アムステルダム、その名を聞くだけで心躍るこの街は、美しい運河、豊かな歴史、そして自由を象徴する文化で知られています。世界中から観光客を引き寄せるこのオランダの首…
美しい運河とチューリップが咲き乱れるオランダであなたが出会うべき10の観光スポット
美しい運河がある街並みと可愛らしい風車が特徴的な国「オランダ」。絵本のような風景が広がるキンデルダイクの風車群、心和むアムステルダムの運河の風景、フェルメールやゴッホに代表される名画など、オランダはたくさんの魅力に溢れています。今回は、そんなオランダのおすすめの観光スポットをご紹介します。
2024年06月25日更新
#1 オランダ国内最大規模の風車網「キンデルダイク」
オランダ南部ロッテルダムの南東に位置する村「キンデルダイク」。キンデルダイクは、オランダ最大規模の風車群があることで有名な場所です。風車の国として知られるオランダですが、かつては一万基の風車があったと言われていますが、現在残っているのは約千基ほど。その中でも、レク川とノールト川に挟まれたキンデルダイクには19基というまとまった数の風車が立ち並び、圧巻の光景です。
#2 世界最大級のチューリップが鑑賞できるフラワーパーク「キューケンホフ公園」
アムステルダム近郊の小さな町リッセにある世界最大の球根花の楽園「キューケンホフ公園」。1年のうち2ヶ月しかオープンしておらず、例年3月中旬から5月初旬の期間限定で入園でき、800種類のチューリップを始め700万株もの様々な花を鑑賞することができます。ヨーロッパの庭とも呼ばれており、チューリップやヒヤシンスなどの花々が一面に咲き誇る、世界で最も美しい春の庭園を楽しむことができます。
#3 オランダのベネチア「ヒートホルン」
アムステルダムから北東120キロの距離にあるおとぎ話に出てきそうな緑豊かな街「ヒートホルン」。車道がないヒートホールンでのメインの移動手段は運河で、町中を網羅している運河上を船で移動します。その光景がイタリアの水の都のようなことからオランダのベネチアとも呼ばれています。日本人にはあまり知られていない場所ですが、まるで絵葉書のような美しい光景が一面に広がり、観光や休暇を過ごす場所としてとても人気のあるスポットです。
#4 「アムステルダム」
オランダの首都であり、世界遺産の運河地区、名画が堪能できる美術館など様々な魅力の詰まった街「アムステルダム」。アムステルダムは、多くの移民を受け入れ、ユネスコの記憶遺産『アンネの日記』でも知られる自由で寛容な都市です。アムステル川河口近くにダムが築かれたのが、アムステルダムの名前の由来で、アムステルダム中央駅を中心として市内に網の目状に運河が広がり、運河に沿って並ぶ17世紀の豪商の邸宅を眺めながらの運河クルーズや、自転車をレンタルしての市内散策がおすすめです。
#5 カリブ海に浮かぶカラフルな街並み「ヴィレムスタット歴史地区」
オランダのカリブ海に浮かぶキュラソー島。この街にあるヴィレムスタット歴史地区は、カラフルな街並でまるで絵本の世界に飛び込んだ様な気分にさせてくれます。ウィレムスタットは、その歴史からオランダの文化とアフリカの文化が入っています。
建物のつくりや形状は、オランダのアムステルダムの様なテイストで、それにアフリカのポップな色彩がプラスされ、この地区でしか見られない景観です。伝統的な2つの文化が、綺麗に融合され世界中から高い評価を受けています。
#6 オランダ第二の都市「ロッテルダム」
オランダ第二の都市ともいわれ、オランダの首都アムステルダムに続く人口の多い都市「ロッテルダム」。ヨーロッパ最大の貿易港を持つロッテルダムは、港を中心に発展してきた港湾都市で、第二次世界大戦の爆撃で壊滅的な被害を受けましたがオランダでも類を見ない、近代的な建造物が立ち並ぶ都市へと再建されています。古典から現代アートまで数々のアートギャラリー、ミシュランの星付きレストラン、洗練されたカフェなど、見逃せないスポットがたくさんあります。
#7 天然の巨大なスケートリンク「パーテルスウォルトセ湖」
オランダ・フローニンゲン州にある「パーテルスウォルトセ湖」。パーテルスウォルトセ湖は、冬になると湖面全体が凍り、天然のスケートリンクになることで知られています。氷の厚さは12cmほどになり、。多くのスケーターが氷の上を滑ることによって一筋の美しい道ができあがります。
#8 フェルメールの故郷「デルフト」
ロッテルダムとデン・ハーグの中間に位置する「デルフト」。デルフトは小規模ながらにも、街全体には伝統的な古都の雰囲気が今でも漂っており、世界的に有名な陶器「デルフト焼き」や”真珠の耳飾りの少女”の絵画などで知られる有名画家フェルメールの生誕地としても知られ、教会の頂上からは息をのむほど美しい絶景を眺めることができます。