「西洋の驚異」として称された海岸から1km離れた沖合の砂地に浮かぶ神秘の島「モンサンミッシェル」。モンサンミッシェルは、1979年よりユネスコ世界遺産に登録され…

フランスの物価事情を徹底解説!日本より高い?安い?実際の物価や節約術なども紹介
フランスの物価は日本と比べてどうなのか、多くの旅行者や移住を考える人が気になる点です。実際のところ、フランスの物価は日本よりも全般的に高めで、特にパリなどの都市部では顕著です。物価の高さは、高い消費税率や近年の世界的な経済状況の影響を受けています。しかし、交通費や美術館の入場料など、比較的リーズナブルな面もあります。この記事では、フランスの実際の物価事情を詳しく解説し、日本との違いを明らかにします。また、フランス滞在中に活用できる節約術もご紹介します。フランス旅行や長期滞在を計画している方に、より現実的な予算立てと効果的な節約方法をお伝えします。
2024年07月17日更新
フランスの物価は日本と比べて高い

フランスの物価は都市によっても異なる

日本とフランスの物価を実際の商品で価格比較
日本とフランスの物価比較表
項目 | 商品 | フランス | 日本 |
---|---|---|---|
日用品 | ペットボトルの水 | 150円 | 110円 |
日用品 | シャンプー(1リットル) | 800円 | 600円 |
日用品 | 洗剤 | 700円 | 500円 |
日用品 | トイレットペーパー | 300円 | 250円 |
日用品 | ティッシュペーパー(一箱) | 100円 | 80円 |
生鮮食品 | パン | 171円 | 191円 |
生鮮食品 | 卵 | 333円 | 225円 |
生鮮食品 | 牛乳 | 118円 | 183円 |
生鮮食品 | 肉 | 900円 | 900円 |
スターバックス | ホットコーヒー(グランデ) | 450円 | 400円 |
スターバックス | フラペチーノ(グランデ) | 550円 | 500円 |
スターバックス | キャラメルマキアート(グランデ) | 500円 | 450円 |
スターバックス | カフェラテ(グランデ) | 480円 | 430円 |
マクドナルド | ハンバーガー | 200円 | 150円 |
マクドナルド | コーラ | 150円 | 120円 |
マクドナルド | ビッグマック | 838円 | 400円 |
マクドナルド | チキンマックナゲット5ピース | 300円 | 280円 |
マクドナルド | マックフライポテト | 250円 | 200円 |
日本とフランスの日用品の価格比較

日本とフランスの生鮮食品(パン・卵・牛乳・水・肉など)の価格比較

日本とフランスのマクドナルドの価格比較

日本とフランスのスターバックスの価格比較

日本とフランスのランチの価格比較
フランスのランチ価格は日本と比較して全般的に高くなっています。パリでは平均的なランチが15ユーロ(約1,890円)、その他の都市でも12ユーロ(約1,510円)程度かかります。一方、日本の平均的なランチ価格は約890円と、フランスの半分以下です。パリでは10ユーロ(約1,260円)以下のランチを見つけるのは難しく、前菜とメイン、またはメインとデザートがセットになった「Formule」や「Menu」と呼ばれるランチセットでも、平均15ユーロ程度かかります。この価格差の背景には、フランスの高い物価水準、20%の消費税率、そして労働コストの違いなどが要因として考えられます。旅行者は、これらの価格差を考慮して食事の予算を立てる必要があります。フランスでショッピングを楽しむ方法・節約術は?

フランス人から学ぶ節約術としては、自分に本当に似合う洋服だけを厳選して購入することが挙げられます。衝動買いを避け、品質の良いアイテムを長く使うことで、結果的に節約になります。
食料品に関しては、地元の市場やスーパーマーケットを利用することで、レストランよりも安価に食事を楽しめます。特に、パンやワインなどの一部の品目は日本より安い場合もあるので、これらを活用するのも良いでしょう。
最後に、フランス人は経験にお金を使う傾向があります。バカンスや家族との時間を大切にし、自然の中でピクニックを楽しむなど、必ずしも高額な出費をせずに楽しむ方法を知っています。このような価値観を取り入れることで、フランスでの滞在をより豊かなものにできるでしょう。
フランスの物価は日本より高い!賢く節約してフランス旅行を満喫しよう
フランスの物価は全般的に日本より高めですが、賢明な選択と計画によって、旅行や滞在を効果的に楽しむことができます。特に医療費は非常に高額になる可能性があり、一般的な治療でも日本の数倍の費用がかかることがあります。例えば、虫垂炎手術の総費用はフランスで約1,089,200円、日本で約600,000円と大きな差があります。このため、フランス滞在時は十分な補償額の海外旅行傷害保険に加入することが強く推奨されます。また、日常生活においては、地元の市場やスーパーマーケットの利用、セールシーズンでの買い物、公共交通機関の割引パスの活用など、フランス人の知恵を借りた節約術を取り入れることで、コストを抑えつつフランスの魅力を存分に楽しむことができるでしょう。