ニュージーランドは、その美しい自然風景や多様な文化で知られていますが、料理の世界でも魅力的な一面を持っています。この国の料理は、先住民族マオリの伝統と、英国、ア…
美しい大自然の宝庫ニュージーランドであなたが訪れるべき10つのおすすめ観光スポット
手つかずの大自然、豊かな文化が育まれている国「ニュージーランド」。ニュージーランドは、南北2つの主要な島と小さな島々からなる南太平洋の国で、日本とは季節が真逆です。世界遺産のマウントクックやクイーンズタウンからアクセス可能なミルフォードサウンド、満点の星空が楽しめるテカポ湖、首都ウェリントンや大都市オークランドなど様々な魅力があります。今回は、そんな魅力溢れるニュージーランドの絶景スポットをご紹介いたします。
2024年06月25日更新
1.ニュージーランド最高峰の雲を突き抜ける山「マウントクック」
ニュージーランド南島にあるニュージーランド最高峰の山で、3754mの高さを誇る「マウントクック」。先住民マオリ族の言葉で“雲を突き抜ける山”という意味があり、その名のとおり、空に向かって鋭く尖った山頂と白銀に輝く氷河が大変美しいです。ニュージーランドの自然を代表する氷河が形成した大自然を間近で体感することができ、麓や谷は緑豊かで、春には可憐な高山植物が国立公園を彩ります。
2.世界一美しい星空をもつ場所「テカポ湖」
クライストチャーチとクイーンズタウンの間に位置する「テカポ湖」。テカポ湖は、南十字星やマゼラン雲、天の川が夜空を彩り宝石箱のような満天の星空が望める、世界有数の星空観賞スポットです。また、氷河が動く際に岩石から削り出す「ロックフラワー」という小麦粉のような粒子が水に溶けているためミルクを溶かし込んだような、ブルーの色をしているのも特徴的です。
3.氷河の侵食によって形作られたフィヨルド「ミルフォードサウンド」
ニュージーランドの南島の南西部のフィヨルドランド国立公園に位置するフィヨルド「ミルフォードサウンド」。入り江からそびえたつ1000m級の山々や海に向かって豪快に落下する滝など、その荘厳な景色は圧巻です。またこの地方には多くの人気トレッキングコースがあり、「世界で最も美しい散歩道」と言われるミルフォードトラックでは豊かな原生林や澄み切った川、迫力満点の滝などの風景が楽しめます。
4.暗闇の中で青白く輝く幻想的な世界「ワイトモ洞窟」
ニュージーランド北島ワイカト地方のテ・クイティの町から12キロメートル北西のところにある鍾乳洞「ワイトモ洞窟」。ワイトモ洞窟の一番の見どころは、青白い光を放つ土ボタルによって生み出される幻想的な世界です。洞窟内を埋め尽くすほどのまばゆい光が天井一面に広がる光景は、まるで天の川が目の前に降りてきたよう。息を飲むような素晴らしい光景に魅了される観光客が後を絶ちません。
5.自然の奇跡が生んだ不思議な奇岩「モエラキ・ボルダーズ」
ニュージーランド南島のクライストチャーチとダニーデンの間にある「モエラキ・ボルダーズ」。モエラキボルダーズとはモエラキにある丸石という意味で、世界でも珍しいこの球体の石を見に多くの人が訪れます。直径1m以上、重さ約2トン以上あるこの球体は、約6500万年前にできた方解石の塊で、長い年月をかけ暴風雨や波の浸食によってこの形になったそうです。
6.山々と湖に囲まれた世界屈指の保養リゾート地「クイーンズタウン」
ニュージーランド南島でミルフォードサウンドへの玄関口となる「クイーンズタウン」。クイーンズは、名前の通り女王にふさわしい、美しい湖と風景が広がる避暑地やスキーリゾートとして有名な南島の南端にある小さな街で、旅行者、特にアウトドア好きの人が多く集まります。街自体の景色はもちろん、世界遺産となっている国立公園へのアクセスも良いのもあって美しい自然を目当てに世界中から人が訪ねてきています。
7.高さ30mの高さまで噴きあがる間欠泉「テ・プイア」
マオリ語で「間歇泉」を意味する「テ・プイア」は、ニュージーランドの北島にある地熱地帯です。硫黄の匂いが立ち込める施設内では、高さ20~25m(最大30m)まで吹き上がる世界有数の間歇泉「ポフツ」や、地面がポコポコと隆起しているように見える「泥温泉」などを観察できるほか、マオリ文化の展示やショーがが楽しめる施設や、ニュージラーンドの国鳥キーゥィの飼育展示も見られます。8.ニュージーランド最長の氷河「タスマン氷河」
ニュージーランドの南島にあるサザン・アルプス山脈からマッケンジー盆地に向かって南や東に流れる氷河の中で最大のもので、ニュージーランド最長の氷河である「タスマン氷河」。全長27km、最大幅は4km、氷河の厚みは最大600mを誇ります。9.「トンガリロ国立公園」
ニュージーランドの北島にある、山岳地帯を保護する目的で設定された国立公園「トンガリロ国立公園」。トンガリロとは、マオリ族の言葉で「冷たい南からの風」という意味があり、活火山と死火山が混在した独特の生態系を持ち、山々が優れた自然の景観を織りなし、公園内には、標高1,968mのトンガリロ、標高2,291mのナウルホエ、最も高い標高2,797mのルアペフの三山が連なっています。火山活動による温泉や、エメラルドブルーが印象的な火口湖など、特徴ある自然に恵まれています。