北海道の天空の湖「然別湖」を徹底解説！話題の湖底線路や然別湖畔温泉ホテル風水なども紹介
北海道の大自然が織り成す美しい風景の一つ、然別湖。その名はアイヌ語の「シクナイペッ」が由来で、「川に流れ込む大きな湖」を意味します。四季折々の美しい風景や多彩なアクティビティ、冬のみ現れる氷上の集落・然別湖コタンなど、訪れるたびに新たな魅力を発見できるのが然別湖の魅力です。本記事では、然別湖の基本情報からおすすめの観光スポット、宿泊施設、アクセス方法まで、詳しくご紹介します。一度は訪れたい北海道の絶景、それが然別湖です。この記事を読んで、あなたも然別湖の魅力に触れてみてください。
2023年11月02日更新
目次
然別湖とは
然別湖は、北海道中央部の十勝地方に位置する大きな湖で、アイヌ語の「シクナイペッ」が語源となっています。その名の通り、「川に流れ込む大きな湖」を意味し、その規模は広さ約22平方キロメートルに及びます。その湖は地元民から「北海道の屋根」とも称される大雪山系の雄大な山並みに囲まれ、その美しい風景が訪れる人々を魅了しています。湖水は透明度が高く、豊かな自然環境は多くの野生動物や魚類にとっても絶好の生息地となっています。
また、アイヌ文化について学ぶことができる施設や、四季折々のアクティビティが楽しめる観光地としても知られています。特に冬季には「然別湖コタン」という氷上の村が現れ、訪れる観光客を楽しませています。
歴史、自然、文化が混ざり合うこの地は、北海道を訪れる際にはぜひ立ち寄りたいスポットの一つです。
然別湖のおすすめアクテビティ
北海道の美しい自然を堪能できる然別湖は、観光名所として人気があります。湖畔でのピクニックやバーベキューは、家族や友人との楽しいひとときを過ごす最適な場所です。また、湖でのカヌーやボート体験もおすすめ。水面を滑る感覚は格別で、四季折々の風景を楽しむことができます。冬季には、氷上釣りも楽しめるので、季節を問わず訪れる価値があります。湖周辺の散策路では、新緑や紅葉の美しい風景に出会えることでしょう。そして、地元の新鮮な食材を使ったグルメも堪能できます。然別湖は、自然とのふれあいを求める方にぴったりの観光地です。然別湖でアクテビティを楽しみたいなら「然別湖ネイチャーセンター」へ
北海道の然別湖ネイチャーセンターは、美しい然別湖を背景に、多彩な自然体験が楽しめる施設です。ここでは、季節に応じたアクティビティが豊富に用意されており、カナディアンカヌー、トレッキング、釣りなど、自然と一体となる体験が可能です。冬季にはスノーシュー散策などの雪のアクティビティも楽しめます。初心者から上級者まで、幅広い層に対応したプログラムが展開されており、専門のガイドが安全に楽しめるようサポートします。然別湖の魅力を存分に感じられるネイチャーセンターは、家族や友人との素敵な思い出作りに最適なスポットです。詳細な体験メニューは公式ウェブサイトで確認できます。実際に然別湖でカナディアンカヌーを体験してきた！
北海道の然別湖ネイチャーセンターで開催されているカナディアンカヌー体験に参加してきました。朝の8:30に集合し、インストラクターからカヌーの基本操作や安全に関する説明を受けました。
湖の水面は朝霧に包まれ、幻想的な風景が広がっていました。カヌーに乗り込み、ゆっくりと湖を進むと、四季折々の自然が感じられる美しい景色が目の前に広がりました。特に、水面に映る山々の姿は絶景でした。
カナディアンカヌーは安定感があり、初心者でも楽しむことができました。インストラクターの丁寧な指導のおかげで、自然と一体になったような感覚を味わうことができました。然別湖のカナディアンカヌー体験は、自然を身近に感じられる素晴らしい時間となりました。おすすめのアクティビティです。
然別湖ではキャンプはできる？
然別湖周辺では、キャンプを楽しむことができる場所もあります。湖の美しい自然を背景に、テントを張り、焚き火を楽しむことができるでしょう。地元の観光案内所などで、キャンプ場の情報や利用ルールを確認するとよいでしょう。自然を満喫しながら、のんびりとした時間を過ごすことができるのが、然別湖でのキャンプの魅力です。注意点として、ゴミは持ち帰るなど、自然環境を守るマナーを守ることが大切です。然別湖の話題のフォトジェニックスポット湖底線路とは？
