世界には数々の魅力的な建造物が点在しています。歴史的な背景から生まれた古代の遺跡、宗教的な価値を持つ壮麗な寺院や教会、近代的な技術で築かれた摩天楼など、それぞれ…
一度は訪れてみたい!ディズニー映画のモデルになった世界の15のおすすめ絶景スポット
いつの時代でも夢と希望を与えてくれるディズニー映画は、ストーリーはもちろんですが。夢のようなお城や風景も私たちの心を魅了してくれます。実は数多くの作品の象徴的な場所は、アニメーターが創り出した空想の世界ではなく、実在する建物や絶景をモデルにしています。そこで今回は、世界中にあるディズニー映画のモデルになった絶景スポットをご紹介します。
2023年02月20日更新
#1 タージ・マハル(インド)/ アラジン
1992年に公開された作品「アラジン」のアグラバー王女ジャスミンの住む王宮のモデルになったと言われているのがインドにある「タージマハル」。アラジンの舞台となる国は、その雰囲気からアラビア諸国や中国という人もいますが、モチーフとなった城はタージマハルと言われています。タージマハルは、ムガル朝第5代皇帝シャー=ジャハーンが亡くなった妃ムムターズ=マハルのために建てたもので、インドを代表するイスラム建築の最高傑作として知られています。
#2 シャンボール城(フランス)/ 美女と野獣
1999年に公開された作品「美女と野獣」の野獣の屋敷のモデルになったのがフランスにある「シャンボール城」。作品内では呪われた屋敷という設定でしたが、本物のお城は優雅な雰囲気が漂うフランス北中部にあるフレンチ・ルネッサンス様式の最高傑作と称されています。フランス・ロワール渓谷にある数百にも及ぶ古城の中でも、最大規模の威容を誇る城です。
#3 モンサンミシェル(フランス) / 塔の上のラプンツェル
2010年に公開された作品「塔の上のラプンツェル」の主人公ラプンツェルが生まれた海に囲まれたコロナ王国のモデルになったのがフランスにある「モンサンミシェル」。オベール司教が大天使ミカエルのお告げを聞いて、海の上に屹立する岩山に修道院を建設したのが始まりで、天空へとそびえたつ修道院は、島最大の見どころです。まるで海に浮かぶような美しい要塞は、実際に訪れた人にしか分からない感動を与えてくれます。
#4 ホテル・ドゥ・グレース(カナダ) / アナと雪の女王
2014年に公開された作品「アナと雪の女王」のエルサが1人で暮らせるよう作った氷の城のモデルになったのがカナダのケベック・シティにあるホテル「ホテル・ドゥ・グレース」。北米唯一にして世界最大規模のアイスホテルで、外壁はもちろん、内装も氷で作られたアイスアートやアイスベッドが飾られ、眠るのはこの氷のベッドの上。施設内にはアイスチャペルもつくられ、ロマンティックな結婚式をあげることができます。
#5 シヨン城(スイス)/ リトルマーメイド
1989年に公開された作品「リトルマーメイド」に出てくるエリック王子の城のモデルになったのがスイスにある「シヨン城」。レマン湖のほとりの岩上に建てられ、年間40万人以上の訪問者を誇り「スイスで一番美しい城」と称されています。レマン湖畔の岩盤上に佇むその姿は、まるで湖に浮かんでいるかように見え、非常に幻想的です。#6 マチュ・ピチュ(ペルー) / ラマになった王様
2000年に公開された作品「ラマになった王様」で貧しい村のリーダーであるパチャが住んでいた丘の頂上に佇む小屋のモデルになったのがペルーにある「マチュピチュ」。同作品がインカ帝国の影響を受けているのは作品を見ればわあkると思いますが、なかでもパチャの村のモデルになったのは、マチュ・ピチュと言われているそうです。
#7 ノイシュヴァンシュタイン城(ドイツ) / シンデレラ
1952年に公開された作品「シンデレラ」やディズニーランドのシンボル的なお城のモデルになったのがドイツにある「ノイシュヴァンシュタイン城」。1868年第4代バイエルン国王であるルードヴィッヒ2世が23歳のときに、フランスのヴェルサイユ宮殿を見て、ドイツにも同じように「夢の城」を築くことを決意し作られたそうで、豪華な内装で彩られた王座の間、オペラ「パルジファル」の内容が描かれた壁画のある歌人の間など贅をつくした内装が見どころです#8 紫禁城(中国)/ ムーラン
1998年に公開された作品「ムーラン」の王宮のモデルになったのが中国の北京にある世界最大の宮殿「紫禁城(しきんじょう)」。建設開始は明の時代の1406年。1421年に南京から北京へと遷都して以降、20世紀の清朝滅亡まで歴代皇帝が暮らす居住空間であり、政治の中心地でした。清朝最後の皇帝を描いた映画『ラストエンペラー』の舞台でもあります。
#9 ノートルダム大聖堂(フランス) / ノートルダムの鐘
1996年に公開された作品「ノートルダムの鐘」のカジモドの家のモデルになったのがフランスにある「ノートルダム大聖堂」。ノートルダムは、「われらの貴婦人」の意のフランス語で、聖母マリアに捧げる大聖堂とされ、司教モーリス・ド・シュリーの指揮官のもとに1163年に着工され、長い年月をかけて最終的に1345年に完成されました。現在もパリ大司教座聖堂として使用されています。#10 セゴビア城(スペイン) / 白雪姫
1937年に公開された作品「白雪姫」に登場する女王の城のモデルになったのがスペインにある「セゴビア城」。セゴビア城は、カスティーリャ・イ・レオン州の古都セゴビアの、ひときわ高い断崖に聳え建つ、スペイン一とも称される美しい城です。メルヘンチックな青い円錐型のトンガリ屋根をいくつも抱くその姿は、日本人が思い浮かべる「おとぎ話に出てくる西洋のお城」そのものです。#11 ヘルズ・ゲート国立公園(ケニヤ) / ライオン・キング
1994年に公開された作品「ライオン・キング」の象徴的な場所であるプライドロックのモデルになったのがケニアにある「ヘルズ・ゲート国立公園」。同作品のアニメーターが、実際に訪れたという逸話もあり、肉食動物がいない珍しいエリアとして、キリンやシマウマなどと親密に触れ合うことができます。#12 ターネフ環礁(ベリーズ) / ピーター・パン
1955年に公開された作品「ピーター・パン」でピーター・パンやティンカーベル、フック船長も住んでいる美しいネバーランドのモデルになったと言われているのがベリーズにある「ターネフ環礁」。ターネフ環礁は、西半球で最大で最も生物の多様性に溢れたサンゴ礁でもあります。#13 グレート・バリア・リーフ(オーストラリア) / ファインディング・ニモ
2003年に公開された作品「ファインディング・ニモ」でニモとドリーがウミガメのクラッシュと一緒に高速で海を駆け抜けたシーンのモデルになったのがオーストラリアの「グレート・バリア・リーフ」。グレート・バリア・リーフの東オーストラリア海流は、水の流れが速いことでも有名で、ニモのような熱帯魚たちが“ヒッチハイク”している姿もよく見かけるそうです。#14 ハナぺぺ(アメリカ) / リロ・アンド・スティッチ
2002年に公開された作品「リロ・アンド・スティッチ」のモデルになったのはアメリカハワイのカウアイ島にある街「ハナペペ」。ハナペペは ダイナミックな景色とノスタルジックな街並みが魅力で、アートの街としても知られています。