エネルギッシュな街並みと歴史が共存するベトナム・ホーチミンは、旅行者にとって魅力が尽きない都市です。フレンチコロニアル建築を感じる定番スポットから、地元の人しか…

セブ島で絶対にあなたがやるべきこと10選!定番から穴場まで100%楽しむ方法
青い海と白い砂浜が織りなす楽園、セブ島。日本から約3時間半で到着するこの南国パラダイスは、美しいビーチリゾートとしてだけでなく、豊かな歴史と文化、そしてスリリングなアクティビティが待つ魅力溢れる島です。定番のアイランドホッピングから、地元の人しか知らない隠れた絶景スポット、本格的なフィリピン料理まで、セブ島には一度の旅行では体験しきれないほどの魅力が詰まっています。そこで今回、そんなセブ島を楽しむ10のアイデアをご紹介します。
2025年09月17日更新
セブ島は魅力がいっぱい!
セブ島の魅力は海だけではありません。フィリピンの歴史が息づく古都として、マゼラン十字架やサント・ニーニョ教会といった歴史的なスポットが点在し、スペイン統治時代の文化が色濃く残っています。また、セブ市内では現代的なショッピングモールや高級リゾートと、伝統的な市場や地元の食堂が共存する独特の雰囲気を楽しめます。美しい自然と豊かな文化、そして温かいフィリピンの人々のホスピタリティが織りなすセブ島は、まさに東南アジアの宝石と呼ぶにふさわしい場所です。日帰りで楽しめるアクティビティから、数日かけて巡りたい離島まで、あなたの旅行スタイルに合わせて無限の楽しみ方が可能です。セブ島であなたがやるべきこと10選
ジンベイザメと一緒に泳ぐ

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セブ島南部のオスロブで体験できるジンベイザメとの遊泳は、まさに一生に一度の体験です。世界最大の魚類であるジンベイザメが、まるでゆったりと舞踊するかのように目の前を泳ぐ姿は圧巻そのもの。体長10メートルを超える巨体でありながら、プランクトンを主食とする穏やかな性格のジンベイザメは、人間と一緒に泳いでも全く危険がありません。透明度抜群の海で、間近に見るジンベイザメの美しい斑点模様や、大きな口を開けて餌を食べる様子は、まるで海の中で巨大な生き物と対話しているような神秘的な体験。シュノーケリングでも十分楽しめますが、ダイビングライセンスがあればより深く、より長時間この素晴らしい体験を満喫できます。カワサン滝でキャニオニングする

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セブ島屈指の秘境、カワサン滝でのキャニオニングは冒険心をくすぐる最高のアクティビティです。エメラルドグリーンに輝く美しい滝壺に向かって、勇気を振り絞って飛び込む瞬間のスリルは格別。3段に分かれた滝を順番に攻略していく過程では、天然のウォータースライダーを滑り降りたり、岩場をロープで降りたりと、まるでアドベンチャー映画の主人公になったような体験ができます。熱帯雨林に囲まれた神秘的な環境で、マイナスイオンをたっぷりと浴びながら楽しむキャニオニングは、日頃のストレスを一気に吹き飛ばしてくれます。初心者でも安全に楽しめるよう、経験豊富なガイドが同行してくれるので、泳ぎに自信がない人でも安心してチャレンジできます。モアルボアルでイワシの大群に出逢う

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セブ島西海岸に位置するモアルボアルは、何百万匹ものイワシが作り出す巨大な群れ「サーディンボール」で世界的に有名なダイビング・スポットです。まるで銀色の竜巻のように回転しながら泳ぐイワシの大群の中に身を置くと、自分が海の一部になったような不思議な感覚を味わえます。サーディンボールは常に形を変え、時には円形に、時には壁のように立ち上がり、その美しさは言葉では表現しきれません。また、モアルボアルではウミガメとの遭遇率も非常に高く、運が良ければイワシの群れとウミガメを同時に観察することも可能です。ビーチからわずか数メートルの浅瀬でもこの絶景を楽しめるため、シュノーケリングだけでも十分に満足できる体験が待っています。ボホール島でメガネザルを観る

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セブ島からフェリーで約2時間のボホール島では、世界最小の霊長類として知られるターシャ(メガネザル)に出逢うことができます。手のひらに収まるほど小さな体に、顔の半分を占めるほど大きな目をした愛らしいターシャは、夜行性のため昼間は木の枝で静かに休んでいます。その愛くるしい姿は、見る人の心を瞬時に癒してくれる魅力があります。ターシャ保護区では、絶滅危惧種でもあるこの貴重な動物を間近で観察できる貴重な機会が提供されています。ストレスに弱いターシャのため、フラッシュ撮影や大きな音は禁止されていますが、静かに観察することでターシャの自然な行動を見ることができます。保護活動にも貢献できるエコツーリズムの素晴らしい例でもあります。チョコレートヒルズの絶景を観る

