オーストラリアのコンセントはO・O2タイプ!変圧器や変換プラグは必要?

オーストラリア旅行を計画している方にとって、電源の確保は重要な準備事項の一つです。日本とオーストラリアではコンセントの形状や電圧が異なるため、スマートフォンやカメラ、ヘアアイロンなどの電化製品を使用する際には注意が必要です。オーストラリアのコンセントはO・O2タイプと呼ばれる独特の形状を持ち、日本の電化製品をそのまま使用することはできません。そのため、変換プラグや場合によっては変圧器が必要となります。この記事では、オーストラリアの電源事情について詳しく解説し、旅行前に知っておくべき重要な情報をお伝えします。

2024年08月09日更新


オーストラリアのコンセントは2種類

オーストラリアのコンセントには、主にOタイプとO2タイプの2種類があります。Oタイプは縦長の穴が八の字に開いた2ピン式で、O2タイプはOタイプの下に縦長の穴が追加された3ピン式です。両タイプとも互換性があり、OタイプのプラグをO2タイプのコンセントに挿入することが可能です。オーストラリアのコンセントの特徴として、差し込み口の上に小さなスイッチがあり、使用時にはこのスイッチをオンにする必要があります。

OタイプとO2タイプの違いは?

OタイプとO2タイプのコンセントプラグの主な違いは、穴の数と形状にあります。Oタイプは八の字型に縦長の穴が2つあるのに対し、O2タイプは八の字型の下に追加の縦長の穴がある3つ穴タイプです。O2タイプの追加の穴はアース用で、一般的な電化製品の使用時には必要ありません。両タイプは互換性があり、OタイプのプラグをO2タイプのコンセントに挿入できるため、オーストラリア旅行の際はOタイプの変換プラグを持参すれば十分です。

オーストラリアのコンセントには変換プラグは必要?

オーストラリアのコンセントを使用するには、日本の電化製品に変換プラグ(変換アダプター)が必要不可欠です。日本のAタイプのプラグをオーストラリアのOタイプ(またはO2タイプ)のコンセントに直接挿すことはできません。変換プラグは日本で購入するのが推奨され、家電量販店やホームセンター、オンラインショップで数百円程度で入手可能です。ただし、電圧の違いにも注意が必要です。オーストラリアの電圧は230-240Vで、日本の100Vより高いため、電圧に対応していない機器には変圧器も必要となります。近年の多くの電子機器(スマートフォン、ノートパソコン、カメラなど)は100-240V対応のものが多いため、これらは変換プラグのみで使用可能です。

変換プラグはどこで購入できる?

変換プラグは、日本国内の様々な店舗で購入することができます。100円ショップ、特にダイソーやセリアなどでは、低価格の変換プラグが販売されており、短期旅行者や予備用として購入するのに適しています。 家電量販店やホームセンター、ドラッグストアなどでも変換プラグを取り扱っています。ヨドバシカメラやヤマダ電機などの大手家電量販店では、様々なタイプの変換プラグが豊富に揃っています。 無印良品やドン・キホーテなどの雑貨店、コンビニエンスストアでも変換プラグを購入できる場合があります。 さらに、Amazonや楽天市場などのオンラインショップでも多数の変換プラグが販売されており、自宅に居ながら簡単に購入することが可能です。 変換プラグの価格は店舗によって異なりますが、数百円から1,000円程度が相場です。旅行先のコンセントの形状を事前に確認し、適切なタイプの変換プラグを選ぶことが重要です。

あると便利なマルチUSBポート充電器

全世界180ヶ国以上通用のマルチ変換トラベルアダプター
全世界180ヶ国以上通用のマルチ変換トラベルアダプター

この「トラベルアダプター」は、旅行や出張に最適な万能変換プラグです。世界210ヶ国以上で使用可能で、A、C、O、BFの4タイプのプラグに対応。100-240Vの広範囲な入力に対応し、最大8Aのヒューズで安全性も確保されています。4つのUSBポートと1つのType-Cポートを備え、最大6台のデバイスを同時に高速充電可能。インテリジェントな保護システムには、過熱・過電流・短絡防止など7重のセキュリティ保護が搭載されています。コンパクトで持ち運びやすく、専用ケース付きで収納も簡単。正規品でアフターサービスも充実しており、安心してお使いいただけます。これ一つで、どんな国でもスムーズに充電をサポートします。

