ニュージーランドの物価は、日本と比較してやや高めの傾向にあります。特に輸入品や電化製品、家賃などが割高ですが、現地で生産される農産物は比較的安価です。物価が高い…
ニュージーランドのコンセントはOタイプ!変圧器や変換プラグは必要?
ニュージーランドを訪れる際、電源の確保は重要な準備事項の一つです。日本とは異なり、ニュージーランドではOタイプのコンセントが使用されており、電圧も230〜240Vと高くなっています。そのため、日本の電化製品を使用する場合は変換プラグが必須となり、機器によっては変圧器も必要になります。ただし、スマートフォンやノートパソコンなど、多くの現代的な電子機器は100〜240V対応のため、変圧器なしで使用できます。旅行前にはお持ちの機器の対応電圧を確認し、必要に応じて適切な変換プラグや変圧器を準備しましょう。これらの準備を整えることで、ニュージーランド滞在中も快適に電化製品を使用できます。
2024年08月01日更新
ニュージーランドのコンセントはOタイプとO2タイプの2種類
Oタイプ
ニュージーランドで主に使用されているOタイプのコンセントは、八の字型の2つの穴が特徴的です。このプラグ形状はオーストラリアなどのオセアニア地域でも広く使用されています。Oタイプのプラグは上部の2つの穴だけで電流が流れるため、日本からの旅行者や留学生は変換プラグを使用することで、スマートフォンやノートパソコンなどの充電が可能になります。ただし、ニュージーランドのコンセントには通常、手動のスイッチが付いており、プラグを差し込んだ後にこのスイッチをONにしないと電気が流れないので注意が必要です。O2タイプ
O2タイプのコンセントは、Oタイプの2つの穴に加えて下部に1つの接地用の穴があり、合計3つの穴を持つ形状です。この追加の穴はアース(接地)用で、より高い安全性を提供します。ただし、日本からの旅行者や短期滞在者にとっては、通常のOタイプの変換プラグで十分に対応可能です。O2タイプのコンセントでも、上部2つの穴だけを使用するOタイプのプラグを問題なく使用できるため、特別なO2タイプの変換プラグを用意する必要はありません。ニュージーランドのコンセントには変換プラグは必要?
ニュージーランドで日本の電化製品を使用する際には、変換プラグが必須となります。日本のAタイプ(平行2ピン)のプラグはニュージーランドのOタイプ(八の字型)のコンセントに直接差し込むことができないため、変換プラグを介して接続する必要があります。変換プラグは単体タイプとマルチタイプがあり、単体タイプは数百円、マルチタイプは2,000円〜3,000円程度で購入可能です。旅行者や短期滞在者の場合、Oタイプに対応した変換プラグを用意すれば十分であり、O2タイプ(3穴)のコンセントにも使用できます。変換プラグはどこで購入できる?
変換プラグは様々な場所で購入することができます。家電量販店やホームセンター、旅行用品店などの実店舗で入手可能です。例えば、ヨドバシカメラやビックカメラなどの大手家電量販店では、旅行用品コーナーで幅広い種類の変換プラグを取り扱っています。また、ホームセンターのビバホームやカインズホームでも、OHM(オーム電機)製の海外用電源形状変換プラグなどが販売されています。さらに、ダイソーなどの100均ショップでも単体タイプの変換プラグを購入できることがあり、短期旅行者にとっては経済的な選択肢となります。オンラインショップを利用すれば、自宅にいながら簡単に購入することもできます。変換プラグを選ぶ際は、ニュージーランドで使用されているOタイプに対応していることを確認しましょう。あると便利なマルチUSBポート充電器
全世界180ヶ国以上通用のマルチ変換トラベルアダプター
この「トラベルアダプター」は、旅行や出張に最適な万能変換プラグです。世界210ヶ国以上で使用可能で、A、C、O、BFの4タイプのプラグに対応。100-240Vの広範囲な入力に対応し、最大8Aのヒューズで安全性も確保されています。4つのUSBポートと1つのType-Cポートを備え、最大6台のデバイスを同時に高速充電可能。インテリジェントな保護システムには、過熱・過電流・短絡防止など7重のセキュリティ保護が搭載されています。コンパクトで持ち運びやすく、専用ケース付きで収納も簡単。正規品でアフターサービスも充実しており、安心してお使いいただけます。これ一つで、どんな国でもスムーズに充電をサポートします。
ニュージーランドの電圧は230/240V!変圧器が必要な場合も
変圧器を購入・使用するめに消費電力を確認
変圧器を購入・使用する際には、電化製品の消費電力を正確に把握することが重要です。消費電力は通常、電化製品本体の定格表示欄に「W(ワット)」または「VA(ボルトアンペア)」で記載されています。この数値を確認することで、適切な容量の変圧器を選択できます。変圧器自体も待機時に電力を消費し、その量は変圧器の容量の約3~5%程度とされています。例えば、1500Wの変圧器では約50Wの待機消費電力があります。そのため、必要以上に大きな容量の変圧器を選ばないことも、エネルギー効率の観点から重要です。消費電力を抑えるには、使用していない電化製品の電源をこまめに切ることや、省エネモードを活用することも効果的です。主な電気製品の消費電力の目安
電化製品 | 消費電力 |
---|---|
デジカメ充電 | 3~6W |
電子タバコ充電 | 5~10W |
電気シェーバー | 10W |
スマートフォン・タブレット充電 | 10~15W |
ノートパソコン | 50~120W |
ヘアアイロン | 150~850W |
ドライヤー | 600~1200W |
スマートフォン・パソコンは変圧器は必要?
