カナダ旅行の費用はどれくらい?安い時期は?2泊3日・3泊4日など宿泊日数ごとに予算を解説

カナダ旅行を計画中の方へ、旅費や宿泊費の目安、そしてお得に旅行できる時期についてご紹介します。広大な自然や美しい都市風景が魅力のカナダですが、費用を抑えながらも充実した旅にするには、事前の計画が大切です。この記事では、2泊3日や3泊4日など、宿泊日数ごとの予算や、航空券や宿泊費が比較的安くなる時期について詳しく解説します。賢く旅費を節約しながら、カナダの魅力を存分に楽しむための情報をお届けします。

2024年07月01日更新


カナダ旅行のベストシーズンは?いつが安い?

カナダ旅行のベストシーズンは目的によって異なりますが、費用面では10月から11月、1月から3月が比較的安い時期とされています。この時期は大きなイベントが少なく気温も低いため、旅費が抑えられる傾向にあります。ただし、冬のカナダは極寒となるため、街歩きを楽しみたい場合は避けた方が良いでしょう。夏季(6月〜8月)やクリスマス、年末年始は人気シーズンのため費用が高くなります。バンクーバーは年間を通して比較的穏やかな気候で、冬でも観光しやすい都市として知られています。

カナダ旅行費用の目安は2泊3日で約20万円、3泊4日で約23万円

カナダ旅行費用の一覧表。2泊3日~4泊5日まで一覧でチェック

項目 2泊3日 3泊4日 4泊5日
往復航空券 ¥150,000 ¥150,000 ¥150,000
宿泊代 ¥30,000 ¥45,000 ¥60,000
食費代 ¥20,000 ¥30,000 ¥40,000
Wi-Fi・通信費 ¥1,500 ¥2,000 ¥2,500
お土産代 ¥5,000 ¥7,500 ¥10,000
合計 ¥206,500 ¥234,500 ¥262,500

カナダ旅行費用の内訳と各費用の目安

カナダ旅行の航空券代

カナダ行きの航空券代は、出発地や時期によって大きく変動しますが、一般的に往復で約14万円から20万円程度が相場です。最も安い時期は10月から11月頃で、最も高くなるのは夏季の7月から8月です。直行便の場合、成田または羽田発のバンクーバー行きはエアカナダ、全日空(ANA)、日本航空(JAL)などが運航しており、所要時間は約9時間です。トロントまでは約12時間かかります。予算を抑えたい場合は、アメリカ経由の乗り継ぎ便を利用するのも一案です。なお、イエローナイフなどの北部都市へ行く場合は、さらに乗り継ぎが必要となり、往復で30万円から50万円程度まで費用が上がる可能性があります。

カナダ旅行の宿泊費

カナダの宿泊費は都市や施設によって異なりますが、一般的に1泊あたり10,000円から15,000円程度が相場です。バンクーバーは比較的リーズナブルな宿泊施設が多く、1泊15,000円以上から選択できます。一方、イエローナイフなどの人気都市では1泊20,000円以上と高めの傾向があります。費用を抑えたい場合は、ゲストハウスやホステルを利用すると1泊5,000円程度から宿泊可能です。また、オフシーズンである1月から3月の利用や、直前割引プランの活用も宿泊費を抑える効果的な方法です。

カナダ旅行の食費

カナダ旅行の食費は、1日あたり約10,000円が目安となります。朝食は1,500円程度、ランチは3,000円程度、ディナーは4,000円程度が一般的です。ただし、カナダではチップ文化があり、食事代の10〜15%(高級店では20%程度)を追加で支払う必要があります。費用を抑えたい場合は、地元のスーパーマーケットで食材を購入し自炊したり、ファストフードやテイクアウトを利用したりするのが効果的です。また、カフェでのドリンク代は3〜5カナダドル程度です。物価は日本より高めですが、現地のマーケットやデリバリーサービスを活用することで、食費を節約することができます。

カナダ旅行の交通費

カナダ旅行の交通費は、都市や移動手段によって異なりますが、一般的に1日あたり約6,000円程度を見込むと良いでしょう。大都市では公共交通機関が発達しており、バスや地下鉄を利用することで費用を抑えられます。例えば、バンクーバーでは1日パスが約10カナダドル(約1,500円)で利用できます。タクシーは比較的高額ですが、Uberなどの配車サービスを利用すると少し安くなります。長距離移動の場合は、国内線の利用や鉄道、長距離バスなどの選択肢があります。交通費は多めに準備しておくことで、不測のトラブルにも対応できます。

