【SDGs】年間約50tのごみが漂着する石垣島で早朝ビーチクリーンに参加してきた

持続可能な開発目標(SDGs)を目指す中、石垣市はSDGs未来都市として認定されています。しかし、美しい石垣島には年間約50tものゴミが漂着するという深刻な問題が存在します。どのようなゴミが、どれだけの量で石垣島の海岸に打ち上げられているのでしょうか。私はその実態を知るため、石垣島での早朝ビーチクリーンに参加する機会を得ました。この記事では、石垣島の現状とビーチクリーンの経験、そして石垣島の未来についての考察をお伝えします。

2023年11月02日更新


持続可能な開発目標(SDGs)とは

持続可能な開発目標(SDGs)は、国際的な取り組みとして2015年に国連で採択された17の目標からなるものです。これらの目標は、貧困の撲滅、飢餓の終結、健康や教育の向上、気候変動への対策など、地球上のあらゆる課題に取り組むためのものです。SDGsは、2030年までの15年間でこれらの目標を達成することを目指しています。

SDGsの特徴は、それぞれの目標が相互に関連しており、一つの目標を達成することが他の目標の達成にも寄与するという点にあります。また、これらの目標は、先進国だけでなく、発展途上国も含めた全ての国々に適用されるものとなっています。

日本でも、政府や企業、市民団体などがSDGsの取り組みを進めており、持続可能な社会の実現に向けた動きが広がっています。私たち一人ひとりも、日常生活の中でSDGsの目標に照らし合わせた行動を意識することで、地球の未来をより良くする手助けをすることができます。

石垣島の現状

八重山諸島、特に石垣島は、陸域と海域に広がる生態系の宝庫として知られています。石西礁湖という北半球最大のサンゴ礁エリアが存在し、多様な生態系が繁栄しています。しかし、地元の年配の方々は、かつての豊かな生態系が今は失われつつあると語ります。サンゴの白化現象が2016年に大規模に発生し、その原因として地球温暖化の影響が指摘されています。また、ビーチには漂着ゴミ、特にプラスチックが散乱しており、この問題は深刻化しています。2050年には、海のプラスチックゴミの量が魚の総重量を超えるとも言われています。私たちが生態系を破壊する行動を続けると、その影響を受けるのも私たち自身です。環境問題に対する理解を深め、実際に体感することで、問題解決への道を模索する必要があります。私たちは、この問題を自分事として捉え、共に解決策を探し、行動することが求められています。

年間50トンの海洋ゴミが漂着している

石垣島は観光地としての魅力を持つ一方、深刻な海洋ゴミ問題に直面しています。毎日、満潮ごとにゴミが2回漂着し、石垣島だけで年間50トン、八重山諸島全体では500トンの海洋ゴミが漂着しています。特にペットボトルや業務用ブイなどのプラスチックが半分以上を占めており、世界の海には1億5,000万トンのプラスチックゴミが存在し、年間800万トンが新たに流れ出ているとされます。八重山諸島のゴミ処理は限界に達し、沖縄本島への移送が行われています。回収されたプラスチックはアップサイクルの取り組みで再利用されていますが、ゴミ問題の根本的な意識改革が必要です。この問題は、島国日本全体の課題の縮図とも言える深刻なものです。毎日、ボランティア団体がビーチクリーンを行い、この問題に取り組んでいます。

石垣島で早朝ビーチクリーンに参加してきた

今回参加したツアーはこちら

このツアーは、石垣島の美しい海岸でのビーチゴミ拾いを体験できるものです。参加者は、海洋漂着ゴミの現状を直接目の当たりにし、SDGsの重要性を感じることができます。ツアーのハイライトとして、ゴミ拾いを終えた後、清潔になったビーチで一緒に朝ごはんを楽しむ時間が設けられています。

集合場所 伊野田海岸(日によって違う)
開始時間 07:10(※集合時間 7:00)
料金 1人2000円
公式HP https://www.asoview.com/item/activity/pln3000039963/

実際にツアーに参加してきました!

石垣島のビーチクリーンツアーに参加して、その深刻な海洋ゴミの現状を目の当たりにしました。記事で紹介されていた通り、ビーチにはさまざまなゴミが漂着しており、特にペットボトルや発泡スチロールの量に驚きました。また、地元の方々の言葉を思い出し、かつての石垣島の美しい海岸が今はゴミで汚れてしまっている現状に心が痛みました。
 
 
ツアーの中で、ゴミの分別方法や安全にゴミを拾う方法など、具体的な知識を学ぶことができたのは非常に有意義でした。特に、ゴミの中には危険なものも多く、その取り扱いには十分な注意が必要であることを実感しました。
最も印象的だったのは、参加者同士の協力のもとでビーチクリーンを行い、一緒に清潔になったビーチでの朝ごはんの時間でした。このツアーを通じて、石垣島の自然環境を守るための具体的な行動を学び、今後もこのような活動を続けていきたいと強く感じました。

初心者が石垣島でビーチクリーンをする方法

今回はツアーに参加してビーチクリーンを行いましたが、ツアーに参加しなくてもビーチクリーンは誰でもできます。
石垣島でビーチクリーンを初めて行う方への基本的な方法を以下にまとめます。

参加団体の選定
石垣島にはビーチクリーンを定期的に行う団体やイベントが存在します。初めての方は、これらの団体の活動に参加することで、安全にクリーン活動を体験できます。