スマートフォンやノートパソコンなどの多くのデジタル機器は、100V〜240Vの幅広い電圧に対応しているため、ニュージーランドで充電する際に変圧器は必要ありません。これらの機器のACアダプターに「100-240V」と記載されている場合、変換プラグを使用するだけで安全に充電できます。ただし、コンセントの形状が日本と異なるため、Oタイプの変換プラグは必須となります。また、ニュージーランドのコンセントには通常スイッチが付いているので、プラグを差し込んだ後にスイッチをONにすることを忘れないようにしましょう。ドライヤー・ヘアアイロンは変圧器は必要?
ドライヤーやヘアアイロンの使用には注意が必要です。多くの日本製ヘアアイロンは100V~240Vの電圧に対応しており、この場合は変圧器なしで変換プラグのみで使用可能です。ただし、製品の説明書や本体に記載された電圧範囲を必ず確認してください。100V専用の製品の場合は変圧器が必要となります。ドライヤーは一般的に電力消費が高いため、ニュージーランドのホテルに備え付けのものを使用するか、現地で購入することをお勧めします。いずれの場合も、ニュージーランドの電圧が230-240Vと日本より高いことに注意し、適切な対応を取ることが重要です。デジタルカメラなどの撮影機器は変圧器は必要?
デジタルカメラやビデオカメラなどの撮影機器は、多くの場合100V〜240Vの幅広い電圧に対応しているため、ニュージーランドで充電する際に変圧器は必要ありません。ただし、使用前に必ず機器のACアダプターや本体に記載された対応電圧を確認することが重要です。対応電圧が100V〜240Vと表示されている場合は、Oタイプの変換プラグを使用するだけで安全に充電できます。一方、100V専用の古い機種の場合は変圧器が必要となるため、事前に確認しておくことをお勧めします。また、ニュージーランドのコンセントには通常スイッチが付いているので、プラグを差し込んだ後にスイッチをONにすることを忘れないようにしましょう。ニュージーランドの外出先で電源を使う
空港で電源を使う場合
ニュージーランドの主要空港では、旅行者向けに無料の充電ステーションが設置されています。例えば、クライストチャーチ空港の2階フードコート付近には「CHARGING STATION」があり、複数のコンセントが利用可能です。オークランド空港でも同様のサービスが提供されています。これらの充電ステーションを使用する際は、Oタイプの変換プラグを持参することが重要です。また、空港内のカフェやラウンジでも電源を利用できる場所があることが多いですが、混雑時は利用が制限される可能性があるため、余裕を持って行動することをお勧めします。駅で電源を使う場合
ニュージーランドの主要駅では、旅行者向けの電源設備が限られています。オークランドやウェリントンなどの大都市の駅では、一部の待合室やカフェで電源コンセントを見つけることができますが、地方の小さな駅では利用可能な電源が少ない傾向にあります。電車内での充電設備も一般的ではないため、長距離移動の際は事前にモバイルバッテリーを用意しておくことをお勧めします。駅で電源を使用する場合は、必ずOタイプの変換プラグを持参し、コンセントのスイッチをONにすることを忘れないようにしましょう。カフェで電源を使う場合
ニュージーランドのカフェでは、多くの場合、無料Wi-Fiと電源コンセントが利用可能です。これらのカフェは、快適な座席オプションを提供し、訪問者が仕事をしたりリラックスしたりできる環境を整えています。ただし、電源を使用する際は必ずOタイプの変換プラグを持参し、コンセントに付属のスイッチをONにすることを忘れないようにしましょう。また、長時間の利用や混雑時は、他の客への配慮が必要です。カフェによっては利用に制限がある場合もあるため、スタッフに確認することをお勧めします。ホテルで電源を使う場合
ニュージーランドのホテルでは、一般的にOタイプのコンセントが設置されており、230-240Vの電圧が供給されています。多くの部屋には複数のコンセントがありますが、数が限られている場合もあるため、電源タップを持参すると便利です。ほとんどのホテルには電気カミソリ専用の100V対応コンセントが備え付けられていますが、それ以外の電化製品を使用する際は変換プラグが必要です。スマートフォンやノートパソコンなどの100-240V対応機器は変圧器なしで使用できますが、ドライヤーなどの電力消費の大きい機器はホテル備え付けのものを利用するか、現地で購入することをお勧めします。電車で電源を使う場合
