オーストラリアの空港を徹底解説!定番のシドニー・ケアンズの空港やアクセス方法や行き方なども紹介

オーストラリアを訪れる際には、主要空港の情報を把握しておくことが重要です。この記事では、オーストラリアの代表的な空港であるシドニー国際空港とケアンズ空港について詳しく解説します。これらの空港の特徴やアクセス方法、周辺の便利な施設についてご紹介し、スムーズな移動をサポートします。シドニーの都市探訪やケアンズの自然を楽しむために、空港での手続きやアクセスをしっかりと理解して、素晴らしい旅の準備を整えましょう。

2024年08月07日更新


オーストラリアには約400ヶ所以上の空港がある!

オーストラリアには実際に400以上の空港が存在し、その数は世界でも上位に位置しています。この広大な国土を持つ国では、141か所の主要な空港があり、これはアメリカ、カナダ、中国、ロシアに次ぐ数となっています。この多数の空港は、広大な国土を持つオーストラリアの地理的特性を反映しており、国内の移動や遠隔地へのアクセスに不可欠な役割を果たしています。特に、国内の飛行機移動が必要不可欠な地域が多いことが、この多数の空港の存在理由となっています。

オーストラリアで定番の空港5つ

シドニー・キングスフォード・スミス国際空港

シドニー・キングスフォード・スミス国際空港は、オーストラリア最大の空港であり、シドニーの中心部から約8km南に位置しています。この空港は、オーストラリアのフラッグキャリアであるカンタス航空のハブ空港としての機能を持ち、2021年には790万人を超える旅客数を記録しました。日本からは、JAL、ANA、カンタス航空が羽田空港から直行便を運航しており、国際線はターミナル1を利用します。空港から市内へのアクセスは、エアポートリンク(電車)、タクシー、バスなど複数の選択肢があり、旅行者のニーズに応じて選択できます。

メルボルン・タラマリン空港

メルボルン・タラマリン空港は、オーストラリア第二の規模を誇る国際空港で、メルボルン市内から約20km離れた場所に位置しています。4つのターミナルを持ち、ターミナル1と2が国際線、ターミナル3と4が国内線に使用されています。日本からは、日本航空(JAL)とカンタス航空が成田空港から直行便を運航しており、2018年には年間旅客数が3,705万人を超えました。空港から市内へのアクセスは、スカイバス(Skybus)と呼ばれるシャトルバスが主な選択肢で、24時間運行されており、所要時間は約20-30分です。タクシーも利用可能で、市内まで約60-70豪ドルかかります。

ケアンズ国際空港

ケアンズ国際空港は、オーストラリアのクイーンズランド州ケアンズ市の中心部から約5km西に位置する重要な国際空港です。国際線ターミナル(T1)と国内線ターミナル(T2)の2つのターミナルを持ち、年間290万人以上の旅客数を記録しています。日本からは成田空港と関西国際空港からジェットスター航空の直行便が運航されており、オーストラリアへの玄関口として多くの日本人観光客に利用されています。空港内には20近くの飲食店や免税店、お土産店があり、無料の高速Wi-Fiサービスも提供されています。市内へのアクセスはタクシー、Uber、シャトルバスなどが利用可能で、公共交通機関の直接乗り入れはありません。

ブリスベン空港

ブリスベン空港は、クイーンズランド州最大の国際空港で、ブリスベン中心部から約15km北東に位置しています。年間約1,900万人が利用する、オーストラリアで3番目に旅客数の多い空港です。国内線と国際線の2つのターミナルがあり、エアトレインで3分ほどで移動できます。日本からは成田国際空港と関西国際空港からの直行便が就航しており、カンタス航空とジェットスター航空が運航しています。市内へのアクセスは、電車(エアトレイン)、バス(Con-x-ion)、タクシーなどがあり、所要時間は約20-25分です。また、ゴールドコーストやサンシャインコーストなどの人気観光地へのアクセスも便利な空港となっています。

ゴールドコースト空港

ゴールドコースト空港は、オーストラリアのクイーンズランド州南東部に位置する国際空港で、クーランガッタ空港としても知られています。サーファーズパラダイスから車で約30分の場所にあり、ゴールドコーストの主要な空の玄関口として機能しています。日本からは成田国際空港からの直行便が運航されており、日本人観光客にも利用しやすい空港となっています。空港から市内へのアクセスには、公共バス、シャトルバス、タクシーなどが利用可能で、所要時間は約30-60分です。空港内には、免税店やレストラン、ギフトショップなどの施設が充実しており、旅行者のニーズに応えています。

オーストラリアのその他の主要空港7つ

パース空港

パース国際空港は、オーストラリアで4番目に大きな空港で、西オーストラリア州の主要な玄関口となっています。パース市内中心部から東へ約10kmのレッドクリフ半島に位置し、2021年7月から2022年6月までの1年間で730万人を超える旅客数を記録しました。空港は4つのターミナルを持ち、国内線と国際線の両方に対応しています。日本からの直行便は現在運行されていませんが、他国やオーストラリア国内の他都市を経由してアクセスが可能です。市内へのアクセスは、電車、バス、タクシー、配車アプリ、空港送迎など複数の選択肢があり、旅行者のニーズに合わせて選択できます。

