東西約5,000kmに延び、多彩な文化と伝統に彩られ、旅の楽しさが尽きない国「インドネシア」。リゾートアイランドとして世界各国から観光客の集まるバリ島、近年発展…
インドネシアのお菓子・スイーツおすすめ人気13選!お土産や日本で買えるものなども紹介
インドネシアは、その美しいビーチや豊かな文化だけでなく、独特で美味しいスイーツでも知られています。旅行の際にはぜひ試してみたい、インドネシアのお菓子やスイーツを13種類ご紹介します。これらのスイーツは、その地元の風味を堪能できるだけでなく、お土産としても大変人気です。また、日本でも手に入るものがあり、気軽にインドネシアの味を楽しむことができます。この記事では、各スイーツの特徴や購入場所、さらにはおすすめの食べ方まで詳しく解説しますので、インドネシアの甘い魅力を存分にお楽しみください。
2024年07月02日更新
インドネシアのお菓子・スイーツの特徴は?
インドネシアのお菓子やスイーツは、その多様性と独特の風味が特徴です。多くのスイーツには、ココナッツミルクやパームシュガーが使用され、甘さが際立ちます。また、フルーツを使ったスイーツも豊富で、バナナを揚げたピサンゴレンや、マンゴー、ドリアンなどのトロピカルフルーツが人気です。さらに、インドネシアのスイーツには地域ごとの特色があり、バリ島のジェラート店「マッシモ」では、地元の食材を使った多彩なフレーバーが楽しめます。このように、インドネシアのスイーツはその土地ならではの食材と調理法を活かし、独自の味わいを提供しています。インドネシアのお菓子・スイーツの魅力は?
インドネシアのお菓子やスイーツの魅力は、その多様性と地域ごとの特色にあります。例えば、バリ島のジェラート店「マッシモ」では、地元の食材を使った多彩なフレーバーが楽しめ、観光客や地元の人々に人気です。また、インドネシアの伝統菓子は、ココナッツミルクやパームシュガーを多用し、独特の甘さと風味を持っています。さらに、キャッサバやタピオカ粉を使ったカラフルなスイーツも多く、見た目も楽しめる点が魅力です。こうした多様なスイーツは、インドネシアの豊かな食文化を象徴しており、訪れる人々に新たな味覚体験を提供します。インドネシアのお菓子・スイーツおすすめ人気13選
香ばしいトースト「ロティ・バカール」
「ロティ・バカール」は、インドネシアの人気スイーツで、食パンを炭火や鉄板で両面こんがりと焼き、間にジャムやチーズ、チョコレート、果物などを挟んだものです。特に夕方から夜にかけて屋台で販売されることが多く、手軽に楽しめるスナックとして親しまれています。また、マレー語では「ロティ バカール サプ カヤ」とも呼ばれ、ココナッツジャムを塗ったバージョンもあります。バリ島では、食パン1斤をまるごと焼くスタイルも見られ、そのボリュームと甘さが特徴です。サクサクの揚げバナナ「ピサン・ゴレン」
「ピサン・ゴレン」は、インドネシアをはじめとする東南アジア各国で親しまれている揚げバナナの一種です。バナナに衣をつけて高温で短時間揚げることで、外はサクサク、中はとろりとした食感が楽しめます。インドネシアでは「ピサン・ゴレン・ポンティアナック」などの種類があり、地域ごとに異なる名前で呼ばれることもあります。シンガポールやマレーシアでは「ゴレン・ピサン」とも呼ばれ、露店やレストランで提供されることが多いです。フィリピンでは、衣をつけたものは「マルヤ」、素揚げしたものは「プリトン・サギン」、砂糖をまぶしたものは「バナナ・キュー」として知られています。フルーツの冷たいデザート「エス・ブア」
「エス・ブア」は、インドネシアで人気の冷たいデザートで、氷とフルーツを組み合わせたかき氷です。エスは氷、ブアは果物を意味し、季節によって異なるフルーツが使用されます。乾期にはスイカやメロン、マンゴーなどがよく使われます。このデザートは、カットフルーツと氷にいちごシロップや練乳をかけて提供され、爽やかな甘さが特徴です。エス・ブアは、暑い気候の中でクールダウンするのに最適なスイーツとして親しまれています。ココナッツ風味のもちもちボール「クレポン」
