南伊豆は、美しい自然と豊かな歴史が融合する魅力的な観光地です。透き通るような海と緑豊かな山々が広がり、訪れる人々を癒してくれます。歴史的な雰囲気漂うペリーロード…
熱海おすすめ観光スポット10選!定番人気スポットや穴場の見どころを紹介
東京から新幹線で約40分という抜群のアクセスを誇る熱海は、日本有数の温泉リゾート地として多くの観光客を魅了し続けています。海一望の絶景スポットや歴史ある寺社、個性的な美術館など、見どころが豊富に点在しているのが特徴です1。また、500を超える源泉を有する温泉街では、老舗旅館やリゾートホテルが立ち並び、グルメやスイーツめぐり、お土産探しも楽しめます。四季折々の自然も魅力で、早咲きの梅や遅い紅葉など、季節ごとに異なる表情を見せてくれます3。そこで今回はそんな熱海のおすすめ観光スポットをご紹介します。
2024年11月11日更新
熱海には魅力的な観光スポットがたくさん!
熱海は、多彩な楽しみ方が魅力の温泉リゾートです。首都圏から約1時間とアクセスしやすく、日帰り旅行や短期滞在にも最適な場所です。豊富な温泉と美しい海岸線を背景に、四季折々の自然を楽しめる熱海は、観光地としての魅力が満載です。例えば、日本一早咲きの梅や遅い紅葉が楽しめる熱海梅園は、訪れる時期によって異なる風景が見られるため、何度訪れても新しい発見があります。また、熱海には歴史的な神社仏閣や近代的な美術館といった、多様な観光スポットも点在しています。さらに、熱海サンビーチや親水公園など、南国リゾートを彷彿とさせる景観でリゾート気分も満喫できます。熱海の海上花火大会は年間を通して開催され、三方を山に囲まれた地形が音響効果を高め、迫力ある体験が楽しめます。
グルメも充実しており、新鮮な海産物や地元の名物料理、人気のスイーツまで多彩な食の楽しみが揃っています。熱海観光で、豊かな自然、歴史、リゾート気分、美食を一度に堪能してみてはいかがでしょうか。
熱海のおすすめ人気観光スポット10選
朝日に輝く白浜と夜景が美しい「熱海サンビーチ」
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熱海サンビーチは、400メートルに広がる白砂の海岸線と澄んだ青い海が美しい、熱海の絶景スポットです。朝には水平線から昇る朝日が砂浜を黄金色に染め、幻想的な光景が広がります。また、夜には照明デザイナー・石井幹子氏によるライトアップが施され、ビーチ全体がロマンチックな雰囲気に包まれます。このライトアップは、日本初のビーチライトアップとしても注目されています。夏季には「熱海サンビーチウォーターパーク」として、約30種類の遊具が設置され、海水浴客で賑わいます。さらに「恋人の聖地」にも認定されており、カップルのデートスポットとしても人気が高い場所です。ヤシの木が並ぶ南国リゾート風の景観は、写真撮影にも最適で、熱海海上花火大会の会場としても知られています。花火が海面に映る美しい夜の景色も、訪れる人々を魅了しています。
金色夜叉の舞台、文学と恋が息づく「お宮の松」
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お宮の松は、熱海を象徴するスポットで、尾崎紅葉の名作『金色夜叉』の舞台として知られています。国道135号線沿いに位置し、小説の悲恋シーンを再現した「貫一・お宮の像」と共に、多くの観光客が訪れます。現在の松は1966年に植えられた2代目で、初代の切り株も隣に展示され、往年の面影を感じることができます。さらに、作家・小栗風葉の句「宮に似た うしろ姿や 春の月」が刻まれた「金色夜叉の碑」も建立され、文学的な趣を味わえるスポットです。毎年1月17日には「尾崎紅葉祭」が開催され、全国の文学ファンが訪れて賑わいます。また、お宮の松は熱海サンビーチに隣接しており、海岸の景色と文学の世界観を同時に楽しめる写真スポットとしても人気を集めています。
海を眺めながらゆったり散策できる「親水公園」
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熱海親水公園は、地中海のリゾート地をイメージして整備された海岸沿いの公園で、異国情緒あふれる雰囲気が特徴です。南欧コートダジュールをモチーフにした「スカイデッキ」や、北イタリアのサンレモ市をイメージした「レインボーデッキ」など、美しいデッキや散策路が続き、訪れる人々を異国のリゾートに誘います。公園の先端に位置する「ムーンテラス」は「恋人の聖地」にも認定され、愛を誓うモニュメントが設置されており、ロマンチックなデートスポットとして人気です。夜には砂浜やテラスがライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。また、隣接する熱海サンビーチと合わせて約1kmにわたる海岸線の散策が楽しめ、四季折々の花々も彩りを添えます。冬には「ヒマラヤ桜」が咲き、季節ごとに異なる美しい景色が楽しめる点も魅力です。
