スイスは、美しい湖、壮大なアルプス山脈、そして歴史を感じることができる絵本のような村々で知られています。この美しい国は、四季折々の風景を楽しむことができ、特にそ…
アルプスが織りなす絶景が広がる国スイスであなたが訪れるべき10の絶景
アルプスの名峰マッターホルンやモンブランなど山地が国の多くを占める自然豊かなヨーロッパの国「スペイン」。スイスは、雄大なアルプスの山々に囲まれ、大自然の美しい国として知られています。チューリッヒやルッツェルン、ベルン、ジュネーブといった都市部も美しく、治安も良いので観光に最適な国とも言えます。今回は、そんな魅力溢れるスイスの絶景スポットをご紹介いたします。
2024年06月25日更新
1.アルプスの女王と呼ばれた名峰「マッターホルン」
標高4478m、イタリアの国境にそびえる山「マッターホルン」。山脈から孤立してそびえたつ凛とした美しさで”アルプスの女王”とも呼ばれ、世界中の人々に親しまれています。山頂にはスイスとイタリアの国境が通っており、麓にはスイス側にツェルマット、イタリア側にチェルヴィニアの町が広がっています。ピラミッドのように鋭角にそびえる均整のとれたフォルム、際立つ美しさは、登山家から観光客まで多くの人々を魅了し続け、世界で最も写真に撮影されている山ともいわれています。
2.ヨーロッパ一標高が高い鉄道駅にある「ユングフラウヨッホ」
スイスで最も標高の高い地点にある観光名所「ユングフラウヨッホ」。名峰ユングフラウとメンヒを結ぶ稜線の鞍部にあたる山で、アルプス最大最長のアレッチ氷河とともに「スイスアルプス ユングフラウ – アレッチ」として世界自然遺産に登録されています。ユングフラウヨッホ駅に隣接してつくられた複合施設「トップ・オブ・ヨーロッパ」には、標高3571mから眼前に広がるアレッチ氷河の眺望を楽しむことができます。
3.ヨーロッパで最も美しい緑と花の町「ベルン旧市街」
スイスの首都ベルンに残される中世ヨーロッパ都市の姿を今に伝える美しい街並み「ベルン旧市街」。総延長6kmを超えるアーケードで回廊のようにつながるベルンの旧市街には、仕掛け人形が時を告げる時計塔や、通りに点在する多くの噴水、アインシュタインが相対性理論を執筆したアインシュタイン・ハウス、スイス一高い100mもの尖塔がそびえる大聖堂など、旧市街の見どころはアーケードづたいに観光することができます。
市街の3分の1は森林などの緑に覆われ、赤茶色に統一された瓦屋根の家々の窓辺には、ゼラニウムなどの花々が飾られ、「ヨーロッパで最も美しい緑と花の町」とも称されています。
4.湖に浮かぶ麗しの囚人の城「シヨン城」
スイス連邦ヴォー州のモントルー近郊のレマン湖畔にある城「シヨン城」。レマン湖のほとりの岩上に建てられ、年間40万人以上の訪問者を誇り「スイスで一番美しい城」と称されています。レマン湖畔の岩盤上に佇むその姿は、まるで湖に浮かんでいるかように見え、非常に幻想的です。ディズニー映画『リトルマーメイド』に登場するエリック王子の居城は、この城をモデルにしたともいわれています。
まさに世界の車窓から「ベルニナ・エクスプレス」
スイスのサンモリッツ・クールからイタリアのティラノまでをつなぐ特急列車「ベルニナ・エクスプレス」。スイスらしい赤い列車が絶景ルートを走り抜ける風景に憧れて、世界遺産のベルニナ特急に乗ってみたいと思いを馳せている人も多いのではないでしょうか。列車からはベルニナアルプスの素晴らしい景観を望み、氷河や湖の間を通りアルプスを横断、55のトンネル・196の橋をイタリア国境へと駆け抜けます。「欧州車窓展望ベスト10」にも選ばれており、スイス観光するなら外せない見どころの一つです。
6.世界一遅い特急列車「グレッシャー・エクスプレス」
サンモリッツからツェルマットまでの全長280km、スイスを代表する山岳リゾートを約8時間かけて結ぶ山岳鉄道「グレッシャー・エクスプレス」。7つの谷、291の橋、91のトンネルを通るこの鉄道の旅ではアルプスの明峰群や美しい谷、広大な草原、急峻な峠などを車窓から楽しむことができます。7.スイスを代表するアルペンリゾート「グリンデルワルト」
アイガー北壁とヴェッターホルンを眼前にして、2つの氷河が迫りくるアルプスの村「グリンデルワルト」。この街は、スイスのベルンアルプスにある村で、冬はスキー、夏はハイキングが楽しめる人気のユングフラウ地域への玄関口として知られています。アイガー山の象徴的な北壁を目指す登山の拠点としても有名で、グリンデルワルトから登山鉄道に乗れば、ヨーロッパ最高峰の鉄道駅ユングフラウヨッホ駅に行くことができます。周辺には緑の絨毯がどこまでも広がり、その上に昔ながらのシャレーやカウベルを響かせる牛たちが点在しています。
8.スイス一美しい町とも言われている”水の都”「ルツェルン旧市街」
美しい湖と奥に連なるアルプスの山、中世の建物と3拍子揃った歴史ある街「ルツェルン」。中世の建築物が立ち並ぶ旧市街にはおとぎの国のような街並みが広がり、ルツェルン湖の向こう側には美しいアルプスの山々が連なります。ヨーロッパで最も古い木造の橋であるとされるカペル橋が観光スポットとして広く知られて、世界中からたくさんの観光客が訪れる観光都市でもあります。
9.スイスにおける学問や芸術の中心地「ローザンヌ」
スイスのヴォー州に属し、レマン湖の北側に位置する都市「ローザンヌ」。上質のスイスワインの産地として知られ、街の東側からブドウ畑の延々と続く一帯は「ラヴォーのブドウ段々畑」として2007年にユネスコ世界遺産に登録されています。スイスにおける学問や芸術の中心地でもあり、国際オリンピック委員会本部とオリンピック・ミュージアムがあることから、オリンピックシティとも呼ばれています。工科大学や音楽学校、ホテル学校、美術学校があり、バレエや劇、音楽など学芸の盛んな文化都市としても有名です。
10.ヨーロッパ最大の滝「ライン滝(ラインファル)」
チューリッヒ州とシャフハウゼン州の境にある、ヨーロッパ最大の滝「ライン滝」。幅150m、落差は23mあり、夏期には毎秒平均70万リットルという莫大な量の水が勢いよく流れます。古くから観光名所として知られており、ゲーテも滝の素晴らしさについて記しています。滝の南側に位置するラウフェン城にはパノラマエレベーターを通って到着する見晴らし遊歩道と展望テラスがあり、大迫力の滝を手が届く距離から見ることができます。