カンボジアは美しい遺跡や豊かな文化で知られる人気の観光地ですが、治安面では注意が必要です。近年改善傾向にあるものの、日本と比べると治安は良くありません。特に都市…
カンボジアのビザ取得ガイド!申請方法から必要なもの、注意点まで徹底解説
カンボジアへの渡航には主に3つのビザ取得方法があります。e-Visa(オンラインビザ)、アライバルビザ(空港での取得)、そしてカンボジア大使館での申請です。観光目的の30日以内の滞在であれば、空港で直接取得できるアライバルビザ(30米ドル)か、事前にオンラインで申請できるe-Visa(36米ドル)が便利です。アライバルビザは手数料が安く、e-Visaは到着時の手続きを省けるというメリットがあります。いずれの場合も、パスポートの残存有効期間が6ヶ月以上必要で、証明写真の準備が必要です。商用での長期滞在やマルチビザの取得を希望する場合は、カンボジア大使館での申請が必要となります。
2024年11月25日更新
カンボジアに旅行するにはビザが必要
カンボジアへの入国には、日本を含む多くの国の旅行者にビザが必要で、主な取得方法は、オンラインで申請可能なe-Visa(36ドル、約3営業日で発行)、主要空港や陸路国境で取得できるアライバルビザ(30ドル、パスポートと現金が必要)、および大使館や領事館での事前取得ビザ(長期滞在向け)の3つがあり、いずれの場合もパスポートの残存有効期間が6ヶ月以上必要で、観光ビザは通常30日間有効で就労は認められません。カンボジアビザの種類
カンボジアのビザには、30日間滞在可能で延長不可の観光ビザ(Tビザ)、観光以外の目的で1ヶ月間滞在可能で延長可能な一般ビザ(Eビザ)があり、Eビザは労働ビザ(EB)、リタイアメントビザ(ER)、学生ビザ(ES)、求職者ビザ(EG)などに切り替えることで長期滞在が可能で、いずれの場合も延長や切り替えはカンボジア国内の入国管理局で行い、6ヶ月以上滞在する場合は労働許可証(ワークパーミット)が必要です。カンボジアビザの取得方法は3つ
オンラインビザ(e-Visa)
カンボジアのオンラインビザ(e-Visa)は、観光や商用目的の短期滞在者向けに提供される電子ビザで、有効期間は発行から3ヶ月間、滞在期間は30日間、シングルエントリーのみ利用可能で、申請から取得まで通常3営業日程度かかり、費用は36米ドル(ビザ料金30ドル+システム処理料6ドル)でクレジットカード払い(VISA、MasterCard、JCB、DINERS)のみ対応し、カンボジア外務国際協力省の公式ウェブサイトで申請が必要で、申請時にはパスポート(残存有効期間6ヶ月以上)、デジタル証明写真、クレジットカードが必要で、取得後は印刷して指定の空港や国境検問所で提示する必要があります。- トラベルガイド
- shin_skywalker
滞在期間は30日間なので、滞在日数にもよりますが、旅行日の1週間前あたりに申請すると良いでしょう。自分が旅行した際は、30日前に申請してしまいましたが、承認ステータスで「あなたの渡航日はだいぶ先なので直前に承認ステータスに入ります」と表示されていました。
オンラインビザ(e-Visa)で必要なもの
カンボジアのオンラインビザ(e-Visa)申請には、以下のものが必要です。・パスポート:入国時から6ヶ月以上の有効期限があり、未使用査証欄が2ページ以上あること。・顔写真ページの画像データ(JPEG/JPG/PNG形式、500KB以内)が必要。
・証明写真:最近6ヶ月以内に撮影された顔写真(JPEG/JPG/PNG形式、350KB以内)。背景は白無地で、顔の大きさが写真全体の70~80%程度のもの。
・クレジットカード:VISA、MasterCard、JCB、DINERSのいずれか(支払いに使用)。
・メールアドレス:e-Visaを受け取るため2。
・フライト予約確認書:英文表記のもの3。
申請完了後、通常3営業日以内にe-Visaがメールで送付されます。印刷して入国時に提示する必要があります。
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写真データはパスポートのものでもOKです。サイト上でパスポートの写真をスキャンできるので、パスポートをスマホで撮影して、それを使用するのがおすすめ!