然別湖の湖底線路は、観光客に人気のフォトジェニックスポットです。この湖底線路は、かつて存在した鉄道路線の一部で、湖の水位が下がるとその一部が水面下から現れる珍しい風景が楽しめます。特に、早朝の静かな湖面に映る湖底線路の姿は幻想的で、多くのカメラマンや観光客がこの瞬間を捉えようと訪れます。季節や天候によって変わる表情も魅力で、四季折々の風景と共に楽しむことができるでしょう。
湖底線路は、自然と歴史が交差する貴重なスポットで、然別湖を訪れた際にはぜひ足を運んでみてください。この美しい風景は、きっと忘れられない思い出となるでしょう。
然別湖で宿泊するなら「然別湖畔温泉ホテル 風水」がおすすめ
今回然別湖を100%満喫するために宿泊したのが「然別湖畔温泉ホテル 風水」。北海道十勝・大雪山国立公園内に位置する「然別湖畔温泉ホテル 風水」は、美しい然別湖の湖畔に建つ唯一のホテルです。全客室、大浴場、露天風呂から湖を一望でき、四季折々の風景を楽しむことができます。源泉100％のかけ流し温泉は、湖畔の自然と調和し、旅の疲れを癒します。地元の新鮮な素材を使った郷土の味も自慢です。夏には湖水に映る星空、冬には全面結氷した湖面と「しかりべつ湖コタン」の出現など、季節ごとの魅力が満載。展望露天風呂からの幻想的な夜景も見逃せません。手つかずの自然が保たれたこの地で、心からの癒しを体験してみてください。
部屋の窓からは然別湖のパノラマを見ることができます。お部屋は和室で非常に綺麗でした。
夕食前に布団を敷いてくれるサービスもあり、古き良き日本の旅館という雰囲気があります。
このホテルは、然別湖の湖畔に建っているため、展望露天風呂からの眺めが最高です。
露天風呂に浸かりながら満点の星空と月明かりが湖に浮かびあがる、幻想的な夜の景色を堪能することができます。
お食事は、地元の幸をふんだんに使った和食膳。どの料理も美味しかったです。
冬だけ湖上に現れる然別湖コタン
然別湖コタンは、冬季にだけ湖上に現れる氷の村で、アイヌ語で「村」を意味します。寒さが厳しい時期に、湖上が凍結すると、このエリアには氷の小屋や彫刻、氷のバーなどが作られます。観光客は氷の上を歩いて散策したり、氷上釣りを楽しんだりすることができます。夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しむことができるため、多くの人々に愛されています。然別湖コタンは、冬の北海道の魅力を感じることができる、ユニークで特別な観光地です。然別湖への行き方
然別湖へのアクセス方法は以下の通りです。飛行機でのアクセス：
最寄りの空港は帯広空港です。東京からは約1時間40分のフライト時間で到着します。帯広空港から然別湖までは車で約2時間、またはバスを利用することも可能です。
電車でのアクセス：
電車で訪れる場合、JR帯広駅が最寄りの駅となります。東京からは新幹線と特急列車を組み合わせて、約10時間で到着します。帯広駅からはバスに乗り換えて約2時間で然別湖に到着します。
車でのアクセス：
札幌や帯広からは、車で直接訪れることも可能です。札幌からだと約3時間30分、帯広からは約2時間のドライブです。
なお、バスやレンタカーを利用する際は、冬季は道路状況が厳しいこともあるため、事前に道路情報を確認することをおすすめします。また、公共交通機関の運行状況や時間は季節や日により変わることがありますので、訪れる前には必ず最新の情報をご確認ください。
北海道を訪れたら然別湖へ行ってみよう！
北海道の自然が作り出す美しい風景、然別湖。四季折々の表情を見せ、豊かな生物と共に息づく、この湖は訪れる人々に癒しと感動を与えています。湖上に現れる冬の集落「然別湖コタン」や湖底線路など、魅力的なスポットが満載。そして、地元の味覚を楽しみながら一晩過ごせる宿泊施設は訪れた人々の心を豊かにします。自然の中で心地よく過ごす時間は、日常から一時的に離れ、心と体をリフレッシュさせる絶好の機会です。あなたも是非、然別湖の魅力を体感しに訪れてみてはいかがでしょうか。
