バラス島を徹底ガイド!行き方やおすすめのシュノーケリングツアーなども紹介
沖縄県八重山郡に浮かぶ「バラス島」は、その美しい景観と独特の魅力で多くの観光客を魅了しています。この記事では、バラス島の基本情報から、島での過ごし方、必要な持ち物、アクセス方法、最適な訪問時期、そして島の特徴的な現象である水没する時間帯について詳しく解説します。さらに、バラス島とよく比較される「幻の島(浜島)」との違い、おすすめのツアー情報、そして実際のシュノーケリング体験談まで、バラス島に関する情報を網羅的にご紹介します。初めての訪問者からリピーターまで、バラス島を訪れるすべての方に役立つ情報が満載です。沖縄の自然を最大限に楽しむためのガイドとして、ぜひこの記事をお役立てください。
2024年03月10日更新
目次
バラス島とは?
バラス島(バラスとう、バラスしま)は、沖縄県八重山郡竹富町の西表島と鳩間島の間にあるサンゴ礁州島です。この島は、サンゴの礫のみから成り立っています。島名の「バラス」は、船舶等に重心安定のために重しとして積まれたり、線路の枕木安定のために敷かれる砂利・砕石を意味する「バラスト」の略語から来ており、この島を構成するサンゴ礫がバラス状であることから「バラス島」と名付けられました。潮の干満によって姿を変えるこの島は、最大時で一周2-3分、中央部の高さが約3mで、高潮位時には水没することもあります。バラス島の周辺海域は、美しい景観を持ち、スノーケリングなどのマリンレジャーでの利用が盛んです。そのため、景観の保護及び適正な利用を図るため、「鳩間島バラス・宇那利崎海域公園地区」として西表石垣国立公園の海域公園地区に指定されています。バラス島での過ごし方
シュノーケリングを楽しむ
バラス島は沖縄県八重山郡竹富町に位置する美しいサンゴ礁州島です。この島の周辺海域は、枝状のミドリイシが優占する高被度のサンゴ群集が形成されており、青い海と白いバラスのコントラストが魅力的な景観を提供しています。そのため、バラス島はスノーケリングの絶好のスポットとして知られています。スノーケリングをすることで、透明度の高い海の中の豊かなサンゴや魚たちを間近で観察することができます。実際、バラス島の南側はスノーケリングのポイントとして特に人気があり、西表島からのツアーも催行されています。この絶景の海でのスノーケリングは、訪れる人々にとって忘れられない経験となるでしょう。ビーチコーミングをする
バラス島は、その名の通りサンゴの礫(バラス)でできた美しい島です。この特徴的な地形は、ビーチコーミングに最適な場所として知られています。ビーチコーミングとは、浜辺を散策しながらさまざまな貝殻や石、流木などの自然の宝物を探し集めるアクティビティのことを指します。バラス島の白くて細かい砂浜は、多種多様な貝殻やサンゴの断片が打ち上げられる場所として知られています。訪れる人々は、浜辺を歩きながら、自然が生み出すアートのような美しい形や色の貝殻を見つける楽しみを味わえます。また、ビーチコーミングを通じて、自然とのつながりを感じることができ、心のリフレッシュやリラクゼーションにも繋がります。バラス島でのビーチコーミングは、自然の美しさと静寂を楽しむ穏やかな時間を過ごすことができるアクティビティとしておすすめです。バラス島への持ち物
バラス島への訪問時には、自然を楽しむための準備が必要です。以下は、バラス島へ行く際の持ち物のリストです。日焼け止め:強い日差しを避けるため、SPF値の高いものを選びましょう。
帽子・サングラス: 直射日光から目と頭を守るために必要です。
水着: スノーケリングや海水浴を楽しむため。
タオル: 乾燥や体を拭くため。
スノーケルセット: 島の美しい海中の景色を楽しむため。
歩きやすいサンダル: 島を散策する際に便利。
水分: 脱水を防ぐために、十分な水やスポーツドリンクを持参しましょう。
軽食やスナック: 島には店が少ないため、必要に応じて。
防水バッグ: 貴重品やカメラを保護するため。
これらの持ち物を準備して、バラス島での時間を最大限に楽しむことができます。安全と環境保護を常に心がけましょう。
バラス島への行き方
