太平洋に浮かぶ7000を越える島々から成り立っている国「フィリピン」。ビーチリゾートのセブ島をはじめ、スペイン統治時代の美しい歴史的建造物が残るマニラ、フィリピ…
フィリピン旅行の費用はどれくらい?安い時期は?2泊3日・3泊4日など宿泊日数ごとに予算を解説
フィリピン旅行を検討中の方に向けて、費用やお得な時期、そして2泊3日や3泊4日などの宿泊日数ごとの予算について解説します。美しいビーチや豊かな自然が魅力のフィリピンは、手軽に訪れることができる人気の旅行先です。旅行費用を抑えながらも、充実した滞在を楽しむためには事前の計画が重要です。本記事では、航空券や宿泊費、食費などを詳しくご紹介し、旅行の準備に役立つ情報を提供します。
2024年07月01日更新
フィリピン旅行のベストシーズンは?いつが安い?
フィリピン旅行のベストシーズンは12月から5月の乾季で、特に12月から1月は涼しく過ごしやすい気候です。一方、最も安い時期は1月から2月のオフシーズンで、航空券やホテル料金が比較的安くなります。ただし、12月のクリスマスから年末年始、2月から3月の旧正月やイースター期間は旅行代金が上がるため注意が必要です。費用を抑えたい場合は、5月のゴールデンウィーク明けや9月の夏休み明けも候補となります。天候面では6月から11月が雨季で、7月から9月は台風の影響を受けやすいため、観光には適していません。フィリピン旅行費用の目安は2泊3日で約6.8万円、3泊4日で約7.4万円
フィリピン旅行費用の一覧表。2泊3日~4泊5日まで一覧でチェック
項目 | 2泊3日 | 3泊4日 | 4泊5日 |
---|---|---|---|
往復航空券 | ¥50,000 | ¥50,000 | ¥50,000 |
宿泊代 | ¥7,000 | ¥10,500 | ¥14,000 |
食費代 | ¥4,800 | ¥7,200 | ¥9,600 |
Wi-Fi・通信費 | ¥1,500 | ¥2,000 | ¥2,500 |
お土産代 | ¥5,000 | ¥5,000 | ¥5,000 |
合計 | ¥68,300 | ¥74,700 | ¥81,100 |
フィリピン旅行費用の内訳と各費用の目安
フィリピン旅行の航空券代
フィリピン行きの航空券代は、時期や航空会社によって大きく変動しますが、一般的に往復で約5万円から12万円程度です。最も安い時期は9月で、往復約12,511円からチケットが見つかることもあります。一方、12月のハイシーズンには約69,748円まで上がる可能性があります。格安航空券を探すには、LCCの利用やスカイスキャナーなどの比較サイトの活用が効果的です。また、1月中旬から後半、6月、9月、11月の大型連休の合間を狙うことで、比較的安い航空券を入手できる可能性が高くなります。フィリピン旅行の宿泊費
フィリピン旅行の宿泊費は、宿泊施設のタイプや地域によって大きく異なります。一般的に、1泊あたりの宿泊費の目安は3,500円から8,000円程度です。マニラやセブなどの都市部では、スタンダードクラスのホテルで1泊3,500円程度から利用可能です。より豪華な宿泊を望む場合は、1泊10,000円以上のリゾートホテルも選択できます。一方、予算を抑えたい旅行者向けには、ゲストハウスやホステルなどの格安宿泊施設も多く、これらを利用することで宿泊費を大幅に節約できます。Airbnbなどの民泊サービスも人気があり、地元の雰囲気を楽しみながら費用を抑えられる選択肢となっています。フィリピン旅行の食費
フィリピン旅行の食費は日本と比べて非常に安く、1日あたり約1,600円~3,000円程度で抑えられます。ファストフードやローカルな食堂では、昼食が約170ペソ(約440円)程度で済みます。地元のレストランでは500~1,000ペソ(約1,300~2,580円)で食事とお酒を楽しめます。より豪華な食事を望む場合、ホテルのディナーで1,500~3,000ペソ(約3,870~7,750円)程度を見込むとよいでしょう。さらに費用を抑えたい場合は、ジョリージープと呼ばれる移動式屋台を利用すると、50ペソ(約105円)程度の格安ランチを楽しむことができます。フィリピン旅行の交通費
フィリピン旅行の交通費は日本と比べて非常に安価で、1日あたり約3,000円程度で済みます。主な交通手段とその料金は以下の通りです。・タクシー(初乗り): 40ペソ(約102円)
・電車: 15~30ペソ(約38~76円)
・バス: 12ペソ~(約31円)
・ジプニー: 8ペソ~(約20円)
・トライシクル: 8ペソ(約20円)
マニラ首都圏では、MRTとLRTという2つの鉄道網が利用可能で、初乗り運賃はMRTが13ペソ(約27円)、LRTが30ペソ(約62円)です。長距離移動にはバスが便利で、料金は距離に応じて変動します。これらの公共交通機関を上手く活用することで、さらに交通費を抑えることができます。