オンラインビザ(e-Visa)のメリットとデメリット
オンラインビザ(e-Visa)のメリットは、申請手続きの簡便さと時間の節約です。自宅からインターネットで申請でき、窓口に行く必要がありません。また、通常3営業日程度で発行されるため、急な渡航にも対応可能です。一方、デメリットとしては、クレジットカードでの支払いのみが可能なこと、入国可能な場所が限定されていること、そしてシングルエントリーのみであることが挙げられます45。また、システム処理料が加算されるため、アライバルビザよりも若干高額になります6。e-Visaの選択時には、これらの点を考慮する必要があります。
オンラインビザ(e-Visa)の注意点
カンボジアのオンラインビザ(e-Visa)を申請する際は、偽サイトを避け公式サイトから申請し、入国可能な指定空港や国境検問所を事前に確認し、取得後は必ず印刷して持参し、30日間の滞在期限を厳守し、申請情報とパスポート情報が完全に一致していることを確認する必要があり、これらを遵守することでスムーズな入国が可能となります。- トラベルガイド
- shin_skywalker
オンラインビザ(e-Visa)を申請する際は、偽サイトに気をつけてください。偽サイトでもビザ取得は可能ですが、手数料がかかってしまい本来の取得金額より高くなります。政府の公式サイトから申請するようにしましょう!
アライバルビザ(到着ビザ)
アライバルビザ(到着ビザ)は、カンボジア到着時に空港や一部の国境検問所で申請できるビザで、30日間の滞在が可能(延長可の場合あり)で、申請にはパスポート(残存有効期間6ヶ月以上)、証明写真、30米ドル程度の現金が必要で、手軽に取得できる一方、混雑や一部国境での利用制限があるため、事前に確認が推奨されます。アライバルビザ(到着ビザ)で必要なもの
アライバルビザ(到着ビザ)を取得する際に必要なものは以下の通りです:・パスポート: 残存有効期間が6ヶ月以上あるもの。
・証明写真: 通常4×6cmのサイズで、背景が白無地のもの(1枚)。
・ビザ料金: 約30米ドル(現金で支払い可能)。
・入国カード: 到着時に提供される書類に記入が必要。
・出国予定証明書: 必要に応じて、往復航空券や次の渡航先の予約確認書。
これらを揃えて、到着時に指定されたカウンターで手続きすればビザを取得できます。
アライバルビザ(到着ビザ)のメリットとデメリット
アライバルビザ(到着ビザ)のメリットは、事前申請が不要で急な旅行にも対応できる点です。また、カンボジアの主要3空港(プノンペン、シェムリアップ、シアヌークビル)で取得可能なため、入国地点の選択肢が比較的広いです2。一方、デメリットとしては、空港での手続きに時間がかかる可能性があり、混雑時は数時間待つこともあります。また、現金(米ドル)での支払いが必要なため、事前に準備が必要です。さらに、入国審査官の判断で入国を拒否されるリスクもあり、最悪の場合、予定していた旅行をキャンセルせざるを得ない状況に陥る可能性があります。これらのリスクを考慮すると、可能な限りe-Visaなど事前に取得できるビザを選択することが推奨されます。
カンボジア大使館で取得する
大使館でのビザ申請は、専門的なサポートを受けながら観光や商用以外の特殊なビザ(学生ビザ、就労ビザなど)や長期滞在向けのマルチビザを申請できる魅力があり、その場で書類の不備を確認・修正できる確実性が高い方法で、時間はかかるものの複雑な要件や長期滞在計画がある場合に特に有効で、直接政府機関と対面することで信頼性の高いプロセスを提供します。カンボジア大使館で申請で必要なもの
カンボジア大使館でのビザ申請には、以下の書類が必要です・パスポート原本(カンボジア入国日より6ヶ月以上の有効期限が必要)
・証明写真1枚(4.5cm×3.5cm、3ヶ月以内に撮影、背景無地)
・査証申請書1枚(商用ビザの場合、訪問先の情報を記入)
・日本国籍以外の方は、在留カードの両面コピー1枚
商用ビザ申請の場合は、カンボジアの企業や団体からの英文招聘状も必要です3。招聘状には渡航者の氏名、国籍、パスポート番号、生年月日、招聘理由、カンボジア側の代表者の氏名と肩書を記載する必要があります。申請書類は国籍によって異なる場合があるため、事前に大使館に確認することをお勧めします。