アメリカのアイダホ州、モンタナ州、ワイオミング州の3州にまたがり、1872年に設立された世界最初の国立公園「イエローストーン国立公園」。総面積約9,000Km2…

アメリカの物価事情を徹底解説!日本より高い?安い?実際の物価や節約術なども紹介
アメリカはその広大な土地と多様な文化で知られ、多くの人々が訪れる人気の国ですが、物価はどうなのでしょうか?特に日本と比べた場合、その違いが気になるところです。本記事では、アメリカの物価事情を徹底解説します。食料品、交通費、日用品など、具体的な価格を紹介し、さらに賢く節約するための方法もお伝えします。アメリカへの旅行や滞在を計画している方々にとって、実際の生活コストを知ることは大いに役立つでしょう。アメリカの魅力を最大限に楽しむためのヒントが満載です。
2024年06月29日更新
アメリカの物価は日本と比べて高い!

アメリカの物価が高い理由
アメリカの物価が高い理由は、複数の要因が絡み合っています。まず、インフレの影響が大きく、特に近年のインフレ率の上昇が物価高騰を引き起こしています。また、円安の進行も日本人にとってアメリカの物価を高く感じさせる一因です。さらに、都市部の需要と供給のバランスが崩れていることも物価上昇の要因となっています。ニューヨークやサンフランシスコなどの大都市では、住宅や生活費が特に高額であることが顕著です。これに加えて、アメリカの労働市場が活性化しているため、賃金も上昇しており、これが物価の上昇をさらに助長しています。アメリカの物価は都市によっても異なる
アメリカの物価は都市によって大きく異なります。例えば、ニューヨークやサンフランシスコなどの都市では、家賃や外食費が非常に高く、生活費全体が高額になる傾向があります。一方、中央部や南部の都市では、比較的物価が低く、生活費を抑えることができます。具体的には、ニューヨークのマンハッタンでは1ベッドルームの家賃が約4,212ドルに達する一方、オハイオ州アクロンでは1,000ドルを下回ることもあります。また、日用品や食品の価格も地域によって異なり、例えばカフェのコーヒーはニューヨークでは4ドル程度ですが、物価の安いエリアでは1~2ドルで購入できます。このように、アメリカの物価は都市ごとに大きな差があり、生活費を抑えるためには地域選びが重要です。日本とアメリカの物価を実際の商品で価格比較
日本とアメリカの物価比較表
項目 | 商品 | アメリカ | 日本 |
---|---|---|---|
日用品 | ペットボトルの水 | 約150円 | 約100円 |
シャンプー(1リットル) | 約1400円 | 約800円 | |
洗剤 | 約1000円 | 約500円 | |
トイレットペーパー | 約600円 | 約200円 | |
ティッシュペーパー(一箱) | 約450円 | 約150円 | |
生鮮食品 | パン | 約375円 | 約150円 |
卵(12個) | 約900円 | 約200円 | |
牛乳(3.8リットル) | 約525円 | 約180円 | |
肉(1キログラム) | 約2400円 | 約1000円 | |
スターバックス | ホットコーヒー(グランデ) | 約645円 | 約400円 |
フラペチーノ(グランデ) | 約761円 | 約600円 | |
キャラメルマキアート(グランデ) | 約645円 | 約500円 | |
カフェラテ(グランデ) | 約645円 | 約450円 | |
マクドナルド | ハンバーガー | 約208円 | 約170円 |
コーラ | 約150円 | 約100円 | |
ビッグマック | 約712円 | 約450円 | |
チキンマックナゲット5ピース | 約350円 | 約250円 | |
マックフライポテト | 約250円 | 約150円 |
日本とアメリカの日用品の価格比較

日本とアメリカの生鮮食品(パン・卵・牛乳・水・肉など)の価格比較

日本とアメリカのマクドナルドの価格比較

日本とアメリカのスターバックスの価格比較

日本とアメリカのランチの価格比較
日本とアメリカのランチの価格を比較すると、日本の方が圧倒的に安いことがわかります。新生銀行の調査によると、日本のサラリーマンのランチ代は平均649円で、東京・新橋では500円の定食も見られます。一方、ニューヨークではランチの平均価格が15ドル(約1650円)で、20~30ドル(約2200~3300円)かかることもあります。この価格差の背景には、日本の消費者が値上げに対して強い拒否感を持っていることや、平成時代から続くデフレーションの影響があるとされています。アメリカでショッピングを楽しむ方法・節約術は?
