イギリスのお菓子・スイーツおすすめ人気12選!お土産や日本で買えるものなども紹介

イギリスは、その豊かな歴史と文化だけでなく、美味しいお菓子やスイーツでも有名です。伝統的なティータイムの風習に欠かせないスイーツから、近年人気の現代的なスイーツまで、バラエティ豊かなお菓子が揃っています。この記事では、そんなイギリスの魅力的なお菓子とスイーツの中から、おすすめの12選をご紹介します。紅茶と共に楽しむことができるクラシックなものから、インスタ映え間違いなしの新感覚スイーツまで、ぜひご堪能ください。イギリスのお菓子の世界を一緒に旅してみましょう。

2024年06月25日更新


イギリスのお菓子・スイーツの特徴は?

イギリスのお菓子・スイーツの特徴は、シンプルでありながら上品な味わいです。バターや生クリームなどの乳製品を多用し、甘さ控えめな菓子が多いのが特徴的です。 また、紅茶との相性を重視した焼き菓子が発達しており、スコーンやショートブレッド、クランペットなどが代表的です。 素朴で家庭的な味わいのお菓子が多く、アフタヌーンティーのお供として親しまれています。

イギリスのお菓子・スイーツの魅力は?

イギリスのお菓子・スイーツの魅力は、何よりもその多様性にあります。スコーンやショートブレッドなどの伝統的な焼き菓子から、トライフルやイートンメスなどのクリーミーなデザートまで、バラエティ豊かなスイーツが揃っています。 また、紅茶との相性を追求した味わいも大きな魅力です。 バターや生クリームなどの乳製品を使った濃厚な味わいと、紅茶の風味が見事にマッチしています。 さらに、家庭的で素朴な味わいも人気の理由。 手作り感のある温かみと、上品な味わいを兼ね備えたイギリススイーツは、ティータイムを優雅で幸せな時間にしてくれます。

イギリスのお菓子・スイーツおすすめ人気12選

層が美しいデザート「トライフル」

トライフルは、イギリス発祥の伝統的なデザートで、スポンジケーキやビスケットを洋酒やシロップで湿らせ、カスタードクリームやフルーツ、ゼリーなどを層状に重ねて作られます。 名前の由来は「trifle」の語源である「些細なもの」「つまらないもの」という意味で、家にある材料で簡単に作れることから来ています。 トライフルの魅力は、何よりもその見た目の美しさと層になった構造にあります。 柔らかなスポンジケーキ、滑らかなカスタードクリーム、甘酸っぱい果物やジャムの組み合わせが、口の中で絶妙なハーモニーを奏でます。 また、季節の果物や好みのフレーバーを加えることで、オリジナルのトライフルを作ることができるのも魅力の一つです。

モチモチ食感の発酵パン「クランペット」

クランペットは、イギリスで古くから親しまれている軽食パンの一種です。小麦粉と酵母で作った生地を発酵させ、特殊な型で焼き上げることで、表面にぽつぽつと穴が開いているのが特徴です。 この穴のおかげで、バターやシロップなどのトッピングがよく染み込み、美味しく食べることができます。 クランペットは、カリッとした外側ともっちりとした内側の食感が楽しめ、小麦の香りと生地の甘みが口いっぱいに広がります。 イギリスではスーパーなどで手軽に購入でき、トースターで温めてバターを塗って食べるのが一般的です。 アフタヌーンティーのお供としても人気があり、紅茶との相性も抜群です。

イギリスの定番焼き菓子「スコーン」

スコーンは、イギリスを代表する伝統的な焼き菓子です。 小麦粉やベーキングパウダー、バター、牛乳などのシンプルな材料で作られ、外はサクッと中はしっとりとした食感が特徴的です。 イギリスではアフタヌーンティーの定番メニューとして親しまれており、クロテッドクリームやジャムを添えて食べるのが一般的です。 丸い形のイングリッシュスコーンと、三角形のアメリカンスコーンの2種類があります。 最近では、プレーンなスコーンだけでなく、チーズやドライフルーツを加えたバリエーションも人気です。

