新旧の歴史が入り混じるドイツのベルリンであなたが訪れるべき10のおすすめ観光スポット

苦難の歴史を乗り越えて東西の統一を果たしたドイツ。 その歴史舞台の中心になっていた街が首都である「ベルリン」。第二次世界大戦後、ドイツが東西に分断された一時期を除いて、ドイツ帝国時代からの首都ベルリンには、幾多の変遷を見つめてきた多くの歴史的遺産が残されています。激動の歴史を見守ってきたブランデンブルク門や戦勝記念塔など、統一ドイツの首都の魅力に触れられます。また公園や湖が多く、緑豊かな都市でもあります。そこで今回は、そんな魅力溢れるベルリンのおすすめの観光スポットをご紹介いたします。

2024年06月25日更新



ベルリンの魅力とは?

ベルリンはその歴史、文化、芸術、そして独自のライフスタイルにより魅力的な都市と言えます。以下に具体的な魅力をいくつか挙げてみます。

歴史的な建築物:ベルリンの歴史的な建築物はその独自の魅力です。例えば、ブランデンブルク門、リヒターフェルデ砦、ベルリン大聖堂など、多くの建築物が歴史的な出来事を物語っています。

博物館:ベルリンには様々な主題の博物館があります。特に、「ミュージアム島」には5つの世界遺産に指定された博物館が存在し、美術から歴史まで様々な展示が楽しめます。

芸術と音楽:ベルリンは世界有数の芸術都市としても知られています。ストリートアートが街角に描かれ、様々な音楽フェスティバルやコンサートが開催されています。特にテクノ音楽のシーンは世界中から人々を惹きつけています。

ナイトライフ:ベルリンはその活気あるナイトライフで有名です。クラブやバーが無数にあり、夜通し楽しむことができます。

グリーンスペース:ベルリンは意外にも緑豊かな都市で、多くの公園や森があります。ティーアガルテンは都市の中心部に位置する広大な公園で、自然と共に過ごすことができます。

多様性:ベルリンは多文化都市であり、さまざまな国籍、文化、信念の人々が共存しています。それぞれが持つ個性がベルリンのカラフルさを作り出しています。

これらがベルリンの魅力の一部であり、訪れる人々により新たな魅力が発見され続けています。

ベルリンのベストシーズンは?

ベルリンのベストシーズンは一年を通じて様々な魅力がありますが、特に春(5月から6月頃)と初秋(9月から10月頃)が特におすすめです。

春と初秋は天気が穏やかで、過ごしやすい気候です。また、街は緑に溢れ、公園でのピクニックや散歩に最適な時期です。さらに、これらのシーズンには多くのフェスティバルやイベントが開催され、地元の人々と観光客が一緒に楽しむことができます。

夏(7月から8月)はベルリンが最も活気に満ちています。公園でのコンサートやオープンエアの映画上映、市内各地で開催されるフェスティバルなど、アクティビティの選択肢は豊富です。ただし、観光シーズンでもあるため混雑が予想されます。

冬(11月から2月)もまたベルリンを訪れる魅力があります。特に12月のクリスマスマーケットは見逃せません。ただし、天候は厳しくなりますので、防寒対策は必須です。

そのため、天候、イベント、そして観光客の混雑具合を考慮した場合、春と初秋がベルリンを訪れる最適な時期と言えます。ただし、あなたが何を体験したいかによって最適なシーズンは変わるかもしれません。

ベルリンでおすすめの観光スポット10選

国会議事堂

ドイツの首都ベルリンの大通り、ウンターデンリンデンの近くにある、同国連邦議会の議事堂「ドイツ国会議事堂」。屋上にはドームが設置されており、ドームの中には通路が設けられて、見学者がベルリン市街を眺めたり、議場の中がのぞけたりするようになっています。
巨大なガラスドームを頂く新議事堂は、英国の建築家ノーマン・フォスター氏が設計したもので、自然光が議場に差し込み、環境に配慮した造りとなっています。

