アドリア海の真珠と称され、アドリア海の紺碧を背景に白壁とオレンジ色の屋根が連なるクロアチアの美しい街「ドゥブロヴニク」。ドゥブロヴニクは、ジブリ作品の「紅の豚」…
まるで童話の世界!死ぬまでに行きたいクロアチアの10つの絶景スポットを紹介
アドリア海に臨むバルカン半島の国「クロアチア」。湖と滝の美しい景色をもつプリトヴィツェ、オレンジ色の屋根が並ぶドブロブニク、古代ローマからの遺構が残るスプリットなど、クロアチアには様々な魅力はあります。今回は、そんな魅力溢れるクロアチアのおすすめ観光スポットをご紹介いたします。
2024年06月25日更新
1.魔女の宅急便の世界へ!「ドゥブロヴニク」
クロアチアの南部に位置し、“アドリア海の真珠”と呼ばれるほど美しい街並みを持つ都市「ドゥブロヴニク」。うっとりするような中世の建築、趣のある石灰岩の街並み、独特の風合いを持つテラコッタの屋根などその魅力に虜になる人が多いのも不思議ではありません。バロック様式の聖ブレイズ教会、ルネサンス様式のスポンザ宮殿、現在は歴史博物館になっているゴシック様式のレクター宮殿など、保存状態のよい建造物がいくつも残っています。
2.青く輝く美しい湖群が小滝で繋がれる絶景「プリトヴィッツェ湖群国立公園」
クロアチアの首都ザグレブから南に位置する、ボスニア・ヘルツェゴビナとの国境近くにある国立自然公園「プリトヴィッツェ湖群国立公園」。192km²もある広大な森には大小16の湖が階段状になって点在しており、それらを92の滝が結んでいます。石灰岩質の岩盤に長い年月をかけて作り出された、エメラルドグリーンにきらめくいくつもの美しい湖や、いくつもの滝が織り成す景観を楽しむことができます。
3.マルコポーロ生誕の伝説に彩られたアドリア海の魅惑の島「コルチュラ島」
スプリットとドブロブニクのちょうど中間に位置するペリェシャッツ半島の先に浮かぶ島「コルチュラ島」。この島は、『東方見聞録』で知られるマルコ・ポーロの出生地とも伝えられる島です。全長200メートルほどのコルチュラ旧市街には、15世紀に建てられた『聖マルコ大聖堂』や、14~16世紀のイコンが展示されている『イコン博物館』、マルコ・ポーロの生家と伝えられている『マルコ・ポーロの塔』など、歴史的な建物が多くあります。
4.エキゾチックな港街「スプリット」
首都ザグレブに次ぐクロアチア第2の都市「スプリット」。このアドリア海に面した港町の旧市街は、古代ローマのディオクレティアヌス帝が建造した宮殿と中世以降の建造物が混在し、今も人々が生活を営む稀有な世界遺産の町です。古代・中世の建造物のすぐ近くには、海沿いにヤシの木が並ぶ南国風のプロムナード。
様々な建造物が混在した独特の街並が素晴らしいです。
5.アドリア海に浮かぶクロアチアのリゾート地「フヴァル島」
ヨーロッパで最も太陽の降り注ぐ場所と称するクロアチアの「フヴァル島」。美しい大自然に囲まれているフヴァル島は、その美しさからヨーロッパのセレブたちから人気を集めており、「隠れ家リゾート」と呼ばれています。碧い海を目の前にのんびりと過ごせる広いビーチが人気あり、自由気ままに過ごすことができます。レストランでは大自然の生み出した美味しい食材を味わうことができ、フヴァル島では身も心も充実した休日を過ごすことができます。
6.クロアチアで最も美しいビーチがある島「ブラチ島」
クロアチア南部、アドリア海に浮かぶ島「ブラチ島」。ブラチ島の南にあるボルという町には、「ズラトニ・ラット」と呼ばれるビーチがあり、ビーチが海に向かって角のように突き出しているとても不思議なビーチで、クロアチア語で「黄金の角」という意味を持ちます。ターコイズブルーの海とエメラルドの松の木がある典型的な地中海の風景に囲まれた絵のように美しい砂と小石の海岸は、クロアチアで最も美しいビーチと呼ばれています。
7.天空の街と呼ばれている「モトブン」
クロアチアのイストリア半島中心部にある街「モトブン」。モトブンの街は、イストラ半島の美しい森に囲まれた小高い丘の上にあるため、霧が発生すると、もやの中から中世の町が見え隠れする幻想的な景観を生み出すため、「天空の城ラピュタ」のモデルになったとも言われています。トリュフの名産地としても有名で、街の周囲に広がる森は「トリュフの森」と呼ばれており、黒トリュフのみならず、珍しい白トリュフが豊富に採れることでも知られています。
8.ヨーロッパで最もロマンチックな街「ロヴィニュ」
“ヨーロッパで最もロマンチックな街”のひとつと称されるクロアチアの小さな港町「ロヴィニュ」。ロヴィニは、アドリア海に浮かぶ丘の上にそびえる塔の風景が印象的な港町で、カラフルな家々が並ぶ町並みはかわいらしく、路地裏散策がとても楽しくおすすめです。約600年間ヴェネチアに支配されていたイストリアの重要都市の1つであったという歴史を持つことからか、イタリアのベニスやフィレンツェの町並みに似た雰囲気が漂っています。
9.ヨーロッパで最もロマンチックな街「シベニク」
アドリア海に流れ込むクルカ川の河口に広がる歴史ある美しい古都「シベニク」。クロアチアの海岸線ほぼ中央に位置し、遠くにディナルアルプスを望む自然美も兼ね添えた街です。アドリア海東岸で最も古い街と言われており、赤茶色の屋根が続く旧市街には石畳の細い路地が縦横に延び、両側には石造りの古い歴史を伝える家々が軒を連ねています。
10.古き良きヨーロッパの街「ザグレブ」
東ヨーロッパのバルカン半島の付け根に位置するクロアチアの首都「ザグレブ」。中世から続く歴史豊かな街でありながら、現代クロアチアの文化的中心地でもあり、歴史と現代が融合した興味深い都市です。パリやロンドンのような大都市ではnいですが、多彩な様式のヨーロッパ建築が立ち並び、トラムが街中をのんびり走るゆったりした街として知られています。