氷河に火山、 ビッグスケールでダイナミックな自然溢れる国「アイスランド」。アイスランドは、火山活動が活発なエリアにあり「地球の鼓動」を肌で感じることができます。…

アイスランドの物価事情を徹底解説!日本より高い?安い?実際の物価や節約術なども紹介
アイスランドは、その壮大な自然景観と独特の文化で多くの旅行者を魅了する国ですが、同時に物価の高さでも知られています。この記事では、アイスランドの物価事情を詳しく解説し、日本との比較を通じてその実態に迫ります。現地での生活費、食事代、宿泊費、交通費などの具体的な金額を紹介し、旅行者が実際に直面する費用について明らかにします。また、物価が高いと言われるアイスランドでも、賢く計画を立てることで節約が可能です。旅行時期の選び方や、現地での効果的な節約術など、アイスランド旅行をより手軽に楽しむためのヒントもお伝えします。
2024年07月23日更新
アイスランドの物価は日本と比べて高い

アイスランドの物価は都市によっても異なる
アイスランドの物価は都市によって大きく異なります。首都レイキャヴィークが最も高く、ワンルームのアパートの家賃は市内中心部で月額約15.3万円程度です。一方、北部の都市アークレイリでは同様のアパートが約7.6万円と、レイキャヴィークの半額程度で借りられます。これは、レイキャヴィークが観光客や留学生に人気が高く、需要が集中しているためです。また、地方都市では物価全般が首都より低い傾向にあり、食費や交通費などの生活費も比較的抑えられます。ただし、アイスランド全体として物価は高く、どの都市でも日本と比べると生活費は高めになると考えられます。観光や留学の際は、滞在地による物価の違いを考慮して予算を立てることが重要です。日本とアイスランドの物価を実際の商品で価格比較
日本とアイスランドの物価比較表
項目 | 商品 | アイスランド | 日本 |
---|---|---|---|
日用品 | ペットボトルの水(500ml) | 約200円 | 約120円 |
シャンプー(1リットル) | 約2,000円 | 約1,000円 | |
洗剤 | 約1,000円 | 約500円 | |
トイレットペーパー(4ロール) | 約500円 | 約300円 | |
ティッシュペーパー(一箱) | 約300円 | 約200円 | |
生鮮食品 | パン(1斤) | 約400円 | 約250円 |
卵(12個) | 約500円 | 約250円 | |
牛乳(1リットル) | 約200円 | 約150円 | |
肉(1kg) | 約2,000円 | 約1,000円 | |
スターバックス | ホットコーヒー(グランデ) | 約650円 | 約500円 |
フラぺチーノ(グランデ) | 約800円 | 約600円 | |
キャラメルマキアート(グランデ) | 約800円 | 約600円 | |
カフェラテ(グランデ) | 約700円 | 約500円 | |
マクドナルド | ハンバーガー | 約500円 | 約250円 |
コーラ(500ml) | 約150円 | 約120円 | |
ビッグマック | 約800円 | 約400円 | |
チキンマックナゲット5ピース | 約600円 | 約300円 | |
マックフライポテト(Mサイズ) | 約400円 | 約250円 |
日本とアイスランドの日用品の価格比較

日本とアイスランドの生鮮食品(パン・卵・牛乳・水・肉など)の価格比較

日本とアイスランドのマクドナルドの価格比較

日本とアイスランドのスターバックスの価格比較

日本とアイスランドのランチの価格比較
アイスランドのランチ価格は日本と比較して大幅に高く、一般的なレストランでの食事(ドリンク付き)は約1,958クローナ(約2,000円)で、日本の普通のレストランよりも高額です。アイスランドでは安価な外食オプションが限られており、多くの現地人も頻繁に外食をしません。一方、日本では様々な価格帯のランチオプションが豊富に存在します。この価格差の主な要因は、アイスランドの高い税率、輸入依存度、小さな市場規模などです。アイスランド旅行の際は、食費を抑えるために自炊を検討したり、無料のホテルの朝食サービスを活用するなどの工夫が必要です。アイスランドでショッピングを楽しむ方法・節約術は?

食費を抑えるには、レストランでの外食を控え、スーパーマーケットで食材を購入し自炊することが効果的です。アイスランドの外食価格は高く、一皿2000~4000クローナ(約2000~4000円)程度かかりますが、スーパーでの食材価格は比較的リーズナブルです。特に、牛乳や国産チーズなどの乳製品は日本より安価な傾向にあります。
さらに、アイスランドの水道水は非常に綺麗で美味しいため、ペットボトルの水を購入する必要はありません。これも節約につながります。また、一部のスーパーや銀行では無料のコーヒーサービスを提供していることがあるので、カフェでの出費を抑えられます。
これらの方法を活用することで、アイスランドの高物価を少しでも緩和し、ショッピングを楽しむことができるでしょう。