アデレード空港

アデレード空港は、南オーストラリア州の主要な国際空港で、アデレード市街地から西に約6kmの場所に位置しています。コンパクトな設計で使いやすく、年間約290万人の旅客数を誇ります。日本からの直行便は運行されていないため、他のオーストラリアの主要都市やアジアのハブ空港を経由してアクセスするのが一般的です。空港から市内へは、公共バス(JetExpress、JetBus)、タクシー、レンタカーなどの交通手段があり、所要時間は約20-30分です。国内線22路線、国際線7路線が就航しており、カンタス航空、ジェットスター、ヴァージン・オーストラリアなどの主要航空会社が運航しています。

キャンベラ空港

キャンベラ国際空港は、オーストラリアの首都キャンベラの東部近郊に位置する重要な空港です。オーストラリアで8番目に旅客数の多い空港であり、2011年には約320万人の旅客が利用しました。国内線8路線、国際線1路線が就航しており、オーストラリア国内外の9都市と結ばれています。空港内には充実した施設があり、旅行者のニーズに応えています。キャンベラへの訪問者や首都圏の住民にとって重要な交通拠点となっており、オーストラリアの政治・行政の中心地へのアクセスを提供しています。

ダーウィン空港

ダーウィン国際空港(DRW)は、オーストラリア北部最大規模の空港で、国内外22都市と結ばれています。空港は国内線19路線、国際線3路線を有し、オーストラリアの主要拠点とアジアを結ぶ重要な玄関口となっています。市内からは約20分とアクセスが良く、シャトルバスやタクシーでの移動が可能です。空港内には到着・出発ロビーに位置するロッテ免税店があり、旅行者向けのサービスが充実しています。KAYAKによると、ダーウィン国際空港では世界各地の航空会社のフライト情報を確認することができ、旅行者にとって便利な施設となっています。

ホバート空港

ホバート国際空港(HBA)は、オーストラリアのタスマニア州の州都ホバートから東に約20km離れた場所に位置する主要な空港です。国内線8路線、国際線1路線が就航しており、オーストラリア国内外の9都市と結ばれています。空港は比較的小規模ながら、清潔で快適な施設を提供しています。到着ロビーではタスマニアンデビルのオブジェが旅行者を出迎え、のどかな雰囲気を醸し出しています。市内へのアクセスはスカイバスやタクシー、レンタカーなどで約20分程度です。2024年7月12日の時刻表によると、カンタス航空やヴァージン・オーストラリア、ジェットスターなどの航空会社が早朝から運航を開始しています。

ウロンゴン空港

ウロンゴン空港(イラワラ空港としても知られる)は、オーストラリアのニューサウスウェールズ州ウロンゴン市から約14km南に位置する地方空港です。この空港は週に9便以上の国内便を運航しており、2つの都市への直行便を提供しています。ウロンゴン市への玄関口として機能し、シドニーからの近接性と相まって、地域の観光や経済に重要な役割を果たしています。Trip.comによると、ウロンゴン行きの格安航空券は66,285円から予約可能で、旅行者にとってアクセスしやすい空港となっています。

エアーズロック空港

エアーズロック コネラン空港(AYQ)は、オーストラリアの中心部に位置し、世界遺産であるウルル(エアーズロック)へのアクセスを提供する重要な空港です。国内4都市(ブリスベン、ケアンズ、シドニー、メルボルン)と直行便で結ばれており、所要時間は約2時間30分から3時間15分です。空港からエアーズロック・リゾートへはシャトルバスが運行されており、日本語ドライバーの送迎車も手配可能です。この空港は、オーストラリアの広大な国土を反映し、遠隔地へのアクセスを可能にする400以上ある国内空港の一つとして重要な役割を果たしています。

オーストラリアの空港の注意点

オーストラリアの空港では、厳格な検疫制度に特に注意が必要です。オーストラリアは固有の動植物を保護するため、厳しい検疫措置を実施しています。入国時には、植物、動物、動植物由来の製品、特定の食品(乳製品、魚・魚製品、蜂蜜、肉・肉製品など)を所持している場合、必ず申告する必要があります。申告漏れや虚偽の申告には高額の罰金が科される可能性があり、2023年7月1日からは最高6,260豪ドルの違反通知書が発行されることになりました。また、空港では検疫探知犬による荷物検査が行われることがあります。さらに、電子たばこの持ち込みには制限があり、入国時に必ず税関申告をする必要があります。これらの厳格な規制は、オーストラリアの独特な生態系を守るために不可欠であり、旅行者はこれらの規則を十分に理解し、遵守することが求められます。

オーストラリアの空港を活用してオーストラリア旅行を楽しもう!

シドニー国際空港とケアンズ空港は、それぞれオーストラリアの主要な旅行拠点として、多くの観光客に利用されています。空港の特徴やアクセス方法を事前に理解しておくことで、スムーズな移動と快適な旅が実現します。各空港での手続きや周辺情報を把握し、オーストラリアの魅力を最大限に楽しむ準備を整えてください。旅行がよりスムーズで楽しいものになるように、この記事が参考になることを願っています。素晴らしいオーストラリア旅行をお楽しみください。

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