オーストラリアの電圧は240V!変圧器が必要な場合も

オーストラリアの電圧は240Vで、日本の100Vよりも高いため、電化製品によっては変圧器が必要になります。 多くのスマートフォン、タブレット、ノートパソコン、デジタルカメラは100V~240Vに対応しているため、変換プラグのみで使用可能です。 しかし、ドライヤーや電気シェーバーなどのモーター付き電化製品は、変圧器なしでは故障や火災の原因になる可能性があります。 電化製品や充電器に記載されている対応電圧を確認し、100Vのみの場合は変圧器が必要です。 変圧器の容量は、電化製品の消費電力の3倍程度が目安とされています。 ただし、変圧器は大きく重いため、現地で電化製品を購入することをおすすめします。

変圧器を購入・使用するめに消費電力を確認

主な電気製品の消費電力の目安

電化製品 消費電力
デジカメ充電 3~6W
電子タバコ充電 5~10W
電気シェーバー 10W
スマートフォン・タブレット充電 10~15W
ノートパソコン 50~120W
ヘアアイロン 150~850W
ドライヤー 600~1200W

スマートフォン・パソコンは変圧器は必要?

スマートフォンやノートパソコンなどの近年の電子機器は、通常100V~240Vの幅広い電圧に対応しているため、オーストラリアで使用する際に変圧器は必要ありません。これらのデバイスの充電器やアダプターには、通常「Input: 100-240V」という表記があり、世界中で使用可能であることを示しています。ただし、コンセントの形状が異なるため、変換プラグは必要です。デジタルカメラやモバイルバッテリーも同様に、多くの場合変圧器なしで使用できます。一方、ヘアドライヤーやヘアアイロンなどの家電製品は、機種によって変圧器が必要な場合があるので、個別に確認することが重要です。

ドライヤー・ヘアアイロンは変圧器は必要?

ドライヤーやヘアアイロンなどの家電製品は、機種によって変圧器が必要な場合があります。多くの日本製ドライヤーやヘアアイロンは100Vのみに対応しているため、オーストラリアの240Vの電圧では使用できず、無理に使うと故障や発火の原因となります。
 
一方で、海外対応の「マルチボルテージ」や「ワールドボルテージ」と表記された製品であれば、幅広い電圧に対応しているため、変圧器なしでオーストラリアのコンセントに変換プラグを介して使用可能です。
 
ドライヤーやヘアアイロンを持参する場合は、事前に電圧対応範囲を確認し、変圧器の必要性を判断することが重要です。変圧器が必要な場合でも、変圧器は大きく重いため、オーストラリア現地で電化製品を購入することをおすすめします。

デジタルカメラなどの撮影機器は変圧器は必要?

デジタルカメラなどの撮影機器は、一般的に変圧器を必要としません。多くのデジタルカメラのバッテリーチャージャーは、100V~240Vの幅広い電圧に対応しています。例えば、リコーのデジタルカメラ用バッテリーチャージャーは、100V~240Vの電圧に対応しているため、変圧器なしでオーストラリアでも使用可能です。ただし、日本と異なるコンセント形状に対応するため、変換プラグは必要となります。充電器の裏面にある「Input」欄に「100-240V」という表記があれば、そのまま使用できます。ビデオカメラやアクションカメラなども同様に、多くの場合変圧器なしで使用できますが、使用前に必ず機器の対応電圧を確認することが重要です。

オーストラリアの外出先で電源を使う

空港で電源を使う場合

オーストラリアの主要空港では、旅行者向けの電源コンセントが設置されています。これらのコンセントは通常、OタイプまたはO2タイプで、電圧は240Vです。空港内の待合エリア、ラウンジ、カフェなどに設置されていることが多く、スマートフォンやノートパソコンの充電に利用できます。ただし、コンセントの数が限られている場合があるため、混雑時は使用できないこともあります。また、一部の空港では国際規格のUSB充電ポートも設置されているため、変換プラグを持参し忘れた場合でもUSBケーブルがあれば充電が可能です。空港での電源使用時も、機器の電圧対応範囲を確認し、必要に応じて変換プラグや変圧器を使用することが重要です。

