあります。 Yahoo!オークションでは、トルコ土産関連の落札価格の平均は約1,500円です。 スーパーで買えるピスタチオは180gで約270円、フルーツジュースは1本25円程度とリーズナブルです。 全体的に、トルコのお土産は手頃な価格のものが多いので、たくさん買って配るのにもおすすめです。トルコのお土産おすすめ15選
陶磁器
トルコの陶磁器は、カラフルで繊細なデザインが特徴的です。特に有名なのが「キュタフヤ陶器」で、職人が1点1点手作業で細かい柄を描いています。 マグカップや小皿など様々なアイテムがあり、中でも小皿は食卓に彩りを添えられるのでお土産におすすめです。 日本でも人気の高い伝統的な陶磁器のお土産として喜ばれるでしょう。トルコランプ・モザイクキャンドル
トルコランプやモザイクキャンドルは、トルコを代表する人気のお土産です。色鮮やかなガラスやビーズを組み合わせて作られたランプは、灯りを灯すと幻想的な雰囲気を演出します。 小ぶりなキャンドルホルダーサイズから大型のフロアランプまで様々なデザインがあり、価格帯は1,500円〜15,000円程度と幅広いです。 トルコ現地の専門店やバザールでは豊富な品揃えの中から好みの一品を選べます。 日本でもトルコランプ作りを体験できる教室やキットもあり、オリジナルのランプ作りにチャレンジするのも面白いでしょう。ナザールボンジュウ(目玉のお守り)
ナザールボンジュウは、トルコで古くから親しまれている目玉型のお守りです。 青い目玉が特徴的で、邪視(ナザール)から身を守ると信じられています。 家の玄関や店の入り口、車などに飾られているのをよく目にします。 ナザールボンジュウは、羨ましい・妬ましいといった視線によって災いが降りかかると考えられており、その視線を跳ね返す役割を果たすとされています。 ガラス職人の手作業で一つ一つ丁寧に作られており、アクセサリーやインテリア雑貨など様々なアイテムに用いられています。 トルコを代表する人気のお土産の一つで、旅行者にも愛されています。トルコ茶
トルコは世界一のお茶消費国で、一人当たり年間約3kgものお茶を飲むと言われています。 トルコ人は一日に20〜30杯ものチャイ(トルコ茶)を飲むのが一般的です。 トルコ茶は、トルコ東部の黒海沿岸・リゼ地方で栽培される紅茶が主に使われ、ストレートで砂糖を入れて飲まれることが多いです。トルコ茶は細長いチャイグラスに注がれ、ソーサーとセットで提供されるのが特徴です。 カフェやレストランでは、注文しなくてもチャイが出されることが多いのだとか。 チャイグラスは70〜100ml程度と小ぶりなので、何杯も飲めるサイズ感です。
お土産にもトルコ茶関連のアイテムがおすすめです。チャイグラスのセットや、トルコの家庭で使われている二段式のチャイポットなどを見つけてみてください。 トルコ茶の飲みやすさを、ぜひ日本でも味わってみてはいかがでしょうか。
トルココーヒー
トルココーヒーは、トルコ独自の伝統的な淹れ方で作るコーヒーです。深煎りのコーヒー豆を極細挽きにし、砂糖と一緒に小さな鍋で煮出して作ります。 濃厚でコクがあり、苦味の強いのが特徴です。 本場トルコでは、ミルクを入れずに砂糖だけで飲むのが一般的ですが、好みでスパイスを加えることもあります。 トルココーヒーは16世紀にイスタンブールに伝わり、カフェ文化とともに市民の間に広まりました。 現在では「トルココーヒー文化と伝統」がユネスコ無形文化遺産に登録されるほど、トルコの食文化に欠かせない存在となっています。 お土産にもトルココーヒーの粉がおすすめです。キリムラグ
キリムラグは、トルコの伝統的な平織りの絨毯で、独特の幾何学模様が特徴的です。 天然の羊毛や綿を使用し、熟練した職人が手作業で織り上げています。 キリムラグは薄手で軽量なので、床暖房の上に敷いても熱を逃がさず、部屋を快適に保つことができます。 リビングやダイニングのアクセントラグとして人気が高く、モダンなインテリアにもよく合います。 サイズは玄関マットから大判サイズまで豊富にあり、廊下や窓際のランナーとしても使えます。 お手頃価格のものから高級品まで幅広い価格帯で選べるので、トルコ旅行のお土産にもおすすめです。トルコ石
トルコ石は、トルコを代表する宝石の一つで、鮮やかな青色が特徴的です。化学的には水酸化銅アルミニウム燐酸塩の鉱物で、化学式はCuAl6(PO4)4(OH)8·4H2Oです。 トルコ石は、乾燥した不毛の地域で、酸性で銅を豊富に含む地下水がリンやアルミニウムを含む鉱物と反応することで生成されます。色は純粋なものほど鮮やかな青色を呈しますが、鉄などの不純物により緑がかった色合いになることもあります。 トルコ石は多孔質で、モース硬度は5~6程度と比較的柔らかいため、取り扱いには注意が必要です。
古くから装飾品や宝飾品に用いられ、エジプトやメソアメリカの遺跡からも出土しています。 12月の誕生石としても知られ、幸運を呼び寄せ、身につける人の運気上昇に貢献するとされています。 トルコ石は「神が宿る石」「勇気と希望の石」などとも呼ばれ、魔除けのお守りとしての意味合いもあります。
お土産にもトルコ石を使ったアクセサリーがおすすめです。リング、ペンダント、ピアスなど、様々なデザインのものが手に入ります。 トルコの伝統的なお守り「ナザールボンジュウ」にもトルコ石が用いられることがあり、見つけたら購入してみてはいかがでしょうか。
ロクム
ロクムは、トルコの伝統的なお菓子で、世界最古のお菓子の一つとも言われています。 砂糖、デンプン、ナッツなどで作られており、一口サイズの柔らかくもっちりとした食感が特徴です。 ローズウォーターやベルガモットオレンジ、レモンなど様々なフレーバーがあり、ピスタチオ入りやヘーゼルナッツ入りなども人気です。ロクムは18世紀頃、歯の弱かったスルタン・アブドゥル・ハミット1世のために宮廷菓子職人が考案したと言われています。 英語では「ターキッシュ・ディライト」と呼ばれ、C・S・ルイスの小説『ナルニア国物語』でも登場し、作中で主人公の一人を誘惑するお菓子として描かれました。
色とりどりのロクムは、トルコのお菓子屋さんでは定番の商品です。 日本の和菓子のゆべしに似た食感で、紅茶やコーヒーのお供にぴったりです。 トルコ旅行のお土産にもおすすめで、現地のスーパーやバザールでリーズナブルに購入できます。 ロクムを食べれば、トルコの歴史と伝統を感じられることでしょう。