タイはエキゾチックな自然、美しいビーチ、そして豊かな文化遺産で旅行者を魅了する人気の観光地です。ベストシーズンとして多くの旅行者におすすめされるのは、11月から…
タイ・チェンマイのおすすめ観光人気スポット13選!定番から穴場まで紹介
タイ北部に位置するチェンマイは、歴史と自然が融合した魅力的な観光地として知られています。古都としての風情を感じさせる寺院群や、美しい山々に囲まれた風景、そして豊かな文化が訪れる人々を魅了します。チェンマイは、街中の散策から自然探検まで多彩な体験ができる場所であり、伝統的な祭りや市場も見逃せません。また、象との触れ合いや壮大な滝の探訪など、忘れられない思い出が作れるアクティビティも豊富です。そこで今回はそんなチェンマイのおすすめ観光スポットをご紹介します。
2024年07月09日更新
タイ・チェンマイにはおすすめの観光スポットがたくさん!
チェンマイには、歴史的な寺院から自然豊かな国立公園、活気あふれる市場まで、多様な観光スポットが揃っています。ワット・プラタート・ドイ・ステープやワット・チェディルアンなどの荘厳な寺院、ドイ・インタノン国立公園の美しい山岳風景、そしてナイトバザールやサンデーマーケットでのショッピング体験が人気です。また、エレファントキャンプでの象との触れ合いや、チェンマイ動物園、ナイトサファリなど、動物好きにも魅力的なスポットが多数あります。さらに、タイ式マッサージやスパでリラックスしたり、地元の料理を楽しんだりと、チェンマイならではの体験ができる場所も豊富です。チェンマイで絶対に行きたいおすすめ観光スポット13選
チェンマイの絶景を一望「ワット・プラタート・ドイステープ」
ワット・プラタート・ドイステープは、チェンマイを代表する寺院で、ステープ山の頂上に位置する壮大な仏教寺院です。黄金に輝く仏塔が特徴的で、チェンマイの街を一望できる絶景スポットとして知られています。寺院の歴史は古く、ラーンナー王朝時代に建立されました。入場料は30バーツで、営業時間は08:00から始まります。境内の展望台からはチェンマイの街並みを見渡すことができ、多くの観光客が訪れる人気スポットです。夜には寺院がライトアップされ、幻想的な雰囲気を醸し出します。「ドイ・ステープの参拝なくしてはチェンマイに来たことにはならない」と言われるほど、チェンマイ観光では外せない名所となっています。タイ北部最大の寺院「ワット・プラシン」
ワット・プラシンは、チェンマイ市内に位置するタイ北部最大の仏教寺院で、14世紀に創建された歴史的建造物です。この寺院は、チェンマイで最高の格式を誇り、タイ北部の文化芸術を代表する建築として知られています。本堂内部には、当時のタイ北部の人々の生活を描いたフレスコ壁画が残されており、歴史的価値の高い芸術作品を鑑賞することができます。ワット・プラシンは、その規模と美しさから多くの観光客が訪れる人気スポットとなっており、チェンマイを訪れる際には見逃せない観光名所の一つです。壮麗な大仏塔「ワット・チェディルアン」
ワット・チェディルアンは、チェンマイ市内中心部に位置する壮大な寺院で、その巨大な仏塔が特徴的です。この仏塔は、かつてチェンマイ最大を誇り、高さ82メートルにも達していましたが、1545年の大地震で上部が崩壊しました。現在でも、その荘厳な姿は訪れる人々を圧倒します。寺院の歴史は古く、ラーンナー王朝時代に遡り、チェンマイの守護柱も祀られています。本堂も見どころの一つで、その荘厳な雰囲気が多くの観光客を魅了しています。崩れかけた仏塔をゾウの像が支えているような独特の外観は、まるでマヤ文明の遺跡のような神秘的な雰囲気を醸し出しており、チェンマイ観光の中でも特に印象的なスポットとなっています。黄金の仏塔が輝く「ワット・スアン・ドーク」
ワット・スアン・ドークは、1371年にラーンナー王朝6代グーナー王によって建立された歴史ある寺院です。寺院の中心には高さ48メートルの黄金に輝く仏塔があり、スリランカ様式で建てられ、仏舎利が納められています。寺院の名前「スアン・ドーク」は「花園」を意味し、ステープ山を背景にした夕暮れ時の仏塔の光景は、その名にふさわしい美しさを誇ります。境内には歴代の王の遺灰を納める白い仏塔が点在しており、独特の景観を作り出しています。また、本堂には500年以上の歴史を持つ大きな青銅の仏像が安置されており、国内でも1、2位を争う大きさを誇ります。ワット・スアン・ドークは、チェンマイの旧市街からアクセスが良く、8時から17時まで拝観可能で、入場は無料です。神秘的な地下寺院「ワット・ウモーン」
