ノルウェーの代表的な料理12選!定番料理・伝統料理からスイーツまで

ノルウェーの料理は、その豊かな自然と厳しい気候風土に深く根ざしています。北海で獲れる新鮮な魚介類や、森や山で採れるベリー類、保存食として作られる干し肉や塩漬け魚は、ノルウェーの食卓に欠かせません。中でも、スモークサーモンやニシンのマリネは、その新鮮さと美味しさで有名です。また、じゃがいもやオーブンで焼かれたパン、クラッカーのようなフラットブレッドも、ノルウェーの伝統的な主食です。これから紹介するノルウェーのおすすめ料理は、自然の恵みと伝統の知恵が詰まった逸品ばかりです。

2024年06月18日更新



ノルウェーの食文化

ノルウェーの食文化は、厳しい自然環境に適応した保存食を中心に発展してきました。例えば、羊や豚、牛の肉は干したり、塩漬けまたは薫製にされ、長期間保存されます。また、北海で獲れる新鮮なニシンやサケ、タラなどの魚介類も、乾物や塩漬け、酢漬けにして利用されます。特に「ストックフィッシュ」と呼ばれる干しダラは、古くから国外にも輸出されてきた重要な保存食です。ノルウェーの伝統料理「ルーテフィクス」は、固く乾燥した干しダラを木づちで叩いて柔らかくし、しらかばの灰汁に漬け込んで戻し、ゆでて作る料理です。
 
また、ノルウェーの主食はじゃがいもやオーブンで焼いたパンです。特に「フラットブレッド」は、オオムギやオートムギで作った生地を薄く丸くのばし、石板で焼くことでクラッカーのような食感を持ち、現在でもチーズやスモークサーモンをのせて楽しむことが一般的です。さらに、高原や森林地帯ではきのこやベリー類も豊富に収穫され、これらも保存食に加工されます。コケモモのジャムはパンやワッフルに添えるだけでなく、ミートボール(ヒョットカーケ)にも欠かせません
 
自然との関わりを大切にし、素朴でシンプルな食文化を持つノルウェーの人々の食卓には、自然の恵みと知恵が詰まっています。

ノルウェーの料理の特徴

ノルウェーの料理は、その厳しい気候に適応した特色があります。例えば、ノルウェー人の主食はじゃがいもやオーブンで焼いたパンです。じゃがいもは耐寒性が高く、栄養価も豊富で、冬が厳しいノルウェーでは重宝されます。スーパーには「茹でる用」や「焼く用」など、さまざまな調理法に適したじゃがいもが揃っています。パンはオオムギを使い、薄く丸くのばして石板で焼くためかためなのが特徴です。パンにはチーズやスモークサーモンをのせて、スモークサンドイッチのように食べることが一般的です。

ノルウェーのおすすめ料理12選

フィッシュスープ

ノルウェーのおすすめ料理としてぜひ紹介したいのがフィッシュスープです。このスープは、サーモン、ムール貝、エビなどの海の幸をじっくりと煮込んで作ります。塩味が効いており、意外とボリュームがあるため、満腹感も得られます。ノルウェー語で「フィスク」は魚、「シェッペ」はスープを意味し、フィッシュスープはノルウェーの国民的料理といっても過言ではありません。特に寒い季節には、体を温める具沢山のスープとして人気があります。

バカラオ

バカラオは干しタラやエビをトマトソースで煮込んだ料理で、ノルウェーの家庭で広く親しまれています。パンを浸して食べるのが一般的です。もともとはスペインやポルトガルから逆輸入された料理で、ノルウェー語では干しタラを「Klippfisk」と呼びます。ノルウェーのバカラオは南欧の影響を受けたエキゾチックな料理で、トマト、オリーブ、ニンニクなどが使用されています。長い歴史を持つこの料理は、今もなおノルウェーの食卓を彩っています。

スモーブロー

ノルウェーの定番料理のひとつにスモーブローがあります。これは具材をパンで挟まずにのせるオープンサンドイッチで、野菜やチーズ、サーモンなどを使います。スモーブローはデンマーク発祥で、デンマーク語で「スモー」はバター、「ブロー」はパンを意味します。サーモンやエビ、ニシンなどの魚介類のほか、ローストビーフやレバーペースト、野菜、卵なども使われ、バリエーションが豊富です。北欧のランチタイムの定番として広く親しまれているこの料理は、美味しさと手軽さが魅力です。

トナカイのステーキ

日本ではなかなか味わえないこの料理は、クセがなくあっさりとしたトナカイの肉を使用しており、意外と食べやすいです。シンプルに塩とコショウで味付けし、ジューシーに焼き上げることで、肉の旨味が引き立ちます。トナカイのステーキはノルウェーの特産品であり、特に寒い季節には体を温めるご馳走として人気があります。ノルウェーの豊かな自然の恵みを感じられる一品です。

