ベトナムという国名を漢字で表記すると「越南」となります。この漢字表記には深い歴史と由来があり、それぞれの漢字には特別な意味が込められています。「越」は古代のベト…

カザフスタンの治安は?危険な場所や知っておきたい準備事項と注意点
カザフスタンの治安は概ね安定していますが、一定の注意が必要です。全土が外務省の危険レベル1(十分注意してください)に指定されており、特に都市部では窃盗犯罪に注意が必要です。2022年の騒擾で強奪された銃器の多くが未回収であることも懸念材料となっています。旅行者は、スリや置き引き、白タク、ぼったくりなどの犯罪に巻き込まれないよう警戒が必要です。また、テロの脅威も完全には排除できません。安全に滞在するためには、最新の治安情報を入手し、夜間の外出を控えるなど基本的な安全対策を講じることが重要です。
2024年09月19日更新
カザフスタンの治安状況

カザフスタン旅行前に準備したいポイント
カザフスタン旅行の準備には以下のポイントに注意しましょう。ビザは30日以内の観光目的であれば日本人は不要です。持ち物としては、日焼け対策グッズ(サングラス、帽子、日焼け止め)、乾燥対策グッズ(リップクリーム)、変換プラグ(Cタイプ)、変圧器(220V対応)が必要です。服装は、季節に応じて適切に用意し、夏は軽装で朝晩の冷え込みに備えた上着、冬は厚手のコートなどの防寒具を用意しましょう。通貨は現地通貨(テンゲ)のほか、米ドルも使用可能ですが、日本での両替は難しいため、現地での両替をお勧めします。健康対策としては、生水を避けミネラルウォーターを利用し、海外旅行保険への加入も検討してください。これらの準備を整えることで、より安全で快適なカザフスタン旅行を楽しむことができるでしょう。カザフスタンの犯罪の特徴

カザフスタンでの犯罪対策
カザフスタンでの犯罪対策として、以下の点に注意しましょう。早朝や夜間の外出は避け、人通りの少ない路地を歩かないようにしましょう。貴重品は常に身につけ、特に混雑した場所ではスリや置き引きに警戒が必要です。正規のタクシーを利用し、白タクは避けましょう。パスポートの盗難に備えてコピーを別に保管し、大使館の連絡先(+7 (7172)97-78-43)を控えておくことも重要です。緊急時には警察(102番)や救急(103番)の番号を把握しておきましょう。また、在カザフスタン日本国大使館が発行する「安全の手引き」を事前に確認し、最新の安全情報を入手することをおすすめします。短期滞在者は外務省の「たびレジ」に登録し、最新の安全情報をメールで受け取ると良いでしょう。これらの対策を講じることで、より安全なカザフスタン滞在が可能となります。カザフスタンで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット

アルマトイやアスタナの国際空港付近
アルマトイ国際空港とアスタナ国際空港周辺は特に注意が必要で、白タクによる詐欺や強盗、スリや置き引き、偽のガイドや宿泊施設などの犯罪リスクが報告されています。これらのリスクを回避するためには、空港公認のタクシーサービスのみを利用し、貴重品は常に身につけて荷物から目を離さず、見知らぬ人からの勧誘には慎重に対応し、可能な限り事前に信頼できる送迎サービスを手配することが重要です。特に夜間は公共交通機関の利用を避け、信頼できるタクシーサービスを利用することが安全です。アルマトイやアスタナの街中
アルマトイとアスタナ(現在のヌルスルタン)は、カザフスタンの主要都市で観光客が多く訪れる一方で、犯罪のリスクも高い地域です。スリやひったくりが人通りの多い場所や公共交通機関で発生し、白タクによる詐欺や偽警官による詐欺も注意が必要です。特に夕方以降の遅い時間帯に外出する際は警戒が必要で、2022年の統計ではアルマトイで3万4,891件、アスタナで1万7,144件の犯罪が報告されており、これらの都市でカザフスタン全土の約33%の犯罪が発生しています。安全対策としては、貴重品の管理を徹底し、人混みでは前がけカバンなどを活用し、可能な限り複数人で行動し、早朝や夜間の外出は控え、常に周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況には近づかないようにすることが推奨されます。もしカザフスタンで犯罪の被害にあってしまった時の対応方法