バラス島は西表島の上原港から沖合約3キロメートルの位置にあります。自力での水泳による上陸は現実的ではないため、バラス島への訪問を希望する場合は、専門のアクティビティショップが提供するツアーに参加することが推奨されています。具体的には、マリンショップの船(ボート)を利用すると、おおよそ10分でバラス島に到着します。また、シーカヤックを利用する場合は、上級者であれば約1時間の時間が必要となります。西表島での観光の際にバラス島を訪れたいと考える方は、人気の上陸ツアープランを事前に予約することがおすすめです。バラス島へのツアーを提供しているマリンショップも多く存在していますので、選択の幅も広がります。バラス島のベストシーズン・時期
バラス島は沖縄県八重山郡に位置する美しいサンゴ礁の島で、年間を通じて温暖な気候に恵まれています。しかし、バラス島を訪れる最もおすすめのベストシーズンは、春から初夏の4月から6月にかけてです。この時期は、雨が少なく、気温も過ごしやすいため、アウトドアアクティビティやマリンスポーツを楽しむのに最適です。夏の7月から9月は、海水の透明度が高まり、スノーケリングやダイビングには絶好の条件となりますが、台風の影響を受けやすい時期でもありますので、天気予報をチェックしながらの訪問が必要です。
秋の10月から11月は、過ごしやすい気候が続きますが、冬の12月から2月は比較的涼しく、海水も冷たくなるため、水中アクティビティよりも島散策を楽しむのがおすすめです。
いずれの時期も、バラス島の自然の美しさを堪能することができますが、訪問目的に応じて最適なシーズンを選ぶとよいでしょう。
バラス島が水没する時間
バラス島は、沖縄県八重山郡竹富町に位置するサンゴ礁州島で、特徴的なのはその高さが非常に低いことです。このため、潮の干満によって島の姿が変わることがあります。特に高潮時には、バラス島の一部、あるいは全体が水没することがあります。水没する具体的な時間は、日々の潮の動きや月の満ち欠け、さらには気象条件などによって変動します。したがって、バラス島を訪れる際には、事前に潮位表をチェックし、高潮時を避けるように計画することが重要です。
また、水没する時間帯でも、島の中央部は比較的高く、完全に水に覆われることは少ないですが、安全を確保するためにも、訪問前の情報収集と十分な注意が必要です。バラス島の独特の景観を楽しむためにも、潮の動きを理解し、最適なタイミングでの訪問を心がけましょう。
バラス島と幻の島(浜島)の違いは?
バラス島と幻の島(浜島)は、沖縄の八重山諸島エリアに位置する美しい無人島ですが、いくつかの違いがあります。幻の島は浜島という名前で、干潮時だけ姿を現す砂州で、白いさらさらの砂浜で形成され、周囲は透明な海に囲まれています。一方、バラス島は珊瑚だけで形成された無人島で、周囲も透明度の高い海に囲まれており、シュノーケリングなどのマリンアクティビティが楽しめます。幻の島は潮が満ちると完全に姿を消してしまうのに対し、バラス島は潮の影響を受けにくく、満潮時でも沈むことはありません。これらの特徴から、それぞれの島は沖縄の観光スポットとして非常に人気があります。実際にバラス島でシュノーケリングをしてきた!
バラス島でのシュノーケリングは、私にとって一生の思い出となる経験となりました。透明度の高い海水を通して、色とりどりのサンゴや魚たちが目の前に広がる光景は、まるで異世界に迷い込んだかのような感覚でした。特に、太陽の光が海面を透過してサンゴ礁に反射する様子は、まるで宝石のようにキラキラと輝いており、その美しさには言葉を失いました。
また、様々な種類の魚たちが私の周りを好奇心旺盛に泳ぎ回る姿は、自然との一体感を感じさせてくれました。特に、色鮮やかなクマノミや青いヤッコ、そして時折見かける大きなマンタなど、多種多様な生物との出会いは感動的でした。
しかし、シュノーケリング中にもサンゴを傷つけないように注意することの重要性を痛感しました。サンゴは非常にデリケートで、私たちの一つ一つの行動が環境に影響を及ぼすことを実感しました。バラス島の自然を守りながら、この美しい海を楽しむことが私たちの責任だと感じました。