ブランデンブルク門

ドイツ・ベルリンのシンボルとされている城門「ブランデンブルク門」。ブランデンブルグ門は、ベルリンの、そしてドイツの様々な歴史の証人となってきた、そして何よりもベルリンの分断と統一のシンボルとなっています。新年を迎える大パーティーを始め、多くの社会的なイベントが、ここでは開かれるのも頷けます。高さ26m、幅 65.5m、 奥行き11mの大きな門は、古代ギリシャ風の古典主義様式で建設されており12の柱から構成されています。

チェックポイント・チャーリー

第二次世界大戦後の冷戦期においてドイツ・ベルリンが東西に分断されていた時代に、同市内の東ベルリンと西ベルリンの境界線上に置かれていた国境検問所「チェックポイント・チャーリー」。1961年から1990年まで存在し、ベルリンの壁と並ぶ東西分断の象徴として、また一部の東ドイツ市民にとっては自由への窓口として、冷戦のシンボルのように捉えられています。

戦勝記念塔

ドイツ・ベルリンのティーアガルテンの中央部にそびえ立つ、高さ67メートルの石造の塔「戦勝記念塔」。デンマーク戦争での勝利を記念して1864年に建設が始められ、1872年に完成し、塔の頂上には金色の勝利の女神ヴィクトリアが立っています。第二次世界大戦中に、兵士がこの塔の中に篭って市街戦を戦った時の銃撃の跡が今も残っています。

ベルリン大聖堂

ベルリン中心部にある、壮大なドームが一際印象的な大聖堂「ベルリン大聖堂」。博物館群のあるシュプレー川の中州にあるベルリン大聖堂はホーエンツォレルン王家の記念教会であり、教会の歴史は1465年までにもさかのぼります。この教会を1905年、ヴィルヘルム2世の指示により建て替えられ、現在の形になっています。

博物館島

ベルリン観光のハイライトとも言えるスポットで世界遺産ともなっている島「博物館島(ムゼウムスインゼル)」。その名の通り、シュプレー川の中州に浮かぶ島に「ペルガモン博物館」「新博物館」「旧ナショナルギャラリー」「旧博物館」「ボーデ博物館」の5つの博物館・美術館が集結しています。発掘品や美術品などドイツ屈指の至宝が収められており、1日では見学しきれないほどのスケールを誇ります。

ホロコースト記念碑

ベルリンのブランデンブルク門の南に開設された、ホロコーストで殺されたユダヤ人犠牲者のための記念碑「ホロコースト記念碑」。首都ベルリンの中心、ブランデンブルク門の真南のおよそサッカー場2面分の敷地に建設されており、2,711本のコンクリート製の柱がマトリクス状に整列する巨大なパブリック・アートの公園であり、「石碑の広場」とも呼ばれています。

オーバーバウム橋

ドイツの首都ベルリンのシュプレー川に架かる2層構造の橋「オーバーバウム橋」。
ランドマークの1つであり、ベルリンの壁崩壊前には東西ドイツを隔てる橋でもありました。統一後の現在はベルリン統一のシンボルとしても知られています。下層が道路橋、上層が鉄道橋となっており、上層にはUバーン1号線・3号線が通っています。

ベルリンの壁

1961年8月13日、市民の西ベルリンへの脱出を防止するため、東ドイツ政府が東西ベルリンの周囲に築いた防壁「ベルリンの壁」。1989年11月9日にいわゆるベルリンの壁の崩壊が起こるまで、東西ドイツの民族分断の象徴であり、ひいては西側諸国の資本主義と、東側諸国の共産主義の対立の象徴でもありました。

ジャンダルメンマルクト

ベルリンで最も美しいと言われている広場「ジャンダルメンマルクト」。ドイツ大聖堂、フランス大聖堂、ベルリン交響楽団の本拠地であるコンツェルトハウスなどの歴史的建造物が建っており、とても優美な空間となっています。昼間は人通りも多く賑やかなのですが、夕方になるとクラシックな街灯がともり、昼間の喧騒を忘れさせてくれる落ち着いた雰囲気となります。

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