北海道をキャンピングカーをレンタルしてみた!おすすめのレンタルショップや選び方・価格相場なども紹介

北海道の大自然、みなさんも一度はその美しさに触れてみたいと思ったことはありませんか?今回は、そんな夢を叶えるためにキャンピングカーをレンタルして、富良野と然別湖への4泊5日の心温まる旅へ出かけます。富良野のやわらかな丘陵地帯と、静かに広がる然別湖の景色。一緒に、大自然の中でゆったりとした時間を過ごし、地元の人々との温かいふれあいを楽しんでみませんか?この旅の様子をお伝えすることで、みなさんにも北海道の素晴らしさを感じていただけたら嬉しいです。

2024年03月10日更新


北海道でレンタルキャンピングカーの選び方

まずは実際に北海道でキャンピングカーをレンタルして旅をしてみたいという方に向けて、キャンピングカーをレンタルする際のポイントを紹介します。
h3>キャンピングカーは種類によって特徴が違う

乗車人数5〜8人、大人数ならキャブコン

「キャブコン」とはキャンピングカーの一種で、キャビンとコンテナの組み合わせからこの名前がつけられました。キャブコン型のキャンピングカーは、運転席とその背後の居住スペースが一体となっており、通常は2人から5人程度の人数が快適に過ごせるように設計されています。居住スペースには、キッチン、ベッド、トイレ、シャワーなどの生活に必要な設備が整い、移動中でも後部でくつろぐことが可能です。家庭と同様の機能を持つため、週末のアウトドアから長期の旅行まで幅広く利用できます。

キャブコン型のキャンピングカーは、その使い勝手と快適さから、カップルやファミリー、友人同士の小グループ旅行に特に人気があります。自分たちの目的に合わせてサイズや設備を選べるため、自由な旅のスタイルを楽しむ方々におすすめの選択肢となっています。

運転がしやすいのがバンコンタイプ

「バンコン」とは、バンタイプのキャンピングカーのことを指します。この名前は「バン」(バン型車)と「コンバージョン」(改造)の組み合わせから来ています。通常のバンをベースに、キャンピングカーとして使えるように内部にベッドやキッチンなどの生活設備を取り付ける改造を施した車両です。バンコンは、通常よりも小型でコンパクトなため、運転がしやすく、駐車も便利です。1人から2人、場合によっては3人程度での旅行に最適なサイズが多いです。
内部の設備はシンプルなものから豪華なものまでさまざまで、ベッド、クッキングスペース、冷蔵庫などが整えられています。都市部の観光からアウトドアまで幅広く利用できるため、個人や少人数の旅行者に人気があります。
バンコンは、その取り回しやすさと快適性から、初めてキャンピングカーを利用する方や、シンプルな旅を楽しみたい方におすすめの選択肢となっています。

1人旅なら軽キャンパータイプ

「軽キャンパー」とは、軽自動車をベースにした小型のキャンピングカーのことを指します。日本の軽自動車規格に合致した車体に、ベッドや簡易キッチンなどの最低限の生活設備が備えられています。
そのコンパクトなサイズから、運転がしやすく、駐車場の制約も少ないため、初めてキャンピングカーを使う方や、都市部でも気軽に使いたい方におすすめです。通常は2人程度が快適に過ごせるスペースがあります。
軽キャンパーの魅力は、その取り回しの良さと低コスト。燃費が良く、レンタル料金も比較的安価であるため、気軽にアウトドアや旅行を楽しみたい方にピッタリです。
設備はシンプルなものが多いですが、寝る場所と基本的な調理ができる環境が整っているため、シンプルな旅を存分に楽しむことができます。軽キャンパーは、手軽にキャンピングカー体験を始めたい方にとって、魅力的な選択肢と言えるでしょう。

運転に必要な免許

キャンピングカーの運転に必要な免許は、車両の大きさや重量によって異なります。

普通自動車免許(第一種): 通常、大多数のキャンピングカーは普通自動車免許で運転可能です。軽キャンパー、バンコン、一部のキャブコンなど、全長5m未満、全幅1.7m未満、総重量3.5トン以下の車両が該当します。
中型自動車免許(第一種): より大型のキャンピングカーを運転する場合、中型自動車免許が必要になることがあります。この免許は、全長7m未満、総重量7.5トン以下の車両に対応しています。
大型自動車免許(第一種): 最も大型のキャンピングカーを運転する際には、大型自動車免許が必要となる場合があります。

レンタルする際には、所持している免許に合った車両を選ぶようにしましょう。不明な点があれば、レンタルショップのスタッフに確認すると安心です。

料金・価格相場

軽キャンパー: 1泊あたり10,000円~20,000円程度。
バンコン: 1泊あたり15,000円~30,000円程度。
キャブコン: 1泊あたり20,000円~50,000円程度。