スコットランドの伝統菓子「ショートブレッド」

ショートブレッドは、スコットランド発祥のバタークッキーです。 小麦粉、バター、砂糖のシンプルな材料で作られ、サクサクとした食感とバターの豊かな風味が特徴的です。 基本的には卵を使わず、バターの配合量が多いのが特徴です。 伝統的な形はペティコートテイルと呼ばれる大きな円形ですが、フィンガータイプの長方形も一般的です。 生地に型を押したり、フォークで模様をつけるのも特徴の一つです。 イギリスではウォーカー社のショートブレッドが有名で、缶入りのものが手土産としても人気があります。 紅茶のお供にぴったりの、上品でリッチな味わいのクッキーです。

イギリスの伝統デザート「イートンメス」

イートンメスは、イギリスの伝統的なデザートで、イチゴ、メレンゲ、生クリームを混ぜ合わせて作られます。 名前の由来は、イギリスの名門パブリックスクール「イートン校」で、「メス(mess)」は「グチャグチャ」という意味です。 本場のイートンメスは、具材を”グチャグチャ”に混ぜ合わせるのが特徴です。 イチゴ以外にも、旬の甘酸っぱいフルーツを使うのもおすすめ。 メレンゲのサクサク食感とフルーツの甘酸っぱさ、生クリームの濃厚な味わいが絶妙にマッチした、夏にぴったりのデザートです。

イギリスの伝統キャンディー「トフィー」

トフィーは、バターと砂糖または糖蜜を加熱して作るイギリス発祥のキャンディーです。 材料を150〜160℃のハードクラックの状態まで加熱し、ナッツやレーズンを加えることもあります。 加熱後は型に流し込んで冷やし固めます。 作り方の違いにより、柔らかくねっとりとしたものから、硬くてパリッとしたものまで様々な食感のトフィーがあります。 イギリスのお土産として人気のイングリッシュトフィーは、バターとアーモンドをたっぷり使った濃厚な味わいが特徴です。

濃厚な甘さのキャンディー「ファッジ」

ファッジは、砂糖、バター、牛乳(または練乳)を原材料にして作るイギリスの伝統的なキャンディーです。 ほろっとした軽い口どけとキャラメルのような濃厚な甘さが特徴で、一度食べたらクセになる味わいです。 定番のプレーンな味から、チョコレート、マシュマロ、ドライフルーツなどを加えたバリエーションまで様々です。 材料もシンプルで作り方も簡単なので、イギリスの家庭で日常的に作られているお菓子の一つです。 紅茶との相性も抜群で、ティータイムのお供にぴったりです。

ヴィクトリア女王のお気に入り「ビクトリアサンドイッチケーキ」

ビクトリアサンドイッチケーキは、19世紀のイギリスで誕生した伝統的なスポンジケーキです。 ビクトリア女王が気に入ったことから名付けられたといわれており、イギリスではショートケーキに匹敵するほどの人気を誇ります。 バターたっぷりのしっとりとした生地にジャムをサンドし、粉砂糖を振りかけるのが基本のスタイルです。 いちごジャムやラズベリージャムなど、お好みのジャムを使うのがおすすめ。 生地とジャム、クリームのバランスが絶妙で、紅茶との相性も抜群です。 素朴でシンプルな見た目ながら、上品な味わいが魅力のビクトリアサンドイッチケーキは、イギリスを代表するお菓子の一つです。

にんじんたっぷりスパイスケーキ「キャロットケーキ」

キャロットケーキは、すりおろしたにんじんを生地に加えた、しっとりとした食感が特徴的なケーキです。
中世イギリスで誕生し、近代になってアメリカでヘルシー志向の人々に人気が出て定番化しました。 にんじんの甘みとシナモンなどのスパイスが香り豊かで、クリームチーズのフロスティングとの相性も抜群です。
生地にはサラダ油を使うことで軽い仕上がりになります。
作り方は、にんじんをすりおろし、ホットケーキミックスやアーモンドプードルなどの粉類と混ぜ合わせ、レーズンやクルミを加えてオーブンで焼くだけ。
素朴で優しい味わいのキャロットケーキは、イギリスとアメリカの食文化が融合した魅力的なお菓子です。

キャラウェイ香るシードケーキ「シード・ケーキ」

シード・ケーキは、キャラウェイシードをたっぷり使った素朴なイギリスの伝統菓子です。 小麦粉、バター、砂糖、卵などのシンプルな材料に、ほろ苦く甘い独特の風味のキャラウェイシードを加えて焼き上げます。 シードの香りが生地全体に広がり、さわやかな後味が特徴的です。 イギリスの作家J・R・R・トールキンのファンタジー小説『ホビットの冒険』にも登場するなど、イギリスの食文化を代表するお菓子の一つとして古くから親しまれてきました。 紅茶のお供にぴったりで、バターを塗って食べるのがおすすめです。