必要な道具
手袋、ゴミ袋、長袖の服、帽子、日焼け止め、水分などを準備しましょう。

安全確認
ビーチクリーンを行う場所の安全を確認し、潮の流れや天気などの自然条件に注意してください。

ゴミの分別
拾ったゴミは、可燃・不燃・プラスチックなどに分別して捨てることが大切です。

持ち帰り
拾ったゴミは必ず持ち帰り、適切な場所で処分してください。

体調管理
暑さや疲れを感じたら、無理をせず休憩をとりましょう。

ビーチクリーンは、自然環境を守るための大切な活動です。石垣島の美しい海岸を守るため、一緒に取り組みましょう。

石垣市はSDGs未来都市に認定されている

石垣市は、持続可能な開発目標(SDGs)に基づいた取り組みを進めており、その結果として「SDGs未来都市」として認定されています。この認定は、地方自治体がSDGsの目標に沿った持続可能なまちづくりを推進し、その取り組みが評価された際に与えられるものです。石垣市は、自然環境の保全や地域社会の持続的な発展を目指して様々なプロジェクトや活動を展開しています。このような取り組みを通じて、石垣市は地域の持続可能性を高めるとともに、国内外からの注目を集めています。SDGs未来都市としての認定は、石垣市のこれからの発展やSDGsへの取り組みをさらに加速させる契機となることでしょう。

今日からできる環境への負荷を減らすためのアクション

環境を守るために、私たちができることはたくさんあります。マイボトルやエコバッグを持って出かけたり、不要なゴミを減らしたり、落ちているゴミを拾ったり。電気を使わないときはスイッチを切ることや、歩いたり自転車に乗ったりして移動することも大切です。地球を大切に思う気持ちを持ち、みんなで協力して環境を守っていきましょう。

持続可能なアイテムの使用
マイボトル、マイバッグ、マイ箸を持参し、使い捨てのアイテムの使用を減らす。

ゴミの削減
ポイ捨てを避け、勇気を持って落ちているゴミを拾う。家庭のゴミ出しを意識的に減らす。

消費の選択
過剰包装を避け、MSC認証のシールのついた食品を選ぶ。地産地消を心がける。

エネルギーの節約
使わない電気は消し、自然エネルギーを利用する。

移動方法の選択
人力の乗り物、例えば自転車や歩行を選ぶ。

意識の変革
物事を“地球視点”で考え、環境への意識を高める。

サポート
環境活動を行っている人々や団体を応援し、その活動に参加する。

これらの小さな日常の選択が、環境への大きな負荷を減少させる第一歩となります。

石垣島のより良い未来に向けて

石垣島は、その美しい自然と豊かな生態系で多くの人々を魅了してきました。しかし、現在の環境問題を目の当たりにすると、私たち一人ひとりが行動を起こさなければ、この宝物を次の世代に引き継ぐことはできないかもしれません。ビーチクリーンのような小さな活動から、大きな変化を生み出すことができると信じています。私たちの手で、石垣島の未来を明るく、持続可能なものにしましょう。

未来の石垣島を想像すると、清潔な海岸線、豊かな生態系、そして地域の人々が誇りを持って生活する姿が浮かびます。その実現のために、今、私たちができることを積極的に行い、石垣島の持続的な発展と美しい自然を守る取り組みを続けていく必要があります。


       

人気記事

南フランスであなたが訪れるべきおすすめのスポット10選!プロヴァンス・コートダジュールなど美しすぎる風景
イタリアであなたが見るべき10のおすすめ絶景スポット!息を飲むような絶景の宝庫
白馬マウンテンハーバーの魅力に迫る!ゴンドラ料金や行き方・営業時間などを紹介
ジブリ映画のモデル&舞台になった世界のおすすめ観光スポット・絶景12選
石垣島でクワガタ狩りに挑戦!採集できる時期や時間帯・おすすめツアーなども紹介
一生に一度は訪れたいヨーロッパにある絶景18選!あまり知られていない秘境を厳選して紹介
沖縄にあるおすすめエアビー物件4選!環境建築賞も受賞した自然と融合した「SHINMINKA Villa GUSHIKEN」も紹介
奇跡の絶景といわれる広大な塩の大地「ウユニ塩湖」徹底ガイド
アルプスが織りなす絶景が広がる国スイスであなたが訪れるべき10の絶景
PICAさがみ湖を実際に行って徹底解説!都心から車で約60分で手ぶらでキャンプ&BBQが楽しめる

おすすめ記事

日本のマチュピチュと呼ばれている秘境7選!世界遺産の絶景が国内でも見れる
ふもとっぱらキャンプ場を徹底解説!予約方法・料金・チェックインのコツから温泉情報まで紹介
フィンランド・ヘルシンキのおすすめ観光スポット8選!定番から名所までご紹介
韓国・ソウルのおすすめ観光スポット10選!定番から穴場まで紹介
オーストリア・ウィーンのおすすめ観光スポット10選!定番から穴場スポットまで紹介

トラベルガイド記事

本栖湖SUMIKACAMPFIELDを徹底解説!料金・アクセス方法・口コミ情報まで紹介
ふもとっぱらキャンプ場を徹底解説!予約方法・料金・チェックインのコツから温泉情報まで紹介
ラスベガスのおすすめホテル8選!高級ホテルから子連れ・ファミリー向けまで実際に泊まって紹介
実際に行ってきた!アメリカをキャンピングカーで旅するべき5つの理由
アメリカキャンピングカーレンタルを徹底比較!車種・料金・費用なども解説

キーワード