ニュージーランドの電車内での電源利用は、路線や車両によって異なります。オークランドとウェリントンの近郊電車では、一部の車両に電源コンセントが設置されていますが、全ての座席に設置されているわけではありません。長距離列車の場合、観光列車として運行されているものもあり、これらの車両では電源コンセントが利用できる可能性が高くなっています。ただし、電源の利用可能性は限られているため、長時間の移動の際はモバイルバッテリーを持参することをお勧めします。電源を使用する際は、必ずOタイプの変換プラグを持参し、コンセントが利用可能な場合でも、使用前にスタッフに確認することが望ましいでしょう。ニュージーランドのコンセントを利用する際のポイント・注意点
ニュージーランドで利用する電化製品の対応電圧の調べ方
ニュージーランドで電化製品を使用する前に、その機器の対応電圧を確認することが重要です。多くの現代的な電子機器は100V〜240Vの幅広い電圧に対応していますが、確認方法は以下の通りです。まず、機器本体やACアダプターに記載された定格表示を確認します。「INPUT: 100-240V」や「AC100-240V」などの表記があれば、ニュージーランドの230-240Vでも使用可能です。この場合、変圧器は不要で、Oタイプの変換プラグのみで使用できます。一方、「100V」のみの表記がある場合は変圧器が必要となります。スマートフォン、ノートパソコン、デジタルカメラなどは通常対応していますが、ドライヤーやヘアアイロンなどは要注意です。不明な場合は、製品の取扱説明書を確認するか、メーカーに問い合わせることをお勧めします。ニュージーランドで電圧器を使用する際は消費電力もチェック!
ニュージーランドで変圧器を使用する際は、電化製品の消費電力を必ず確認する必要があります。消費電力は通常、製品本体やACアダプターの定格表示欄に「W(ワット)」または「VA(ボルトアンペア)」で記載されています。この数値を基に、適切な容量の変圧器を選択することが重要です。変圧器自体も待機時に電力を消費し、その量は変圧器の容量の約3~5%程度とされているため、必要以上に大きな容量の変圧器を選ばないことがエネルギー効率の観点から推奨されます。また、ニュージーランドの電圧(230-240V)は日本(100V)の2倍以上であるため、変圧器を使用せずに直接電化製品を使用すると、製品の故障や火災の原因となる可能性があります。ニュージーランド旅行で変換プラグや変圧器を忘れた場合は?
ニュージーランド旅行で変換プラグや変圧器を忘れた場合でも、心配する必要はありません。現地の電気店やスーパーマーケット、空港の売店などで購入することができます。変圧器や変換プラグはニュージーランド国内でも入手可能ですが、日本で購入するよりも高価になる可能性があります。また、多くのホテルではフロントデスクで変換プラグを貸し出しているケースもあるので、宿泊先に問い合わせてみるのも良いでしょう。緊急の場合は、現地の電気店やホームセンターで購入できますが、旅行前に準備しておくことをお勧めします。スマートフォンやノートパソコンなどの多くのデジタル機器は100-240Vに対応しているため、変換プラグさえあれば使用可能です。ニュージーランドのコンセント事情をチェックして快適な旅行を
ニュージーランドのコンセントはOタイプで、日本の電化製品を使用するには変換プラグが必要です。電圧は230〜240Vと日本より高いため、対応していない機器には変圧器も必要となります。ただし、スマートフォン、タブレット、ノートパソコンなどは通常100〜240V対応なので、変圧器は不要です。変換プラグは家電量販店や100円ショップで購入可能で、単体タイプとマルチタイプがあります。旅行前に電化製品の対応電圧を確認し、必要な機器を準備しておくことで、安全かつ快適にニュージーランド滞在を楽しむことができます。この記事の商品一覧
全世界180ヶ国以上通用のマルチ変換トラベルアダプター
¥3,538 税込