手つかずの大自然、豊かな文化が育まれている国「ニュージーランド」。ニュージーランドは、南北2つの主要な島と小さな島々からなる南太平洋の国で、日本とは季節が真逆で…
ニュージーランド旅行の費用はどれくらい?安い時期は?3泊5日・5泊7日など宿泊日数ごとに予算を解説
ニュージーランドは、その美しい自然と豊かな文化で多くの旅行者を魅了しています。しかし、旅行の費用がどれくらいかかるのか気になる方も多いでしょう。本記事では、ニュージーランド旅行の費用について、3泊4日や5泊7日などの宿泊日数ごとに詳しく解説します。また、旅行費用を抑えるための安い時期やコツについてもご紹介します。これからニュージーランド旅行を計画している方は、ぜひ参考にしてみてください。旅行の予算を把握し、充実した旅を楽しむためのヒントをお届けします。
2024年06月25日更新
ニュージーランド旅行のベストシーズンは?いつが安い?
ニュージーランド旅行のベストシーズンは、12月から2月の夏季が観光に最適です。この時期は気候が安定し、日照時間も長いため観光を存分に楽しめます。 一方、花を楽しむなら9月から11月の春がおすすめで、各地でフラワーフェスティバルが開催されます。旅行費用を抑えたい場合は、5月から9月のオフシーズンを狙うのがポイントです。特に6月から8月の冬は観光客が少なく、航空券や宿泊施設の料金が格安になることが多いです。 ただし、ニュージーランドの冬は日本ほど寒くないため、寒さが苦手な方でも過ごしやすいでしょう。
ニュージーランド行きの往復航空券の料金相場は約12万円ですが、最も安い月は6月で平均より約3万円安くなります。逆に最も高い月は4月で、平均より約2万円高くなる傾向にあります。 旅行時期が近づくほど料金が高騰するため、3〜4ヶ月前までに航空券とホテルの予約を完了するのがおすすめです。
ニュージーランド旅行費用の目安は3泊5日で約22万円、5泊7日で約28万円
ニュージーランド旅行費用の一覧表。3泊5日~5泊7日まで一覧でチェック
項目 | 3泊5日 | 4泊6日 | 5泊7日 |
---|---|---|---|
往復航空券代 | ¥120,000 | ¥120,000 | ¥120,000 |
宿泊代 | ¥60,000 | ¥80,000 | ¥100,000 |
食費代 | ¥30,000 | ¥40,000 | ¥50,000 |
Wi-Fi・通信費 | ¥5,000 | ¥6,000 | ¥7,000 |
お土産代 | ¥10,000 | ¥10,000 | ¥10,000 |
合計 | ¥225,000 | ¥256,000 | ¥287,000 |
ニュージーランド旅行費用の内訳と各費用の目安
ニュージーランド旅行の航空券代
ニュージーランド旅行の航空券代は、出発地や旅行時期によって大きく異なります。日本からニュージーランドへの直行便は、成田・羽田・関西国際空港からオークランド行きが運航しています。 往復航空券の相場は約12万円ですが、6月が最も安く平均より約3万円安い9万5千円程度、4月が最も高く平均より約2万円高い14万5千円程度です。 過去72時間のデータでは、日本発ニュージーランド行きの最安値は片道4万6千円、往復7万5千円でした。 航空券代を安く抑えるには、3〜4ヶ月前までに予約を完了することがポイントです。 ニュージーランド航空以外にも、オーストラリアや香港、シンガポール経由の便があり、直行便より安い場合もあります。ニュージーランド旅行の宿泊費
ニュージーランド旅行のホテル代の相場は、オークランドの4つ星ホテルで1泊あたり約2万円、5つ星ホテルで3.5万円前後からとなっています。 人気リゾート地のクイーンズタウンはやや割高で、4万円以上のホテルも多数あります。ニュージーランド最大の都市オークランドは、観光客が多いためホテル代が比較的高めです。特にシティセンター周辺のホテルは1泊1万円以上が相場です。 一方、南島の中心都市クライストチャーチは、オークランドに比べてホテル代が安めで、シティセンター周辺で1泊7,000円から1万円程度が目安です。
ニュージーランドには多様なホテルがあるので、予算に応じて選ぶことができます。北島の温泉地ロトルアのシティセンター周辺ホテルは比較的安く、1泊5,000円から1万円程度です。 首都ウェリントンのシティセンター周辺は1泊1万円以上が相場ですが、オークランドよりは安めです。
ニュージーランド旅行の食費
ニュージーランド旅行の食費の目安は、1日あたり約1万円程度です。 ニュージーランドは日本に比べて物価が高いため、外食費用はかなり高めです。 レストランでのランチは1,400円前後から、ディナーは3,600円前後からとなっています。 一方で、スーパーで手に入る食材は日本より安い場合もあるので、自炊することで食費を節約できます。 カフェ文化が根強いニュージーランドでは、カフェでコーヒーやスイーツを楽しむのも旅行の醍醐味ですが、410円前後とやや高めです。 旅行中に外食が多くなりそうな場合は、食費の予算を多めに見積もっておくのがおすすめです。ニュージーランド旅行の交通費
