情熱と太陽の国スペインであなたが絶対に訪れるべき10の絶景!中世の世界にタイムスリップ

ヨーロッパ南西のイベリア半島にある情熱と活気溢れる国「スペイン」。スペインには、豊かな大自然や様々な文化が入れ混じった美しい建造物、ビーチリゾート、パエリアを代表とするグルメなど、世界中の旅行者を虜にする魅力が溢れています。 世界遺産が多いことでも有名で、イタリア・中国に次いで3番目に多い世界遺産が登録されています。諸外国の影響を受け、ヨーロッパの中でも独特の歴史を持つスペインだからこそ、歴史的に価値の高い遺産が多いのです。今回は、そんな魅力溢れるスペインの絶景スポットをご紹介いたします。

2024年06月25日更新



1.ガウディ建築の代表格「サグラダ・ファミリア」

スペインのバルセロナにある世界有数の観光名所「サグラダ ファミリア教会」。
ラテン語で、サグラダは「聖なる」、ファミリアは「家族」を意味し、イエス・キリストと聖母マリア、そしてマリアの夫でイエスの養父ヨセフに捧げる教会として、1882年に着工されました。

天才建築家アントニ・ガウディの作品として有名で、1882年の着工以来、完成までに300年は必要とされていましたが、ガウディ没後100年となる2026年に完成する予定と発表されています。外観をじっくり眺めるだけでも十分見ごたえありますが、内部もステンドグラスや彫刻の美しさに見とれてしまいます。

2.スペインで最も美しい村「フリヒリアナ」

スペイン・アンダルシア地方にひっそりと存在している小さな村「フリヒリアナ」。この村は、かつてスペインで一番美しい村にも選ばれたこともある美しい街で、街全体が白で飾られ、メルヘンな世界が広がります。

真っ白な家と軒先に飾られたブーゲンビリアの花、そして澄み切った青い空。どの場面を切り取っても絵になる景観がこの小さな村には溢れています。

3.中世の面影を残す城塞都市「古都トレド」

スペイン中央部に位置し、三方をタホ川に囲まれた小高い丘の上に広がる「古都トレド」。トレドはかつてスペイン帝国の首都だったため、街中に、古代ローマやムーア人が建てた多様な文化的遺構があり、歴史の宝庫となっています。街のいたるところで、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教が融合した独特の建物が見られます。ゴシック様式の大聖堂、中世の石の橋、アルカサルの印象的な要塞は必見です。

スペインの首都マドリードからわずか70kmの距離に位置し、高速鉄道を利用すれば約30分で到着します。マドリッドに訪れる機会があればぜひ足を伸ばして訪れるべきスポットです。

4.断崖絶壁に作られた街「ロンダ」

スペイン・アンダルシア地方の山深い渓谷に佇む、断崖絶壁の街「ロンダ」。グアダレビン川の水の浸食によって深く断ち切られ二分化された街で、両岸を結ぶ断崖に架かるヌエボ橋はこの街1番の見どころです。橋の上から目の前に広がる広大な原野の絶景を眺めるもよし、橋の下から断崖絶壁にかかる大迫力の橋を眺めるもよし。夜になってライトアップされた橋も、昼とは違った幻想的な雰囲気が漂います。

またロンダは、近代闘牛発祥の地としても知られており、スペイン最古の闘牛場の一つである「闘牛場」で、毎年9月には闘牛祭が行われています。

5.イスラム文化が色濃く残る異国情緒溢れる街「グラナダ」

スペイン南部のアンダルシア地方にある「グラナダ」。シェラネバダ山脈のふもとの丘陵地帯に位置し、ムーア人の統治下にあった中世の壮大な建築物、特にアルハンブラ宮殿があることで知られています。”グラナダを見た事がない人は、スペインを何も見ていないのと同じだ”ということわざがあるほど、スペインの中でも非常に重要な街です。

イベリア半島最後の王朝として栄えたその栄華は、世界遺産「アルハンブラ宮殿」に見ることができ、イスラムとキリスト2つの歴史的建造物が混在している様子は、ヨーロッパの他の都市ではなかなか感じられない異国情緒溢れる雰囲気を味わうことができます。

6.ガウディが夢みた幻の英国風の庭園式住宅地「グエル公園」

スペインバルセロナ北部にある、建築家アントニ・ガウディによる作品が楽しめる世界遺産「グエル公園」。
グエル公園は、施主であったエウゼビ・グエイ伯爵とアントニ・ガウディの夢が作り上げた分譲住宅で、1900年から1914年の間に建造されました。

敷地内には波のように曲線を描くベンチや、タイル装飾を施したオブジェの数々が出迎え、独特のセンスあふれる世界が広がります。また、ガウディの当時の暮らしを再現した博物館も公開されており、有名芸術家のイマジネーションに触れられる場として親しまれています。

7.白雪姫城のモデルとなった「アルカサル」

ディズニー映画「白雪姫」に出てくるお城のモデルになったことで知られているセゴビアの「アルカサル」。アルカサルは、カスティーリャ・イ・レオン州の古都セゴビアの、ひときわ高い断崖に聳え建つ、スペイン一とも称される美しい城です。有名な古代ローマ時代の巨大な水道橋や、「大聖堂の貴婦人」と呼ばれるセゴビア大聖堂などともに、1985年「セゴビア旧市街とローマ水道橋」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録されています。

メルヘンチックな青い円錐型のトンガリ屋根をいくつも抱くその姿は、日本人が思い浮かべる「おとぎ話に出てくる西洋のお城」のイメージそのものです。

8.断崖の城壁に守られた深いピンクの中世の街「アルバラシン」

スペイン・アラゴン州テルエル県の小さな中世の村「アルバラシン」。この村は、2006年にスペインの美しい村にも選出されており、一歩村へ足を踏み込めば中世の世界が広がっています。自然の要塞として古くから街が築かれ、標高は約1200mの高台に位置しています。

蛇行して流れるグアダラビアル川を見下ろすように佇む集落は、北はアルバラシン山地、南はウニベルサレス山地に取り囲まれ、イスラム教・キリスト教・ユダヤ教が時に共存し、時に争ったことで、世界に類を見ない唯一無二の景観を生み出しています。

9.黄色い絨毯が一面に広がる「アンダルシア地方のひまわり畑」

スペイン南部の人気の観光地アンダルシア地方。この地方では毎年5月初旬から6月初旬まで、ひまわりを中心に夏の花の最盛期を迎えます。のどかな田舎風景に溶ける見渡す限りどこまでも続くひまわりと、スペインの気持ちの良い青空とのコントラストは、訪れた方が「一生に一度は必ず見るべき」と絶賛するほどの爽快な情景です。
ひまわりの花が楽しめる期間はごく僅かの5〜6月頃で、この時期のスペインの気候は大変過ごしやすく、ひまわりの他にも様々な花々を楽しむことができます。

10.西方の宝石と呼ばれる美しい都「コルドバ」

スペイン、アンダルシア地方の中心部、グアダルキビル川の中流にある古都「コルドバ」。
コンスタンティノーブル、ダマスカスとならび、「西方の宝石」と呼ばれる美しい都です。
850本の円柱が支える紅白のアーチが延々と続く「円柱の森」や、その奥に覗くマヨール礼拝堂の祭壇。イスラム建築の粋メスキータとキリスト教の聖堂が同居する稀な建築はローマ時代からの古都コルドバの象徴となっています。

コルドバの市街には迷路のように入り組んだ路地や白い壁に囲まれたパティオと呼ばれる中庭など、イスラム文化のたたずまいが今も残っています。

       

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