カナダ旅行のお土産費用

カナダ旅行のお土産費用の相場は、一人あたり約5,000円から10,000円程度です。人気のお土産には、メープルシロップ製品、アイスワイン、スモークサーモン、カナディアンウイスキーなどがあります。メープルクッキーは3〜5カナダドル(約450〜750円)で購入でき、手頃な価格で入手できます。コスメブランド「MAC」の製品も人気で、口紅やアイシャドウは約20カナダドル(約3,000円)で購入可能です。費用を抑えたい場合は、ディスカウントストアやスーパーマーケットでの購入がおすすめです。一方、高級品や伝統工芸品を選ぶ場合は、予算が大幅に増える可能性があるため注意が必要です。

カナダ旅行のWi-Fi・通信費用

カナダ旅行のWi-Fi・通信費用は、1日あたり約500円から2,000円程度が目安となります。主な選択肢として、Wi-Fiルーターのレンタル、SIMカード、eSIMがあります。Wi-Fiルーターは1日あたり約1,077円から、SIMカードは約277円から、eSIMは約180円からとなっています。長期滞在の場合、無制限プランが便利で、1日あたり約1,250円で利用できるサービスもあります。カナダの主要空港や一部のカフェチェーンでは無料Wi-Fiが提供されていますが、セキュリティや接続の安定性を考慮すると、個人用の通信手段を確保することをおすすめします。

カナダ旅行の海外保険費用

カナダ旅行の海外保険費用は、旅行期間や補償内容によって異なりますが、一般的に4日間の旅行で約3,000円から5,000円程度が目安となります。カナダでは医療費が高額になる可能性があるため、海外旅行保険への加入が強く推奨されています。例えば、急性虫垂炎で3日間入院・手術した場合、303万円の医療費がかかった事例があります。また、スノーボード中の事故で20日間入院し、家族の渡航費用や医療搬送費用を含めて1,156万円の保険金が支払われた例もあります。保険料を抑えたい場合は、インターネットでの契約で割引が適用されるサービスもあるため、比較検討することをおすすめします。

カナダ旅行の観光・アクティビティ費用

カナダ旅行の観光・アクティビティ費用は、1日あたり約3,000円から5,000円程度が目安となります。人気の観光スポットであるナイアガラの滝は入場無料ですが、周辺施設やアトラクションは有料です。バンフ国立公園やジャスパー国立公園の入場料は10〜20カナダドル(約1,500〜3,000円)程度です。都市部の観光名所では、トロントタワーの入場料が約35.99カナダドル(約5,400円)となっています。アクティビティでは、ナイアガラの滝クルーズが約3,000〜3,500円で体験可能です。オーロラ鑑賞ツアーは約10,000円から参加できます。費用を抑えたい場合は、無料のスタンリーパークやオールドモントリオールなどの観光スポットを活用するのがおすすめです。

カナダの物価とキャッシュレス状況は?現金はどれくらい必要?

カナダは高度にキャッシュレス化が進んでおり、国内消費者による支払い金額全体の90%が非現金決済とされています。多くのカナダ人は日常的にデビットカードを使用し、1〜2ドルの少額決済でもカード決済が一般的です。しかし、完全なキャッシュレス社会ではないため、シェアハウスの家賃支払いなど一部の場面では現金が必要になることがあります。旅行者としては、緊急時や小規模店舗での支払いに備えて、少額の現金(100〜200カナダドル程度)を持参することが推奨されます。物価に関しては、日本よりやや高めの傾向にありますが、スーパーマーケットやデリバリーサービスを活用することで食費などを抑えることができます。

カナダツアー費用の目安は?格安で行くならパッケージツアーがお得

カナダへのパッケージツアーは、個人で手配するよりも費用を抑えられる傾向にあります。一般的なツアーの相場は24万円〜で、安いプランでは航空券とホテルのみのフリープランが中心となります。内容重視のプランは30万円〜40万円程度で、コスト重視のツアーは20万円前後が目安です。5日間のツアーでは、燃油サーチャージ込みの料金で比較することができます。オーロラ鑑賞など特別なアクティビティを含むツアーは、追加費用が必要になる場合があります。パッケージツアーを利用することで、航空券やホテルの手配が一度の申し込みで完結し、時間と手間を節約できる利点があります。

旅行費用を賢く節約してカナダ旅行に行こう!

カナダ旅行の費用について理解が深まったでしょうか。旅の予算をしっかりと計画し、安い時期を狙うことで、よりお得にカナダの魅力を楽しむことができます。自然や都市の美しさを堪能しつつ、現地での過ごし方を工夫することで、思い出に残る旅行になるでしょう。この記事を参考に、素晴らしいカナダ旅行を計画してください。新たな発見と素晴らしい体験があなたを待っています。

       

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