太平洋に浮かぶ7000を越える島々から成り立っている国「フィリピン」。ビーチリゾートのセブ島をはじめ、スペイン統治時代の美しい歴史的建造物が残るマニラ、フィリピ…
フィリピンのお菓子・スイーツおすすめ人気12選!お土産や日本で買えるものなども紹介
フィリピンは美しいビーチや豊かな自然だけでなく、多彩なお菓子やスイーツでも知られています。伝統的なフィリピンのお菓子は、独特の風味と甘さで、多くの人々に愛されています。観光のお土産としても、日常のおやつとしても楽しめるこれらのスイーツは、フィリピンの文化と歴史を感じることができる一品です。本記事では、フィリピンでおすすめの人気スイーツ12選を厳選してご紹介します。現地でしか味わえないものから、日本でも手に入るお菓子まで、多彩なラインナップをお届けします。
2024年06月25日更新
フィリピンのお菓子・スイーツの特徴は?
フィリピンのお菓子やスイーツは、その多様性と独特の風味が特徴です。例えば、「ビビンカ」はもち米とココナッツミルクを使った伝統的なスイーツで、外側がパリッと、中はもっちりとした食感が楽しめます。「トゥロン」はバナナやジャックフルーツを春巻きの皮で包み、砂糖をまぶして揚げたもので、甘さとフルーツの風味が絶妙です。また、「ハロハロ」はシェーブドアイスにコンデンスミルク、ゼラチン、フルーツなどを混ぜたデザートで、暑い気候にぴったりの一品です。これらのスイーツは、フィリピンの豊かな食文化と地域ごとの特色を反映しています。フィリピンのお菓子・スイーツの魅力は?
フィリピンのお菓子やスイーツの魅力は、その多様性と独特の風味にあります。例えば、「レチェフラン」は濃厚でなめらかなカスタードプリンで、特別なイベントや祝祭の際に欠かせない一品です。「ウベ・チーズパンデサル」は伝統的なパンデサルに紫芋とチーズを組み合わせたモダンなスイーツで、鮮やかな紫色とチーズのコクが特徴です。また、「タホ」は豆腐にタピオカと黒蜜をかけたシンプルながらも人気のスイーツで、手頃な価格で楽しめます。これらのスイーツは、フィリピンの豊かな食文化と地域ごとの特色を反映し、多くの人々を魅了しています。フィリピンのお菓子・スイーツおすすめ人気12選
伝統の味わい、ふわふわライスケーキ「ビビンカ」
「ビビンカ」はフィリピンの伝統的なスイーツで、バナナの葉を敷いたケーキ型に生地を流し込み、オーブンで焼いて作られます。生地にはバニラやアニスで香りをつけ、焼き上がる少し前におろしたチェダーチーズをふりかけることがあります。食べる直前にバターかマーガリンを塗り、砂糖とすりおろしたココナッツを振りかけて供されます。ビビンカにはいくつかのバリエーションがあり、例えば小麦粉を使った「ビビンカン・エスペシアル」、もち米粉を使った「ビビンカン・ガラポン」、キャッサバを使った「ビビンカン・カモテン=カホイ」などがあります。クリスマスシーズンには教会の前や道路で炭火を使って蒸し焼きされたビビンカがよく見られ、特に人気があります。カラフルなフィリピン風パフェ「ハロハロ」
「ハロハロ」はフィリピンの代表的なデザートで、タガログ語で「混ぜこぜ」を意味します。かき氷とミルクをベースに、トロピカルフルーツ、甘く煮た豆や芋類、アイスクリーム、ゼリー、ナタデココ、タピオカ、ココナツ、プリン、米やトウモロコシの加工品など、多種多様な材料が使われます。その起源は日本の蜜豆や「モンゴ・コン・イエロ」に関連しており、1920年代から1930年代にかけてフィリピンに移住した日本人が広めたとされています。ハロハロは、特に暑い気候にぴったりのひんやりスイーツで、全ての具を豪快に混ぜて食べるのがフィリピン流です。もちもち感が癖になるココナッツ餅「パリタウ」