フォーリコール

ノルウェーの伝統料理として知られるフォーリコールは、ラム肉をキャベツで煮込んだシンプルで美味しい一品です。秋によく食べられるこの料理は、骨付きマトン、キャベツ、黒胡椒を使い、じっくりと煮込むことで完成します。材料を鍋に入れて煮込むだけで、手軽に本格的な味を楽しむことができます。フォーリコールは、ノルウェーの国民食としても親しまれており、茹でたジャガイモと一緒に供されることが多いです。秋の訪れとともに、心温まる一皿を楽しんでみてはいかがでしょうか。

コケモモジャム

ノルウェーの伝統的な味覚としておすすめしたいのがコケモモジャムです。赤い小さな実から作られるこのジャムは、北欧では非常に一般的で、甘酸っぱい味が特徴です。パンに塗るのはもちろん、さまざまな料理にも使えるため、その使い道は多岐にわたります。例えば、肉料理のソースとして添えたり、デザートのトッピングとしても楽しめます。ノルウェーの自然が生んだこの美味しいジャムを、ぜひ一度試してみてください。

ヒョットカーケ

ノルウェーの人気料理のひとつにヒョットカーケがあります。この料理は、肉汁がジューシーなミートボールに濃厚なクリームソースをかけたものです。ヒョットカーケは「ヒョット(肉)」と「カーケ(ケーキ)」を意味し、大きめに成形されたミートボールを指します。ノルウェーではブラウンソースをたっぷりとかけ、コケモモのジャムを添えるのが定番の食べ方です。濃厚なソースと甘酸っぱいジャムの組み合わせが絶妙で、食べ応えのある一品です。

フィスクシュッペ

ノルウェーのおすすめ料理のひとつにフィスクシュッペがあります。これは魚の旨みがたっぷり詰まったクリームスープで、「フィスク」は魚、「シュッペ」はスープを意味します。ノルウェーの豊富な海の幸であるタラ、サケ、ニシンなどを使い、魚のアラでとった出汁にレモンと生クリームを加えて作ります。地方によって使う魚や調味料が異なるため、バリエーション豊かです。寒い冬には、このスープを飲むことで体の芯まで温まります。ノルウェーの風土を感じられる一杯を、ぜひお試しください。

ルーテフィスク

ノルウェーの伝統料理のひとつにルーテフィスクがあります。これは長期間干したタラを水で戻し、灰汁を加えてゼリー状にするユニークな料理です。発酵したような匂いとゼリーのような食感が特徴で、ノルウェー人でも好き嫌いが分かれる一品です。できあがった魚は、オーブンで焼いたり鍋で煮込んだりしていただきます。ルーテフィスクは特に冬の時期、クリスマスイブに食されることが多く、北欧の伝統を感じられる料理です。アメリカやカナダなどのスカンジナビア文化圏でも楽しまれています。

プルセ

プルセとは、いわゆるソーセージのことで、ノルウェー人にとっては定番のお手軽スナックです。スーパーやコンビニで手軽に手に入るため、小腹が空いた時にぴったりです。パンに挟んでケチャップやマスタードをつけて食べるのが一般的で、自宅での飲み会でも大量に作られることがあります。節約旅行中でもコンビニで手軽に購入でき、プルセを食べながらコカコーラを飲むのがノルウェーの典型的な楽しみ方です。

ラクフィスク

ノルウェーの伝統料理として知られるラクフィスクは、マスなどの魚を塩漬けにして数ヶ月発酵させた一品です。ノルウェー東部で特に人気があり、玉ねぎやサワークリームを添えて調理をせずそのままいただきます。この料理は独特のくさみがあるため、好き嫌いが分かれることもあります。「ラク」は古ノルド語で「湿った」を意味し、「フィスク」は「魚」を意味します。ノルウェーの伝統と風味を感じられるこの料理を、ぜひ一度お試しください。

ブルノスト

ノルウェーのおすすめチーズとして特に紹介したいのがブルノストです。数あるノルウェーチーズの中でも、見た目が茶色いヤギの甘いチーズとして知られており、その味わいは他のチーズとは一味違うユニークなものです。キャラメルのような風味が特徴で、パンにのせて食べるのが一般的です。ノルウェーでは朝食やおやつとして親しまれており、その独特の甘さとコクが癖になること間違いなしです。ノルウェーに訪れた際には、ぜひ試してみてください。

ノルウェーの料理を食べてみよう!

ノルウェーの料理は、その厳しい自然環境と豊かな資源から生まれた知恵と工夫の結晶です。新鮮な魚介類や保存食、ベリー類やじゃがいもを使った料理は、シンプルでありながら深い味わいを持ちます。これらの料理は、ノルウェーの人々の自然との調和を大切にする精神を象徴しています。ぜひ、ノルウェーの美しい風景とともに、伝統的な料理を楽しんでみてください。その一皿一皿に込められた歴史と文化を感じることで、より深くノルウェーを理解することができるでしょう。

       

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