2026年に絶対に行くべき海外旅行先25選!日本からも沖縄の首里城がランクイン

2026年は、新たな国際路線の拡大や円安対策を意識したツアー増加により、海外旅行の選択肢がこれまで以上に豊富になる一年です。物価の安さが魅力のアジア、ラグジュアリー体験が充実するリゾート、そして一生に一度は見たい世界遺産の名所まで、旅のスタイルに合わせて手軽に“非日常”を味わえる目的地が勢ぞろい。家族旅行、カップル旅、女子旅、そして一人旅でも満足度の高いスポットが多く、早めの計画が旅の充実度を大きく左右します。そこで今回はそんな2026年におすすめの海外旅行先をご紹介します

2025年12月05日更新



2026年に絶対に行くべき海外旅行先25選

ミラノ(イタリア)

2026年開催の冬季五輪の舞台として注目を集める北イタリア最大の都市。2024年には全日空の直行便が就航し、アクセスが格段に便利になりました。ドゥオーモをはじめとする歴史的建造物の観光はもちろん、世界的なファッションの中心地としてショッピング、美食の宝庫としてグルメ、そして活気あるナイトライフまで、イタリアの多彩な魅力が凝縮された大都市です。五輪開催により世界中から注目が集まる今こそ、ミラノを訪れる絶好のタイミングといえるでしょう。

ザルツブルクとウィーン(オーストリア)

2026年はモーツァルト生誕270周年という記念すべき年。天才作曲家が生まれたザルツブルクでは、毎冬恒例の「モーツァルト週間」が特別な輝きを放ち、生家を訪ねて彼の足跡をたどる旅が一層感動的なものに。また音楽の都ウィーンでは、楽友協会やオペラ座といった名門ホールでモーツァルト作品を楽しむ機会が増えます。初演ゆかりの劇場や愛したカフェを巡れば、名曲誕生の背景が鮮やかによみがえります。記念年ならではの特別な体験を求めて、オーストリアへ出かけませんか。

シルトホルン(スイス)

アイガー、メンヒ、ユングフラウの三名峰を一望できる標高2970mの展望台。2022年6月から続いていた複数区間のケーブル架け替え工事が2026年3月に完了予定で、新しいケーブルカーでの空中散歩が楽しめます。すでに運行が始まっている区間では「世界一急勾配のケーブルカー」が話題に。周囲に遮るものがないピッツグロリア展望台からは、条件が良ければフランスのモンブランからドイツの黒い森まで見渡せる絶景が広がります。展望台からの眺めはもちろん、新しいケーブルカーでの道中も魅力です。

バルセロナ(スペイン)

1882年の着工から140年以上建設が続くサグラダ・ファミリア聖堂のメインタワー「イエスの塔」が、ガウディ没後100周年にあたる2026年に完成予定。2025年10月には塔の高さが世界最高の教会となる162.91mに達し、最終的には172.50mに。塔の内部は日本人彫刻家の外尾悦郎氏がデザインを手がけ、神を感じられる空間となります。聖堂全体の竣工はもう少し先ですが、ガウディが描いた夢の実現に大きく近づく歴史的瞬間を目撃できる貴重な機会です。

東方正教会(ブルガリア)

2026年1月からブルガリアでユーロが導入予定となり、旅行がより便利に。東方正教会の歴史を今に伝える美しい修道院群が最大の魅力で、なかでも世界遺産のリラ修道院は色鮮やかなフレスコ画と重厚な建築が織りなす神秘的空間が圧巻です。毎年5〜6月には国内最大級のバラ祭りが開催され、バラの収穫体験やパレードが旅に華を添えます。ユーロ導入で決済が簡単になり、ヨーロッパ周遊の新たな選択肢として身近になる2026年、ブルガリアをルートに加えてみてはいかがでしょう。

ルート66(アメリカ)

イリノイ州シカゴからカリフォルニア州サンタモニカまで全長約3917kmを結んでいたルート66が、2026年に開通100周年を迎えます。アメリカ大陸横断の重要な交通路として物流と人々の移動を支えてきた伝説のハイウェイです。2026年4月30日にはミズーリ州スプリングフィールドで記念キックオフイベントが開催され、以降1年を通じて沿道各地で多彩なイベントが予定されています。映画や音楽でも語り継がれるアメリカの象徴的な道を、節目の年に巡る旅は特別な思い出となるでしょう。