「クレポン」は、インドネシアの伝統的なお菓子で、もちもちとした食感が特徴です。緑色の丸いボール状のクレポンは、米粉をベースに作られ、中にはすりおろしたブラウンシュガーが詰められています。外側はすりおろしたココナッツで包まれており、噛むと中から甘いシロップが溢れ出します。このお菓子は、特に屋台でよく見かけられ、手軽に楽しめるスナックとして人気です。クレポンの鮮やかな緑色は、パンダンリーフから抽出された天然の色素によるもので、見た目も楽しめる一品です。ごまの香りが広がる「オンデ・オンデ」
「オンデ・オンデ」は、もちもちとした食感とごまの香りが特徴の伝統的なスイーツです。米粉をベースに作られた生地には、パンダンリーフの絞り汁が加えられ、美しい緑色と香りが引き立ちます。中にはグラマラッカ(黒糖)が詰められており、噛むとジュワーっと甘いシロップが口の中に広がります。外側にはココナッツフレークがまぶされており、見た目も鮮やかです。このお菓子は、マレーシアやインドネシアのローカルスイーツとして親しまれており、シンガポールでもよく見かけられます。ココナッツとジャガイモのクレープ「ダダル・グルン」
「ダダル・グルン」は、インドネシアの伝統的なクレープで、ココナッツとジャガイモを使った具材が特徴です。クレープ生地には、パンダンリーフを使用して鮮やかな緑色と爽やかな香りをつけるのが一般的ですが、最近では食紅で代用することもあります。具材には、ココナッツシュレッド、シナモン、パームシュガーが使われ、ほんのりとした甘さとスパイスの香りが楽しめます。このデザートは、バリ島をはじめとするインドネシア全土で人気があり、マレーシアやシンガポールなどの熱帯地域でも広く親しまれています。蒸しケーキのような伝統菓子「クエ・プトゥ」
「クエ・プトゥ」は、インドネシアの伝統的な蒸しケーキで、米粉とパンダンリーフの香りを活かしたお菓子です。米粉にパンダンリーフで香りをつけた水を少しずつ加えて細かなそぼろ状にし、それを椰子砂糖と一緒に竹筒に詰めて蒸し焼きにします。外側にはすりおろしたココナッツがまぶされ、ほんのりとした甘さとココナッツの風味が楽しめます。クエ・プトゥは、指先でつまめるほどの大きさで、手軽に楽しめるスナックとして親しまれています。ユニークな卵のデザート「エス・テルール」
「エス・テルール」は、インドネシアのユニークなデザートで、卵を使った冷たい飲み物です。名前の「エス」は氷、「テルール」は卵を意味し、主に生卵を使用します。作り方は、卵を砂糖と一緒に泡立て、そこに氷とフルーツシロップを加えて混ぜ合わせます。最後に練乳をかけて仕上げることで、甘さとクリーミーな味わいが楽しめます。エス・テルールは、特に暑い季節に人気があり、屋台やカフェで手軽に購入できます。カラフルな層の蒸しケーキ「クエ・ラピス」
クエ・ラピスは、東南アジア、特にシンガポールやインドネシア、マレーシアで親しまれている伝統的なスイーツです。「クエ」はお菓子、「ラピス」は層を意味し、その名の通り複数の層が重なった美しい蒸しケーキです。通常、9層または12層から成り、米粉を主原料とし、パンダンリーフなどのハーブを使って色付けされます。層の色は材料によって変わり、赤と白の組み合わせが一般的ですが、パステル調の色合いも人気です。クエ・ラピスは、その美しい外観と独特の食感から、祝祭日や特別な行事で楽しまれることが多く、東南アジアの豊かな食文化を象徴するスイーツの一つとなっています。香ばしいバターケーキ「ラピス・レギット」
ラピス・レギットは、インドネシアの伝統的なケーキで、多層構造と豊かなバターの風味が特徴です。CNNによると、このケーキは大量の卵、インドネシアの伝統的なスパイス、そして高品質のオランダ産バターを使用して作られます。ラピス・レギットは、多くの薄い層が重なり合った構造を持ち、その断面は美しい縞模様を形成します。伝統的なレシピでは、シナモン、クローブ、ナツメグなどのスパイスが使われ、独特の香りと風味を醸し出します。このケーキは、その手間のかかる製法と贅沢な材料から、特別な行事や祝祭日に楽しまれることが多く、インドネシアの洗練されたスイーツ文化を代表する一品となっています。ココナッツミルクのあんみつ「コラック」