「パリタウ」はフィリピンの伝統的なデザートで、もち米を使った団子にココナッツペーストを塗り、砂糖とトーストしたゴマを添えて作られます。その名前はタガログ語で「浮かぶ」を意味し、団子が水に浮かび上がるまで茹でることから由来しています。柔らかくもちもちとした食感が特徴で、シンプルながらもココナッツとゴマの香ばしさが絶妙にマッチします。パリタウは家庭で手軽に作れるため、日常のおやつとして親しまれています。口の中でほろほろ溶ける伝統クッキー「ポルボロン」
「ポルボロン」はスペイン・アンダルシア地方発祥の伝統的な焼き菓子で、記念日やクリスマスなどのお祝いの日によく食べられます。薄力粉、砂糖、アーモンドプードル、バターなどシンプルな材料で作られ、口の中でほろほろとほどける食感が特徴です。名前の由来はスペイン語の「polvo(ポルボ)」で、「塵」や「ほこり」を意味し、ポルボロンの特有の口の中でほどける食感を表しています。また、ポルボロンには「ポルボロン、ポルボロン、ポルボロン」と3回唱えると願いが叶うという言い伝えがあります。バナナとジャックフルーツの春巻きデザート「トゥロン」
「トゥロン」はフィリピンの人気スイーツで、バナナやジャックフルーツを春巻きの皮で包み、砂糖をまぶして揚げたものです。外はカリッとした食感で、中はフルーツの甘さが広がります。特にバナナを使ったトゥロンは、手軽に作れることから家庭でもよく作られ、街角の屋台でも定番のおやつとして親しまれています。揚げたてのトゥロンは、砂糖がキャラメル状になり、香ばしさと甘さが絶妙にマッチします。観光客にも人気があり、フィリピンの食文化を象徴する一品です。ふわふわバターの甘いパン「エンサイマダ」
「エンサイマダ」はスペイン・マヨルカ島発祥の菓子パンで、渦巻き状の形が特徴です。17世紀に起源を持ち、元々は祝日に特別に作られる甘いペストリーでした。生地には小麦粉、水、牛乳、砂糖、卵、ラードが使用され、イースト菌で発酵させます。伝統的には表面にラードを塗り、ソプラサダやアプリコットなどをトッピングしていましたが、現在ではホイップクリームやカボチャのクリームなども使われています。フィリピンに伝わったエンサイマダは、ラードの代わりにバターを使用し、ブリオッシュ風のパン生地にチーズやグラニュー糖を乗せたものが一般的です。紫芋のクリーミーなアイスクリーム「ウベアイス」
ウベアイスは、フィリピンの紫色の山芋であるウベ(紅山芋・ダイジョ)を主な原料としたアイスクリームです。その鮮やかな紫色と独特の風味が特徴で、フィリピンの人気デザート「ハロハロ」の材料としても広く使用されています。ウベアイスは、沖縄のブルーシールでも販売されており、濃厚でコクのある味わいが沖縄県民にも人気です。栄養成分としては、1個(110ml)あたり150kcal、たんぱく質2.9g、脂質6.8g、炭水化物19.0g、食塩相当量0.2gが含まれています。温かい豆腐とシロップの甘いデザート「タホ」
「タホ」はフィリピンの伝統的なスイーツで、温かい豆腐にタピオカと黒蜜をかけたシンプルなデザートです。朝早くから街角で売られることが多く、特に子供たちに人気があります。タホは、豆腐の滑らかな食感とタピオカのもちもち感、そして黒蜜の甘さが絶妙に調和しています。手軽に作れるため、家庭でもよく作られ、手頃な価格で楽しめるのも魅力の一つです。フィリピンの食文化を象徴する一品であり、地元の人々にとっては懐かしい味わいです。新鮮なココナッツを使ったクリーミーパイ「ブコパイ」
