「西洋の驚異」として称された海岸から1km離れた沖合の砂地に浮かぶ神秘の島「モンサンミッシェル」。モンサンミッシェルは、1979年よりユネスコ世界遺産に登録され…
芸術大国フランスであなたが出会う10の奇跡の絶景!美しい街並みと世界遺産など
世界遺産モン・サン・ミッシェルや、華やかな都パリなど見どころ溢れる国「フランス」。フランスには、ファッション、食、アート、歴史など多彩な文化とスポットがたくさんあります。フランスといえばパリのイメージが強いですが、パリ以外にも、恵まれた自然環境・変化に富んだ地域性、そして伝統文化や工芸も残っていて多種多様な魅力を持っているのも特徴の一つです。今回は、そんな魅力溢れるフランスの絶景スポットをご紹介いたします。
2024年06月25日更新
1.”西洋の驚異”として称された砂地に浮かぶ神秘の島「モンサンミッシェル」
フランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島「モンサン・ミッシェル」。カトリックの巡礼地のひとつであり「西洋の驚異」と称され、1979年よりユネスコ世界遺産に登録されているフランスを代表する観光地です。
オベール司教が大天使ミカエルのお告げを聞いて、海の上に屹立する岩山に修道院を建設したのが始まりで、天空へとそびえたつ修道院は、島最大の見どころです。まるで海に浮かぶような美しい要塞は、実際に訪れた人にしか分からない感動を与えてくれます。
2.芸術家に愛された丘「モンマルトルの丘」
フランスの首都パリで一番高い丘「モンマルトルの丘」。パリの北部に位置するモンマルトルは、海抜130mの丘からパリを一望することのできるパリ市内有数の観光スポットです。石畳で覆われた街並みはパリの中心部とは異なる風情をかもし出し、頂上のサクレ・クール寺院前や、テルトル広場は一年中大勢の観光客で賑わっています。
3.中世の面影を残す海抜427mの岩山の上にある街「エズ」
フランスの南東部に位置する小さな街「エズ」。エズは、リゾート地として有名なフランスのニースから片道30分ほどの距離にあります。街自体は、地中海を見下ろす海抜427メートルの岩山の上にあり、まるで鳥(鷲)の巣であることから「鷲の巣村」とも称されています。ブーゲンビリアやジャスミンの花が一年中絶えることなく咲き誇り、中世の面影を残し、石壁の小さくかわいらしいおとぎの国のような景観が広がっています。
4.絵のように美しい国境沿いの街「コルマール」
ドイツ国境に近いフランス北東部のグランテスト地域圏にある街「コルマール」。16世紀に水上の交通の要衝の地として栄え、第二次世界大戦中には戦いの中心地でありながら、奇しくも戦禍を逃れ、中世からの美しい街並みが残り、小さなヴェネツィアと称されています。
アルザス地方の魅力が全て凝縮されている言われており、木組みの建物、石畳の道、花で飾られた家々、運河や橋など、街全体にロマンティックな光景が広がっています。
5.”リビエラの女王”とも称される美しいリゾート地「ニース」
地中海を臨む南仏の中でもイタリアに近いコート・ダジュールと呼ばれる地帯。その中心都市としてパリに次ぐ2番目の観光都市が「ニース」。地中海性気候のため年間を通じて暖かく快適な気候で、海岸沿いの遊歩道プロムナード・デ・ザングレを散歩したり、庶民的な雰囲気の旧市街で美味しい食事を楽しんだり、美術館でアートに浸ったり、優雅に過ごすリゾート時間は贅沢そのもの。
6.ヨーロッパ最大の城塞都市「カルカッソンヌのシテ」
フランス南部のラングドック地方にある丘の街「カルカソンヌ」。この街は、「カルカッソンヌを見ずして死ぬな」と称えられるヨーロッパ最大の城塞都市「シテ」を中心とした街で、1997年、カルカッソンヌのシテはユネスコの世界遺産に登録されています。
古代から中世にかけて築かれたヨーロッパに残る最大規模の城塞が魅力で、一歩中にはいると中世の雰囲気がそのままに残っています。
7.フランスで最も美しい村と称された「ゴルド」
山の頂に向かって石造りの家が折り重なるように見える村「ゴルド」。南仏プロヴァンスのリュベロン地方でよく見られる村の景観ですが、なかでもゴルドは「フランスの最も美しい村」のひとつにも選ばれ、人気の観光地となっています。
その天空に浮かぶ姿から別名「鷲の巣村」と呼ばれています。
村全体がアートのような美しい佇まいのゴルドは、街を散歩してるだけで、まるで映画の主人公になったようなロマンティックな光景が広がっています。
8.パリに次ぐフランス第二の規模を誇る美食の街「リヨン歴史地区」
フランス南東部、ソーヌ川沿いにある、石畳の街並みの残る「リヨン歴史地区」。リヨンは、紀元前1世紀に「三つのガリア」の首府としてローマ人によって築かれ、それ以来その長い歴史を通じて、ヨーロッパの政治、経済、文化の発展に多大な役割を果たしてきた街です。
「美食の都」「絹の街」「金融の街」「ハイテクの街」、パリに次ぐフランス第二の都市で、さまざまな称号があります。
9.”世界の名城”にも選ばれるフランスを代表するお城「シャンボール城」
フランス北中部に位置するロワール=エ=シェール県のシャンボールにある城「シャンボール城」。シャンボール城はロワール川流域の古城のなかで最大規模を誇ります。その優雅で壮大な外観の美しさから「世界の名城」にも選ばれるフランスを代表するお城です城内にあるレオナルド・ダ・ヴィンチが設計したと言われる二重らせん階段をのぼり、屋上まで行けば繊細な彫刻で装飾された800以上の見事な柱と広大な敷地の大自然が一望できます。
10.パリで最も美しいステンドグラス「サントシャペル教会」
フランスはパリ中心部、シテ島にあるゴシック建築の最高峰の1つといえる「サントシャペル教会」。ルイ9世の命令で1248年に建築されたゴシック様式の教会で、創世記からキリスト復活までの聖書にちなんだ物語を再現しているパリ最古のステンドグラスが織り成す光の芸術は「聖なる宝石箱」と称えられるほど。