日本一早咲きの梅と四季の花々が彩る「熱海梅園」
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熱海梅園は、日本一早咲きの梅で知られる名所で、四季折々の自然が楽しめる広大な庭園です。4.4ヘクタールの敷地には60品種469本の梅が植えられ、例年11月下旬から12月上旬に第1号の梅が開花します。1月中旬から3月中旬にかけては「熱海梅園梅まつり」が開催され、早咲きから遅咲きまで次々と咲く梅の花が訪れる人を魅了します。また、6月には「ほたる観賞の夕べ」で約5000匹のゲンジボタルが舞う幻想的な光景が見られ、11月中旬から12月上旬の「熱海梅園もみじまつり」では、日本一遅い紅葉が楽しめます。園内には「梅見の滝」や「中山晋平記念館」もあり、自然と文化の両方が楽しめるスポットとして、熱海観光に訪れる多くの人々に親しまれています。
海抜160mから熱海湾を一望する純白の「熱海城」
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熱海城は、錦ヶ浦の山頂に位置し、1959年に建てられた5層9階建ての天守閣風建築で、熱海市街や相模湾を一望する観光施設です。海抜160mの高さからの360度パノラマビューは、晴れた日には伊豆大島まで見渡せる絶景が楽しめ、訪れる人を魅了します。城内には武家文化資料館や日本城郭資料館が併設され、歴史や文化に触れることができるスポットです。また、6階には多目的トイレを備えたバリアフリーの展望台が設置され、あらゆる年代の来訪者に対応しています。入場料で利用できる足湯やマッサージチェア、ゲームコーナーなども完備されており、家族連れにも人気があります。さらに、江戸時代の衣装を着て記念撮影ができる体験コーナーもあり、観光と文化体験の両方が楽しめる熱海の観光名所です。
3分間で絶景パノラマへ誘う「アタミロープウェイ」
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アタミロープウェイは、熱海港近くから八幡山山頂までわずか3分で結ぶ、日本一短いロープウェイとして知られています。全面ガラス張りのゴンドラからは、熱海市街や相模湾を見渡せる絶景が広がり、晴れた日には房総半島や伊豆大島まで一望できる「あいじょう岬展望台」も山頂にあります。山頂には、絶景が楽しめる「うみそらテラス」や恋人たちに人気の「愛錠」絵馬スポットがあり、観光の楽しみをさらに引き立てます。さらに、山頂駅からは熱海城や熱海秘宝館へのアクセスも良く、効率的に周辺観光を楽しめます。ロープウェイの運行時間は9:30~17:30で、料金は大人往復700円、小人往復400円と手軽に利用できるのも魅力です。
樹齢2000年の大楠がパワースポット「來宮神社」
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來宮神社は、熱海市に位置する古社で、樹齢2100年を超える大楠が有名なパワースポットです。この大楠は高さ約26メートル、幹周り約24メートルの壮大な巨樹で、日本で2番目に大きいとされる国指定天然記念物です。長寿と願望成就のご利益があるとされ、幹を1周すると寿命が1年延び、願い事が叶うという伝説が多くの参拝者を引き寄せています。境内には「茶寮・五色の杜」があり、地元の食材を使用した来福スウィーツを楽しむことができ、訪れる人にリラックスできるひとときを提供しています。夜にはLEDライトアップが施され、大楠が約160個の明かりで照らされて幻想的な雰囲気に包まれ、昼夜問わず楽しめる人気の観光スポットです。
東京から2時間で行ける南国リゾート「初島」
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初島は、熱海港から高速船で約30分、東京から約2時間で訪れることができる静岡県唯一の有人島です。周囲約4kmの小さな島ながら、南国リゾートの雰囲気が漂い、人気の観光スポットとして多くの人々に愛されています。PICA初島では、グランピングやアジアンリゾート風の宿泊施設、バリ風庭園など、リゾート気分を満喫できる施設が充実しています。また、初島アドベンチャーSARUTOBIでは木々の上を渡るアスレチック体験が楽しめ、アクティブな過ごし方が可能です。島内には新鮮な海鮮料理を提供する食堂街があり、漁師直営の店でその日獲れたばかりの魚を味わうことができます。