駅で電源を使う場合

オーストラリアの主要駅では、旅行者向けの電源コンセントが設置されていることがありますが、空港ほど一般的ではありません。利用可能な場合、コンセントはOタイプまたはO2タイプで、電圧は240Vです。一部の駅では、待合室やプラットフォームに限られた数の電源コンセントが設置されていますが、混雑時は使用が困難な場合があります。また、近年では一部の駅でUSB充電ポートも導入されており、変換プラグがなくてもスマートフォンなどの充電が可能です。ただし、公共の場所での充電は盗難のリスクがあるため、貴重品から目を離さないよう注意が必要です。駅での電源使用時も、機器の電圧対応を確認し、適切な変換プラグを使用することが重要です。

カフェで電源を使う場合

オーストラリアの多くのカフェでは、顧客向けに電源コンセントを提供しています。これらのコンセントはOタイプまたはO2タイプで、電圧は240Vです。カフェによっては、テーブルの近くや壁沿いにコンセントが設置されていることがあります。ただし、長時間の使用や混雑時の利用は控えめにすることが望ましいです。一部のカフェではUSB充電ポートも用意されています。電源を使用する際は、必ず店員に許可を求め、他の客の迷惑にならないよう注意しましょう。また、公共の場での充電時は盗難に注意が必要です。

ホテルで電源を使う場合

オーストラリアのホテルでは、一般的にOタイプまたはO2タイプのコンセントが設置されており、電圧は240Vです。多くの客室には複数のコンセントが用意されていますが、バスルームのコンセントは低電圧のシェーバー用に限定されていることがあります。近年では、USBポートが備え付けられている部屋も増えています。日本からの旅行者は、変換プラグを持参する必要がありますが、スマートフォンやノートパソコンなどの多くの電子機器は100V-240V対応のため、変圧器なしで使用できます。ただし、ドライヤーなどの電化製品は、変圧器が必要な場合があるので注意が必要です。

電車で電源を使う場合

オーストラリアの電車では、一部の路線で電源コンセントやUSB充電ポートが設置されています。例えば、シドニーの一部の電車には、座席の近くにコンセントが用意されており、ノートパソコンやスマートフォンの充電が可能です。 また、オーストラリアでは太陽光発電を利用した電車も運行されており、ニューサウスウェールズ州バイロンベイでは、太陽光から得た電力のみで走る電車が導入されています。
 
ただし、電車内の電源設備は路線によって異なるため、事前に確認することをおすすめします。電源が利用できる場合でも、コンセントはOタイプまたはO2タイプで、電圧は240Vであるため、日本の電化製品を使用する際には変換プラグが必要です。 また、電車内は公共の場であるため、他の乗客の迷惑にならないよう配慮し、長時間の利用は控えめにすることが望ましいでしょう。

オーストラリアのコンセントを利用する際のポイント・注意点

オーストラリアで利用する電化製品の対応電圧の調べ方

日本からオーストラリアに持ち込む電化製品の対応電圧を確認するには、製品の充電器やアダプターに記載されている「Input」欄をチェックします。この欄には通常、「100-240V」などの電圧範囲が記載されており、これが示されていればオーストラリアの240Vでも使用可能です。特にスマートフォンやノートパソコン、カメラなどの多くの電子機器は、国際規格に対応しているため、変圧器なしで使用できます。一方、ドライヤーやヘアアイロンなどの家電製品は、製品によって異なるため、事前に確認が必要です。対応電圧が100Vのみの場合は、変圧器が必要となります。製品の取扱説明書やメーカーの公式サイトでも、対応電圧の情報を確認することができます。

オーストラリアで電圧器を使用する際は消費電力もチェック!