ニュージーランド旅行の交通費の目安は、1日あたり5,000円から1万円程度です。 オークランドなどの都市部では公共交通機関が発達しているため、電車やバスでの移動に不自由はありません。 しかし、郊外の観光地へ行く場合はレンタカーが便利で、その際はさらに予算を多めに見積もる必要があります。 オークランドの電車は距離に応じた運賃制で、市内中心部の移動は片道200円程度です。 バスは路線によって運賃が異なりますが、市内の移動は片道300円から400円程度が目安です。 タクシーは初乗り料金が500円程度と高めですが、深夜や荷物が多い場合には利用を検討しましょう。ニュージーランド旅行のお土産費用
ニュージーランド旅行のお土産費用の目安は、1日あたり5,000円程度です。 ニュージーランドは物価が高めなので、お土産選びにもそれなりの予算が必要となります。 人気のお土産としては、マヌカハニーやキウイフルーツ製品、ワインなどがあります。 お土産店では、ニュージーランドらしいデザインのTシャツやマグカップ、ぬいぐるみなども販売されています。 旅行中は、お土産選びを楽しみつつ、予算内で賢く購入するのがおすすめです。ニュージーランド旅行のWi-Fi・通信費用
ニュージーランド旅行のWi-Fi・通信費用の目安は、1日あたり500円から1,000円程度です。 ニュージーランドでは、ホテルや観光施設、カフェなどで無料Wi-Fiが利用できる場所が多いですが、通信速度が遅かったり混雑していたりすることもあります。 快適にインターネットを利用したい場合は、現地のSIMカードを購入するか、海外用のポケットWi-Fiをレンタルするのがおすすめです。 海外用Wi-Fiのレンタル料金は、1日あたり150円から900円程度で、プランによってデータ容量や通信速度が異なります。 旅行日数が長い場合や大容量のデータ通信を行う場合は、無制限プランがお得になることが多いです。ニュージーランド旅行の海外保険費用
ニュージーランド旅行の海外保険費用は、1週間の旅行で5,000円から1万円程度が目安です。 ニュージーランドの医療費は日本以上に高額なので、万が一に備えて海外旅行保険への加入が必須です。 保険料は旅行期間や補償内容によって異なりますが、医療費の補償を手厚くすると保険料も高くなる傾向にあります。 海外旅行保険の主な補償内容は、病気やケガの治療費、盗難や紛失の損害、航空機の遅延などです。 クレジットカード付帯の海外旅行保険は補償内容が十分でない場合があるため、別途保険に加入することをおすすめします。ニュージーランド旅行のその他必要品
ニュージーランド旅行のその他の必要品としては、パスポートやNZeTA(電子渡航認証)などの渡航書類の準備が欠かせません。日本国籍の方は観光目的で最大3ヶ月までビザなしで滞在できますが、2019年10月以降はNZeTAの取得が必須です。申請には最大72時間かかるため、早めの手続きが必要です。また、ニュージーランドの気候は変わりやすいため、上着やレインウェアなどの防寒・雨具も必須アイテムです。 日差しが強いので、日焼け止めや帽子、サングラスも忘れずに。 歯ブラシやコンタクトレンズなどの日用品、常備薬も事前にチェックしておきましょう。 長時間のフライトに備えて、ネックピローやアイマスク、耳栓などの快適グッズもあると便利です。 海外旅行に不可欠な変換プラグやモバイルバッテリーも忘れずに準備しましょう。
ニュージーランドの物価とキャッシュレス状況は?現金はどれくらい必要?
ニュージーランドでは都市部を中心にキャッシュレス化が進んでおり、多くの店やサービスでクレジットカードによる決済に対応しています。 クレジットカードは利便性と安全面で優れているため、ニュージーランド旅行の主要な決済手段としておすすめです。一方で、カード決済に対応していない店もまだ存在するため、現金も補助的に用意しておくことが賢明です。 急なシステムトラブルなどでクレジットカードが使えなくなるリスクもあるためです。
ニュージーランドの物価は全体的に日本より高めで、外食や買い物にはそれなりの出費が必要です。 レストランでのランチは1人あたり750円から1,500円程度、ディナーは1,500円から3,000円程度が相場です。 マクドナルドのビッグマックは約450円、カフェの朝食は750円から1,500円程度です。
ニュージーランドの物価の高さは、日本でも売られている共通の商品で比較するとよくわかります。 例えば、コカ・コーラ500mlペットボトルは日本の130円に対してニュージーランドでは約290円、ビールのキリン一番搾り350ml缶は同じく約420円と、軒並み2倍以上の価格となっています。
キャッシュレス決済が普及しているとはいえ、ニュージーランドではまだ現金払いが主流であり、現金の持ち歩きは必要不可欠です。 旅行中はクレジットカードと現金をバランス良く使い分けることで、ロスなく効率的に決済することができるでしょう。