フェアバンクス(アメリカ)

オーロラの発生と関係する太陽の黒点活動が2024年末から極大期に入り、2025年前半にピークを迎えました。この活発期はしばらく続くため、2026年も明るく力強いオーロラを目にする好機が続きます。世界屈指のオーロラ観賞地であるアラスカ州フェアバンクスは、比較的天候が安定しており、専用施設やロッジ、ツアーが充実しているのが魅力。夜空いっぱいに広がる神秘的な光のショーに出会えるチャンスが高まる貴重な時期に、一生の思い出となるオーロラ観賞の旅へ出かけましょう。

メキシコ・シティ(メキシコ)

アステカ帝国の都テノチティトランがあった場所に築かれた都市で、かつては湖に浮かぶ水上都市として栄えました。16世紀にスペイン人によって湖が埋め立てられ、コロニアル調の街並みへと変貌。現在も地下には神殿や遺構が残り、大航海時代の光と影を肌で感じられます。2026年にはメキシコ・シティでFIFAワールドカップの開幕戦が予定されており、世界中から注目が集まる特別な年。盛り上がりを見せる今こそ、時空を超えた歴史体験とともに、新たなメキシコ・シティの魅力を発見する絶好のタイミングです。

パース(オーストラリア)

「世界一幸せな動物」クオッカがすむロットネスト島が近郊にあることで人気のパース。2025年12月1日〜2026年4月19日には東京からのANA直行便がデイリー運航となり、ベストシーズンがさらに満喫しやすくなります。奇岩群ピナクルズやアシカと泳げるジュリアンベイ、ピンクレイクとして知られるハットラグーン、絶景の宝庫カルバリ国立公園など見どころ満載。オーストラリアワインの名産地スワンバレーも近く、シーフードも豊富で美食でも評判です。自然と美食を満喫できるパースは2026年の注目デスティネーションです。

バンコク(タイ)

今、世界中のフーディーが注目するバンコクのグルメシーン。2017年にミシュランガイドタイ版がスタートし、2025年の「アジアのベストレストラン50」では1位にバンコクの「ガガン」が選出されました。1食約225円のカオマンガイから予算4万5000円超えのコース料理まで、幅広い価格帯で極上のタイ料理が楽しめます。屋台に代表されるストリートフードは健在で、一方で予約困難な高級レストランも続々登場。2026年は最新のバンコクを食べ歩いて、タイ料理の奥深さを体感する絶好のチャンスです。

チェジュ島(韓国)

美しいビーチと韓国らしいグルメやカルチャー両方が楽しめるチェジュ島。日本から直行便で2〜3時間と気軽にアクセスでき、短い休みでも訪れやすいのが魅力です。特に注目は島の北西部にあるビーチタウン・翰林。透明度の高い挟才海水浴場周辺には感度の高い店が続々オープンし、韓国内の若い世代も多く訪れています。見どころがコンパクトにまとまり、徒歩や自転車で気ままに巡れるのも旅行者にはうれしいポイント。都市の喧騒を離れ、海風を感じながら島の日常に溶け込む旅は、ひと味違った韓国体験ができます。

プレレナン(インドネシア)

チャングー北西に位置するプレレナンは英国誌『Time Out』の「世界で最もクールな町」ランキングで第3位に選ばれ、一気に脚光を浴びました。素朴な南国の風情と無国籍なムードが絶妙に共存し、ビーチからはインド洋に沈む感動的な夕景が楽しめます。人気レストランやカフェが集まるバリ島随一のグルメ最前線で、ヴィーガン向けのダイニングも充実しています。ここ数年でバリ島を代表するリゾートへと進化したチャングーの中でも、最も勢いのあるエリアとして感度の高い旅行者たちを魅了し続けています。

デリー(インド)