オーストラリアで変圧器を使用する際は、電化製品の消費電力も重要な考慮事項です。変圧器の容量は、使用する電化製品の消費電力の約3倍が目安とされています。例えば、1000Wのドライヤーを使用する場合、3000W以上の容量を持つ変圧器が必要となります。消費電力は製品本体や取扱説明書に記載されていることが多いので、事前に確認しましょう。ただし、変圧器は大きく重いため、長期滞在の場合は現地で電化製品を購入することも検討すると良いでしょう。また、近年のスマートフォンやノートパソコンなどの電子機器は、多くが100V-240Vに対応しているため、変圧器は不要で変換プラグのみで使用可能です。

オーストラリア旅行で変換プラグや変圧器を忘れた場合は?

オーストラリア旅行で変換プラグや変圧器を忘れた場合でも、いくつかの対処法があります。多くの空港や大型ショッピングセンター、電気店で変換プラグを購入できますが、日本で買うより高価な場合があります。一部のホテルでは、フロントで変換プラグを貸し出しているところもあります。変圧器については、現地での購入が難しい場合があるため、電圧に対応していない機器の使用は避けましょう。代替策として、USBポートを利用できる場所(空港、カフェ、ホテルなど)で充電することも可能です。また、近年のスマートフォンやノートパソコンは多くが100V-240V対応なので、変換プラグのみで使用できる場合が多いです。

オーストラリアのコンセント事情をチェックして快適な旅行を

オーストラリアを旅行する際は、OタイプまたはO2タイプのコンセントに対応するため、変換プラグが必要です。また、日本の電圧とは異なるため、電圧が合わない機器には変圧器を持参しましょう。旅行前に電圧対応やプラグの確認を行い、準備万端で快適な旅をお楽しみください。安全でスムーズな旅行のために、事前の確認と準備をお忘れなく。

この記事の商品一覧

全世界180ヶ国以上通用のマルチ変換トラベルアダプター

全世界180ヶ国以上通用のマルチ変換トラベルアダプター

¥3,538 税込

新着の動画

キーワード

       

人気記事

ドンムアン国際空港を解説!バンコク市内へのアクセス方法なども紹介
熱海おすすめ観光スポット10選!定番人気スポットや穴場の見どころを紹介
タイ・バンコクのおすすめナイトマーケット10選!グルメやショッピングを楽しもう!
山中湖でワカサギ釣り!ベストシーズン・時期やおすすめのドーム船などを紹介
横浜おすすめ観光スポット10選!定番人気スポットや穴場の見どころを紹介
山中湖のおすすめAirbnb(エアビー)9選!ホテルより安い&おしゃれ&カップル向けや大人数向けなども
タイ・バンコク旅行の子連れにおすすめの観光スポット20選!家族で楽しめる定番から穴場まで紹介
仙台おすすめ観光スポット10選!定番人気スポットや穴場の見どころを紹介
金沢おすすめ観光スポット10選!定番人気スポットや穴場の見どころを紹介
神戸おすすめ観光スポット10選!定番人気スポットや穴場の見どころを紹介

おすすめ記事

タイ・バンコク旅行の子連れにおすすめの観光スポット20選!家族で楽しめる定番から穴場まで紹介
タイ・バンコクのおすすめナイトマーケット10選!グルメやショッピングを楽しもう!
ドンムアン国際空港を解説!バンコク市内へのアクセス方法なども紹介
京都おすすめ観光スポット10選!定番人気スポットや穴場の見どころを紹介
福岡おすすめ観光スポット10選!定番人気スポットや穴場の見どころを紹介

トラベルガイド記事

タイ・バンコク旅行の子連れにおすすめの観光スポット20選!家族で楽しめる定番から穴場まで紹介
山中湖でワカサギ釣り!ベストシーズン・時期やおすすめのドーム船などを紹介
山中湖のおすすめAirbnb(エアビー)9選!ホテルより安い&おしゃれ&カップル向けや大人数向けなども
タイ・バンコクのおすすめナイトマーケット10選!グルメやショッピングを楽しもう!
ドンムアン国際空港を解説!バンコク市内へのアクセス方法なども紹介