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4000年の歴史を誇る中国であなたが訪れるべき10のおすすめ観光スポット
近代都市として発展し続けながらも、古くからの趣を残す国「中国」。北京、上海、大連といった大都市をはじめ、貴重な遺跡が残る西安や成都、神秘的な大自然が広がる九寨溝、黄龍、武陵源など、中国には魅了溢れるスポットが数多くあります。そこで今回は、そんな中国にあるおすすめの観光スポットをご紹介します。
2024年06月25日更新
中国でおすすめの観光スポット10選
#1 中国北辺に築かれた長大な城壁「万里の長城」
中国世界遺産の代表であり、人類史上最大の建造物と言われている遺跡「万里の長城」。春秋戦国時代に諸候国が防衛のために築いたのが始まりで、紀元前221年に中国を統一した秦の始皇帝が、北方の騎馬民族・匈奴（きょうど）の侵入を防ぐために約30万の軍兵と数百万の農民を動員して大がかりな補修・増築工事を行い、1本の長城につなぎ合わせたもので、長さは6,352km、実に北海道から沖縄まで日本列島を囲む距離にも及びます。
#2 美景が広がる仙境「九寨溝」
中国四川省の奥地にある透き通った水が流れる美しい峡谷「九塞溝」。原生林の生い茂る峡谷に大小100以上の湖沼や瀑布が点在しています。渓谷にチベット族の暮す村が９つあることから、この名が付いたと言われおり、チベット族の間には、昔、山の女神が天界から落とした鏡が108つに砕け散って湖になったという伝説が残されています。伝説に彩られた湖面は、雪を頂き白く輝く峰や色鮮やかな樹林、澄み渡る青空など周囲の風景を鏡のように映し出し、まるで一枚の絵画のような景観が広がっています。
#3 長い歳月をかけて地球が作り上げた奇岩の絶景「武陵源」
中国湖南省に位置し、仙境と呼ぶにふさわしい大自然が広がる世界遺産「武陵源」。武陵源は、高さ200mを超える石柱が3,000以上もそそり立つ奇観で、3億8000万年前の海底が地殻変動により隆起し、自然の力が気の遠くなる歳月をかけてつくりあげました。映画「アバター」のモデルにもなっており、柱のように率直にそそり立つ奇岩・奇峰の数々には圧倒されること間違いなしです。#4 チベットの人々が、神の造形と崇めた地「黄龍」
岷山山脈の主峰・雪宝頂の下、玉翠山の麓に広がる峡谷で、チベットの人々が、その神秘的な景観から聖地と崇めた地「黄龍（ホワンロン）」。石灰分を含んだ湧水が遥かなる年月をかけ創り上げた石灰棚、そして、棚田のように連なる彩池と呼ばれる3,400余の湖沼群が特徴的で、黄色がかった乳白色の石灰岩層に覆われた峡谷は、太陽に照らされると、その名のごとく深い樹林を縫って駆け昇る黄金の龍さながらです。#5 中国の水墨画「黄山」
中国古代王朝の祖とされ、道教や医学など様々な文化の始祖ともいわれる神話伝説上の帝王、黄帝が不老不死の霊薬を飲み仙人となったと伝わる山「黄山」。美しい黄山の風景は、奇岩に緑の松の木が生息している様子が、まさに絵のよう。特に「天海風景区」と「北海風景区」には、名峰や奇峰が集まっていて、朝夕には、そこに雲がかかり、何ともいえない風情を作り出しています。#6 山水画を思わせるカルスト地形の風景「桂林」
中国南部の広西チワン族自治区にある山に囲まれた街「桂林」。桂林の代名詞とも言えるのが、璃江での川下りで、桂林を北から南へ流れる漓江を、約4時間かけてクルーズするツアーが人気です。霧がかった空に、カルスト地形特有のいくつもの山々が連なるその景色は、まるで水墨画の世界に飛び込んだようです。#7 美しすぎる水郷の街「周庄」
上海と蘇州の境に位置し、江南地方を代表する美しい水郷の街「周庄」。明・清時代の町並みがそのまま残り、街中は水の都ベニスの様に、何本もの水路があり、その上を水郷巡りの船が行き来しています。2012年には海外メディアのランキングで「世界で最も美しい町」のトップ10に中国で唯一ランクインするなど、その美しい町並みは今注目のスポットのひとつとなっています。#8 世界で最も高い石刻大仏「峨眉山の大仏」
四川省にある峨眉山は、中国の四大仏教聖地。そんな峨眉山に8世紀、3つの川の重なり合う場所に築かれたの氾濫や水難事故を鎮める目的で、713 年の着工から約90 年の歳月をかけて建てられのが高さ71mの「楽山大仏」。の氾濫や水難事故を鎮める目的で、713 年の着工から約90 年の歳月をかけて建てられ世界で最も高い石刻大仏と言われています。#9 三国志好きにおすすめの街「成都」
麻婆豆腐などの四川料理で知られる四川省、その省都となっている街「成都」。成都は、三国時代には蜀漢の都となった古都としても知られており、三国志にまつわる史跡が多く残されており、歴史好きにはたまらないスポットとなっています。#10 「紫禁城(故宮)」
明の永楽帝(エイラクテイ)が1406年から14年の歳月をかけて築き上げ、以降、1912年の清朝滅亡まで500年近くにわたり、明と清両王朝24人の皇帝が君臨した城「紫禁城」。清朝最後の皇帝を描いた映画『ラストエンペラー』の舞台であり、ロケ地となったことでも有名な北京屈指の観光名所です。
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