ニョーヨークやパリなどの世界の大都市巡りも魅力的ですが、美しい自然に囲まれた田舎町の旅は格別です。その国独特の文化が色濃く残り、他では得られない喜びがあります。…
地球の息吹を感じるアイスランドであなたが出会う10の絶景
氷河に火山、 ビッグスケールでダイナミックな自然溢れる国「アイスランド」。アイスランドは、火山活動が活発なエリアにあり「地球の鼓動」を肌で感じることができます。 大迫力の滝、吹き上がる間欠泉、壮大な氷河のほか、夏には青々と広がる牧草地、8月下旬頃~4月上旬頃にかけてはオーロラなど、たくさんの魅力に溢れています。 今回は、そんなアイスランドのおすすめの観光スポットをご紹介します。
2024年06月25日更新
#1 世界最大の露天風呂「ブルーラグーン」
アイスランド南西部のレイキャネス半島にある世界最大の露天風呂「ブルーラグーン」。世界最大の露天風呂として人気ですが実はこの温泉は自然のものではなく、地熱発電所を作ったことで偶然できた水たまりがはじまりで、人口的に作られたものです。
ミネラルを含むミルキーブルーの温泉は、日本ではあまり見られない不思議な光景です。
冬の夜は温泉に浸かりながらオーロラが見られるチャンスもあり、レストランやスパ施設もあるので時間を気にせずゆっくりと過ごすことができます。
#2 美しく豪快な裏見の滝「セリャラントスフォス」
アイスランドの首都 レイキャビクから南に120kmにある滝「セリャラントスフォス」。アイスランドは美しい滝が多い事で知られていますが、この「セリャラントスフォス」の美しさも抜群です。この滝の最大の見どころは裏見の滝であるということ。滝壺の裏側がくり抜かれた洞窟のようになっており、滝の裏側から豪快な流れを眺めることができます。#3 アイスランドで最大級の滝「スコゥガフォスの滝」
氷河に挟まれた山稜フィムヴォルズハゥルスに源を発するスコゥガアゥ川の最下流にあるアイスランドで最大級の滝「スコゥガフォスの滝」。滝の落差は60mを超え、その水量と迫力に圧倒されます。晴天時には、落水により生じる水煙により一重あるいは二重の虹が見られ、幻想的な光景を見ることができます。#4 地球の裂け目「シンクヴェトリル国立公園」
アイスランドの南西部にある国立公園「シンクヴェトリル国立公園」。アイスランドは海嶺が地上に露出している世界でもめずらしい場所で、ユーラシアプレートが東に、北米プレートが西に大地を押し広げ、各所で”ギャウ”と」呼ばれる大地の裂け目を見ることができます。なかでもシンクヴェトリル付近のギャウは規模が大きく、ダイナミックな地球の営みを肌で感じることができます。
#5 アイスランドで 3 番目に大きな氷河「スヴィーナフェルスヨークトル氷河」
世界遺産ヴァトナヨークトル国立公園のスカフタフェットルエリアにある氷河「スヴィーナフェルスヨークトル氷河」。豚の形をした山のエリアにあるというのが名前の由来で、アイスランドの首都レイキャヴィークから約4時間の距離にあります。至近距離で氷河を見渡すことができるスポットはアイスランドでも珍しく、悠久たる氷河と氷舌の迫力を体感できる希少な観光地となっています。
#6 氷河の湖「ヨークルスアゥルロゥン氷河湖」
アイスランド島西部、ヴァトナヨークトル氷河から分かれたブレイザメルクルヨークトル氷河の先端にあり、スカフタフェットル国立公園とヘプンの間である氷河湖「ヨークルスアゥルロゥン氷河湖」。「氷河の湖」という意味がありで、その名の通り、氷河から崩れ落ちた流氷が漂っていたり、氷山がそびえ立っています。湖面全体に青く、ぼうっと氷が浮かんでいる様は「まるで幽霊の行列のようだ」とたとえられています。幽霊という消極的な言葉に反して、青く光る氷はとても美しく、壮大な自然と幻想的な世界を楽しむことができます。
#7 約1,000年以上前から活動している間欠泉「ストロックル間欠泉」
アイスランドのクヴィータ川周辺にある間欠泉「ストロックル間欠泉」。間欠泉とは一定周期で水蒸気や熱湯を噴出する温泉のことで、10分間隔で最大 400m近くになるお湯の柱を吹き上げる姿は迫力ある自然の姿を身近に感じることができます。#8 アイスランド最大の教会「ハットルグリムス教会」
アイスランドの首都レイキャヴィークにあるプロテスタント系教会「ハットルグリムス教会」。ハットルグリムス教会の特徴といえば建物の正面からみた外観で「スペースシャトル」や「翼を広げた鳥」のようなシルエットをしており、派手さを取り払った質実剛健な佇まいで、上品さと威厳を感じさせます。#9 約70mもの幅で落ちる豪快な滝「グトルフォスの滝」
アイスランドの首都レイキャビークから、北東へおよそ90km付近にある国内最大級の氷河を水源とする大瀑布「グトルフォスの滝」。「Gull」は、アイスランド語で「黄金」という意味で、「Gullfoss」は「黄金の滝」という意味があります。晴れた日には飛沫が陽の光に照らされて黄金に輝くことから、この名前がつけられたと言われています。アイスランド随一の規模であり、約70mもの幅で落ちる豪快な流れは迫力満点です。
#10 世界最高峰の透明度「シルフラ」
アイスランドの首都レイキャビクから車で40分ほど走った世界遺産にも登録されているシンクヴェトリル国立公園の中にある天然の湖「シルフラ」。シルフラの泉の水は、アイスランドで2番目に大きいラングヨークトル氷河を水源としており、氷河の溶け水は溶岩台地によってろ過され、その結果、最大120m先も見渡せるほどの透明度を誇る水となります。その類まれなる透明度から、ドライスーツ・ダイバーから人気を集めています。