スコットランド発祥のフルーツケーキ「ダンディーケーキ」

ダンディーケーキは、スコットランドのダンディー地方で200年以上前に生まれた伝統的なフルーツケーキです。 オレンジピールやマーマレードを生地に混ぜ込み、表面にアーモンドをまるごと飾るのが特徴です。 他のイギリスのフルーツケーキと比べると比較的あっさりとした味わいで、ぜいたくにドライフルーツを使用しているのが魅力です。 ダンディーケーキを考案したのは、ダンディーのマーマレード製造会社であるキーラー社と言われています。 焼いた後の保存性が良いため、クリスマスケーキとしても親しまれています。 紅茶との相性も抜群で、イギリスのティータイムに欠かせない伝統菓子の一つとなっています。

イギリスの伝統的フルーツデザート「アップル・クランブル」

アップル・クランブルは、イギリスの伝統的なデザートで、シナモンなどのスパイスで味付けしたリンゴにクランブル生地をのせて焼き上げます。 クランブル生地は、小麦粉、バター、砂糖を混ぜ合わせてサクサクの食感に仕上げるのが特徴です。 温かいうちにバニラアイスクリームやカスタードソースを添えるのが一般的で、リンゴの甘酸っぱさとクランブルのザクザク食感、アイスクリームのまろやかさが絶妙に絡み合う、素朴で温かみのある味わいが魅力です。 イギリスの家庭では、秋になるとよく作られるお菓子の一つで、シンプルな材料と手軽な作り方も人気の理由です。

イギリスのお菓子・スイーツはどこで買える?

イギリスのお菓子・スイーツは、現地のスーパーマーケットやデパート、専門店などで購入することができます。 特に、マークス&スペンサーやウェイトローズ、テスコといった大手スーパーには、伝統的なお菓子からモダンなスイーツまで豊富な品揃えがあります。 また、ロンドンのハロッズやフォートナム&メイソンなどの高級デパートでは、上質な材料を使った本格的なお菓子を見つけることができます。
 
さらに、イギリス各地には老舗の菓子専門店が点在しており、地元で愛される伝統菓子を味わえます。 たとえば、ヨークシャー州のベティーズ・ティールームは、スコーンやファットラスク(ドライフルーツたっぷりのパン)が名物です。 お土産にイギリスのお菓子を買って帰りたい場合は、空港の免税店もおすすめです。 ウォーカー社のショートブレッドやキャドバリーのチョコレートなど、代表的なブランドのお菓子が手に入ります。

イギリスのお菓子・スイーツを通販で購入するときは「送料」や「出荷元」をチェック!

海外のお菓子を通販で購入する際には、商品の価格だけでなく送料にも注意が必要であり、注文を確定する前に送料の有無と金額を確認することが大切です。また、異なる販売店から複数の商品を購入するとそれぞれの出荷元から発送されるため送料が複数回かかることがあるため、同一の出荷元からまとめて購入することで送料を節約できます。
 
さらに、楽天や他の通販サイトでは「2000円以上の注文で送料無料」などのキャンペーンを実施している場合があるため、複数の商品を購入する際にはこのようなキャンペーンを活用し、品揃えの豊富な販売店で一括して購入することをおすすめします。また、海外からの商品には関税や輸入税がかかる場合があり、これらの追加費用が発生するかどうかを購入前に確認しておくことも重要です。さらに、他の購入者のレビューを参考にして商品の質や味、梱包状態などについて事前に知ることで、満足のいく買い物ができるでしょう。

イギリスのお菓子・スイーツのお気に入りを見つけよう!

イギリスのお菓子・スイーツ12選、いかがでしたでしょうか?伝統と革新が融合したイギリスのスイーツは、味だけでなくその見た目も楽しませてくれます。紅茶との相性も抜群で、ティータイムを一層華やかに演出してくれることでしょう。これらのスイーツを味わうことで、イギリスの文化や歴史を感じることができるはずです。次回のティータイムや特別な日のおもてなしに、ぜひ取り入れてみてください。英国の美味しい世界を、皆さんも体験してみましょう。

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