ワット・ウモーンは、チェンマイ市内から少し離れた森の中に佇む独特な寺院です。14世紀に建立されたこの寺院の最大の特徴は、地下に広がる神秘的なトンネル構造です。敷地内には人工の土塚があり、その下に一連の地下通路が張り巡らされています。これらのトンネルは縦横に直線的に配置され、各所に仏像が安置されています。薄暗い境内と洞窟内の仏像群が醸し出す神秘的な雰囲気は、訪れる人々を魅了します。瞑想のための空間としても利用され、静寂な森に囲まれた環境は深い精神性を感じさせます。入場料は20バーツで、朝か夕方の訪問がおすすめです。チェンマイの他の寺院とは一線を画す独特の魅力を持つワット・ウモーンは、静かな瞑想と探索を楽しみたい旅行者にとって格別な体験を提供します。銀細工の芸術「ワット・シースパン」
ワット・シースパンは、チェンマイの銀細工の村に位置する独特な寺院で、「銀の寺」としても知られています。この寺院の最大の見どころは、職人技が光る銀細工を施した装飾で、本堂をはじめとする建物が銀の装飾で覆われています。8年の歳月をかけて完成させたこの芸術作品は、繊細な模様と細部にわたる技巧が訪れる人々を魅了します。寺院の建築はタイ北部ラーンナー様式の石組みを基礎とし、その上にアルミと銀の装飾が施されており、仏教や仏法、寺院の歴史を表現した立体アートとなっています。入場料は50バーツで、8:00から21:00まで開いており、特に夕方から夜にかけての訪問がおすすめです。象と触れ合う癒しの体験「エレファントジャングルサンクチュアリ」
エレファントジャングルサンクチュアリは、チェンマイで人気の象との触れ合い体験を提供する施設です。ここでは、象の乗車や見世物的な行為を行わず、象の自然な姿を尊重しながら、餌やりや泥浴び、川遊びなどの体験ができます。半日コースや1日コースなど、様々なプログラムが用意されており、英語ガイド付きでホテルからの送迎も含まれています。この施設は、象の保護と観光の両立を目指しており、象と人間が共生する新しい形の観光スタイルを提案しています。エレファントジャングルサンクチュアリでの体験は、象との触れ合いを通じて自然への理解を深め、忘れられない思い出を作ることができる、チェンマイ観光の中でも特別な体験となっています。自然の恵み「ブアトーン滝」
ブアトーン滝は、チェンマイ市内から約60km北に位置する自然の宝石です。白い石灰岩の岩盤を流れる3段の滝で、全長約200メートルに及びます。この滝の特徴は、滑らかな石灰岩の表面を水が流れ落ちる様子で、「七色噴水」とも呼ばれています。滝周辺は豊かな森に囲まれており、トレッキングや水遊びを楽しむことができます。入場料は無料で、営業時間は8:00から17:00までとなっています。ブアトーン滝は、チェンマイの喧騒を離れて自然を満喫したい旅行者にとって、穴場のインスタ映えスポットとしても人気があります。神秘の洞窟探検「ムアンオン洞窟」
ムアンオン洞窟は、チェンマイ市内から東に約30キロ、車で40分ほどの場所に位置する神秘的な観光スポットです。タイ北部最大級の石筍を誇るこの洞窟は、サンカムペーン温泉から車でわずか10分の距離にあり、両者を組み合わせた半日ツアーが人気を集めています。洞窟内部では、幻想的な石筍や鍾乳石の形成物を観察しながら散策を楽しむことができます。自然が創り出した美しい造形美に触れ、地下世界の神秘的な雰囲気を体験できる、チェンマイ観光の隠れた名所となっています。タイ最高峰の自然「ドイ・インタノン国立公園」
ドイ・インタノン国立公園は、チェンマイの南に位置し、タイ最高峰のインタノン山(標高2,565m)を中心とした広大な自然保護区です。この国立公園は、豊かな生態系と涼しい気候で知られ、タイの「屋根」とも呼ばれています。園内には美しい滝や雲海、珍しい鳥類や植物が生息し、トレッキングや野鳥観察を楽しむことができます。また、山頂付近には王室プロジェクトによって建てられた2つの荘厳な仏塔があり、壮大な景色と共に訪れる人々を魅了しています。ドイ・インタノン国立公園は、チェンマイの喧騒を離れ、タイの大自然を満喫したい旅行者にとって理想的な目的地となっています。涼しさを満喫「メイサ滝」
