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フィリピンの空港を徹底解説！定番のマニラ・セブ島の空港やアクセス方法・行き方なども紹介
フィリピンへの旅行を計画しているなら、主要な空港とそのアクセス方法を知っておくことが重要です。この記事では、フィリピンの主要空港であるマニラのニノイ・アキノ国際空港やセブ島のマクタン・セブ国際空港について詳しく解説します。空港の特徴、アクセス手段、周辺情報などを網羅し、旅行者にとって便利な情報を提供します。フィリピンでの快適な移動を実現するために、空港情報をしっかりとチェックして、スムーズな旅をお楽しみください。
2024年09月10日更新
フィリピンには90以上の空港がある！
フィリピンには合計90の空港があり、その中で12の国際空港、32の主要空港、そして残りがコミュニティ空港に分類されています。国際空港には、マニラのニノイ・アキノ国際空港、セブ島のマクタン・セブ国際空港、クラーク国際空港などが含まれており、これらは国際便の発着が可能です。主要空港はさらにクラス1とクラス2に分けられ、クラス1は100席以上のジェット機が就航可能な13の空港、クラス2は19席以上のプロペラ機に対応する19の空港で構成されています。これらの空港は、フィリピン民間航空局（CAAP）によって管理され、3年ごとに分類が見直されています。フィリピンで定番の空港2つ
マニラにある空港「ニノイ・アキノ国際空港」
ニノイ・アキノ国際空港は、フィリピンの首都マニラにある主要な国際空港です。かつては「マニラ国際空港」と呼ばれていましたが、1987年に政治家ベニグノ・アキノ・ジュニアを記念して現在の名称に変更されました。空港は4つのターミナルで構成されており、2023年4月から航空会社の再配置が行われています。日本航空はターミナル1、全日空はターミナル3を利用しています。空港から市内へのアクセスには、タクシーやGrabなどの配車サービスが利用可能です。なお、空港使用料や旅行税など、出国時に必要な支払いがあるため注意が必要です。ニノイ・アキノ国際空港のターミナルは4つ
ニノイ・アキノ国際空港には4つのターミナルがあり、それぞれが離れて配置されています。ターミナル1は主に国際線専用で、日本航空や大韓航空などが利用しています。ターミナル2は2023年6月16日以降、フィリピン航空の国内線専用となりました。ターミナル3は最も新しく、全日空やセブパシフィック航空が発着します。ターミナル4は主に国内線の小型機が利用しています。ターミナル間の移動には無料シャトルバスやタクシーを利用する必要があり、乗り継ぎの際は十分な時間的余裕が必要です。市内までの交通手段
マニラのニノイ・アキノ国際空港から市内へのアクセスには、主にタクシー、配車サービス、電車が利用されています。タクシーは一般的な移動手段で、クーポンタクシー(定額制)とメーター制タクシーがあります。配車サービスのGrabも人気がありますが、タクシー同様に渋滞に巻き込まれる可能性があります。より経済的な選択肢として、空港からニコルス駅まで歩き、そこからフィリピン国鉄を利用する方法もあります。この方法は渋滞を避けられますが、徒歩での移動が必要となります。また、MRTやLRTなどの公共交通機関を利用することも可能ですが、最寄り駅までタクシーやバスでの移動が必要です。選択する交通手段は、予算、時間、荷物の量などを考慮して決めるのが良いでしょう。セブ島観光の玄関口「マクタン・セブ国際空港」
マクタン・セブ国際空港は、セブ島観光の主要な玄関口として機能しています。この空港はマクタン島に位置し、セブ島とは2本の橋で結ばれています。2018年7月に大規模な拡張工事が完了し、現在は第1ターミナル（国内線）と第2ターミナル（国際線）の2つに分かれています。日本からは成田空港や関西国際空港から直行便が運航されており、所要時間は約5時間半と比較的短いため、アクセスが容易です。空港から市内やマクタン島のリゾートホテルへは、タクシーやバス、ジプニーなどで移動可能ですが、特に「マイバス（My Bus）」と呼ばれる新しいバスサービスが観光客に便利だと評価されています。マクタン・セブ国際空港のターミナルは1つ
マクタン・セブ国際空港は現在、2つのターミナルで構成されています。2018年7月1日に新ターミナルがオープンし、第1ターミナルと第2ターミナルに分かれました。第1ターミナルは主に国内線の発着に使用され、第2ターミナルは国際線の発着に利用されています。日本からの直行便や、マニラ以外の第三国を経由するフライトは第2ターミナルに到着します。新ターミナルは明るく清潔で、案内板や表示が増え、初めて訪れる観光客にも分かりやすくなっています。この拡張により、空港はアジアのハブ空港として24時間営業を開始し、セブ島への玄関口としての機能が大幅に向上しました。市内までの交通手段
マニラのニノイ・アキノ国際空港から市内への主な交通手段には、タクシー、配車サービス、電車があります。タクシーには定額制のクーポンタクシーとメーター制タクシーがあり、便利ですが渋滞に巻き込まれる可能性があります。配車サービスのGrabも人気がありますが、同様に渋滞のリスクがあります。より経済的な選択肢として、空港からニコルス駅まで徒歩で移動し、フィリピン国鉄を利用する方法もあります。また、MRTやLRTなどの公共交通機関を利用することも可能ですが、最寄り駅までタクシーやバスでの移動が必要です。交通手段の選択は、予算、時間、荷物の量などを考慮して決めるのが良いでしょう。フィリピンのその他の主要空港5つ
ダバオ国際空港
