天空にそそり立つ高さ20m〜600mほどの奇岩群。そして、岩山の頂にへばりつくように建つ修道院「メテオラ」。その今にも剥がれ落ちそうな危うい建物の中で、キリスト…
青と白の絶景ギリシャであなたが訪れるべき10の観光スポット
地中海の東部に位置し、バルカン半島とペロポネソス半島からなる本土と、エーゲ海に点在する大小3000もの島々から構成されている国「ギリシャ」。美しい海、青い空に映える真っ白な建物、様々な伝説や古代遺跡と世界遺産アクロポリスなど、ギリシャには様々な魅力はあります。今回は、そんな魅力溢れるギリシャのおすすめ観光スポットをご紹介いたします。
2024年06月25日更新
1.世界一美しいサンセットが見れる島「サントリーニ島」
輝く紺碧のエーゲ海に映える白壁の家並みが印象的でいまや地中海を代表する景勝地になった「サントリーニ島」。断崖絶壁に並ぶ白い壁の建物と、真っ青な空や海が眩しく、ただ歩いているだけでも物語の世界に入り込んだような優雅なひと時を過ごせます。北端にある小さな港町イアの世界一美しいとも称されるサンセットはなによりも有名で、夕暮れ時は高台に多くの人が集まります。エーゲ海へ沈んでいくサンセットのシーンでは皆がその美しさに心を奪われ言葉を発せず、感動の静寂が包み込みます。
2.エーゲ海に浮かぶ白い宝石「ミコノス島」
ギリシャ本土の東に広がるエーゲ海。エーゲ海の魅力的な島々の中でも、サントリーニ島と並んで、ギリシャ観光を代表するのが「ミコノス島」。「エーゲ海に浮かぶ白い宝石」とも称されるほど、太陽の明るさを強調し美しく建ち並ぶ白亜の家々が、紺碧のエーゲ海と相まって、ブルー&ホワイトのエーゲ海のイメージをそのまま現実にしたような美しさは感動もの。大小300以上もあるギリシャ正教の小さな教会や風車はどれもロマンティックで、まるで絵葉書のような景色にため息がでることでしょう。
3.ジブリ映画「紅の豚」のモデル「ナヴァイオビーチ」
ギリシャ イオニア諸島のザキントス島にある入り江「ナヴァイオビーチ」。 1980年に沿岸航行船のパナヨティス号がこの浜で座礁して以来、ナヴァイオビーチと呼ばれるようになり、観光名所となっています。ジブリ映画「紅の豚」に登場するポルコの隠れ家のモデルになったのではとも言われており、鮮やかなブルーの絵具を水に浸したかのような圧倒的な色彩に、心を奪われることでしょう。
4.エーゲ海の城塞都市「ロドス島」
古代ギリシア人の都市国家が造られ交易で栄えたエーゲ海南部に浮かぶ島「ロドス島」。島で最大の都市であるロドスの街は、古代以来港湾都市として栄え、世界の七不思議の一つである「ロドス島の巨像」が存在したことでも知られています。地中海交易の拠点として古くから栄えてきたロドス島は、時代と共に変転してきた島の歴史を物語る遺跡やモニュメントがロドス市の旧市街をはじめ数多くの中世の建物が色濃く残っており、観光ポイントとなっています。
5.地中海に浮かぶギリシャ最大の島「クレタ島」
地中海のギリシャの島々の中で最大の島「クレタ島」。ヨーロッパ最古のミノア文明を生み、その伝説の残るクノッソス宮殿や、ミノア文明の出土品が多く収蔵されている博物館、遺跡など見どころが多くあります。また、美しい海岸線と1年を通じて温暖な気候に恵まれたクレタ島は、ギリシャ有数のリゾート地としても有名で毎年ヨーロッパ中から観光客が訪れます。
6.孤高の絶壁にそびえる修道院「メテオラ」
ギリシャのテッサリア地方ピンドス山脈の麓に、30m~400mの高さの岩の塔が60以上点在している「メテオラ」。「空中に浮かんでいる」という意味のメテオラには、下界とは隔絶されたその岩の塔の頂上に「メテオラ修道院」が建てられており、その名の通りまるで空中に吊り下げられ、浮かんでいるかのように見えます。現在も物資を運び上げるのにロープウェーが使われる下界と隔絶された「中空の修道院」の内部は荘厳で、フレスコ画や聖画など、ビザンチン美術の宝庫となっています。
7.アテネの黄金時代を象徴する聖なる丘「アクロポリス」
ギリシアのアテネにある世界遺産「アクロポリス」。アクロポリスとは「高い丘の上の都市」という意味で、オリンポスの神々を祀った神域であり、同時に敵の侵入を防ぐ要塞としての役割を果たしていました。アクロポリスの中でも古代ギリシャ文明の栄光の象徴となっているパルテノン神殿は有名で、ドリス式建築の傑作と謳われています。
8.イオニア海最大の島「ケファロニア島」
ギリシャ本土の西にあるイオニア海に浮かぶ島「ケファロニア島」。エーゲ海に浮かぶ自然溢れる美しい島で、島の東部にあるメリッサニ洞窟は神秘的な美しさの地底湖として人気の観光スポットになっています。洞窟は岩壁に囲まれ、真っ青な水が広がる湖が差し込む光に照らされて輝く姿は神秘的で「妖精の棲む洞窟」とも呼ばれています。
9.首都アテネから週末旅行できる島「イドラ島」
エーゲ海東南部のペロポネソス半島東岸に位置するギリシャ領の島「イドラ島」。首都アテネから近いため、週末の旅行先として人気で丘陵地の斜面にカラフルな家が立ち並ぶのが印象的な島です。石畳の路地裏には、アクセサリーや小物の工房やショップが点在し、街が小さく、人々の生活を身近に感じることが出来、街歩きが好きな人にはたまらない島です。島内は自動車乗り入れ禁止のため、島内は徒歩かロバに乗って散策をします。
10.神話の時代から続く古都「アテネ」
ギリシアの首都であり、政治・経済・文化の中心地「アテネ」。大帝国として栄えた古代ギリシャ文明の中心都市でもあり、紀元前 5 世紀の遺跡が圧倒的な存在感を放っており、丘の上の要塞アクロポリスなどには何本もの柱があるパルテノン神殿のような古代の建物が残っています。アクロポリス博物館や国立考古学博物館には、古代ギリシャ時代の彫刻、花瓶、宝石などが収められています。