メイサ滝は、チェンマイ市内から北東に約50キロメートルに位置する美しい滝で、涼しい気候と豊かな自然環境を楽しめる人気のスポットです。この滝は、ドイ・スケット・ドイ・プイ国立公園内にあり、10段の滝からなる壮大な景観を誇ります。滝周辺は年間を通じて涼しく、トレッキングやバードウォッチングに最適な環境を提供しています。特に11月から2月の乾季は、気候が涼しく花々が満開となるため、自然を満喫するのに最適な時期です。メイサ滝は、チェンマイの喧騒を離れて静かな時間を過ごしたい旅行者や、自然愛好家にとって魅力的な目的地となっています。幻想的な灯籠祭り「イーペン・サンサーイ祭り」
イーペン・サンサーイ祭りは、チェンマイで毎年11月の満月の夜に開催される幻想的な灯籠祭りです。この祭りは、タイ北部の伝統的なロイクラトン祭りの一部として行われ、地元の人々が主に参加します。祭りの最大の見どころは、数千個のランタン(コムローイ)が夜空に放たれる光景で、まるでアニメ映画のワンシーンのような美しさを醸し出します。参加者は、ランタンを空に放つ際に願い事をし、全ての病気や不幸を手放した状態で新年を迎えられることを願います。イーペン・サンサーイ祭りは、チェンマイの文化的伝統を体験できる貴重な機会であり、観光客も無料で参加できますが、場所取りはできません。四季折々の花が咲き誇る「ラーチャプルック花博記念公園」
ラーチャプルック花博記念公園は、チェンマイ市内にある美しい公園で、四季折々の花々が咲き誇る人気のスポットです。この公園は、1992年に開催された国際園芸博覧会「ロイヤルフローラ・ラーチャプルック」を記念して整備されました。園内には、ハナミズキホールという多目的ホールがあり、高さ11メートルの天井から差し込む光が心地よい空間を作り出しています。公園内では、季節に応じて様々な花を楽しむことができ、特にハスの花が見頃を迎える時期には多くの来訪者で賑わいます。ラーチャプルック花博記念公園は、チェンマイの自然の美しさを堪能できる場所として、地元の人々や観光客に親しまれています。チェンマイ観光に必要な日数は?
チェンマイ観光には最低でも3日間、理想的には5〜7日間の滞在をおすすめします。3日間あれば、旧市街の主要な寺院や市場を巡り、チェンマイの基本的な魅力を体験できます。しかし、5〜7日間滞在することで、ドイ・インタノン国立公園やエレファントサンクチュアリなどの郊外の観光スポットも訪れることができ、より充実した旅行になります。また、土日に滞在すれば、規模の大きい週末ナイトマーケットも楽しめます。チェンマイは豊富な観光スポットと体験があるため、余裕を持ったスケジュールを組むことで、この魅力的な古都をゆっくりと堪能することができます。チェンマイ観光のベストシーズンは?
チェンマイ観光のベストシーズンは11月から3月の乾季です。この時期は降水量が少なく、最高気温が約30度と過ごしやすい気候となります。特に11月から1月は最も快適な時期で、観光に最適な環境が整います。ただし、北部山岳地帯に位置するチェンマイは昼夜の寒暖差が大きいのが特徴です。乾季の早朝は10度まで下がることもあり、夜間はかなり寒く感じられる場合があります。
また、11月頃には幻想的な「ロイクラトン」祭りが開催され、灯篭や熱気球が夜空を彩る美しい光景を楽しむことができます。一方で、2月中旬から3月にかけては野焼きによる煙害が問題となるため、この時期の訪問は避けることをおすすめします。
月 | 平均気温 (°C) | 平均降水量 (mm) |
---|---|---|
1月 | 21.1 | 6.0 |
2月 | 23.4 | 11.0 |
3月 | 26.9 | 20.0 |
4月 | 28.6 | 50.0 |
5月 | 28.0 | 150.0 |
6月 | 27.3 | 160.0 |
7月 | 26.8 | 170.0 |
8月 | 26.6 | 200.0 |
9月 | 26.2 | 250.0 |
10月 | 25.5 | 120.0 |
11月 | 23.6 | 45.0 |
12月 | 21.1 | 10.0 |