2026年1月からJALの成田便が新規就航するインドの玄関口デリー。おすすめは混沌とした旧市街オールドデリー。ムガル帝国時代の面影を残し、世界遺産のラールキラーから延びるチャンドニーチョウクは数年前に整備され歩きやすくなりました。真の魅力は細く薄暗い路地にあり、ムガル帝国の宮廷料理人が開いた名店カリームホテルで最高の北インド料理に舌鼓を打つもよし、地元の食堂で一晩煮込まれたニハリを熱々のローティと一緒に味わうのもおすすめ。昔と変わらないカオスなインドがすぐ足元に広がっています。

サディヤット島(UAE)

ここ数年多くの文化施設や美術館が続々オープンし、世界から注目されているアブダビのサディヤット島。ルーヴル・アブダビをはじめ、2025年にチームラボ・フェノメナ・アブダビ、アブダビ自然史博物館、ザイード国立博物館が相次いで開館しました。さらに2026年には世界で4館目のグッゲンハイム美術館の開館が予定されています。施設が一堂に会する「サディヤット文化地区」は趣向を凝らした建築も圧巻。2026年はアブダビで、アートに浸る特別な旅を満喫しましょう。

アガファイ砂漠(モロッコ)

マラケシュの南西約30km、車で1時間弱でアクセスできるアガファイ砂漠は、ラクダ乗りやクアッド(砂丘バギー)といった人気アトラクションを日帰りで体験できます。真骨頂は約25年前に馬に乗った男が小さなオアシスを発見し、2003年に作った「LA PAUSE」というリゾートにあります。サハラは遠すぎると感じる方にも気軽に砂漠体験ができ、都市生活から隔絶された大人のための砂漠リゾートでの宿泊がおすすめ。本当のアガファイを体験したいなら、ぜひ1泊してその魅力を堪能してください。

首里城(沖縄)

2019年10月31日、沖縄を象徴する首里城の正殿が焼け落ち、多くの沖縄県民が涙しました。あの日から約7年、長い歳月をかけた復元工事が進められ、2026年秋ついに再建が完了する予定です。焼損後、首里城では「見せる復興」をテーマに掲げ、復興作業を一般に公開してきました。琉球王国の歴史と文化の象徴である首里城が、新たな姿で蘇る歴史的瞬間を目撃できる貴重な機会。歴史と文化を未来へつなぐ新しい首里城を、その完成とともに訪れ、沖縄の魂に触れる旅をしませんか。

フーコック島(ベトナム)

ベトナム最大の島として知られるフーコック島は、タイランド湾に浮かぶ南国の楽園。透明度の高いエメラルドグリーンの海と白砂のビーチが広がり、サンゴ礁の美しさでダイバーにも人気のスポットです。島の北部には緑豊かな国立公園が広がり、トレッキングも楽しめます。近年は高級リゾートホテルの建設が進み、ナイトマーケットでは新鮮なシーフードやローカルフードを堪能できます。まだ開発が進みすぎていない今だからこそ味わえる、素朴で美しいベトナムのビーチリゾートを2026年に訪れてみませんか。

サマルカンド(ウズベキスタン)

シルクロードの要衝として栄えた古都サマルカンドは、青の都として知られる美しい歴史都市。15世紀にティムール帝国の首都として繁栄し、レギスタン広場を中心に壮麗なイスラム建築が立ち並びます。鮮やかな青色のタイルで装飾されたモスクや神学校は、見る者を圧倒する美しさ。世界遺産にも登録されているこの街は、東西文化が交差した歴史の証人として今も輝きを放ちます。2026年は中央アジアの歴史とイスラム芸術の粋を堪能できるサマルカンドで、悠久の時を感じる旅に出かけましょう。

台南(台湾)

2025年、複数の航空会社が成田-高雄便を就航し、台南への旅がぐっと便利に。高雄国際空港から台南市内へは鉄道や直通バスで1時間10分〜1時間30分ほどです。台湾の京都とも呼ばれる古都台南は、日本統治時代の建物をカフェなどにリノベーションしたレトロな街並みが魅力です。最も話題を集めているのが人気タウン正興街に立つ「西市場」。100年以上の歴史をもつ市場が2025年8月に改修を経てオープンし、100以上の店舗と屋台が並びます。すぐ近くにはローカルグルメの宝庫・國華街があり、台南ならではのショッピングと食べ歩きが存分に楽しめます。

