エジプト旅行では、その豊かな歴史と文化を感じながら、特別なお土産を手に入れることができます。本記事では、エジプト旅行でぜひ手に入れたいおすすめのお土産をランキン…
エジプトの物価事情を徹底解説!日本より高い?安い?実際の物価や節約術なども紹介
エジプトは古代文明の遺跡や壮大な自然景観で知られる人気の観光地ですが、旅行を計画する際に気になるのが現地の物価事情ではないでしょうか。実は、エジプトの物価は日本と比べてかなり安いのが特徴です。食事や交通費、宿泊費など、多くの面で日本よりも低コストで旅行を楽しむことができます。しかし、観光地では外国人向けの価格設定がされていることもあり、注意が必要です。この記事では、エジプトの実際の物価情報や、さらに旅行費用を抑えるための節約術をご紹介します。エジプト旅行をより経済的に、そして充実したものにするためのヒントをお届けしていきます。
2024年07月17日更新
エジプトの物価は日本と比べて安い
エジプトの物価は全般的に日本よりも安く、日本の1/3〜半分程度と言われています。例えば、ローカルな食堂では1食あたり100円程度で食事ができ、ホテルのレストランでも1,000円前後で食事が可能です。日用品の価格も安く、1.5リットルのミネラルウォーターが24円前後で購入できます。交通費も比較的安価で、カイロの地下鉄は24円〜48円程度です。ただし、観光スポット近くのエリアでは観光客向けの価格設定があり、また観光地への入場料は物価に対して高めに設定されている点に注意が必要です。マクドナルドのビッグマックを例にとると、日本では480円なのに対し、エジプトでは400円程度と若干安くなっています。エジプトの物価は都市によっても異なる
エジプトの物価は都市によって大きく異なります。カイロやアレキサンドリアなどの大都市では物価が比較的高く、地方都市や郊外では安価な傾向にあります。例えば、カイロの中心部では1平方メートルあたりの住宅価格が約1,000〜1,500エジプトポンド(約6,500〜9,800円)程度ですが、地方都市ではその半分以下になることもあります。また、観光地近くでは観光客向けの価格設定があり、一般的な物価よりも高くなる傾向があります。ニューカイロなどの新興都市では、安いレストランでの食事が約590円、一般的なレストランでの2人分の3コースの食事が約2,624円と、東京の59%、37%程度の価格水準となっています。このように、エジプト国内でも都市や地域によって物価に差があるため、滞在先や旅行先を選ぶ際には注意が必要です。日本とエジプトの物価を実際の商品で価格比較
日本とエジプトの物価比較表
項目 | 商品 | エジプト | 日本 |
---|---|---|---|
日用品 | ペットボトルの水 | 24円 | 110円 |
日用品 | シャンプー(1リットル) | 200円 | 600円 |
日用品 | 洗剤 | 150円 | 500円 |
日用品 | トイレットペーパー | 100円 | 250円 |
日用品 | ティッシュペーパー(一箱) | 50円 | 80円 |
生鮮食品 | パン | 50円 | 150円 |
生鮮食品 | 卵 | 207円 | 230円 |
生鮮食品 | 牛乳 | 128円 | 200円 |
生鮮食品 | 肉 | 500円 | 900円 |
スターバックス | ホットコーヒー(グランデ) | 200円 | 400円 |
スターバックス | フラペチーノ(グランデ) | 300円 | 500円 |
スターバックス | キャラメルマキアート(グランデ) | 250円 | 450円 |
スターバックス | カフェラテ(グランデ) | 230円 | 430円 |
マクドナルド | ハンバーガー | 100円 | 150円 |
マクドナルド | コーラ | 80円 | 120円 |
マクドナルド | ビッグマック | 400円 | 400円 |
マクドナルド | チキンマックナゲット5ピース | 150円 | 280円 |
マクドナルド | マックフライポテト | 100円 | 200円 |
日本とエジプトの日用品の価格比較
