コロンビアの治安は過去数十年で大幅に改善されてきましたが、一部の地域ではまだリスクが残っています。主要都市は比較的安全ですが、スリや置き引きには注意が必要です。…

コスタリカってどんな国?基本情報からおすすめ観光スポット・物価・気候・治安まで解説
中米に位置するコスタリカは、「地球幸福度指数」で世界一に輝く平和な国として知られています。1949年に軍隊を廃止し、教育と福祉に力を入れてきた結果、中南米で最も安定した民主主義国家の一つとなりました7。国土の4分の1が国立公園や自然保護区に指定され、豊かな生態系を誇るエコツーリズムの聖地です。太平洋とカリブ海に挟まれた国土には、アレナル火山やモンテベルデ自然保護区など、見どころ満載の観光スポットが点在しています6。温暖な気候と、コーヒーやバナナなどの農業、観光業を主要産業とし、近年は外国企業の進出も相次いでいます。
2024年10月23日更新
コスタリカってどんな国?

コスタリカの基本情報
項目 | 情報 |
---|---|
公用語 | スペイン語 |
首都 | サンホセ |
宗教 | カトリック(国教)、信教の自由あり |
通貨 | コスタリカ・コロン(CRC) |
ビザ | 日本国籍の場合、90日以内の観光はビザ不要 |
日本との時差 | -15時間(サマータイムなし) |
気候 | 乾季(12月~4月)と雨季(5月~11月)。標高による温度差あり |
治安 | 中南米では比較的良いが、首都など一部地域では注意が必要 |
物価 | 中南米諸国の中では高め。日本と同程度かやや高い |
交通手段 | バスが主な交通手段。長距離バス、レンタカー、タクシーが利用可能 |
インターネット環境 | 主要都市や観光地ではWi-Fiが利用可能 |
電源プラグ・コンセント | タイプA、B(日本と同じ)、電圧は120V |
飲水 | 都市部では水道水が飲めるが、田舎では注意が必要 |
トイレ | 観光地では比較的清潔なトイレが利用可能 |
コスタリカへの日本からのアクセス方法・行き方
コスタリカへの日本からの渡航には直行便がなく、北米または中米の主要都市を経由する必要があります。一般的なルートとしては、成田や羽田からダラス、アトランタ、ヒューストンなどのアメリカ南部の空港を経由するか、メキシコシティ経由も一つの選択肢です。所要時間は経由地や乗り継ぎ時間により異なりますが、最短で約18~20時間かかります。利用できる主要な航空会社は、アメリカン航空(ダラス経由)、デルタ航空(アトランタ経由)、ユナイテッド航空(ヒューストン経由)、アエロメヒコ航空(メキシコシティ経由)などです。コスタリカの主要国際空港は、首都サンホセ近郊のフアン・サンタマリア国際空港(SJO)と、グアナカステ州のダニエル・オドゥベール国際空港(LIR)があります。コスタリカの歴史

コスタリカの気候と旅行中の服装は?
コスタリカの気候は、乾季(12月〜4月)と雨季(5月〜11月)に分かれます。乾季は晴天が多く、気温が高めですが、雨季は午後にスコールが多くなります。気温は標高によって異なり、低地は暑く、高地は涼しいため、旅行中の服装は訪れる地域や時期に合わせて調整する必要があります。おすすめのアイテムとして、軽量で速乾性のある衣類(Tシャツや長袖シャツ)、雨具、歩きやすい靴、日よけ対策用の帽子やサングラス、虫除けスプレーなどを用意しましょう。気象条件が変わりやすいので、天気予報をこまめに確認し、レイヤリングできる服装を心がけることが重要です。月 | 平均気温 | 平均降水量 |
---|---|---|
1月 | 23°C | 10mm |
2月 | 23°C | 5mm |
3月 | 24°C | 10mm |
4月 | 25°C | 40mm |
5月 | 24°C | 220mm |
6月 | 23°C | 280mm |
7月 | 23°C | 180mm |
8月 | 23°C | 220mm |
9月 | 22°C | 350mm |
10月 | 22°C | 380mm |
11月 | 22°C | 150mm |
12月 | 23°C | 50mm |
コスタリカの旅行費用
コスタリカの旅行費用は中南米の他国と比べるとやや高めです。一般的な旅行者の1日あたりの予算は、低予算で$30-50 USD、中予算で$50-100 USD、高予算だと$100 USD以上が目安です。宿泊費はホステルで1泊$10-20 USD、中級ホテルで$50-100 USD程度。食事は現地のソーダと呼ばれる食堂で1食$5-8 USD、観光地のレストランでは$10-20 USDほどかかります。交通費は、長距離バスで$5-20 USD、レンタカーは1日$50-70 USDが目安です。国立公園の入場料は$10-20 USDが一般的で、豊かな自然や文化を楽しむためのコストとしては適切です。主要な観光地ではクレジットカードが利用可能ですが、現金(米ドルまたはコスタリカ・コロン)も携帯することをおすすめします。コスタリカの治安・住みやすさ

コスタリカの物価
コスタリカの物価は中南米諸国の中では比較的高く、日本と同程度かやや高い水準にあります。特に主要都市や観光地では物価が高めで、例えばミネラルウォーター(500ml)は約85円、ローカルレストラン(ソーダ)での食事は850円〜1,560円ほどです。スーパーマーケットでの食材も日本より若干高めですが、現地産の農産物や果物は比較的安価に入手できます。ホテルの宿泊費は、バジェットホテルで約8,500円、ラグジュアリーホテルで約54,000円が一般的です。物価が高い要因の一つとして、コスタリカが永世中立国であり、食料自給率を高めていることが挙げられます。旅行者はローカルの食堂(ソーダ)を利用したり、スーパーマーケットで食材を購入して自炊するなどの工夫で、滞在費を抑えつつ、コスタリカを満喫することができます。
コスタリカの見どこころ・観光スポット

コスタリカの名物・有名なもの
コスタリカの名物料理や特産品は、その豊かな自然環境と文化を反映しています。代表的な料理として、ガジョ・ピントは黒豆と米を炒めた国民食で、特に朝食によく食べられます。カサドは米、豆、肉、サラダ、プランテンなどを組み合わせた定食で、セビチェは新鮮な魚介をライムで締めたマリネ料理です。また、高品質でバランスの良い酸味と甘みを持つコスタリカコーヒーは世界的に有名です。さらに、豚肉の揚げ物であるチチャロンはビールのおつまみとして人気です。コスタリカは動植物の多様性でも知られ、国鳥であるケツァールや熱帯雨林に生息するナマケモノ、鮮やかな色彩を持つヘリコニアなど、自然環境が豊かで訪れる人々に独特の体験を提供しています。