「西洋の驚異」として称された海岸から1km離れた沖合の砂地に浮かぶ神秘の島「モンサンミッシェル」。モンサンミッシェルは、1979年よりユネスコ世界遺産に登録され…
芸術文化と美食の世界が溢れるフランスパリで訪れるべき10のおすすめ観光スポット
ファッション、食、アート、歴史など多彩な文化とスポット、アクティビティを体験できるフランスの首都「パリ」。エッフェル塔やノートルダム大聖堂などの世界的に有名な建造物や、ルーブル美術館やオペラ座などの文化施設は必見です。また、セーヌ川沿いを散策したり、カフェ巡りを楽しんだりと、様々なアクティビティも楽しめます。今回は、そんな魅力溢れるフランスのパリでおすすめの観光スポットをご紹介したいと思います。
2024年06月25日更新
#1 パリのシンボル「エッフェル塔」
フランスの首都パリのシンボルにもなっている「エッフェル塔」。レースを身にまとったような優美な姿から「鉄の貴婦人」とも呼ばれており、フランス革命100周年にあたる1889年、第4回パリ万博最大の呼び物として、ギュスターヴ・エッフェルによって建てられました。エッフェル塔の魅力は、展望台からパリの美しい街並みを一望できるところでしょう。 地上からおよそ250m以上の高さがあり、また360度視界が開けている最上部の展望台からは、晴れてさえいれば凱旋門やセーヌ川、サクレクール寺院といった有名な観光地を含むパリの街並みを遠くまで見渡すことができます。
#2 ディズニー映画「ノートルダムの鐘」の舞台「ノートルダム大聖堂」
パリの中心部を流れるセーヌ川の中州であるシテ島南東にそびえる教会「ノートルダム大聖堂」。パリのノートルダム大聖堂は、その洗練された美しさもさることながら、建築物としての巨大さも圧巻です。全長128m、幅48m、高さ91m、内部の身廊の天井高は32.50mにものぼり、見る人を圧倒する堂々とした佇まいが特徴です。ディズニー映画「ノートルダムの鐘」の舞台になったことでも有名です。#3 世界一の美術館「ルーヴル美術館」
1793年開業し、所蔵美術品38万点が広大な館内に展示され年間の入場者数は1千万人をこえる世界一の美術館「ルーヴル美術館」。所蔵美術品は古代から19世紀初頭までの絵画、彫刻、工芸品や古代オリエント、古代エジプト、古代ギリシャなど歴史的文明に関する美術品など幅広い分野の作品が展示されています。中庭にある「ルーヴル・ピラミッド」と言われる大きなガラスのピラミッドがメインエントランスになっており、代表的な作品には、モネの「草原の羊飼い」や、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」などあります。
#4 印象派の画家の作品が数多く収蔵されている美術館「オルセー美術館」
フランスのパリにある、印象派の画家の作品が数多く収蔵されている美術館「オルセー美術館」。1900年のパリ万国博覧会のために建設されたオルセー駅を改造して、1986年に美術館としてオープンしました。併設されていたホテルの祝宴の間や、現在レストランになっている食堂など、建設当時の豪華な装飾も見学することができ、18世紀から19世紀までの印象派と呼ばれる画家モネやルノワール、ゴッホなどの作品や、写実主義・象徴主義・アカデミズムの傑作を見ることができます。#5 豪華絢爛なパリの社交場「オペラ座(ガルニエ宮)」
パリの中心部にある、オペラとバレエを専門とした国立劇場「オペラ座」。ルイ14世によって設立された王立音楽アカデミーが前身で、いくつか場所を変えたのち、現在のパリ9区に1875年に建てられました。「パレ・ガルニエ」とも呼ばれるオペラ座はナポレオン3世によるデザイン・コンペで選ばれたシャルル・ガルニエの建築によるもので、ナポレオン3世の時代の第二帝政を代表する壮麗な建築物で、ネオ・バロック様式の傑作とされています。#6 ナポレオンによって建てられた勝利の門「凱旋門」
フランス皇帝ナポレオンが1805年のアウステルリッツの戦いで勝利し、それを記念してシャルル・ド・ゴール広場に建設した戦勝記念碑「凱旋門」。50メートルの高さの螺旋階段を登って見られる屋上からのパノラマ景色は絶景で、パリ市内には高いビルが少ないので、遠くのエッフェル塔やコンコルド広場のオベリスクなど他の観光名所を眺めることができます。他にもパリ市内を眺める場所はありますが、やはり中心部からパリ市内の放射状の12本の通りをぐるりと眺められるのはここだけです。
#7 世界一美しい通り「シャンゼリゼ通り」
エトワール凱旋門からコンコルド広場に至る全長1880mの大通りで世界一美しい通りと言われている「シャンゼリゼ通り」。「オー・シャンゼリゼ」という歌でも有名ないつも人々で賑わうシャンゼリゼ通りですが、シャンゼリゼとはギリシャ神話において有徳の人が死後に住む極楽浄土を意味しています。多くの観光名所が点在し、ルイ・ヴィトンなどの高級ブティックやチープなお店までが軒を連ね、ジョルジュ・サンク駅近くにはセレブ御用達の老舗カフェ「フーケツ」があり、真っ赤なひさしのテラスからは、凱旋門が望無事ができます。#8 芸術家に愛された丘「モンマルトルの丘」
フランスの首都パリで一番高い丘「モンマルトルの丘」。パリの北部に位置するモンマルトルは、海抜130mの丘からパリを一望することのできるパリ市内有数の観光スポットです。石畳で覆われた街並みはパリの中心部とは異なる風情をかもし出し、頂上のサクレ・クール寺院前や、テルトル広場は一年中大勢の観光客で賑わっています。
#9 パリ観光の中心「セーヌ河岸」
フランスの中では、ロワール川に続いて2番目に長い川で、全長780キロメートルのフランスを代表する河川「セーヌ川」。セーヌ川とその河岸は、パリ観光の中心になっており、セーヌ河沿いには、多くの歴史的建造物や観光スポットがあります。1991年には、セーヌ河岸とその周辺の建造物がユネスコの世界遺産に登録されました。12世紀に建てられたノートルダム大聖堂をはじめ、19世紀のパリ万国博覧会のために作られたエッフェル塔など、パリの歴史が詰まっています。
#10 パリで最も美しいステンドグラス「サント・シャペル」
フランスはパリ中心部、シテ島にあるゴシック建築の最高峰の1つといえる「サントシャペル教会」。ルイ9世の命令で1248年に建築されたゴシック様式の教会で、創世記からキリスト復活までの聖書にちなんだ物語を再現しているパリ最古のステンドグラスが織り成す光の芸術は「聖なる宝石箱」と称えられるほど。