ニョーヨークやパリなどの世界の大都市巡りも魅力的ですが、美しい自然に囲まれた田舎町の旅は格別です。その国独特の文化が色濃く残り、他では得られない喜びがあります。…
絶景の島国マルタ共和国であなたが訪れるべき7つの観光スポット
イタリアのシチリア島の南に位置する地中海の小さな島国「マルタ共和国」。 マルタ島には、城塞に囲まれた街が丸ごと世界遺産の首都ヴァレッタ、ショッピングや食事が楽しめるスリーマ、セント・ジュリアン、 中世の面影残る古都イムディーナ、カラフルな漁船が並ぶ漁師町マルサシュロックなど街歩きはもちろんのこと、 青の洞窟ならぬ「青の洞門」や世界遺産の巨石神殿など観光スポットも数多くあります。今回は、そんなマルタ共和国のおすすめの観光スポットをご紹介します。
2024年06月25日更新
#1 地中海の城砦都市「ヴァレッタ市街」
「ルネサンスの理想都市」といわれ、街全体が世界遺産に登録されている美しくも堅固な要塞都市「ヴァレッタ」。マルタ共和国の首都でもあるヴァレッタは、「マルタストーン」とも呼ばれる蜂蜜色の石灰岩で造られた建築物が建ち並び、「ガラリア」という突き出たバルコニーが特徴の家々が建ち並びます。人口は7000人に満たないほどのコンパクトなヴァレッタには、のんびりとした空気が流れ時間がゆっくり流れているような穏やかな雰囲気が漂っています。
#2 映画のために作らレタ村「ポパイ村」
マルタ島北部、アンカーベイという湾に位置する映画「ポパイ」のセットが今も尚残っている村「ポパイ村」。ディスニーランドのような大きなテーマパークではないですが、映画のセットで使われた可愛らしい建物が並ぶ光景は、映画の世界そのもの。ポパイやオリーブが登場するショーを見たりミニゴルフやゲームで遊んだりと、子供が楽しめることはもちろん、大人も童心にかえって楽しめる工夫があります。
#3 マルタ島の姉妹島「ゴゾ島」
マルタ島の北西にある美しい漁港や要塞をはじめとした歴史建造物が有名な島「ゴゾ島」。さまざまな民族から島を攻撃された歴史があることから、島の中心にあるビクトリアの町には「グランカステロ」という大城壁、ゴゾ島を見渡せる要塞の「チタデル」、ドーム型のだまし絵がある「ゴゾ大聖堂」など観光スポットも豊富にあります。
ゴゾ島には、いつ訪れても美しいですが、特におすすめなのが冬と春です。
島が一面緑に覆われ、ハーブの花が咲き乱れるこの時期は、マルタにいるなら訪問必須の季節となります。
#4 静寂の町「イムディーナ」
マルタ島の中央に位置する丘の上に立つ小さな町「イムディーナ」。イムディーナは、ヴァレッタが築かれる前のマルタの首都で、中世の面影を今も尚、色濃く残しています。首都であった時代には貴族はじめ多くの人々がこの町に住んでいましたが、首都の移動に伴い人が少なくなったこの町は‘静寂の町’と呼ばれるようになりました。一歩路地には入ればひっそり静まりかえり、その名の通り、‘静寂’が広がっています。
#5 マルタ最大の漁村の街「マルサシュロック」
カラフルで伝統的な漁船ルッツが湾内に浮かぶマルタ最大の漁村の街「マルサシュロック」。南部エリアを観光する際に、地中海のシーフード料理を目当てに立ち寄る人も多いこの街は、日曜日は、マルタ島近郊で採れた魚やたくさんの露店が並ぶ、サンデーマーケットが開かれ地元の住民で賑わっています。#6 地中海に浮かぶ小さな宝石「コミノ島」
ゴゾ島とマルタ島の間に浮かぶ3.5㎢ほどのとても小さな島「コミノ島」。定住人口はわずか4人ほどで、夏の間だけ観光客で賑わう島です。コミノ島の特徴はなんといっても美しい海ででしょう。地中海トップクラスの透明度を誇る、青く透き通った海は、船の影が水底に映り、まるで船が宙を浮いているように見えるほどです。#7 マルタにある青の世界「青の洞門」
イタリア・カプリ島の青の洞窟は、有名ですがマルタにも神秘的な青の世界を体験できる場所があります。マルタの青の洞門では、小舟に乗って小さな洞門ををいくつもめぐり、光に反射する海水がエメラルド・グリーンやダーク・ブルーに輝き、美しい色彩を楽しむことができます。青の洞門は波が台地を浸食した結果、巨大なアーチが造られたもの。
周辺の海食洞窟とともに光りを反射する海水が、変化ある美しい色彩のページェントを見せてくれ、小型のエンジンボートによる海上からの見学が人気です。