「ブコパイ」は、若いココナッツ(ブコ)を使ったフィリピンの伝統的なパイです。外側のパイ生地は程良い甘さで、中にはプリプリとした食感のブコがたっぷり詰まっています。特に人気のある店としては、「Oriental Original Buko Pie」と「Letty’s Buko Pie」が挙げられます。後者は甘さ控えめで、多くの人に好まれています。ブコパイの作り方は、まずパイ生地を作り、次にブコを使ったフィリングを準備し、焼き上げるという手順です。バナナの葉で包んだもち米スイーツ「ブドゥブドゥ」
「ブドゥブドゥ」は、フィリピンの伝統的なデザートで、もち米を使った甘いお菓子です。名前の由来は、もち米が炊き上がる際に「ブドゥブドゥ」と音を立てることから来ています。もち米をココナッツミルクで炊き上げ、砂糖や塩で味を調えた後、バナナの葉で包んで蒸し上げます。出来上がったブドゥブドゥは、もちもちとした食感とココナッツミルクの風味が特徴で、特にお祝い事や特別なイベントの際に供されることが多いです。シンプルながらも豊かな味わいがあり、フィリピンの家庭で親しまれているデザートです。ココナッツミルクとトウモロコシのプディング「マハ」
「マハ」はフィリピンの伝統的なデザートで、ココナッツミルクとコーンスターチを主な材料としています。作り方は、ココナッツミルク、砂糖、コーンスターチを混ぜ合わせ、火にかけてとろみがつくまで煮詰めます。出来上がったマハは、冷やして固め、カットして供されます。トッピングとして、トーストしたココナッツやチーズを乗せることもあります。シンプルな材料で作られるため、家庭でも手軽に作れるデザートとして親しまれています。チョコレートともち米の絶妙な組み合わせ「モロン」
「モロン」は、フィリピンの伝統的なスイーツで、もち米を使った甘いお菓子です。もち米をココナッツミルクと砂糖で炊き上げ、バナナの葉で包んで蒸し上げることで作られます。モロンは、特にビサヤ地方で人気があり、フィリピンの祝祭や特別なイベントの際に供されることが多いです。もちもちとした食感とココナッツミルクの風味が特徴で、シンプルながらも豊かな味わいが楽しめます。家庭でも手軽に作れるため、日常のおやつとしても親しまれています。フィリピンのお菓子・スイーツはどこで買える?
フィリピンのお菓子やスイーツは、街角の屋台や市場、ショッピングモール内のフードコート、そして地元のベーカリーなどで手軽に購入できます。例えば、「トゥロン」は街角や市場でよく見かける定番のおやつで、揚げたてをその場で楽しむことができます。「ハロハロ」は多くのレストランやカフェで提供されており、観光客にも人気です。また、「レチェフラン」は特別なイベントや祝祭の際に家庭で作られることが多いですが、ショッピングモール内のデザートショップや高級レストランでも味わうことができます。地元のベーカリーでは、朝食の定番である「パンデサル」や「ウベ・チーズパンデサル」なども購入可能です。フィリピンのお菓子・スイーツを通販で購入するときは「送料」や「出荷元」をチェック!
海外のお菓子を通販で購入する際には、商品の価格だけでなく送料にも注意が必要であり、注文を確定する前に送料の有無と金額を確認することが大切です。また、異なる販売店から複数の商品を購入するとそれぞれの出荷元から発送されるため送料が複数回かかることがあるため、同一の出荷元からまとめて購入することで送料を節約できます。さらに、楽天や他の通販サイトでは「2000円以上の注文で送料無料」などのキャンペーンを実施している場合があるため、複数の商品を購入する際にはこのようなキャンペーンを活用し、品揃えの豊富な販売店で一括して購入することをおすすめします。また、海外からの商品には関税や輸入税がかかる場合があり、これらの追加費用が発生するかどうかを購入前に確認しておくことも重要です。さらに、他の購入者のレビューを参考にして商品の質や味、梱包状態などについて事前に知ることで、満足のいく買い物ができるでしょう。