俳人・正岡子規や夏目漱石ゆかりの地として知られる愛媛県松山は、日本最古の温泉道後温泉と、現存十二天守のひとつ松山城が織りなす歴史と文化の薫る城下町です。文豪たち…


愛媛を旅してみたいけれど、「どこを回れば満足できるの?」「松山城以外にも見どころはあるの?」とお悩みではないでしょうか。愛媛は松山城や道後温泉をはじめ、しまなみ海道や宇和島など、多彩な観光スポットが揃う魅力あふれる県です。1泊2日あれば松山エリアを中心に愛媛の見どころをたっぷりと満喫できます。本記事では愛媛の王道スポットを効率よく巡る1泊2日の観光モデルコースをご紹介。定番の観光名所から地元グルメ…
2026年03月04日更新
愛媛観光の象徴といえば、松山城は外せません。日本に12基しか現存しない天守のひとつで、標高132mの勝山の頂に堂々とそびえ立つ姿は圧巻。城内はロープウェイまたはリフトでアクセスでき、天守閣からは松山市街や瀬戸内海を一望する絶景が広がります。江戸時代の面影を残す城郭建築の美しさもさることながら、桜の季節には城を彩る花見スポットとして多くの観光客が訪れます。本丸内には21棟もの建築物が現存し、国の重要文化財に指定されています。城山公園内の散策もおすすめで、四季折々の自然を楽しめます。見学時間は余裕を持って2〜3時間確保しておくと、隅々まで楽しめます。
松山城のふもと周辺にある坂の上の雲ミュージアムは、司馬遼太郎の歴史小説「坂の上の雲」の世界観を体感できる文化施設です。松山ゆかりの秋山好古・真之兄弟と俳人・正岡子規の生涯を軸に、明治時代の日本近代化の歩みをわかりやすく紹介しています。安藤忠雄設計の建物自体もアート作品のような美しさで、見どころのひとつ。館内には当時の資料や映像が豊富に展示されており、歴史好きはもちろん、初めて知る人にも松山の歴史的背景を深く理解できる内容です。ミュージアム周辺は「坂の上の雲」ゆかりの場所が点在しており、散策マップを活用しながら街歩きを楽しむのもおすすめです。
愛媛観光に欠かせない道後温泉本館は、3000年以上の歴史を持つ日本最古の温泉のひとつ。明治27年建築の木造建築は国の重要文化財に指定されており、宮崎駿監督の映画「千と千尋の神隠し」のモデルのひとつとも言われています。温泉の泉質は単純アルカリ性温泉で、肌がつるつるになると評判。「神の湯」「霊の湯」など複数の入浴コースが用意されており、お好みに合わせて選べます。現在は保存修理工事中のため一部制限がありますが、別館「飛鳥乃湯泉」でも道後温泉の湯を楽しめます。温泉街には土産物店や飲食店も立ち並び、浴衣姿で散策する観光客で賑わいます。
道後温泉本館周辺に広がる道後ハイカラ通り(道後商店街)では、愛媛ならではのグルメや土産物探しを楽しみましょう。名物の坊っちゃん団子はよもぎ・卵・抹茶の3色の団子が串に刺さった愛媛銘菓で、ぜひ食べ歩きを。タルトや蜜柑を使ったスイーツ、じゃこ天など地元のB級グルメも充実しています。また、坊っちゃんカラクリ時計は道後温泉の湯けむりをテーマにしたからくり時計で、毎時00分・30分に動き出す様子は観光客に人気のフォトスポット。夜は道後温泉本館のライトアップが幻想的で、温泉街の夜景を楽しみながら宿への帰路につけます。
2日目の午前は砥部焼(とべやき)の産地・砥部町へ。愛媛を代表する伝統工芸品である砥部焼は、白磁に藍色の模様が映える素朴ながらも力強い陶器で、日常使いのうつわとして全国的に人気です。砥部町には約100軒もの窯元が集まり、工房見学や絵付け体験ができる施設も多数あります。砥部焼観光センター「炎の里」では砥部焼の展示販売と体験工房を楽しめ、自分だけのオリジナル作品を作る思い出深い体験ができます。普段使いできる丈夫さと、使うほどに味わいが増す陶器の魅力に触れれば、きっと愛着のある一枚が見つかるはず。松山市内からのアクセスも車で約20分と便利です。
砥部から足を伸ばして今治(いまばり)へ向かいましょう。今治は日本三大水城のひとつ今治城で知られる城下町。海水を引き込んだお堀に浮かぶ姿が美しく、別名「吹揚城(ふきあげじょう)」とも呼ばれています。城内の展望台からは瀬戸内海の多島美を一望できます。また今治はブランドタオルの産地としても有名で、今治タオルの直売所やアンテナショップが市内各所にあります。吸水性と肌触りの良さで世界的に認められた今治タオルを、産地ならではのお得な価格で購入できます。地元の新鮮な海の幸を使ったランチも楽しみのひとつで、特に今治焼豚玉子飯はB級グルメとして人気の一品です。
今治観光の締めくくりには、来島海峡大橋を渡るしまなみ海道サイクリングや展望台からの絶景を楽しみましょう。来島海峡大橋は全長約4kmの世界初の3連吊り橋で、大島・馬島・今治島をつなぐ雄大な橋梁です。橋の上から眺める瀬戸内海の多島美は格別で、穏やかな海と点在する島々の風景が心を癒してくれます。今治側の糸山公園展望台からは来島海峡大橋全体を望める絶景スポット。サイクリングを楽しむ場合は、今治市内のレンタサイクルを活用すれば手軽に島渡りが体験できます。しまなみ海道の自転車道は初心者でも走りやすい整備された道で、青い海風を感じながらのサイクリングは最高の思い出になるはず。
帰路につく前に、愛媛名物の鯛めしでランチを楽しみましょう。愛媛の鯛めしには松山風と宇和島風の2種類があります。松山風は炊き込みご飯スタイルで、鯛の旨味がご飯全体に広がります。一方、宇和島風は新鮮な鯛の刺身をだし醤油やゴマ、卵黄などのタレと和えてご飯の上に乗せた「りゅうきゅう」スタイルで、磯の香りと濃厚なタレの風味が絶品。今治や松山市内のレストランや定食屋でどちらも味わえます。またじゃこ天(雑魚のすり身を揚げたもの)や宇和島牛鬼汁など、愛媛ならではのご当地グルメも積極的に試してみてください。食事の後は愛媛みかんのスイーツやポンジュースを手土産に帰路につきましょう。愛媛 で人気の宿
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク