瀬戸内海に面した広島県は、世界遺産の原爆ドームと嚴島神社という2つの世界遺産を有する観光地として知られています。広島市内には平和記念公園や縮景園といった歴史的な…

福山1泊2日のおすすめ観光モデルコー!定番人気から穴場まで紹介
福山への旅行を計画しているけれど、「限られた日数でどこを回ればいいの?」と悩んでいませんか。福山は広島県東部に位置し、新幹線の停車駅から徒歩わずか1分で名城・福山城にたどり着ける抜群のアクセスが魅力です。さらに、江戸時代の港湾施設がそのまま残る鞆の浦や、「ばらのまち」として知られるばら公園など見どころが満載。この記事では、福山1泊2日の観光モデルコースを日別のタイムテーブル付きでご紹介します。定番スポットから神勝寺などの穴場まで、効率よく巡るプランをまとめましたので、福山観光モデルコースの計画にぜひお役立てください。
2026年04月09日更新
福山1泊2日のおすすめ観光モデルコースを紹介
今回ご紹介する福山観光モデルコースは、1日目に福山駅周辺の定番スポット、2日目に鞆の浦エリアを巡る1泊2日のプランです。福山駅は新幹線で広島駅から約25分、岡山駅から約35分とアクセス抜群で、駅を拠点に効率よく観光を楽しめます。市内の移動は路線バスと徒歩が基本ですが、レンタカーがあれば神勝寺など郊外の穴場スポットにも足を延ばせます。混雑回避のコツとしては、2日目の鞆の浦散策は午前中の早い時間帯に訪れるのがおすすめです。狭い路地や港周辺は日中になると観光客で賑わうため、朝一番のバスで向かうとゆったり散策を楽しめます。それでは、福山観光モデルコースの詳細を見ていきましょう。福山観光1日目のモデルコース
福山観光モデルコース1日目は、福山駅周辺の定番スポットを徒歩で巡るプランです。福山城からスタートし、ばら公園、ご当地グルメランチ、広島県立歴史博物館と回り、夕方は駅周辺のカフェや商店街でのんびり過ごします。すべて駅から徒歩圏内なので、荷物をホテルに預けてから身軽に散策を楽しみましょう。福山観光1日目のモデルコースの流れ
| 時間 | 場所 | 滞在時間 |
|---|---|---|
| 10:00 | 福山城 | 約60〜90分 |
| 11:30 | ばら公園 | 約30〜40分 |
| 12:30 | 福山駅周辺でランチ | 約60分 |
| 14:00 | 広島県立歴史博物館 | 約60分 |
| 15:30 | 福山駅周辺散策・カフェ | 約90分 |
【10:00】福山城で日本一駅近の名城を見学
福山観光モデルコースの最初のスポットは福山城です。JR福山駅北口を出ると、目の前にそびえる天守閣が目に飛び込んできます。駅から徒歩わずか約1分という近さは、新幹線の駅から最も近い城として全国的に有名です。2022年の築城400年を機に天守がリニューアルされ、現在は博物館として内部を見学できます。特に注目したいのが天守北側の鉄板張り。敵の攻撃から守るために鉄板を貼り付けた構造は全国でも福山城だけで、歴史ファンならずとも一見の価値があります。入館料は大人500円、高校生以下は無料です。営業時間は9:00〜17:00(最終入館16:30)で、月曜休館(祝日の場合は翌日)となっています。所要時間は約60〜90分を見ておきましょう。【11:30】ばら公園で「ばらのまち福山」を体感
福山城から徒歩約15分、次に訪れるのはばら公園です。福山市は「100万本のばらのまち」として知られており、ばら公園にはなんと280種約5,500株ものばらが植えられています。色とりどりのばらが咲き誇る園内は、まさに花の楽園。入園無料で気軽に立ち寄れるのもうれしいポイントです。見頃は5月中旬〜6月上旬で、毎年5月には「福山ばら祭」が開催されます。2026年は5月16日(土)・17日(日)に第59回福山ばら祭2026の開催が予定されており、ローズパレードやステージイベント、マルシェなど華やかな催しが楽しめます。ばらの季節以外でも手入れの行き届いた美しい公園として市民に親しまれているので、散策にぴったりです。所要時間は約30〜40分です。【12:30】福山駅周辺でご当地グルメランチ
散策でお腹が空いたら、福山駅周辺でご当地グルメのランチを楽しみましょう。福山を訪れたらぜひ味わいたいのが郷土料理の「うずみ」です。うずみとは、ご飯の下にエビや鯛、野菜などの具材を隠し、上から出汁をかけて食べる約400年の歴史を持つ福山の伝統料理。質素倹約の時代に贅沢な具材を隠して食べたことが名前の由来とされています。駅周辺では「割烹 魚勝」などでうずみを提供しています。もうひとつのおすすめは福山ラーメン。鶏ガラと豚骨をベースにしたコク深いスープが特徴で、地元で長年愛されている味です。なお、鯛料理を楽しみたい方は翌日の鞆の浦でのランチがおすすめですので、1日目は福山ならではの味を堪能してください。【14:00】広島県立歴史博物館で草戸千軒の歴史に触れる
ランチの後は広島県立歴史博物館(ふくやま草戸千軒ミュージアム)へ向かいましょう。福山城公園の一角に位置するこの博物館の最大の見どころは、中世の港町「草戸千軒町」の実物大復元です。芦田川の中州から発掘された遺跡をもとに、鎌倉〜室町時代に栄えた町の暮らしをリアルに再現しています。当時の商家や職人の工房が立ち並ぶ空間を歩くと、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。福山や瀬戸内の歴史を深く学べる展示も充実しており、旅の知識が一層深まるスポットです。入館料は一般290円とリーズナブル。営業時間は9:00〜17:00で、月曜休館(祝日の場合は翌平日)です。所要時間は約60分を見ておくとよいでしょう。【15:30】福山駅周辺を散策してカフェタイム
1日目の最後は、福山駅南口エリアの散策とカフェタイムを楽しみましょう。駅の南側にはレトロな雰囲気の商店街が広がっており、地元の個性的なショップやおしゃれなカフェが点在しています。福山名物のお土産を探すのにもぴったりのエリアです。歩き疲れたら地元で人気のカフェに立ち寄って、ゆったりとした時間を過ごしてください。夕食には福山の居酒屋で瀬戸内海の新鮮な海鮮料理を堪能するのがおすすめです。瀬戸内の小魚の刺身や穴子料理など、地元ならではの味覚を楽しめます。翌日の鞆の浦散策に備えて、早めにホテルで休むのもよいでしょう。福山駅周辺にはビジネスホテルから温泉旅館まで多彩な宿泊施設がそろっています。福山観光2日目のモデルコース
福山観光モデルコース2日目は、歴史ある港町・鞆の浦をじっくり散策するプランです。福山駅からトモテツバスに乗って約30分で到着する鞆の浦は、江戸時代の港湾施設が今も残る全国でも貴重なスポット。対潮楼からの絶景や常夜灯の風情、仙酔島の大自然、そして名物の鯛めしランチまで、鞆の浦の魅力をたっぷり満喫しましょう。福山観光2日目のモデルコースの流れ
| 時間 | 場所 | 滞在時間 |
|---|---|---|
| 9:00 | 福山駅からバス出発 | 約30分 |
| 9:30 | 鞆の浦散策開始 | 約30分 |
| 10:00 | 福禅寺 対潮楼 | 約20〜30分 |
| 10:45 | 常夜灯・太田家住宅 | 約45分 |
| 11:30 | 仙酔島 | 約60〜90分 |
| 13:00 | 鯛めしランチ | 約60分 |
| 14:30 | 福山駅へ帰着 | – |
【9:30】鞆の浦の歴史ある町並みを歩く
福山駅前からトモテツバスに乗り約30分、運賃580円で鞆の浦に到着します。バス停を降りた瞬間から、潮の香りとノスタルジックな町並みに心が躍ります。鞆の浦は日本遺産に認定されているだけでなく、重要伝統的建造物群保存地区、さらにはユネスコ「世界の記憶」にも登録された、国内でも唯一無二の港町です。江戸時代の常夜灯、雁木、波止場、焚場、船番所という5つの港湾施設がすべてそろって現存しているのは日本でここだけ。また、宮崎駿監督が滞在し、映画「崖の上のポニョ」の構想を練った場所としても知られています。細い路地を歩きながら、時が止まったかのような美しい町並みを楽しんでください。【10:00】福禅寺対潮楼から瀬戸内海の絶景を望む
鞆の浦散策の中でも外せないのが福禅寺対潮楼です。江戸時代に朝鮮通信使の迎賓館として使われたこの建物で、使節団は目の前に広がる瀬戸内海の景色を「日東第一形勝」(日本で最も美しい景勝地)と称えました。座敷に座って眺める弁天島と仙酔島の風景は、まるで額縁に収められた一幅の絵画のよう。国の史跡にも指定されており、福山観光モデルコースで訪れるなら必見のスポットです。拝観料は200円とリーズナブルで、営業時間は平日9:00〜17:00、土日祝は8:00〜17:00です。朝の静かな時間帯に訪れると、波の音だけが聞こえる贅沢な空間を独り占めできます。所要時間は約20〜30分です。【10:45】常夜灯と太田家住宅で港町の歴史を感じる
対潮楼を後にしたら、鞆の浦のシンボル常夜灯(とうろどう)へ向かいましょう。江戸時代後期の安政6年(1859年)に建てられたこの石造りの灯台は、高さ約5.5メートルと港町の常夜灯としては日本最大級の大きさを誇ります。海に面した石段に腰を下ろして眺める港の風景は、鞆の浦ならではの趣です。常夜灯のすぐ近くにある太田家住宅もぜひ立ち寄りたいスポット。国の重要文化財に指定された豪商の屋敷で、かつては保命酒の醸造元として栄えました。入館料は中学生以上500円で、営業時間は10:00〜17:00(火曜休館)です。風格ある建築と趣のある中庭を見学しながら、鞆の浦の繁栄の歴史に思いを馳せてみてください。【11:30】渡船で仙酔島に渡りパワースポットを体験
鞆の浦の港から市営渡船「平成いろは丸」に乗って、仙酔島へ渡りましょう。坂本龍馬ゆかりの「いろは丸」を模した可愛らしい船で、わずか約5分の船旅です。渡船料金は往復240円(小学生120円)とお手頃で、朝7時〜21時台まで1時間に約3本運航しています。仙酔島は「仙人も酔ってしまうほど美しい島」が名前の由来とされ、日本で最初の国立公園に指定された瀬戸内海を代表する景勝地です。島に上陸したら、ぜひ五色岩を見に行きましょう。赤・青・黄・白・黒の5色の岩が連なる海岸線は自然が生み出した神秘的な光景です。ハイキングコースも整備されているので、歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。所要時間は約60〜90分です。【13:00】鞆の浦名物の鯛めしランチを堪能
仙酔島から戻ったら、お待ちかねの鯛めしランチです。鞆の浦は古くから鯛漁が盛んな地域で、新鮮な鯛を使った料理は福山観光の楽しみのひとつ。おすすめは港近くの「鯛亭」で、カツオと昆布のだしで炊いたご飯に香ばしい焼き鯛の身を混ぜ込んだ鯛めし(980円)が看板メニューです。もうひとつの人気店「千とせ」では、鯛茶漬けや鯛の塩焼き、天ぷらなど多彩な鯛料理を堪能できます。どちらの店も売り切れ次第終了となるため、早めの来店がおすすめです。鯛の旨みがたっぷり詰まった鞆の浦ならではの味覚で、福山観光モデルコース2日目のランチを締めくくりましょう。食後はバスで福山駅へ戻り、約30分で帰着できます。時間に余裕があれば行きたい福山の穴場スポット