パラオ

日本から南に約3000km。大小586の島々からなるパラオは、世界中のダイバーを魅了するフォトジェニックな海や深い緑に覆われた島々に手つかずの自然が残り、動植物の楽園です。新日国でもあり、今もパラオ語になった日本語があるほど文化的な関わりが深い国です。2025年10月29日からユナイテッド航空が日本・成田-パラオ・コロール間の直行便を運航開始し、約5時間で壮大な大自然に包まれる体験が可能になりました。日本人旅行者にこそ訪れてほしい、魅力あふれるパラオが2026年のおすすめです。

ビッグスカイ(アメリカ)

モンタナ州南西部に位置するビッグスカイは、その名の通り広大な空と雄大な山々に囲まれたマウンテンリゾート。冬は北米最大級のスキーエリアとして、5800エーカーもの広大なゲレンデでパウダースノーを満喫できます。夏は緑豊かな渓谷でのハイキングや釣り、乗馬などアウトドアアクティビティの宝庫。イエローストーン国立公園の北口まで車で約1時間という立地も魅力で、大自然の中でアメリカらしい壮大なスケールの休暇を楽しめます。2026年は手つかずの大自然が残るビッグスカイで、四季折々の絶景とアドベンチャーを体験しましょう。

サルデーニャ島(イタリア)

地中海に浮かぶイタリア第2の島サルデーニャは、エメラルドグリーンの海と白砂のビーチが織りなす絶景リゾート。特に北東部のコスタ・ズメラルダは世界のセレブリティが集う高級リゾート地として知られ、透明度の高い海と洗練されたリゾートホテルが魅力です。内陸部には古代遺跡ヌラーゲが点在し、独自の歴史文化も体験できます。イタリア本土とは異なる独特の文化と方言を持つサルデーニャでは、羊のチーズや海の幸を使った地中海料理も絶品。2026年はイタリアの隠れた楽園で、のんびりとした島時間を過ごしませんか。

サヴォア(フランス)

フランス東部、アルプス山脈に位置するサヴォア地方は、冬季スポーツとアルプスの大自然が魅力のエリア。シャモニーやヴァル・ディゼールなど世界的に有名なスキーリゾートが集まり、冬は極上のウィンタースポーツを楽しめます。夏は緑豊かなアルプスの山々でのハイキングや、美しい湖でのアクティビティが人気。またサヴォア地方は美食の宝庫としても知られ、ラクレットやフォンデュ、ボーフォールチーズなど濃厚なチーズ料理が名物です。2026年は山岳リゾートの雰囲気と本場のサヴォワ料理を堪能する、アルプスの休日を満喫しましょう。

フォート・ウォルトン・ビーチ(アメリカ)

フロリダ州北西部のパンハンドル地域に位置するフォート・ウォルトン・ビーチは、エメラルドコーストと呼ばれる美しい海岸線が自慢のビーチリゾート。真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海のコントラストが息をのむ美しさで、家族連れにも人気のスポットです。マイアミやキーウェストに比べて静かで落ち着いた雰囲気が魅力で、釣りやダイビング、ドルフィンクルーズなどマリンアクティビティも充実。近くには空軍博物館もあり、歴史好きにもおすすめ。2026年はメキシコ湾の隠れた楽園で、のんびりとしたビーチバケーションを楽しみましょう。

サン ミゲル・デ・アジェンデ(メキシコ)

メキシコ中央高原に位置する美しいコロニアル都市サン・ミゲル・デ・アジェンデは、カラフルな建物が立ち並ぶ世界遺産の町。18世紀のバロック様式の教会や石畳の路地が織りなす景観は、まるで時が止まったかのよう。近年はアーティストや作家が集まる芸術の町としても注目され、ギャラリーやおしゃれなカフェ、レストランが点在します。アメリカの旅行誌で何度も世界最高の都市に選ばれており、メキシコの伝統文化と現代アートが融合した独特の雰囲気が魅力。2026年は美しきコロニアルタウンで、芸術と歴史に触れる旅を満喫しましょう。

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