シーズン、レンタル期間、エリアなどによっても価格は変動します。オプション(自転車、BBQセットなど)の有無も料金に影響することがあります。キャンピングカーをレンタルまたは購入する際には、自分の予算と旅のスタイルに合ったものを選ぶと良いでしょう。多くのレンタルショップや販売店では、ニーズに合わせたプランや車両が提供されているので、相談してみるのもおすすめです。

ペットも同伴可能か

キャンピングカーでの旅行にペットを同伴する際には、ペット対応の車両かどうかを事前に確認する必要があります。すべてのキャンピングカーがペット同伴を許可しているわけではないため、レンタルする際には明確にペット同伴可能な車両を選ぶか、店舗に直接問い合わせると良いでしょう。ペット同伴可能な車両では、ペットが快適に過ごせる工夫がされていることもあります。また、ペットの種類や大きさによる制限がある場合もあるため、詳細を確認することが重要です。

保険・保証制度は必須で入る

キャンピングカーをレンタルする際には、保険・保証制度の加入が必須となることが一般的です。万が一の事故やトラブルに備えて、損害保険や補償制度に加入することで、旅行者自身のリスクを軽減することができます。保険内容はショップによって異なることがありますので、事前に確認し、自身のニーズに合った保険プランを選ぶことが重要です。料金に含まれている場合も多く、追加でのオプション加入も可能な場合があります。安心して旅を楽しむためにも、キャンピングカー選びの際には保険・保証制度の確認と加入をお忘れなく。

北海道でキャンピングカーをレンタルする流れ

北海道でキャンピングカーをレンタルする流れは以下のようになります。

目的と予算の確認: 旅の目的や予算を明確にし、必要な車種や設備をリストアップします。
レンタルショップの選定: 北海道内には多くのレンタルショップがありますので、立地、価格、車両の種類などを考慮して選びます。
予約: オンラインまたは電話で希望の車両と利用日数を予約。ペット同伴や特別なオプションがある場合はこの時点で確認。
契約と支払い: 当日、ショップで契約書にサインし、料金と保証金を支払います。保険・保証制度への加入も忘れずに。
車両の説明: スタッフから車両の操作方法や設備の使い方についての説明を受けます。
出発: 説明を受けた後、キャンピングカーで北海道の美しい風景を楽しむ旅へ出発。
返却: 旅行終了後、指定の時間にショップへ車両を返却。返却時のチェックがあります。
保証金の返却: 問題がなければ、保証金が返却されます。

計画から返却まで、スムーズなレンタルのために事前の確認と当日の時間管理が重要です。

今回実際にキャンピングカーをレンタルした「Vantrip」とは?

キャンピングカーの特徴や選び方はわかりました?
ここからは私たちが今回、実際に北海道でキャンピングカーをレンタルしたVantripについて紹介します。

Vantripは、北海道・帯広釧路女満別でキャンピングカーレンタルを提供しています。価格は22,000円/24時間からで、大雪山・阿寒摩周・釧路湿原・知床などの国立公園を楽しむことができます。Vantripは、大自然の中で暮らす魅力的な人・場所・観光地をキャンピングカーで繋ぐ旅を提案しており、道内各空港への配車サービスもあります。初めての方でも安心して利用できるよう、Q&Aコーナーや旅行コースのご案内など、サポートが充実しています。予約から返却までのプロセスが明確に記載されており、キャッシュレスで快適に利用できます。

ちなみに私たちは過去3回Vantripさんにお世話になっており、オーナーの高木さんがいつもとても親切に対応してくれます。北海道をキャンピングカーで周る時はいつもVantripさんです。


北海道の富良野をキャンピングカーで周ってきた!

ここからは実際に4泊5日でキャンピングカー旅をしてきた様子をレポートしたいと思います。
キャンピングカーをレンタルした理由は、子供達が大好きなものだったからです。北海道は大きいので、旅行するとなるとレンタカーという選択肢になりがちですが、大自然やファミリーにはぜひキャンピングカーの旅をおすすめしたいです。キャンピングカーの大きなメリットは、どこでも移動しながら旅ができることです、レンタカーの旅であれば、ホテルを予約して旅行することになりますが、キャンピングカーであればホテル代も浮きますし、道の駅など車中泊できるスポットも多いので、ホテルの場所に縛られることなく、旅することができるのが大きなメリットでしょう。