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ボホール島のもう一つの代表的観光スポット、チョコレートヒルズは、まさに自然が作り出した奇跡の風景です。1200以上の円錐形の丘が規則正しく並ぶ光景は、他では絶対に見ることのできない独特の美しさを持っています。乾季になると丘全体が茶色に変わることから「チョコレート」の名前が付けられましたが、雨季には美しい緑に覆われ、まったく異なる表情を見せてくれます。展望台からの眺望は360度のパノラマビューとなっており、地平線まで続く不思議な丘の風景は、まるで別の惑星に来たような感覚を与えてくれます。特に夕暮れ時の風景は格別で、夕日に照らされた丘々が黄金色に輝く様子は、一生忘れられない美しい記憶となるでしょう。フィリピンの自然遺産として保護されているこの絶景を、ぜひ目に焼き付けてください。セブ島のパワースポット「シマラ教会」へ行く

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セブ島南部のシブランガンにあるシマラ教会は、「奇跡の教会」として地元の人々から深い信仰を集める神聖なパワースポットです。2012年に建設されたこの比較的新しい教会は、ヨーロッパの大聖堂を思わせる荘厳な建築様式で、その美しさは訪れる人々を圧倒します。特に有名なのは、多くの人々の願いを叶えてくれるという「奇跡のマリア様」の存在で、世界各国から巡礼者が訪れています。教会内部は色とりどりのステンドグラスで装飾され、静寂に包まれた空間では心が自然と浄化されるような感覚を覚えます。週末には多くの信者で賑わいますが、平日の静かな時間帯に訪れることで、より深い精神的な体験を得ることができるでしょう。宗教的な背景を持たない人でも、その荘厳な雰囲気と美しい建築に感動すること間違いありません。コロン・ストリートでショッピングする

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フィリピン最古の街として知られるコロン・ストリートは、セブ島でのショッピング体験に欠かせない場所です。スペイン統治時代から続くこの歴史ある通りでは、現代的なショッピングモールと伝統的な市場が混在する独特の雰囲気を楽しむことができます。地元の人々が日常的に利用する市場では、新鮮なトロピカルフルーツや手工芸品、伝統的なフィリピン料理の食材などを手頃な価格で購入できます。また、近くにあるアヤラセンターやSMシティセブといった大型ショッピングモールでは、国際ブランドから地元ブランドまで幅広い商品が揃っています。特にフィリピン産のマンゴーやドライフルーツ、手作りのアクセサリーなどは、お土産として大変人気があります。夕方以降は地元の屋台も活気づき、本格的なストリートフードを楽しみながらのショッピングも魅力的です。アイランドホッピングを楽しむ

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セブ島周辺の美しい離島を巡るアイランドホッピングは、セブ旅行の定番中の定番アクティビティです。透明度抜群の海に囲まれたナルスアン島、天国に最も近い島と呼ばれるパンダノン島、バーベキューランチが楽しめるヒルトゥガン島など、それぞれ異なる魅力を持つ島々を一日で効率良く巡ることができます。シュノーケリングでは色とりどりの熱帯魚やサンゴ礁を観察でき、まるで天然の水族館の中を泳いでいるような感覚を味わえます。ボートの上でのランチタイムも格別で、新鮮なシーフードを海風に吹かれながら食べる体験は忘れられません。各島での滞在時間は限られていますが、効率よく複数の美しいスポットを巡れるため、短期間のセブ滞在でも海の魅力を十分に満喫できる人気のアクティビティです。セブ名物レチョンを食べる

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フィリピン料理の王様とも呼ばれるレチョン(豚の丸焼き)は、セブ島を訪れたら絶対に味わいたいグルメです。特にセブ島のレチョンは、皮がパリパリでジューシーな肉質、そして独特のハーブやスパイスの香りが効いていることで、フィリピン全土でも最高品質として認められています。CNT(Cebu’s Original Lechon)やRico’s Lechonといった有名店では、伝統的な調理法で丁寧に焼き上げられたレチョンを味わうことができます。外はカリカリ、中はジューシーな食感のコントラストと、レモングラスやタマリンドの葉で香り付けされた深い味わいは、一度食べたら忘れられない美味しさです。また、レチョンと一緒に提供される甘酸っぱいソースや、地元のビールとの相性も抜群。地元の人々にとって特別な日の料理でもあるレチョンを通じて、フィリピンの食文化の豊かさを実感してください。バンタヤン島で静かなビーチタイムを楽しむ

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セブ島北部からフェリーでアクセスできるバンタヤン島は、まだ観光開発があまり進んでいない秘境の離島です。真っ白な砂浜と透き通った海、そして観光客の少ない静寂な環境は、都会の喧騒を忘れさせてくれる究極の癒しスポットです。島の西側にあるサンタフェビーチは特に美しく、夕日の名所としても知られています。地平線に沈む太陽が海を黄金色に染める光景は、まさに絵画のような美しさ。島内では地元の人々の素朴で温かいもてなしを受けることができ、リゾートホテルでは味わえない本物のフィリピンのおもてなし文化に触れることができます。シュノーケリングやカヤック、ビーチでの読書や昼寝など、時間を忘れてゆったりと過ごせるバンタヤン島は、忙しい日常から解放される最高の隠れ家です。