コラックは、インドネシアの伝統的なデザートで、ココナッツミルクと砂糖を使って作られます。主にバナナやサツマイモなどの果物や芋類を煮込んで作られ、暖かい状態で提供されることが多いです。特に断食月(ラマダン)明けの定番おやつとして親しまれており、インドネシア料理に欠かせない存在となっています。コラックの味わいは、甘いココナッツミルクの風味と煮込まれた果物の自然な甘さが調和し、日本の味噌汁のような親しみやすさがあります。シンプルながら美味しく、エスニックな風味が特徴的なこのデザートは、インドネシアの食文化を象徴する一品と言えるでしょう。もちもちとしたココナッツ菓子「グトゥック」
グトゥックは、インドネシアの伝統的なもちもち食感のココナッツ菓子です。主な材料はキャッサバ粉、ココナッツ、砂糖で、時にはパンダンリーフを加えて香りと色をつけることもあります。この菓子は、マカダミアナッツを胚芽入りの小麦粉で包み、ココナッツミルクと黒糖の控えめな甘さを加えて焼き上げたものに似た風味を持っています。グトゥックは、カリッとした外側とモチモチとした内側の食感が特徴で、ココナッツの風味が豊かに感じられます。インドネシアの伝統的なスイーツの中でも、その独特の食感と風味から多くの人々に愛されており、特に祝祭日や特別な行事の際によく楽しまれています。甘いもち米のお菓子「ワジク」
ワジクは、インドネシアの伝統的なスイーツで、もち米を主原料とした甘い菓子です。通常、もち米をココナッツミルクと砂糖で煮込んで作られ、独特のもっちりとした食感と甘さが特徴です。ワジクは地域によって味や形状が異なり、ジャカルタでは茶色くてもちもちとした甘いお菓子として知られています。一般的に、パームシュガーやココナッツシュガーを使用して甘みを付け、時にはパンダンリーフを加えて香りと色をつけることもあります。このお菓子は、その手軽さと独特の味わいから、インドネシアの日常的なスナックとして親しまれており、特に祝祭日や特別な行事の際によく楽しまれています。ワジクは、インドネシアの豊かな食文化を象徴する一品であり、その伝統的な製法と味わいは世代を超えて受け継がれています。インドネシアのお菓子・スイーツはどこで買える?
インドネシアのお菓子やスイーツは、現地の市場やスーパーマーケット、ショッピングモールで手軽に購入できます。例えば、ジャカルタ市内のGrand Indonesiaモールにはカフェ併設の店舗があり、様々なスイーツが楽しめます。また、バリ島では「マッシモ」や「グストのジェラート」といった人気のジェラート店があり、地元の食材を使ったフレーバーを提供しています。さらに、伝統菓子は露店や専門店でも販売されており、観光客にもアクセスしやすい場所にあります。インドネシアのお菓子・スイーツを通販で購入するときは「送料」や「出荷元」をチェック!
海外のお菓子を通販で購入する際には、商品の価格だけでなく送料にも注意が必要であり、注文を確定する前に送料の有無と金額を確認することが大切です。また、異なる販売店から複数の商品を購入するとそれぞれの出荷元から発送されるため送料が複数回かかることがあるため、同一の出荷元からまとめて購入することで送料を節約できます。さらに、楽天や他の通販サイトでは「2000円以上の注文で送料無料」などのキャンペーンを実施している場合があるため、複数の商品を購入する際にはこのようなキャンペーンを活用し、品揃えの豊富な販売店で一括して購入することをおすすめします。また、海外からの商品には関税や輸入税がかかる場合があり、これらの追加費用が発生するかどうかを購入前に確認しておくことも重要です。さらに、他の購入者のレビューを参考にして商品の質や味、梱包状態などについて事前に知ることで、満足のいく買い物ができるでしょう。