ベトナムという国名を漢字で表記すると「越南」となります。この漢字表記には深い歴史と由来があり、それぞれの漢字には特別な意味が込められています。「越」は古代のベト…

ベトナムの治安は?危険な場所や知っておきたい準備事項と注意点
ベトナムは東南アジアの中でも比較的治安が良い国として知られています。外務省の海外安全情報によると、ベトナム全土の危険度はレベル0と評価されています。しかし、観光客を狙ったスリやひったくり、ぼったくりなどの軽犯罪は発生しているため、油断は禁物です。本記事では、ベトナムの主要都市ごとの治安状況や、危険な場所、旅行前に知っておくべき準備事項、そして現地で気をつけるべき注意点について詳しく解説します。これらの情報を事前に把握することで、より安全で楽しいベトナム旅行を楽しむことができるでしょう。
2024年09月12日更新
ベトナムの治安状況

ベトナム旅行前に準備したいポイント
ベトナム旅行前の準備には、いくつかの重要なポイントがあります。まず、パスポートの残存有効期間が入国時から6ヶ月以上あることを確認しましょう。15日以内の短期滞在であればビザは不要ですが、それ以上の滞在にはビザの取得が必要です。また、海外旅行保険への加入も強く推奨されます。現地での支払いに備えて、現金(ベトナムドン)とクレジットカードを用意し、VISAカードが最も広く使用できます。電子機器の使用に備えて、A型とC型両方に対応する変換プラグを持参するのが賢明です。さらに、外務省の「たびレジ」に登録して最新の安全情報を受け取ることも重要です。これらの準備を整えることで、より安全で快適なベトナム旅行を楽しむことができるでしょう。ベトナムの犯罪の特徴

ベトナムでの犯罪対策
ベトナムでの犯罪対策として、以下の点に注意することが重要です。特に観光客を狙ったスリやひったくりが多いため、貴重品の管理に気をつけましょう。繁華街や観光地では、バッグは体の前で持ち、スマートフォンの使用は控えめにしましょう。また、バイクによるひったくりに注意が必要で、特に夜間の人通りの少ない場所での歩行は避けるべきです。ホテルやレストランでの置き引きにも注意が必要で、荷物から目を離さないようにしましょう。さらに、クレジットカードのスキミング被害も報告されているため、カード使用時は注意が必要です。万が一被害に遭った場合は、すぐに現地警察に届け出るとともに、在ベトナム日本国大使館に連絡することが推奨されます。これらの対策を心がけることで、より安全なベトナム滞在が可能となります。ベトナムで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット

ホーチミンのファングーラオ
ファングーラオは、ホーチミン市1区にある有名なバックパッカー街で、観光客向けの格安宿泊施設や飲食店が集中しています。このエリアは主にファングーラオ通り、デタム通り、ブイビエン通りの3つのメインストリートで構成されており、特にブイビエン通りは「ブイビエン・ウォーキングストリート」として観光地化が進んでいます。しかし、観光客が多く集まるこのエリアは、スリやひったくりなどの軽犯罪の発生率が高いため、注意が必要です。特に夜間は騒がしく、安全面での懸念が高まるため、貴重品の管理や周囲への警戒を怠らないことが重要です。ハノイの旧市街
ハノイの旧市街は、観光客に人気の地区ですが、同時に治安面で注意が必要なエリアでもあります。特にホアンキエム湖周辺や旧市街の繁華街では、スリやぼったくりの被害が報告されています。観光客が多く集まる場所では、人混みに紛れたスリや、バイクによるひったくりに注意が必要です。また、夜間は路地裏や人通りの少ない場所での一人歩きは避けるべきです。旅行者は貴重品の管理に気を付け、カバンは前に抱えるなど、常に警戒心を持って行動することが重要です。ただし、適切な注意を払えば、旧市街は比較的安全に観光を楽しむことができるエリアでもあります。ダナンの夜のドラゴンブリッジ
ダナンのドラゴンブリッジは、特に週末の夜に人気の観光スポットですが、混雑時には注意が必要です。毎週土曜日と日曜日の夜9時頃から約10分間、ドラゴンの口から火や水を噴き出す特別なショーが開催されます。このショーの時間帯には多くの観光客が集まるため、スリや盗難のリスクが高まります。また、ショー終了後はグラブ(配車サービス)の料金が上がり、捕まりにくくなる傾向があります。安全に観光を楽しむためには、貴重品の管理に気を付け、人混みでの警戒を怠らないことが重要です。ショー観賞後の移動手段も事前に確保しておくことをお勧めします。ホーチミンのブイビエン通り
ブイビエン通りは、ホーチミン市1区にある有名な繁華街で、多くの外国人観光客が訪れる人気スポットです。しかし、この地域は治安面で特に注意が必要なエリアとして知られています。夜になると、クラブやバーが賑わい、違法薬物や売春などの犯罪行為が横行しているとの報告があります。スリ、ひったくり、ぼったくりなどの軽犯罪が頻発しており、観光客が被害に遭うケースが多く報告されています。特に、夜間の一人歩きは危険度が高まるため避けるべきです。また、客引きや詐欺行為にも注意が必要で、見知らぬ人からの誘いには応じないことが重要です。ブイビエン通りを訪れる際は、貴重品の管理を徹底し、常に警戒心を持って行動することが安全な観光のために不可欠です。もしベトナムで犯罪の被害にあってしまった時の対応方法
