まるで「おとぎの国のよう」と世界中から絶賛されるデンマーク。その美しい風景とともに、デンマークの料理もまた旅の楽しみの一つです。デンマークは酪農国家としても知ら…
童話の世界が広がるデンマークを訪れたら行くべきおすすめの10の観光スポット
北欧諸国のなかで最も南に位置し、ヨーロッパ大陸と陸続きのユトランド半島と、グリーンランドやフェロー諸島を含め500以上の島々からなる国「デンマーク」。デンマークには、アンデルセンの故郷として有名なオーデンセ、ヴァイキングの歴史を伝えるロスキレ、ユトランド半島の古都オーフス、首都コペンハーゲンなど、小さいながらも魅力に富んだ古都が点在しています。そこで今回は、そんなデンマークにあるおすすめの観光スポットをご紹介します。
2024年06月25日更新
デンマーク旅行の魅力は？
デンマークは自然の美しさと都市の活気、洗練されたデザインと建築、フレンドリーな人々、グルメな食文化、そして歴史ある王室という多彩な魅力が一つになった国です。広がる風景や美術館、デザインの宝庫に触れながら、自転車で街を巡り、笑顔で迎えてくれる人々と交流し、シーフードや伝統料理の美味を楽しむことで、その魅力を満喫することができます。また、王室に関わる場所を巡ることで、歴史と伝統に触れる素晴らしい体験もできます。デンマークは心を豊かにする旅の魅力がたくさん詰まった素晴らしい国なのです。デンマークのおすすめのシーズン・時期は？
デンマークを訪れるおすすめのシーズン・時期は、春から夏にかけての期間です。4月から8月にかけては比較的温暖な気候となり、花々が咲き誇り、自然が美しい状態になります。特に5月から6月は、デンマークの風景が鮮やかな緑色に包まれ、気温も快適なため、散策や自転車での街の探索に最適です。また、夏には多くのイベントやフェスティバルが開催され、賑やかな雰囲気を味わえます。ただし、デンマークは予測しにくい気候を持つため、軽い防寒具や雨具の準備も忘れずにすると良いでしょう。デンマーク旅行の費用・価格は？
デンマーク旅行の費用は、個人の旅行スタイルや好みによって異なりますが、一般的には中程度から高めの価格帯と言えます。以下に一部の費用の目安を示します。宿泊費: ホテルや宿泊施設の料金は、季節や場所によって異なりますが、一泊あたり100ドルから300ドル以上の範囲で考えておくと良いでしょう
食事費: レストランやカフェでの食事の平均的な価格は、一食あたり15ドルから30ドル程度です。もちろん、食事の種類や場所によって価格は変動します。
交通費: 公共交通機関（バス、電車、メトロ）の運賃は、距離やルートによって異なりますが、一回の乗車で2ドルから5ドル程度が一般的です。また、自転車をレンタルする場合は、一日あたり10ドルから20ドル程度がかかることがあります。
観光費: 入場料や観光名所のチケットの価格は、場所によって異なります。一般的な観光地では、数ドルから数十ドルの範囲であることが多いです。
また、旅行中のショッピングや娯楽活動、その他の個人的な出費も考慮に入れる必要があります。デンマークは一般的に物価が高めですので、予算を適切に管理し、旅行費用を見積もりながら計画することが重要です。
デンマークで訪れるべき10のおすすめ観光スポット
コペンハーゲン
童話の世界に迷い込んだような美しい街並みが特徴的なデンマークの首都「コペンハーゲン」。コペンハーゲンは、商業の要衝として発展した北欧最大の都市で、近代的な建築物とレンガ造りの歴史的な建物が融合した美しい景観が広がる街並みは、”北欧のパリ”と称されます。そんなコペンハーゲンの中で特に人気のスポットが色とりどりの木造家屋が立ち並ぶ港町ニューハウン。世界を代表する童話作家アンデルセンが長年居を構えたこの場所は、メルヘンな雰囲気が漂いまるで童話の世界に迷い込んだような錯覚を覚えることも。フェロー諸島