ダバオ国際空港（フランシスコ・バンゴイ国際空港としても知られる）は、フィリピン南部のミンダナオ島ダバオ市に位置する重要な空港です。この空港は国内線8路線と国際線3路線に対応しており、フィリピン国内外の11都市と接続しています。空港施設には、タクシー乗り場やホテルのシャトルバスサービスがあり、到着客の移動をサポートしています。また、空港では入口でのパスポートと搭乗券のチェック、荷物検査が行われ、国内線の受付は出発時刻の2時間前から開始されます。なお、新型コロナウイルス対策として、以前は全ての到着客に対してRT-PCR検査結果の提示が求められていましたが、現在の要件については最新の情報を確認する必要があります。クラーク国際空港
クラーク国際空港は、フィリピンのルソン島中部に位置する重要な航空拠点です。かつては米軍基地だった場所を活用し、急速に発展している旅行ハブとして知られています。空港はアンヘレス市のSM周辺からタクシーで15-20分ほどの距離にあり、マニラ首都圏の北方約80kmに位置しています。国内線6路線、国際線9路線が就航しており、フィリピン国内外の15都市と接続しています。空港内には多様な飲食店や免税店があり、旅行者のニーズに応えています。また、周辺地域には歴史的建造物や自然公園など、観光スポットも充実しており、フィリピンの文化や伝統を体験できる魅力的な場所となっています。カガヤン・デ・オロ空港
カガヤン・デ・オロ空港、正式名称をラギンディガン国際空港といい、フィリピンのミンダナオ島北部に位置する重要な空港です。この空港はフィリピン航空、Cebgo、セブパシフィック航空などの主要航空会社のハブ空港として機能しています。国内線および国際線の両方に対応しており、大阪や福岡などの日本の都市とも接続しています。空港の施設には、到着・出発ロビー、チェックインカウンター、セキュリティチェックポイントなどが整備されており、旅行者のニーズに応えています。また、空港のウェブサイトでは、リアルタイムのフライト情報、運航状況、時刻表を確認することができ、旅行者の利便性を高めています。バコロド・シティ空港
バコロド・シライ国際空港は、フィリピンのネグロス島西部にあるバコロド市の主要空港です。この空港はフィリピン国内3都市と接続しており、主にマニラ、セブ、ダバオへの国内線が運航されています。空港から市内中心部へのアクセスは主にタクシーが利用され、乗車時にメーターが動いているか確認することが重要です。空港施設には出発・到着ロビー、チェックインカウンター、セキュリティチェックポイントなどが整備されており、旅行者のニーズに対応しています。バコロド・シライ国際空港は、ネグロス島西部地域の重要な交通拠点として機能しており、観光や商業の発展に貢献しています。イロイロ国際空港
イロイロ国際空港は、フィリピンのパナイ島イロイロ州に位置する重要な航空拠点です。2007年に開港したこの空港は、イロイロ市内から北方約20kmの場所にあり、タクシーで渋滞がない場合約30分強で到着できます。国内線7路線が就航しており、フィリピン国内の7都市と接続しています。日本からの直行便は現在運行されていないため、通常はニノイ・アキノ国際空港（マニラ空港）などを経由して渡航する必要があります。空港からイロイロ市内へのアクセスはタクシーが主な手段で、料金はメーターで約300ペソ（約780円）前後となっています。フィリピンの空港の注意点
ターミナルフィーを払う
フィリピンの空港を利用する際の重要な注意点として、ターミナルフィー（空港使用料）の支払いがあります。2019年9月1日以降に購入した航空券には、このターミナルフィーが含まれるようになりました。現在、マクタンセブ空港では935ペソ（約2,431円）が航空券に含まれています。ただし、支払い証明のレシートを航空券の裏に貼る必要があるため、空港内の専用カウンターでこの手続きを行う必要があります。このレシートがないと出国審査で拒否される可能性があるので、忘れずに手続きを済ませましょう。なお、マニラのニノイ・アキノ国際空港でも同様の手続きが必要となる場合があるため、事前に確認することをお勧めします。ポーターやタクシーのぼったくりに注意
フィリピンの空港では、ポーターやタクシーによるぼったくりに注意が必要です。特に空港から市内へ向かう際のタクシー利用時には警戒が必要です。メーターを使用しないタクシーや、高額な料金を要求する運転手がいる場合があります。安全に利用するためには、必ずメーターを使用するタクシーを選び、乗車前に料金の確認をすることが重要です。また、タクシーに乗る際は、車体に書かれたタクシー番号やナンバープレートを撮影しておくことで、トラブル回避に役立ちます。空港タクシー（黄色）は初乗り料金が高いため、一般的な白タクシーの利用がおすすめです。さらに、小銭を用意しておくことで、お釣りがないと言われるトラブルを避けることができます。市内からの所要時間を事前に確認
フィリピンの空港、特にマニラのニノイ・アキノ国際空港へ向かう際は、市内からの所要時間を事前に十分確認することが重要です。マニラの交通渋滞は世界的に有名で、予想以上に時間がかかる場合があります。例えば、通常30分程度で到着できる距離でも、ラッシュ時には2時間以上かかることもあります。余裕を持って出発することが賢明で、特に国際線の場合は出発時刻の3時間前までに空港に到着することをお勧めします。また、交通アプリやホテルのコンシェルジュサービスを利用して、最新の交通情報を確認することも有効な方法です。フィリピンの空港を活用してフィリピン旅行を楽しもう！
フィリピンの主要空港であるマニラのニノイ・アキノ国際空港とセブ島のマクタン・セブ国際空港は、旅行者にとっての便利な玄関口です。各空港のアクセス方法や周辺情報を把握しておけば、快適な移動が可能になります。空港での手続きや移動手段を事前に確認し、スムーズな旅行を楽しんでください。フィリピンの魅力を存分に味わうために、しっかりと準備して、素晴らしい旅をお楽しみください。関連記事
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