今回私たちが借りたキャンピングカー「クレソンボヤージュ」という大きめのキャンピングカーです。
クレソンボヤージュは、ゆったりとした車内空間を提供するキャンピングカーです。2つのダブルベッドと大容量の収納スペースがあり、外部電源接続時にはルームエアコンで快眠を楽しめます。後部には常設ダブルベッドがあり、マットも厚く快適です。車内からもアクセス可能なラゲッジスペースや、100Vコンセント、冷蔵庫、ベンチレーターなどの設備が整っています。エボライト5.0Xのベース車両で、ディーゼルエンジン、4WD、3000ccの排気量を持ちます。全長518cm、全幅207cm、全高291cmのサイズで、乗車定員は7名、就寝定員は6名です。

内装も非常におしゃれで、後ろのベッドではゆったりと寝ることができました。
一番良かったのはクーラー。北海道とはいえ、お昼は30度を超えていたのでクーラーがあるのは助かりました。また今回宿泊したのがキャンプ場の電源ありの場所だったので、充電が切れることもなく快適に過ごすことができました。

またこの車種だけは、梯子を使って車体の上に登ることができ、子供達は大はしゃぎ。
富良野のキャンプ場から見た夕日はとても綺麗でした。

朝起きると、羊たちが草を食べていました。

車中泊するならキャンプ場の電源サイトがおすすめ

今回私たちが車中泊したのは、富良野にある「星に手が届く丘キャンプ場」のオート電源サイトでした。
北海道をキャンピングカーで旅をしている人は、道の駅などで車中泊している人もいますが、キャンプ場のオート電源サイトだと安心して過ごすことができます。


ちなみに星に手が届く丘キャンプ場は、今年で4回目。
富良野に位置する「星に手のとどく丘キャンプ場」は、美しい星空を楽しむために作られたキャンプ場です。灯りを極力減らし、空気の澄んだ大自然の中で、星屑まで映し出される星空を提供しています。富良野岳の麓にあり、星空観賞だけでなく、焚き火、釣り、虫捕りなどのアクティビティも楽しめます。さらに、羊やウサギと触れ合うこともでき、自然と一体となる体験ができる場所となっています。キャンプ場の設備や料金も充実しており、家族や友人との素晴らしい時間を過ごすことができるでしょう。


旅行の様子はこちらで



北海道でキャンピングカー旅をしてみよう!

北海道の壮大な自然をキャンピングカーで巡る旅は、忘れられない経験となることでしょう。四季折々の風景、新鮮な海の幸、温泉、そして地域ごとの魅力を存分に感じられるこの旅は、日常から離れ、自由で贅沢な時間を楽しむ最高の方法です。キャンピングカーならではの自由度と、北海道ならではの広がりと美しさが交わる旅路は、心に深く刻まれることでしょう。次回の休暇には、北海道の道路を走りながら、星空下でのキャンプや地元の人々とのふれあいをぜひ体験してみてください。最後に、安全運転を心がけ、素晴らしい旅をお楽しみください。

新着の動画

キーワード

       

人気記事

ドンムアン国際空港を解説!バンコク市内へのアクセス方法なども紹介
熱海おすすめ観光スポット10選!定番人気スポットや穴場の見どころを紹介
タイ・バンコクのおすすめナイトマーケット10選!グルメやショッピングを楽しもう!
山中湖でワカサギ釣り!ベストシーズン・時期やおすすめのドーム船などを紹介
横浜おすすめ観光スポット10選!定番人気スポットや穴場の見どころを紹介
仙台おすすめ観光スポット10選!定番人気スポットや穴場の見どころを紹介
山中湖のおすすめAirbnb(エアビー)9選!ホテルより安い&おしゃれ&カップル向けや大人数向けなども
タイ・バンコク旅行の子連れにおすすめの観光スポット20選!家族で楽しめる定番から穴場まで紹介
金沢おすすめ観光スポット10選!定番人気スポットや穴場の見どころを紹介
神戸おすすめ観光スポット10選!定番人気スポットや穴場の見どころを紹介

おすすめ記事

タイ・バンコク旅行の子連れにおすすめの観光スポット20選!家族で楽しめる定番から穴場まで紹介
タイ・バンコクのおすすめナイトマーケット10選!グルメやショッピングを楽しもう!
ドンムアン国際空港を解説!バンコク市内へのアクセス方法なども紹介
京都おすすめ観光スポット10選!定番人気スポットや穴場の見どころを紹介
福岡おすすめ観光スポット10選!定番人気スポットや穴場の見どころを紹介

トラベルガイド記事

タイ・バンコク旅行の子連れにおすすめの観光スポット20選!家族で楽しめる定番から穴場まで紹介
山中湖でワカサギ釣り!ベストシーズン・時期やおすすめのドーム船などを紹介
山中湖のおすすめAirbnb(エアビー)9選!ホテルより安い&おしゃれ&カップル向けや大人数向けなども
タイ・バンコクのおすすめナイトマーケット10選!グルメやショッピングを楽しもう!
ドンムアン国際空港を解説!バンコク市内へのアクセス方法なども紹介