ナショナル・ジオグラフィック・トラベラー誌で『世界一の憧れの島』にも選ばれた北大西洋に浮かぶ群島「フェロー諸島」。広がる手付かずの大自然の中、人と様々な生き物が共存しており、因みに羊は約7万5千頭、ピーク時には300種類を超える数百万羽の野鳥が生息しています。映画「007」やディズニー映画「ピーターパン＆ウェンディ」の舞台にもなりました。オーフス
デンマーク第2の都市といわれていて、コペンハーゲンに次ぐ大きな都市「オーフス」。コペンハーゲンからは高速鉄道で3時間半くらいの場所にあり、バイキングに発見された地で、歴史が古く北欧の中でも最も古いと言われている街ですが、現在の住人の平均年齢が最も若い都市とも言われている活気ある学生の街でもあります。毎年8月下旬～9月上旬にはミュージックやアート、演劇などが楽しめるデンマークと北欧で最大規模を誇るオーフス・フェスティバルが開催されることでも知れています。
フュン島
デンマークにある3番目に大きな都市オーデンセがある「フュン島」。コペンハーゲンからは鉄道を使って1時間ほどのところにあり、アンデルセンの生まれ故郷としても有名です。フュン島にある有名な1554年建設の古城「イーエスコウ城」は特に人気の観光スポットで、広大な庭園と湖畔に浮かんでいる美しいお城は幻想的で、まるでおとぎ話の中に迷い込んだ感覚になることでしょう。ムンスクリント
デンマークの南シェラン地域の東海岸に浮かぶムン島。そんなムン島の東海岸に沿って伸びる6kmの石灰岩と白亜の断崖「ムンスクリント」。白亜というのはチョークのことで、チョークは地質時代の白亜紀に浅い海の底に堆積した、石灰質の殻を持つ小さな藻の死骸でできています。デンマークはもちろん世界的にも珍しい環境で、2017年にユネスコの生物圏保存地域に指定されています。クロンボー城
海峡を隔てた対岸にスウェーデンを見渡せる絶景の地に立つルネッサンス建築の城「クロンボー城」。1500年代末にフレデリック2世の命で建築された城で、シェークスピア作「ハムレット」の舞台として知られています。チボリ公園
1843年に建てられたデンマークの首都コペンハーゲンにある世界最古のテーマパーク「チボリ公園」。チボリ公園は、あのウォルト・ディズニーがインスピレーションを受け、童話作家のアンデルセンも幾度となく足を運んだ世界的に有名な公園です。中央駅に隣接した85,000㎡の敷地には、観覧車やメリーゴーランド、ローラーコースター、野外劇場でパントマイムやコンサートなどのエンターテイメントを楽しむことができ、38のファーストフード＆レストランがあります。フレデリクスボー城
首都コペンハーゲンの北西、ヒレロズのパラス湖に佇む水城「フレデリクスボー城」。湖に浮かぶ三つの小島に、横たわるように建てられていて、城は湖で囲まれ、対岸にフランスの造園に倣ったとされるバロック様式の庭園が広がっています。城壁の赤い煉瓦と緑青の屋根が見事な色彩のハーモニーを織りなし、「デンマークで最も美しい城」とも称されています。
ルイジアナ近代美術館
コペンハーゲン都心部から電車で40分ほど離れた郊外にある世界一美しいと賞賛される美術館「ルイジアナ近代美術館」。1958年に美術愛好家のビジネスマンによって設立され、デンマークのエアスン海峡に臨む広大な庭つきの元個人宅に改装を重ね、自然と一体化した環境で世界最高峰のアート鑑賞をすることができます。ローゼンボー城
デンマークの首都コペンハーゲンの中心部にある小さな城「ローゼンボー城」。1634年に王室の夏の離宮として造られた、ルネサンス様式の宮殿であり、現在はデンマークのロイヤルファミリーにまつわるコレクションを展示する博物館となっています。宝石や財宝を始め、戴冠式に使用された黄金の王冠、さらには芸術品も展示されています。関連記事
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