さらに、釣りやダイビング、シュノーケリングといったマリンアクティビティも充実しており、日帰りでも十分に楽しめますが、宿泊してゆったりとした「島時間」を過ごすのもおすすめです。東京から2時間でアクセスできる、手軽に南国リゾート気分を味わえる離島として、人気を集めています。
大正ロマンが薫る歴史的名建築「起雲閣」
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起雲閣は、1919年に実業家の別荘として建てられた、歴史的な建造物で、大正ロマンが漂う和洋折衷の豪華な建築が特徴です。熱海の三大別荘の一つとして知られ、1947年からは旅館として営業し、太宰治や谷崎潤一郎など、多くの文豪に愛された場所でもあります。敷地内には1000坪の池泉回遊式庭園が広がり、美しいステンドグラスを備えた洋館「玉姫」や、ローマ風浴室など見どころが豊富です。館内には文豪ゆかりの展示室や大正時代の「大正ガラス」が残る和室があり、文学や歴史ファンにも人気があります。2000年から熱海市の所有となり一般公開され、現在は大人610円で入館が可能です。喫茶室も併設され、訪れた人々がゆったりとしたひとときを楽しめるスポットです。
相模湾を望む美の殿堂「MOA美術館」
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MOA美術館は、熱海市の高台に位置し、相模湾の絶景を一望できる美術館です。約3,500点の東洋美術コレクションを所蔵し、その中には尾形光琳筆「紅白梅図屏風」をはじめとする国宝3点と重要文化財67点が含まれる、貴重な美術品が展示されています。広大な7万平方メートルの敷地内には、日本庭園や茶室も併設され、四季折々の花々が楽しめる庭園が広がります。春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、冬には梅と、年間を通じて美しい景色が訪れる人を魅了します。美術鑑賞を楽しんだ後は、カフェやレストランで相模湾の景色を眺めながらくつろぐことができ、訪問者にとって充実した時間が過ごせます。
2017年のリニューアルオープン以降、MOA美術館は美術鑑賞のみならず、庭園散策や食事も含めた総合的な文化体験を提供する場所として、ますます人気を集めています。
熱海観光のベストシーズンは?
熱海は、四季を通して楽しめる観光地ですが、特におすすめのシーズンは春と秋です。春は温暖な気候が心地よく、1月中旬から3月上旬には熱海梅園で梅まつりが開催され、早咲きの梅を楽しめます。また、4月には桜が見頃を迎え、市内各所で花見を楽しむことができ、自然の美しさに包まれた熱海を満喫できます。秋は9月下旬から11月にかけて紅葉シーズンとなり、11月中旬から12月上旬には熱海梅園で「もみじまつり」が開催されます。この時期は気候も穏やかで、観光やグルメをゆったりと楽しむのに最適です。夏と秋には、海水浴や花火大会などのイベントも多数開催され、活気ある熱海を体験できます。ただし、7月中旬から8月下旬の夏季は混雑が予想されるため、ゆったりと観光を楽しみたい方には春や秋がおすすめです。
熱海観光のモデルコース
時間 | スポット名 | 楽しむこと |
---|---|---|
9:00 | 熱海駅 | 駅前で朝の軽い散策と温泉まんじゅうなどのお土産をチェック |
10:00 | 来宮神社 | 参拝して樹齢2,000年の大楠を見学、縁結びや健康祈願も |
11:30 | 熱海サンビーチ | 砂浜の散策や海辺の景色を楽しむ |
12:30 | 熱海銀座商店街 | ランチやショッピングを楽しむ(地元のグルメや名物を堪能) |
14:00 | MOA美術館 | 日本美術や国宝の鑑賞、美しい眺望を堪能 |
16:00 | 熱海城 | 城からの絶景を楽しみ、甲冑体験などのアクティビティを満喫 |
18:00 | 日帰り温泉施設 | 旅の締めくくりとして温泉でリフレッシュ |
熱海観光は雨の日どうする?
熱海は、雨の日でも楽しめる屋内観光スポットが豊富で、天候に左右されずに観光を満喫できます。たとえば、MOA美術館では国宝や重要文化財を含む貴重な東洋美術を鑑賞でき、ゆったりとした時間を過ごせます。起雲閣は、大正時代の和洋折衷建築が魅力で、歴史を感じる美しい内装が見どころです。熱海城では、雨天でも展望台からの眺望や武家文化資料館での歴史学習が楽しめます。また、熱海トリックアート迷宮館では錯覚を利用した写真が撮れる楽しい展示があり、家族連れや友人同士にも人気のスポットです。伝統文化に触れたい方には、週末限定で芸妓の舞を鑑賞できる熱海芸妓見番歌舞練場もおすすめです。さらに、熱海駅前の商店街や温泉施設も雨の日にぴったりで、グルメやお土産探し、リラックスできる温泉が楽しめます。これらのスポットを組み合わせることで、雨天でも充実した熱海観光を楽しむことができます。