エジプトの日用品価格は日本と比較して全般的に安価です。例えば、1.5リットルのミネラルウォーターはエジプトで約24円、日本では100円以上するのが一般的です。食品では、マクドナルドのビッグマックがエジプトで約400円、日本で480円と若干の差があります。また、ニューカイロでは牛乳1リットルが約128円、白米1kgが約118円で、東京の55%、24%程度の価格水準となっています。ただし、観光地や都市部では価格が上昇する傾向があるため、場所によって価格差があることに注意が必要です。日本とエジプトの生鮮食品(パン・卵・牛乳・水・肉など)の価格比較
エジプトの生鮮食品は日本と比較して全般的に安価です。ニューカイロでは、牛乳1リットルが約128円(東京の55%)、食パン500gが約85円(32%)、卵12個が約207円(62%)となっています。肉類も比較的安く、鶏ささみ1kgが約728円(東京の67%)、牛モモ肉1kgが約1,345円(44%)です。野菜や果物はさらに安価で、トマト1kgが約52円(東京の7%)、オレンジ1kgが約59円(7%)と、日本の1/10以下の価格で購入できます。ミネラルウォーター1.5リットルは約26円(20%)と非常に安価です。エジプトでは生鮮食品が加工食品より安いため、自炊を続ければ節約できる傾向にあります。ただし、観光地や都市部では価格が上昇する可能性があるため、場所による価格差に注意が必要です。日本とエジプトのマクドナルドの価格比較
エジプトのマクドナルドの価格は日本と比較して若干安い傾向にあります。ビッグマックの価格を例にとると、エジプトでは約400円であるのに対し、日本では480円となっています。また、ニューカイロではマクドナルドのバリューセットが約656円で、東京の82%程度の価格水準です。ただし、エジプト国内でも2022年に全メニューの50%値上げがあり、価格変動が大きいことに注意が必要です。それでも、値上げ後のビッグマックセットの価格(約550円)は日本(690円)よりも安価であり、エジプトの物価の低さを反映しています。日本とエジプトのスターバックスの価格比較
エジプトのスターバックスの価格は、日本と比較してかなり安価です。スターバックス指数によると、エジプト(カイロ周辺)のトールラテの価格は1.95ドルで、世界76都市中75位と非常に低い順位にあります。一方、日本(東京)は409円(約3.79ドル)で36位となっており、エジプトの約2倍の価格設定です。この価格差は、両国の経済状況や物価水準の違いを反映しています。ただし、エジプトの一般的なカフェのカプチーノ(レギュラー)の価格は約230円で、日本の47%程度となっており、スターバックスの価格差ほど大きくはありません。このことから、エジプトではスターバックスが比較的高級なカフェとして位置づけられている可能性があります。日本とエジプトのランチの価格比較
エジプトのランチ価格は日本と比較して大幅に安価です。エジプトでは、ローカルな食堂で1食あたり約100円程度で食事ができ、一般的なレストランでも590円程度でランチを楽しむことができます。一方、高級レストランやホテルのレストランでも1,000円前後で食事が可能です。これに対し、日本の平均的なランチ価格は700〜1,000円程度であり、エジプトの価格は日本の半分以下となっています。ただし、観光地や都市部では価格が上昇する傾向があるため、場所によって価格差があることに注意が必要です。また、エジプトの通貨であるエジプトポンドの急落により、日本人旅行者にとってはさらにリーズナブルに食事を楽しめる状況となっています。エジプトでショッピングを楽しむ方法・節約術は?
エジプトでショッピングを楽しむ際は、現地の文化や習慣を理解し、賢明な買い物戦略を立てることが重要です。バザールや地元市場では値段交渉が一般的で、最初の提示価格の50-70%程度まで値引きできることもあります。観光地よりも地元の人が利用する市場の方が安価で、新鮮な食材や手工芸品を見つけられます。また、大型スーパーマーケットでは固定価格で買い物ができ、日用品や食料品を安く購入できます。節約術としては、地元の人気店や屋台を利用することで食費を抑えられます。例えば、コシャリ(パスタ、米、トマトソースなどを混ぜた料理)は2〜4ドル程度で楽しめる庶民的な料理です。また、公共交通機関を利用することで交通費を節約できます。カイロの地下鉄は24円〜48円程度と非常に安価です。ただし、観光地近くでは価格が上昇する傾向があるため、少し離れた場所で買い物をすることをおすすめします。これらの方法を活用することで、エジプトでのショッピングをより楽しく、経済的に楽しむことができます。