福山観光モデルコースの定番スポットを巡ったあと、まだ時間に余裕があるならぜひ足を延ばしたい穴場スポットをご紹介します。レンタカーがあればより効率的に回れますが、バスでもアクセス可能です。神勝寺 禅と庭のミュージアムで非日常体験
福山駅から車で約25分の場所にある神勝寺 禅と庭のミュージアムは、アートと禅が融合した体験型ミュージアムです。最大の見どころは、現代美術家・名和晃平氏が設計したアートパビリオン「洸庭(こうてい)」。舟をモチーフにした木造建築の内部で、暗闇の中に浮かび上がる光のインスタレーションを体感する約15分間の瞑想体験は、ほかでは味わえない非日常のひとときです。広大な敷地には日本庭園や復元された千利休の茶室、白隠禅師の禅画コレクションもあり、見応えたっぷり。入山料は大人1,800円、高校・大学生1,000円、小中学生500円。営業時間は9:00〜17:00(最終受付16:30)です。所要時間は約2〜3時間で、じっくり過ごしたい方は半日確保するのもおすすめです。明王院・草戸稲荷神社で歴史と絶景を楽しむ
福山駅から車で約10分の場所にある明王院は、国宝に指定された本堂と五重塔を持つ由緒ある古刹です。本堂は1321年に建立された和様と唐様が融合した建築で、五重塔は1348年に建てられた全国でも5番目に古い五重塔として知られています。隣接する草戸稲荷神社は、朱色の社殿が山の斜面に沿ってそびえ立つ壮観な眺めが魅力。本殿からは福山市街を見渡す絶景が広がり、思わず写真に収めたくなるスポットです。初詣には毎年多くの参拝客が訪れる地元の人気神社でもあります。どちらも参拝無料で、福山観光モデルコースに組み込めば歴史の奥深さをさらに感じられるでしょう。福山観光モデルコースで知っておきたいアクセス・移動情報
福山観光モデルコースを快適に楽しむために、アクセスと移動手段の情報をまとめました。福山駅へは新幹線で広島駅から約25分、岡山駅から約35分と、山陽エリアの主要都市からスムーズにアクセスできます。福山駅から鞆の浦へはトモテツバスで約30分、運賃580円(鞆の浦バス停下車)です。バスは1時間に2〜3本運行しているので、時刻表を事前に確認しておくとスムーズです。福山駅周辺の観光スポットは徒歩圏内に集まっているため、1日目は歩きだけで十分回れます。郊外の神勝寺や明王院へ足を延ばす場合はレンタカーの利用が便利です。なお、鞆の浦周辺は道が狭く駐車場も限られるため、鞆の浦へはバスでの移動をおすすめします。
福山1泊2日のモデルコースで魅力を満喫しよう!
福山1泊2日の観光モデルコースをご紹介しました。1日目は福山城の鉄板張り天守やばら公園の美しいばら、草戸千軒ミュージアムの歴史体験を楽しみ、2日目は鞆の浦で対潮楼の絶景や常夜灯の風情、仙酔島の大自然、そして鯛めしランチを満喫するプランです。時間に余裕があれば、アートと禅が融合した神勝寺や国宝を有する明王院もぜひ訪れてみてください。福山観光のベストシーズンは、ばらが咲き誇る5月〜6月や、瀬戸内海の穏やかな気候が心地よい春〜秋です。特に5月のばら祭りの時期は、街全体がばらの香りに包まれる特別な体験ができます。歴史・自然・グルメ・アートと多彩な魅力が詰まった福山は、何度訪れても新しい発見がある街です。この福山観光モデルコースを参考に、思い出に残る旅を計画してみてはいかがでしょうか。






















